いろはにほへど

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厳選20作品!おすすめの超面白いライトノベル【2017年版】

はじめに

更新情報:2017.10.23作品追加

毎年驚くほど数多く出版されている『ライトノベル』いったいどの作品が面白いの?って悩んでいる方も多いとおもいます。今回は、読みやすくてとにかく面白いおすすめの超良作ラノベばかりを2016年・2017年に出版された新作を中心に厳選してご紹介していきたいと思います!是非参考にしてみて下さいね。

おすすめのライトノベル

  • 表記はタイトル、あらすじ、感想の順になっています。
  • 掲載順序はランキング形式ではありませんが、どの作品も超おすすめです。
  • 作品は随時追加していきます。


ジャンルはファンタジー・異世界・お仕事・青春・学園・恋愛ものと様々ですお気に入りの作品を見つけて下さいね。それでは思う存分お楽しみ下さい!

クズと天使の二周目生活

俺、雪枝桃也は三十歳の構成作家。先輩作家や知り合いから仕事をもらって食いつないでいる。同期はアイドルと結婚。かつての仕事仲間はそれぞれ栄達を果たすなか、一人まったく売れていない。誰が悪いんだ?頑張りすぎたあいつらか?頑張らなかった俺なのか?そんなあるとき、俺は工事現場の落下事故に巻き込まれ命を落とすが、それは天使のミスだった!?救済措置で過去に戻れる?それなんてチートですか?お笑い芸人、天津向がおくる勝ち組への再起を懸けた人生やり直しコメディ!! (ガガガ文庫より引用)


天使のミスで死んでしまった人生を挫折した放送作家が、10年前から人生をやり直し成功を目指すお話。はっきりいってこの主人公、折れまくったせいなのかクズすぎて勝ち組になる姿を見たくないと思える程、とはいえ過去改変に厳しい制限があったり、恋愛禁止だったりと制約の多い中、怠け者のクズ天使のサポートのもと、自分が犯してきた失敗を繰り返さない為にドタバタしながらも必死に足掻いている姿はどこか憎めません。作者は天津向さんということで、ちょいちょいお笑い芸人が登場しています。探しだしてみるのも楽しいと思いますよ!

リンドウにさよならを

想いを寄せていた少女、襟仁遙人の代わりに死んでしまったらしい神田幸久。二年後、自由かつ退屈な日々を過ごす地縛霊として目覚めた彼は、クラスでいじめに遭う穂積美咲にだけ存在を気づかれ、友達になることに。一緒に過ごす内に美咲の愛らしさを知った幸久は、イメチェンを勧め彼女を孤独から解放しようと試みる。少しずつ変わり始める美咲の境遇。それはやがて、幸久が学校に留まる真実に結びついていく―。(ファミ通文庫より引用)


女の子を助けるため屋上から一緒に落ちてしまった主人公。気がついたら学校にいて誰も気がつかない幽霊になっていた。ある日主人公のことが見えるヒロインに出会い…。いじめにあう少女と地縛霊の少年が紡ぐさらりと読めるおすすめの青春ストーリー。『好き』が、恋愛とは違った純粋な好意の方に近いのも、読んでいてとても心地よかったです。

物理的に孤立している俺の高校生活

この俺、波久礼業平には悲しいけどマジで友達がいない。周囲の人間の体力を奪う異能力のせいだ。クラスでも物理的に孤立してて、まさにスクールカースト範囲外!いや、理不尽すぎるだろこの立ち位置!そんな俺の前に現れたのが、高スペックなくせに毒舌のせいで友達ができない、通称「氷の姫」高鷲えんじゅ。こいつが友達を作る『同盟』をもちかけてきたんだけど、ぼっちが集まっても建設的な意見なんて出せないよね―とか言って諦められるか!残念系異能力者たちが全力で友達づくりだけに奮闘する青春未満ラブコメ、スタート!(ガガガ文庫より引用)


半径1m以内の人間の体力を吸い取ってしまう異能力を持つために高校で孤立している主人公が、似たような境遇の女の子と同盟を作ってわりと楽しげに過ごすお話。根強い人気のぼっち系と異能力ものが上手くミックスされています。『どこかで見たような話』感は否めませんが、個人的には好きなジャンルで面白かったです。毒舌ヒロインと主人公の掛け合いがとくに笑えますよ!

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

高度な科学力を有する帝国と、「魔女の国」と畏怖されるネビュリス皇庁。永く続く二国の戦場で、少年と少女は出会う。史上最年少で帝国の最高戦力となった剣士―イスカ。皇庁最強とうたわれる氷の魔女姫―アリスリーゼ。「わたしを捕えられれば、キミの夢も叶うかもしれないわ」「そっちこそ僕を倒せばいい。君の世界統一の前進になる」宿敵として殺し合う二人。しかし、少年は少女の美しさと高潔さに心奪われ、少女は少年の強さと生き方に惹かれていく。共に歩むことは許されず、互いを倒す以外に道はなくとも―。敵対する少年少女が世界を革新するヒロイックファンタジー!(ファンタジア文庫より引用)


戦いの最中出会った、最強の騎士イスカと氷禍の魔女姫アリス。2つの敵対している国の軍に所属している2人のボーイミーツガール作品です。お互い戦場では思いっきりぶつかりながらも日常として中立都市で出会うという流れがすごく良い。2人の恋愛感情への戸惑いが初々しくてニマニマしてしまいます。おすすめですよ。

読者と主人公と二人のこれから

この物語さえあれば、他に何もいらない。この小説『十四歳』と、その中に確かに息づく主人公、トキコがいれば―。だが、彼女は俺の前に現れた。灰色の毎日の始まりになるはずだった、新学年のホームルーム。黒板の前に立った彼女こそは、俺が手にした物語の中にいたはずの「トキコ」だった。物語の中にいる「トキコ」と、目の前にいる「柊時子」のあいだで、奇妙に絡まってゆく想い。出会うはずがなかった読者と主人公の物語。その結末に、あるものは―。(電撃文庫より引用)


もしも好きな作品のヒロインが実際に目の前に現れたら…一冊の小説を通じて出会い、お互いにそれを利用して一歩ずつ近づいていく少年と少女のピュアな恋愛物語。高校生ものにはありがちのこじらせぼっちな細野と、彼が好きな小説の主人公そのものな柊。それぞれに思春期独特の臆病さや傷つきやすさ、繊細な気持ちが上手く描かれています。柊の方が微妙にしたたかなのもまた良い!初恋の一瞬の輝きを、見事に切り取ってみせた傑作です!

奴隷エルフちゃんを英雄にプロデュースします!

全世界で不規則に現れた“黙示録の獣”と呼ばれる怪物の存在により、人類は絶滅の危機に瀕していた。獣に対抗すべく二百年間、受け継がれてきた“英雄”の力により、世界はどうにか保ち続けていた。英雄の定めにより、一か月後には死が確定している現英雄、ヒューイ。死を目前にしても尚、やる気のない彼が自らの弟子に選んだのは、か弱い美少女の奴隷エルフ、フィオだった。呆れる周囲を他所に、当のヒューイはまじめに弟子の稽古をする訳でもなく…?「あの、なんで私は膝枕をさせられているのでしょうか?」「せっかく奴隷を買ったわけだし、なんかそれっぽいことしようかなって」世界の全てを託された継承は一体どうなる!?最も無謀な英雄譚、開幕!(MF文庫Jより引用)


魔獣の進行で人間たちの大半が滅びるという想像以上に崖っぷちな世界、エルフの少女と英雄としての運命を背負った主人公の物語。タイトルや絵の柔らかさから醸し出される日常ゆるふわ物語という想像は口絵まで、かなりのシリアス展開です。なんだかんだ苦難を抱える英雄とエルフは本当いいコンビ!面白いです。

友達いらない同盟

俺―新藤大輔は、中学生の時に友達の定義について考えてみた。俺にとっての友達とは何か?するとすぐに答えは出た。こいつになら、まあ、殺されても仕方ない。そう思える相手。俺にとっての友達の基準はそうなり―結果高校のクラスで友達を作ることはできず、中学からの友達が別のクラスに一人だけ。そんな俺に、クラスメイトの少女・澄田が声をかけてきた。「新藤君、わたしと―同盟を組んで下さい」同盟とはいったい何をするのかと思いきや、ノートを貸し借りしたり困ったときに助け合ったりするらしい。澄田は友達がほしくないので、孤立している俺に声をかけたらしいのだが―?第5回講談社ラノベチャレンジカップ受賞作が登場!(講談社ラノベ文庫より引用)


友達を作らず1人孤独に生きてる高校生の新藤が、同級生の澄田と友達いらない同盟を結び学園生活をおくるお話で、人と人の繋がりとはなんなのかが詰まったラノベ。表紙が地味ですし、タイトルや煽り等宣伝文がありきたりなところもありますが!かなり満足度の高い良作です。よくあるぼっちものと見せかけて、人間関係や自殺についての暗い問題に、徹底的な論理で切り込んでいて、新しい青春小説の形を見た気がします。おすすめですよ!

だからお兄ちゃんと呼ぶなって

目を覚ますとそこには息を呑むような美少女。そして彼女は、「お兄ちゃーんっ!」と俺に抱きついてきた!誰なんだこの子?いや俺は―。どうやら俺こと蓮杖アキは、事故によって記憶を失ってしまい、萌々と名乗るこの少女は俺の妹なのだそうだ。しかし、記憶を取り戻させるためと俺を襲うのは、過剰なまでの妹の愛!しかも記憶を失くす前の俺は、萌々よりヤバい兄だったようで!?(ファミ通文庫より引用)


一昔前の妹ものラブコメに、記憶喪失系ネタを仕込んだ古いラノベ感。記憶喪失になった主人公が本来の自分を手繰るドメスティックラブコメ。過去の記憶とかラストとかで全力で殴りに来てるからドメスティックラブコメです。記憶を取り戻すため自分を知る者たちに確認すると返ってくるのは超ブラコンの最低野郎という評価ばかり、そして時折顔を見せる不穏な影…。普通にラブコメとして読んでも、主人公の突っ込みが冴えわたっていてかなり面白い!

近すぎる彼らの十七歳の遠い関係

母と二人で暮らす家で、遠い親戚の女子、和泉里奈と同居することになった坂本健一。里奈の控えめな性格や気遣い、女子校育ちの無防備さは、他人との距離に悩む健一に、初めて思春期を意識させる。同じ十七歳の女子と一つ屋根の下で生活していることを友人達にも隠そうとしていた健一だが、幼い頃からの腐れ縁、森由梨子に知られてしまい、彼女との距離感にも微かな変化がもたらされることに―。多感に揺らめく十七歳を映し出す、恋愛ストーリー。(ファミ通文庫より引用)


ゆっくりとした時間の中で描かれる少しせつないおすすめの青春ラブストーリー。同い年の親戚の女の子と同居することになるところから始まり淡々と異性を意識し始めた『十七歳』のリアルが伝えられていきます。特別変わったキャラクターは出ないし、バトルもない、狙いすぎた萌えもないっていうのはラノベでは珍しいと思いますが、普通の恋愛モノもいいものだなあと再確認させてくれる作品。甘酸っぱいな…。

追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ

二学期初日。空虚な日々を送っていた俺、篠山マサキは混乱した。慣れた様子で教室へ突然現れたのは、俺の記憶にだけ存在しない少女。しかも、優等生と評判のお前ときたら、猫被ってるわ、仮面恋人を演じるハメになるわで、もう散々だった。だけどお前は、俺にお手製の弁当を作ってくれた。一緒に登下校をしてくれた。誰にも言えない妙な関係だけど、そんな毎日を何よりも楽しんでる俺がいた。でも、気づいたんだ。出会うはずのないお前との時間は、結局絵空事に過ぎない、と。だから俺は―風間ハルカを消すことにした。(ファンタジア文庫より引用)


2学期初日、登校すると自分の記憶だけにはない少女が…寂れた場所にある郵便ポストに投函した1枚のハガキにまつわるお話、青春とSFが心地よく混ざり合った素敵な物語です。優等生の仮面を被って実は腹黒なハルカと、主人公・マサキの罵り合い、その中での唐突な変化。手紙を書くと、その通りになっているのですが、全てがかなうわけではない…その法則性とは?凄く面白くて、読んでいて青春してきた気分になれますよ!

異世界魔法は遅れてる

「―魔術師、八鍵水明。全ての理に辿り着くことを志す現代の神秘学者だ」現代に生きる魔術師である八鍵水明は、突如現れた魔法陣によって友人とともに異世界へ転移してしまう。だけど勇者として呼び出されたのは友人で、自分はそれに巻き込まれただけ!?しかも帰る方法がわからない!?水明は魔王討伐の旅に同行することを断り、ありとあらゆる現代魔術を駆使しながら、もとの世界に帰る方法を探しはじめる―。圧倒的な現代魔術と未知の異世界魔法が交錯する異世界ファンタジー、開幕!!(オーバーラップ文庫より引用)


手練れの魔法使いが文明の低い異世界に強制転移させられて怒るお話。結局俺TUEEなのですが、そこに至るまでの持っていき方が上手い!そして、聞きかじった程度では作れないような、実際に見たかのようなリアリティのありすぎる魔法描写が凄い!にじみ出る作者の中二病に思わず変な笑いがこみ上げてきます。おすすめです。

文句の付けようがないラブコメ

この俺、波久礼業平には悲しいけどマジで友達がいない。周囲の人間の体力を奪う異能力のせいだ。クラスでも物理的に孤立してて、まさにスクールカースト範囲外!いや、理不尽すぎるだろこの立ち位置!そんな俺の前に現れたのが、高スペックなくせに毒舌のせいで友達ができない、通称「氷の姫」高鷲えんじゅ。こいつが友達を作る『同盟』をもちかけてきたんだけど、ぼっちが集まっても建設的な意見なんて出せないよね―とか言って諦められるか!残念系異能力者たちが全力で友達づくりだけに奮闘する青春未満ラブコメ、スタート!(ダッシュエックス文庫より引用)


神様の少女セカイと神様に捧げられた少年ユウキ、千年を生きる孤独な神と、諦めず救おうとし続ける男のお話です。『ラブコメ』という言葉がこれほど皮肉な意味で使われるとは…。最初はどうかな?と思っていましたが最後の最後で凄い面白い!ってなった作品。神退廃的な世界観が魅力的で好きな人はとことん好きそう。

俺を好きなのはお前だけかよ

ここで質問。もし、気になる子からデートに誘われたらどうする?しかもお相手は一人じゃない。クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼馴染み・ひまわりという二大美少女!!意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。そして告げられた『想い』とは!…親友との『恋愛相談』かぁハハハ。…やめだ!やめやめ!『鈍感系無害キャラ』から、つい本来の俺に戻ったね。でもここで俺は腐ったりなんかしない。恋愛相談に協力すれば、俺のことを好きになってくれるかもしれないからな!そんな俺の哀しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。パンジーこと三色院菫子。三つ編みメガネな陰気なヤツ。まぁなんというか、俺はコイツが嫌いです。なのに…俺を好きなのはお前だけかよ。(電撃文庫より引用)


気になる女子からは恋愛相談の相手にされ、大嫌いな地味女からは何故か好意を寄せられる振り回され系コメディ。難しいことを考えずにゲラゲラ読めるこちらの作品、ストーリーはあらすじからおおよそ察することができるのですが、それを逆手にとってのどんでん返しがとても面白い!斬新なラブコメを読みたい方にオススメです!

ゴブリンスレイヤー

その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在がいるという…。冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人の少女が依頼に現れた―。(GA文庫より引用)


『このライトノベルがすごい! 2017』文庫新作ランキングで1位を獲得した作品、実力はあるのにゴブリンだけを倒す男を色々な視点で描いていくお話です。レベルを上げても『俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ』と豪語して、常に慎重に執拗にひたすら狩る作業が書いてあるのですがこれが結構面白い!ただしえぐい描写が多いので、苦手な方は注意が必要かも?

始まりの魔法使い

かつて神話の時代に、ひとりの魔術師がいました。彼は、“先生”と呼ばれ、言葉と文化を伝え、魔法を教えました。そんな彼を人々はこう呼びました。―始まりの魔法使い、と。そんな大層な存在ではないのだが―「だから火を吹かないで!」「ごめんごめん。私にとってはただの息だからさ」竜として転生した“私”は、エルフの少女・ニナとともに、この世界の魔法の理を解き明かすべく、魔法学校を建てることにした。そこで“私”は、初めての人間の生徒・アイと運命の出会いを果たした―。(ファンタジア文庫より引用)


竜としての転生先は6000年前の原始時代だったというなかなか斬新なお話、主人公である先生が様々な種族と出会い交流を深めながら生前の知識と、エルフや人間の少女たちとの地道な実験で魔法を研究しながら少しずつ文明を築いていく物語です。 魔法に限らず日々のなかには発見が満ちていて、読んでいてわくわくする気持ちが湧いてきます。優しくて、温かくて、悲しくて、愛しい素敵な作品です!

ぼくたちのリメイク

僕、橋場恭也はしがないゲームディレクター。会社は倒産、企画もとん挫して実家に帰ることになる。輝かしいクリエイターの活躍を横目にふて寝して目覚めると、なぜか十年前の大学入学時に巻き戻っていた!?落ちたはずの大学に受かっていて憧れの芸大ライフ、さらにはシェアハウスで男女四人の共同生活と突如、バラ色の毎日に!ここから僕の人生を作り直すんだ―後の超有名クリエイター(の卵)と共に送る新生活がいま始まる!と、意気揚々と始めてみたもののそんなにうまくはいかないみたいで…。(MF文庫Jより引用)


もしあの時芸大に行っていたら…ゲーム会社が倒産して無職になった主人公が10年前にタイムスリップして、当時は入学しなかった芸大で人生をやり直す青春物語です。才能あるクリエイターの卵たちと協力し、ぶつかり合いながらも一つの作品を作り上げていく展開はすごく面白いですし、アクシデントにみまわれながらも、製作として全力を尽くす主人公が魅力的でとても良い!それぞれのキャラクターが才能を発揮するシーンなんか鳥肌ものです。4人の学生達の爽やかなシェアライフと、クリエイター達の熱い情熱を感じることが出来る良作です。

ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家

「バッキャロウ!こういう人気作は、発売日に買いたくねえんだって。俺より売れてる作家の初動に貢献したくないの!」アニメが爆死した、意識高い系ラノベ作家・神陽太の年収は2500万円。アニメがコケてもこれぐらい稼ぐことはできるが、この業界では全然たいしたことはない。上には本当に上がいる。そんなシビアな業界で陽太は“プロ”らしい日常を心がけるが―税金対策として雇った幼馴染み・希月結麻はラノベ知識ゼロ。後輩作家のJKとJCの才能には焦らされ、担当編集からはダメだしの嵐…。(ファンタジア文庫より引用)


望公太さんの描く最近流行りのラノベ作家モノですが『ラノベのプロ! 』はラノベ作家をこじらせた感が好き。ラノベ業界のかなりシビアな情報やリアルな数字が、ウソか本当か生々しい数字を多用して明かされていて興味深かく読めます。作者の書きたいことが詰まってる感じでとても面白いですよ!

14歳とイラストレーター

「ラノベの挿絵は1冊30万円。税金も家賃もPC代もここから支払うんだ」フェチズムの最前線を走るプロ・イラストレーター京橋悠斗はラノベ挿絵に心血を注いでいる。類は友を呼ぶのか、周りも曲者ぞろいで…巨乳と酒が大好きなチャラ系ベテランレーター倉山錦。いつも笑顔のほがらか美人レーター佐伯愛澄は「ストーカーほいほい」の異名に悩む。そして、14歳のコスプレイヤー乃木乃ノ香、イベント後に悠斗の部屋まで来て、とんでもないものをぶっかけられてしまい―!?理想と現実、そして欲望に振り回される。イラストレーターのガチな日常を大公開!(MF文庫Jより引用)


今までありそうでなかったイラストレーターもので、イラストレーターあるあるを盛り込みつつラノベらしいラブコメ作品。ほとんど馴染みのない世界で終始日常に徹しているので盛り上がりには欠けるのですが、読んでいて心地いい。文章がとても読みやすくてキャラクターも魅力的なので作品にとても引き込まれます!

妹さえいればいい

妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、いつも個性的な連中が集まっている。愛も才能もヘビー級、残念系美少女のハイエンド・可児那由多。恋に悩み友情に悩み夢に悩む青春三冠王・白川京。鬼畜税金セーバー・大悠アシュリー。天才イラストレーター・ぷりけつ―。それぞれ迷いや悩みを抱えながらもゲームをやったり旅行に行ったり仕事をしたり賑やかな毎日を繰り広げる伊月たち。そんな彼らを温かく見守る完璧超人の弟・千尋には、大きな秘密があって―。(ガガガ文庫より引用)


今秋にはアニメ化も予定されている『妹さえいればいい。』は、妹設定を愛しすぎたライトノベル作家が、変な仲間と沖縄や北海道に行ったり、TRPGをするお話。計算された薄さ軽さで読みやすい日常モノ青春物語です。感想は…めちゃくちゃおもしろい!裏事情みたいなものも含まれているので楽しく読めますよ。

ありふれた職業で世界最強

“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい―!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす―。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強”異世界ファンタジー、開幕!書き下ろし番外編「勝率0%の戦い」収録!(オーバーラップ文庫より引用)


クラス丸ごと異世界に飛ばされてしまうトリップ物、つぎつぎに戦闘向きの能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ…。主人公の豹変がとにかく凄くて、最初は『もうこれ詰んだ!』としか思えない弱さなのに『これ卑怯!』ってくらい強くなるのが一周回って爽快。ヒロインと思われたクラス女子をよそに、異世界女子とくっつく展開は意外でした。

月が導く異世界道中

ある日、親の都合により月読命様に導かれ、異世界へ行くハメになった僕、深澄真。チート能力も授かり、これはまさに勇者フラグか!と思いきや、この世界の女神に「あんた、顔がブサイクだから」と断ぜられ、僕は「世界の果て」に飛ばされてしまう…。…まあ、仕方ない。開き直って異世界を楽しむか!こうして、裸一貫で人の温もりを求める旅を始めたわけだけど、出会ったのはフローラルな香りがするオークの娘、時代劇かぶれの竜の化け物、M属性のヘンタイ大蜘蛛etc―…僕の周りは見事なまでに人外祭りです。ちくしょー!ふざけんな!僕は絶対めげないぞ!(アルファポリスより引用)


面食い女神のクズ度がいい感じの異世界ファンタジー。冴えない見た目の主人公が性悪女神に疎外されて異世界で生き抜くのですが、見方になるのは魔物ばかり。主人公は基本的に力隠すスタンスですが、ここは暴れて欲しいってときにはちゃんとヒロインお供二人が暴れてくれるのは爽快で面白い!

放課後は、異世界喫茶でコーヒーを

魔法の息吹がかかったアイテムや食物が産出される『迷宮』。これを中心に栄える迷宮都市の外れに佇む一軒の喫茶店では、この異世界で唯一コーヒーが飲める。現代からやってきた高校生店主ユウが切り盛りするこの店には、コーヒーの芳しい香りにつられて、今日も喫茶店グルメを求めるエルフやドワーフ、冒険者たち、そして街の有力者までもが“常連”として足を運ぶ。近所にある魔術学院に通う少女リナリアもそのひとり。まだ、コーヒーは甘くしないと飲めないけど、ユウがいるこの店の雰囲気がお気に入り。でも、ライバルの女の子たちは他にもいて?恋のスパイスが効いたおいしい物語を異世界喫茶からお届け。(ファンタジア文庫より引用)


なにがなんだか分からないまま異世界に放り込まれた少年は、かつての世界との絆として喫茶店を経営します。主人公は基本的に店から外に出ないので、戦闘や冒険はありません。そして主人公がギリギリチートとは言えないレベルで現代文明の産物である料理を客に振る舞う事で物語は進行していきますのでドキドキもハラハラもなく、穏やかでゆっくりとした日常があります。この作品を読んでるとまるで自分も喫茶店にいるかのような気分になって心が癒されます。コーヒーを片手にどうぞ!


あとがき

いかがでしたか?おすすめの新作ライトノベルをご紹介してきました。どれもとても面白くて読み始めると絶対にはまる作品ばかりです!気になるものが見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。