いろはにほへど

朝起きて本を読んで寝てます。

ワクワクが止まらない!最高に好奇心をくすぐる本 厳選10作!

表紙やタイトルを見ただけで妙にそそられる本、たまに見かけますよね。今回は、そんな好奇心をくすぐる本の中でも特におすすめのワクワクできる作品をご紹介していきたいと思います。あなたを知的興奮のるつぼにつきおとすことうけあいの良書をお楽しみ下さい!

ワクワクが止まらない、最高に好奇心をくすぐる知識・教養本

表記はタイトル、あらすじ、書評の順になっています。それでは思う存分ワクワクを堪能してくださいね!

極上の世界旅行

これぞ“世界旅行の王道"という旅先400カ所以上を、宝石のように美しく迫力のある写真で紹介。ワンランク上の新しい旅へと誘います。 見逃せない最新ベストスポットやテーマ別世界のベスト10、旅の達人が感動したエピソードなどをふんだんに織り交ぜ、今まで知らなかった憧れの旅先の発見や、訪れたことのある旅先の魅力の再発見をお手伝い! いずれの旅先でも、一番堪能できる方法を、自信を持ってお薦めします。 読みやすいB5サイズで、ページが左右に大きく開くので写真を存分に味わうことができる、大人のための上質な旅ガイドです。
(日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


ソファの近くに置いて、ときどき開いて拾い読みするのに最適な本。都会から田舎まで素敵な場所ばかり、写真も迫力のあるものばかりで目の保養になる一冊。旅のヒントとしてHPも記載されているのでタブレットと一緒にどうぞ。

100年前の世界一周

一九〇五年(明治三八年)、ドイツ人青年が旅に出た。アメリカ、カナダ、日本、朝鮮、中国、インドネシア、インド、スリランカなどを周遊。まだ世界が広かった時代、豊かな地域性を残した社会を旅した貴重な記録。(日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


100年以上前、裕福なドイツ人青年が、当時の高級品であるカメラを抱えて自分探しの世界周遊へ。日本を中心とした世界を、当時貴重なカラー写真で収めた写真集と回想録です。宿の和室にベッドらしきものが有ったり、リアルな花魁道中の写真など色々と興味深い一冊。

自然界における左と右

鏡像、回文、利き手、洗面器の底にできる水の渦、つるの巻き方、立体異性体、原子構造、反粒子と息もつかせずおどろく程広範囲にわたって繰り広げられる、左右の話。 (紀伊國屋書店より引用)


『鏡はなぜ左右を反転させるが上下を反転させないのか?』凝り固まった常識に揺さぶりをかける一冊。右と左に関する考察から、最先端の物理学研究ではどんなことが考えられて来たのか解説されています。目に見えない世界をあれやこれやと想像するのは面白いですね。

フラットランド

ここはフラットランド。二次元の国。主人公の「正方形」はある日、夢で一次元に行く。しかし線の世界で正方形は、「点」でしかなかった。平面世界に戻った彼の前に、奇妙な訪問者が現れる。空間世界から来た「球」だった―。異なる次元は、いかにして捉えられるのか?三次元の住人たるわれわれは、どうすれば四次元を想像できるのか?子供から物理学者まで、世界中を虜にした不思議な物語。(講談社選書メチエより引用)


私達が四次元を理解するのが難しいように、フラットランドの住人はスペースランドを理解するのが難しいと言う話。簡単に言えば、二次元人が一次元へ行って「こんな狭いとこに住んでるとか」って言っていたら三次元人が来て「お前もやろ」って言う話。別次元に想像を働かせたくなる、知的興奮に満ちたおすすめの一冊。

この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた

ゼロからどうすれば文明を再建できるのか?穀物の栽培や鉄の製錬、印刷、発電、輸送機器、医薬品など、現代生活の基礎となる科学技術をどのように復活させるのか?(河出書房新社より引用)


何てワクワクするタイトル!でもファンタジーなタイトルとはかけ離れたリアルな実用書です。なんらかの大破壊によって今の文明が滅んでインフラも全て失われた後の世界でどうやって文明を再考していくかのマニュアル本。

絶対に行けない世界の非公開区域99

英国女王の寝室/沈没したソ連の潜水艦/グーグル・データセンター/エリア51/死体農場/コカ・コーラのレシピ保管庫/CIA本部/エアフォースワン/ホワイトホールの秘密トンネル/ロンドン塔宝物庫/バチカン機密文書館/ウィキリークスの地下データセンター/ガザ地区の密輸トンネル/海賊の町、ホビョ/トラボラの洞窟/ビンラディンが潜伏していた家/カシミール紛争地域/パドマナーバスワーミ寺院の財宝/ゴビ砂漠の不明建造物/朝鮮労働党39号室/伊勢神宮…など、多数収録!(日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


非公開の理由を見ていくだけでも感慨深いものがある本。中には『何でこんな理由で非公開にするの?』と思わせる場所もありますが、それが理由で思わぬ憶測を呼んでいるのも事実。知的好奇心をそそられる記事がたくさん!

漂着物事典 海からのメッセージ

玄界灘沿岸に流れ着く様々な寄り物、漂着に関わる民族・歴史、さらに調査・収集・研究の方法まで、219項目を収録した事典。索引付き。(海鳥社より引用)


福岡市東部〜宗像市辺りの海辺を歩いて収集した品々とそれにまつわるエピソードを紹介した本。海岸を散歩するのが趣味の方、ちょっとこの本を読むだけで、漂着物を見るのが楽しくなりますよ!

LIFE 人間が知らない生き方

この本は、「生き物」をテーマにしたビジネス書です。私たち人間は高い知能を持っていますが、その生き方は極めて不安定。他の動物たちと比べ、「定まっていません」。では、他の生き物たちは、どのような戦略で生き残ってきたのか?人間の知らない生き方から、「より人間らしい生き残り戦略」を学ぼう!という作品です。(文響社より引用)


動物の生態を人間の生き方に当てはめた本。例えば『猫が人間をどう思っているのか?』や『こちらを見てくる理由』など知らなかった生態ばかり。まさかそんな風に思われていたなんて!雑学だけじゃなく、少し気楽に生きていくための指南書みたいな素敵な一冊。

世界史を変えた50の動物

ミツバチ、カイコ、ネコ、ヒツジ、ライオン…世界の発展に大きく貢献し、生活様式に大きな影響をあたえてきた50の動物の興味深い物語を、美しい写真とともに紹介。(原書房より引用)


人と深く関わってきた生物たちが、その生態から人への影響まで解説されています。ミミズやノミなどの小さな動物が歴史を動かしていたという史実を示しているところが特に新鮮。50番目の生き物はお馴染みのアレですよ!

本当にあった奇跡のサバイバル

映画『大脱走』『キャプテン・フィリップス』の実話は、もっとすごい。誘拐・航空事故・内戦・遭難・災害など、いつわが身に降りかかるかもわからない、絶対絶命からの生還。脱出ルートをたどる地図・図解当時の報道写真・資料を多数収録。(タイムズ 日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


生き残れないと確信できる過酷なサバイバルの数々。戦争、災害、事故のあらゆる極限の場面を地図や写真を含めながらドキュメンタリーを見ているような本です。浅く広くなので軽く読めますよ。

脳は美をいかに感じるか

モネやピカソの芸術を鑑賞しながら、最新の脳研究による解説を楽しんでいくユニークな本。脳のいろいろな領域と絵画要素の研究からミケランジェロ、フェルメール芸術の真髄まで、従来の美術論にない新鮮な切り口で語る。 (日本経済新聞社より引用)


脳や視覚に関する研究から、美術に関連して指摘出来そうなものを少しずつ載せた本です。ただ、タイトルに対して答えはありません。優れた美術作品を生み出す人って、やっぱり脳の機能のある部分が突出してるんだろうな…。

もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門

もしあの道具が実現したら…を発想のベースに、投資のプロが経済と世の中の“ひみつ”を解き明かす。のび太でもわかる!?まったく新しい経済入門。(CCCメディアハウスより引用)


秘密道具が商品化されたら経済学的に社会はどのように対応し、変わっていくかを考察した本。超真剣にドラえもんの道具が発明された後の経済状況や販売会社、利益、増大、縮小する企業を考えています。具体的な社名などが出てきてる点も面白いです。

あとがき

最高に好奇心をくすぐるおすすめの本をご紹介してきました。どの作品もとても面白いワクワクする作品ばかり、読み始めると手が止まらなくなるはずですよ!気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。