色彩豊かで幻想的な映像や壮大な世界観にワクワクが止まらない!おすすめのSF・ファンタジー映画をご紹介していきたいと思います。
はじめに
素敵な映像やBGMを楽しみたい、ワクワクする世界観を堪能したい、そんなあなたにおすすめのSF・ファンタジー映画を新作・名作から厳選して、あらすじや感想と合わせてご紹介していきますので是非参考にしてみて下さいね。
おすすめSF・ファンタジー映画
- 掲載の順番はランキング形式ではなく公開年順、また作品は随時追加予定。
- 表記はタイトル・公開年・上映時間・あらすじ・感想の順です。
それではおすすめのSF・ファンタジー映画をどうぞごゆっくりお楽しみください。
レディ・プレイヤー 1
2045年、人類は思い浮かんだ夢が実現するVRワールド「オアシス」で生活していた。ある日、オアシスの創設者の遺言が発表される。その内容は、オアシスの三つの謎を解いた者に全財産の56兆円とこの世界を与えるというものだった。これを受けて、全世界を巻き込む争奪戦が起こり……。
面白いものを詰め込んだらそれはやっぱり面白い!あんなキャラやこんなキャラが勢揃いで、純粋に楽しいアトラクションの様な映画でした。キャラクターの元ネタをどれくらい知っているかで楽しさが+αされていくと思います。色彩に細部にセットに全てに力をかけているからこそできる大作SF。
出典:©︎ レディ・プレイヤー 1
美女と野獣
進歩的な考え方が原因で、閉鎖的な村人たちとなじめないことに悩む美女ベル(エマ・ワトソン)。ある日、彼女は野獣(ダン・スティーヴンス)と遭遇する。彼は魔女の呪いによって変身させられた王子で、魔女が置いていったバラの花びらが散ってしまう前に誰かを愛し、愛されなければ元の姿に戻ることができない身であった。その恐ろしい外見にたじろぎながらも、野獣に心惹(ひ)かれていくベル。一方の野獣は……。
ベルと野獣が次第に心を打ち解けあい、互いを愛し合う様子は本当に美しい。ミュージカル風の造りですが、素敵な光景と心を揺さぶられる音楽で、ミュージカルが苦手な方でも十分堪能できます。観ているだけで幸せになる超良質のディズニー映画です。
出典:©︎ 美女と野獣
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
不思議な生き物たちが詰まったトランクを手にイギリスからニューヨークに渡った魔法動物学者が、そのうち数匹を逃がしたことから始まる大騒動を描く。『スティーブ・ジョブズ』などのキャサリン・ウォーターストンらが出演。アメリカを舞台に魔法動物学者と仲間たちが巻き起こす旋風に興奮する。魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法動物の調査と保護のためニューヨークを訪問する。ある日、彼の魔法のトランクが人間のものと取り違えられ、魔法動物たちが人間の世界に逃亡してしまう。街中がパニックに陥る中、ニュートはティナ(キャサリン・ウォーターストン)らと共に追跡を開始するが……。
ハリーポッター好きな方には嬉しいスピンオフ作品で、ハリーポッターの70年前の話。またあの魔法の世界に惹かれる嬉しさを味わえる映画です。本編とはそこまで密接に設定が持ち越されていないので、シリーズを知らない人でもしっかりと楽しめます。映像も最高に綺麗でファンタジー映画の良さが詰っていますよ。
出典:©︎ ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
少年ジェイクは、現実と幻想が交錯する中で、奇妙な子供たちが暮らす“ミス・ペレグリンの家”を見つけ出す。子供たちが不思議な能力を持ち、ひたすら同じ一日を繰り返す理由を知る一方で、彼らに忍び寄ろうとしている危険に気付くジェイク。さらに、ミス・ペレグリンの家へと導かれた理由と自身の役割を知る。やがて、真実が明らかになるとともに、子供たちに思わぬ変化が起こるが……。
古い屋敷に住む個性的で奇妙な子供たちと、祖父を殺された孤独な少年が織りなすダークファンタジー。頭が追いつかない部分もありましたが、奇妙な世界観にどっぷりと浸れる映画。ファンタジーの中にもきっちりと一服の毒を盛り込んで爽快さと不快さを織り交ぜた作風はティム・バートンの真骨頂!
出典:©︎ ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~
ロンドンの児童養護施設で生活している少年ピーター(リーヴァイ・ミラー)は、ある日生き別れた母(アマンダ・セイフライド)が残した手紙を見つける。その後、冷酷な海賊・黒ひげ(ヒュー・ジャックマン)が立ちふさがる異世界ネバーランドにたどり着く。そしてピーターは、若いころのフック船長(ギャレット・ヘドランド)や女戦士タイガー・リリー(ルーニー・マーラ)と出会い……。
まだ空を飛ぶ事を知らないピーターと、義手になっていないフック船長の登場する、ピーターパン誕生の物語として描かれるファンタジー。ピーターパンの話に直結しない感じがあってもどかしくもありましたが、一見普通の少年が、選ばれし者だったという設定はやっぱりワクワクします。大人と子供が一緒に楽しめる夢にあふれた映画です。
出典:©︎ PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~
インターステラー
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。
家族愛を壮大なスケールで描いた傑作SF。こんなにも引き込まれる作品は中々ないと思います。舞台は未来の地球。人類滅亡の危機を救うため愛する家族を残し、人類が住める星を探し宇宙へ旅立つ男が主人公です。
息を飲む程の映像美はもちろんの事、人類存続の危機を訴えるテーマは妙にリアルで怖さを感じる程。展開においても伏線を伏線と感じさせず、その回収の仕方がまた最高。さらにラストは鳥肌と涙が止まりません!SF映画の最高峰とも言えるおすすめ作品です。
出典:©︎ インターステラー
マレフィセント
とある王国のプリンセス、オーロラ姫(エル・ファニング)の誕生祝賀パーティー。幸せな雰囲気があふれるその会場に、招かれざる邪悪な妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が出現する。オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけたマレフィセント。それは、なぜなのか。答えは、謎に包まれたマレフィセントの過去にあった。
みんなが知っている『眠れる森の美女』を悪役視点というのにはとても興味があったのですが、ハッピーエンドで終わらせるなんて流石のディズニー!愛する人に裏切られる憎しみと悲しみの物語で切なくて苦しくもなるのですが、とても温かい作品です。もちろん映像も一つ一つが丁寧で繊細。
出典:©︎ マレフィセント
パシフィック・リム
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。
2人で操縦するロボット「イェーガー」に乗って怪獣を退治する話。ロボットvs怪獣のSF映画もマニアが集まって全力で作ればここまで面白くなるんですね。すべてに監督の好きが詰まっていて、観ていてとても楽しい作品。万人受けはしないかもしれませんが特撮好きな方には絶対におすすめです。
出典:©︎ パシフィック・リム
オズ はじまりの戦い
傲慢(ごうまん)ながらも、どこか憎めない奇術師のオズ(ジェームズ・フランコ)。ある日、気球に乗り込んだ彼は竜巻に遭遇し、カンザスから魔法の国オズへとたどり着く。そこは邪悪な魔女に支配されており、人々は予言書に記された魔法使いオズが国を救ってくれると信じていた。その魔法使いと同じ名前だったことから救世主だと思われたオズは、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)に引き合わされた東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)から、南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の退治を頼まれる。
オズの魔法使いの前日譚としてオズがどのようにこの世界にやってきて、うさん臭いマジシャンからいかに大魔法使いになったかの話。世界観は素晴らしくて、現実と幻想が入り混じったような不思議な空気。色彩豊かで幻想的な映像もしっかりと楽しめます。
出典:©︎ オズ はじまりの戦い
ジャックと天空の巨人
何百年も前に、地球には巨人が存在しており、地上で生活していた。ある日、一人の青年が人間界と巨人界を隔てる扉を開けてしまい、巨人たちは地球を取り戻そうと人間を襲撃。王国を守るべく、ジャック(ニコラス・ホルト)は巨人を相手に戦うことを決意。果たして、300人の人間たちで100人の巨人の猛攻撃を抑え切れるのか……。
ジャックと豆の木が元の話になっているので身近で入り込みやすい内容。原作での巨人に対する恐怖感が強く描写されている感じにスリル満点。ディズニー的な冒険感やワクワク感が常にあって心地良く楽しめますよ。
出典:©︎ ジャックと天空の巨人
ホビット 思いがけない冒険
ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)から思わぬ旅の誘いを受ける。それは、ドラゴンに乗っ取られたドワーフの王国を奪取するというものだった。ドワーフの戦士トーリン(リチャード・アーミティッジ)が率いる13人のドワーフたちと、最初の目的地“はなれ山”を目指してワーグ、オークといった怪物や魔術師がひしめく荒野を進んでいくビルボ。そんな中、ゴブリンが巣食うトンネルに入っていった彼は、そこでゴラム(アンディ・サーキス)という醜悪な化け物と出会う。
壮大なファンタジー映画「ロードオブザリング」の始まりの物語。雄大な自然や風景、実在しない建築物や生き物達がこれでもかと見られる、物凄く濃厚なファンタジー。ロードオブザリングファンの方ならよりワクワク感を堪能できると思います。BGMも神秘的で素敵!
出典:©︎ ホビット 思いがけない冒険
アリス・イン・ワンダーランド
白ウサギと遭遇したことによって不思議の国へと迷い込んだアリス。そこは、美しくもグロテスクなファンタジーワールドで、トゥィードルダムとトゥィードルディーや、赤の女王とその妹で慈悲深い白い女王たちに出会う。
不思議体験に終わった6歳の時とは違って、今作の冒険は現実の19歳になったアリスの人生にフィードバックしていきます。へんてこりんな世界が忠実に美しく実写化されていて感動!ファンタジーなアリスではなく、ダークファンタジーなアリスを見たいならとてもオススメしたい映画です。
出典:©︎ アリス・イン・ワンダーランド
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。
生まれた時は老人の姿で歳を重ねるごとに体が若くなっていく…普通ではない1人の男性の、普通らしく過ごした一生を通して、人生とは、夢とは、愛とは、など様々な問いに真摯に向き合っている名作。奇抜な設定とは裏腹に、淡々と描かれるとても文学的な作品です。
出典:©︎ ベンジャミン・バトン 数奇な人生
魔法にかけられて
“アニメーションの世界”に暮らす心優しいプリンセスのジゼル(エイミー・アダムス)は、夢にまで見た王子様との結婚式の当日、意地悪な魔女に騙されて魔法をかけられてしまい、世にも恐ろしい世界へ追放されてしまう。そこは“おとぎの国”とは正反対の刺激的な“現代のニューヨーク”で、ジゼルはパニックに陥ってしまう。
童話の世界からそのまま飛び出してきた登場人物たち。子供の頃に憧れた物語のプリンセスが、実際に現実世界にいたらこんな感じなんだろうなと思えるアニメと現実世界の交わるファンタジー。笑いとハッピーでほっこりさせるラストがとても心地良い!
出典:©︎ 魔法にかけられて
アーサーとミニモイの不思議な国
好奇心旺盛な10歳の少年アーサー(フレディ・ハイモア)は、祖母(ミア・ファロー)の語る冒険家の祖父の昔話が大好きだった。ある日、4年前に突然疾走した祖父の屋敷が人手に渡ることになる。アーサーは祖父が昔、庭のどこかに埋めたルビーを借金の返済にあてようと、古い地図を頼りに宝探しを始めるが……。
実写とアニメの融合の仕方がとても斬新な、楽しくて夢の溢れる冒険ファンタジー。小人になって自分の家の庭を大冒険する話です。主人公の好奇心には小さい頃を思い出すようなワクワク感がありますし、小さなことも発想の転換で強みに変える戦略は痛快!ミニマムな世界を堪能できる楽しい映画です。
出典:©︎ アーサーとミニモイの不思議な国
パンズ・ラビリンス
モーグリは、生まれて間もなくジャングルに取り残されてしまう。黒ヒョウのバギーラから母オオカミのラクシャに託された彼は、愛情に包まれながら自然の厳しさと生き抜くための知恵と術を学んでいく。やがて少年となって動物たちと幸せな日々を過ごしていたモーグリ(ニール・セティ)は、人間に恨みを抱くトラのシア・カーンと出会う。シア・カーンから人間である自分の存在が、ジャングルやそこに住む動物たちの脅威になると言われ……。
空想好きの少女が逃げ込んだ恐ろしい迷宮と、そこで課せられた過酷な試練。想像以上に救いがなく、ファンタジーでありながら現実的でメッセージ性も高い作品。少女の現実はどんどん過酷になっていくのですが、幻想的な世界は美しさを増していくという映像と物語のギャップが凄い映画です。
出典:©︎ パンズ・ラビリンス
あとがき
おすすめのSF・ファンタジー映画を厳選してご紹介してきました。どの作品もしっかりとワクワク感を楽しめるおすすめの映画ばかりです。きっと何度も観返したくなるはずですよ!気になる作品が見つかれば是非一度鑑賞してみて下さいね。
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