いろはにほへど

朝起きて本を読んで寝てます。

【完全ネタバレ】青楼オペラ 3巻・茜と惣右助の本心

はじめに

桜小路かのこ先生の大人気作品『青楼オペラ』3巻の完全ネタバレ紹介をしたいと思います。江戸時代の吉原遊郭を舞台にした甘くて切ないラブストーリーをお楽しみください。




登場人物

主な登場人物を紹介しておきます。

永倉 朱音ながくら あかね


©青楼オペラ 小学館

武家出身の15歳で、何者かによって両親を殺され、遊郭吉原の『曙楼』に身を売る。曙楼で一番の女郎になれば沢山の男の情報が手に入り、自分の両親を殺めた刺客を見つけ出すことが出来ると考えている。曙楼での源氏名は『茜』。

近江屋 惣右助おうみや そうすけ


©青楼オペラ 小学館

高利貸しの若旦那で、頭も切れる色男で吉原の女郎達にモテる人気者。大の武家嫌い。

神谷 利一郎かみや りいちろう


©青楼オペラ 小学館

永倉家に仕えていた用心であったため、曙楼で会うよりも前から朱音の兄のような存在であった。彼女を心配し吉原まで追い、曙楼では「利一」として働く。

朝明野あさけの


©青楼オペラ 小学館

曙楼一番の花魁で、朱音の姉女郎として女郎としての振る舞いを茜に指導する。

あらすじ

江戸時代、遊郭吉原――――。

――― 自らの意思で遊郭吉原に身を沈めた武家出身の朱音。 武家嫌いで朱音を憎んでいるはずの若旦那・惣右助が時折見せる優しさに戸惑い、彼のことが頭から離れなくて・・・!!!!


©青楼オペラ 小学館

青楼オペラ3巻ネタバレ

それではここから青楼オペラ3巻の内容についてご紹介します。
注意:ここからはネタバレになります。


番外編1 :15年前


©青楼オペラ 小学館


こちらは15年前の惣右助、彼はとても頭の良い子でした。そんな惣右助をいつも褒めてくれた優しい姉は惣右助にとって"美しいすべて"だったのです。


彼女の唄う子守唄は今も惣右助の耳に残る"鈴の音のような子守唄"…そんな姉は僅か8歳で奉公に出ると言って姿を消してしまったのです。


番外編2 :5年前


神谷利一郎14歳、朱音5歳の頃のこと。


利一郎がお仕えする主家の娘、朱音はとてもはねっかえりの強い女の子でした。

ある日、父上に叱られ拗ねてどこかに隠れしてしまった朱音。屋敷中大騒ぎですが実は利一郎の後ろに隠れています。



©青楼オペラ 小学館


『いえでする、おまえもいっしょにくるのよ、りいちろーはずっとあかねのそばにいるの!』…そんな我が儘を言う朱音を見て…『利一郎が一生お守りいたします』こう言葉にするのでした。


第9話:惣右助の香り


©青楼オペラ 小学館


先日の、大立ち回りが早くも読売(新聞記事)になってしまい、惣右助といい仲だと周りに思われてしまいます。


『違いんす!読売なんて嘘ばっかり!』顔を赤らめ全否定する茜。


利一郎に愚痴るも『お嬢はあの若旦那のことをどう思っておられるのですか?』と聞かれてしまいます。



©青楼オペラ 小学館


"お嬢…それは…恋に恋していたような誠二郎様への想いよりずっと強い気持ちで好きになり始めているという事です"と危惧する利一郎でした。


そんな周りの声にイライラのつもる朱音は、惣右助にまで超不機嫌。部屋に芸妓まで呼んでしまいます。それは2人きりになりたくなかったから…


しかし、おかみさんには叱られてしまいます『見送りにもたたないとはどういう了見だい茜?次やったら折檻せっかんだよ!』


惣右助の帰った後の部屋に扇子が落ちています、"この香は…"その香りから惣右助の体温や力強さを感じてしまう茜。



©青楼オペラ 小学館


ある日、訪れた惣右助に折檻を理由に素直に応じる茜。"どんなに冷たくあしらってもこの人は懲りずにかよってくる"


"私はいつからこんな馬鹿で、嫌な女になったの、まるで気持ちを試してはまた来てくれたと安心してる"…………


『茜、近いうちに改めてお前の身請けを申し出ようと思う』こう伝える惣右助ですが茜はこれを断わります。


『ぬしは先日わっちが嫌いじゃとおっせえした、嫌いな妓を落籍ひかすというは道理が通りんせん』



©青楼オペラ 小学館


『こんな…こんな思いをさせるおまえが本当に嫌いだ』


ー"同じだ"


茜は惣右助の心境が自分と同じであることを知るのです。


『俺は本音を言ったぞ、おまえも素直になったらどうだ!』茜を押し倒す惣右助、そして惣菜右助の香りにクラクラとしてしまい力のはいらない茜。組み敷かれキスをされる直前、脳裏に両親の最後の姿が浮かびます。


『お断りしんす』


『申したはず、わっちは落籍ひかされたくてたくて吉原に来たわけではありんせん』


"素直に認めたとてなんになろう、私にはやることがある…こんな気持ちは邪魔になるだけだ"自分の気持ちを押し殺す茜。


"茜、おまえは何をしようとしている?"


第10話:茜の真の目的

この頃茜は本を通じて『あおい』と仲良くなります。葵は18歳、茜の少し前に見世にはいり、ものすごく美人というわけではないけれど明るく愛嬌のある妓。


葵さんには間夫まぶ(恋人)がいます。月に1・2度程度であれば、客に病気と嘘をついて間夫とのひと時を過ごすおんなは多く、見世もこれを多目にみているのだとか。


"好いた人がいながら他の男の相手もするなんて、そんなことができるものなのかしら"……私には無理。茜は惣右助に対する気持ちに封をしようとします。


一方、惣右助は利一を呼び出し、茜が吉原にいる本当の目的を問いただします。『あいつは何か目的があって、自らの意思でここに来たんじゃねぇのか?』


『あいつはここで何をしようとしているんだ!……もう沢山だ、大事な女が男共の慰み者になんのはよ…』


利一郎は答えます『なるほど、若旦那はお嬢をここから助けだしたいとお考えなんですね、たとえ……』



©青楼オペラ 小学館


茜の真の目的は『お家の再興』であると語りだす利一郎、茜の名誉と身分を取り戻すことこそが茜の幸せだが、武家の跡取りに戻れば、町人の惣右助とは結婚できないということも伝えます。


『よく考えて下さい、自分かお嬢かどちらの幸せをとるのかを』


ーある日茜は、葵にこんな苦界にいても感じることのできる『恋のとろけるような幸せ』と『人生の楽しみ方』について教えてもらいます。



©青楼オペラ 小学館


"考えてもみなかった、こんな苦界に堕ちてなお、人生を楽しもうだなんて"


ーまた別の雨の降る夜、惣右助が手土産を持って尋ねてきます。



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惣右助がくれたのは羊羹ようかん"この人からは幾つも贈り物をもらっているけれど、身につけるものじゃないのは初めてだ…"


"身につけさせて俺の妓だって主張するようなものばかりだったのに…"


『もう一度だけ聞くぜ、俺の…俺だけの女になるのは嫌か?』



©青楼オペラ 小学館


『…そうか、わかった…じゃあ帰るな』


『そうだ、利一郎ってやろうに伝えといてくれ…茜の、おまえの身請けは諦める事にするって…』


第11話:本物の愛

『茜さん、後でお時間頂けますか?』


利一郎に裏茶屋へ呼ばれるとそこには惣右助の姿もあります。


『お嬢が吉原で為そうとしている事に若旦那もご協力願えることになりました。これ以上ない助っ人だと思いましたので独断でお願いした次第です』茜はこれを断ろうとするのですが…


『だからって引き換えに俺のもんになれって話じゃねぇよ』と惣右助。


これにより、惣右助の手を借りることになり早速経緯をはなし始める茜。惣右助達は茜の突き出しまで『1年半』を目標に解決させようと決意します。

⁂【突き出し】遊女が初めて客をとること


さらに、全てが終われば惣右助が茜を請け出してくれると利一郎から聞きます。


『嘘でしょ…自分のものにならない女に誰が…それじゃお金を捨てるようなものじゃないの!』



©青楼オペラ 小学館


そして、さっそくあちこちにさぐりを入れていると報告に来る惣右助。


"今までのこの人なら金の力で無理矢理にでも私を自分のものにしたはず…だからあらがった、優しさにも裏があるんじゃないかと疑った、今…なんの打算もなくここまでしてくれるこの人を見て初めて素直に思える…この人は本当に私のことを…………"


打算もなくただ茜のために力をかしてくれる、その気持ちに惣右助の本当の愛を感じて戸惑う茜でした。


帰り際、思わず惣右助のそでを掴んでしまう茜、『…なんだよ』…何か言いたいのに言葉が出て来ません。



©青楼オペラ 小学館


自分の気持ちを持て余す茜は葵に相談を持ちかけます、葵もまた身分の違いから間夫の『佐吉』と一緒になれる見込みがありません。ですがたとえ、この先一緒になれなくても本気で向かってきてくれる人には嘘はつきたくないからね・・と茜の本当の気持ちに素直になるよう教えてくれます。



©青楼オペラ 小学館


感情が顔にでてしまう茜に『口でなんと言おうが、きっと伝わりんす』と優しくアドバイスしてあげる葵でした。


"次にあの人が来たら…"そう思う茜ですが、そう思うとなかなか来ないあの人。


そんな折、朱音は惣右助がお見合いをするという噂を聞いてしまいます。


第12話:惣右助のお見合い

薮入やぶいりの日ー

奉公人の年2回の休日、『藪入りの日』を知らずにやって来た惣右助、髪を洗って下げ髪姿の茜を見て、またドキドキしてしまいます。



©青楼オペラ 小学館


話があると連れ出される茜、頭の中は惣右助のお見合いの事でいっぱいですがさぐりを入れたことの報告を受けます。


茜の父親とは直接のかかわりはないが、伊勢屋という材木商に入札に絡んだ贈賄の疑いが露見したという話でした。


結局、伊勢屋は在庫を抱えたままどうしようもなくなり、店は潰れ店主夫婦は首をくくったと言うことでした。


茜は『伊勢屋』という屋号と『店主の自殺』に引っかかりを感じ、慌てて楼に帰ります。そして葵に確かめると、やはりそれは葵の実家の事だったのでした。


一方、とり残された惣右助…



©青楼オペラ 小学館


『殺さねぇと…こんな未練はよ…』


葵にお店の人で今でも便りのある人を教えて貰おうとするのですが…葵さんにとっては知りたくもない事を掘り返すだけになるかもしれないと葛藤します。


そんな茜の表情を見て優しく協力してくれようとする葵、"この人の親が不正なんかするような人か?"真実を必ず突き止めようと決意を新たにする茜でした。


ーそして、葵の教えてくれた番頭さんもすでに酒に酔い川で溺れて亡くなっていたことを知ります。その番頭は下戸だったはずなのに…。伊勢屋の事をさらに詳しく調べるよう利一郎にお願いします。


『お嬢、落ち着いて、慎重に参りましょう』全力で突っ走る茜を見て、危なっかしくて仕方がないと利一郎。


これに対し『お前が側にいてくれるから走れるのよ』と茜。


©青楼オペラ 小学館


ドサッ


その時、外で物音がします。そこには熱で倒れているゆかりの姿が…


紫が目を覚ますと利一が看病をしてくれています『…また覗いていたんですね』


『覗かれるような所で逢引してたのはどっちじゃ』そう言う紫に対して『お職候補の目も大した事ないようだ』と利一。



©青楼オペラ 小学館


『茜さんから看病を仰せつかっていますんで』看病を続ける利一郎でした。



ーある夜、仲の町張りする朝明野あさけの、その前を惣右助が女連れで通ります。


"この人が見合いの…若旦那が選んだ人"


『大層な美人を見せつけて、あっちの新造がねんすねぇ』と朝明野が声を掛けます。『のう、茜?』



©青楼オペラ 小学館


自分の涙に気づいた朱音は逃げ出しますが、惣右助は追いかけて行きます。


『初耳だなぁ』どうやら見合いの話は全くの噂、先ほどの女性も女形の役者であった事を伝えます。


それを聞いて再び涙を流す茜、それを見て惣右助は言います…


『ひでぇ女だおまえは、俺のものにはならないと言っておきながら、おれを逃しもしやがらねぇ』



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ーいつか別れは訪れる…そうわかっていても止められなかったー


まとめ

以上、青楼オペラ3巻完全ネタバレでした、いかがでしたか?今巻では茜と惣右助の距離が一気に縮まりましたね。3巻は、2人の切ない表情、恋する表情にとてもキュンキュンして個人的に好きな場面が多くある巻でした。


懲りずに覗き続ける紫や、大人な対応の利一郎、心優しい葵との関係もこの先どうなっていくのか?気になりますね。
4巻に続きます。


▽3巻以外のネタバレはこちらから
1巻 / 2巻 / 3巻 / 4巻 / 5巻



【完全ネタバレ】青楼オペラ 2巻・近江屋惣右助の過去

はじめに

桜小路かのこ先生の大人気作品『青楼オペラ』2巻の完全ネタバレ紹介をしたいと思います。江戸時代の吉原遊郭を舞台にした甘くて切ないラブストーリーをお楽しみください。




登場人物

主な登場人物を紹介しておきます。

永倉 朱音ながくら あかね


©青楼オペラ 小学館

武家出身の15歳で、何者かによって両親を殺され、遊郭吉原の『曙楼』に身を売る。曙楼で一番の女郎になれば沢山の男の情報が手に入り、自分の両親を殺めた刺客を見つけ出すことが出来ると考えている。曙楼での源氏名は『茜』。

近江屋 惣右助おうみや そうすけ


©青楼オペラ 小学館

高利貸しの若旦那で、頭も切れる色男で吉原の女郎達にモテる人気者。大の武家嫌い。

神谷 利一郎かみや りいちろう


©青楼オペラ 小学館

永倉家に仕えていた用心であったため、曙楼で会うよりも前から朱音の兄のような存在であった。彼女を心配し吉原まで追い、曙楼では「利一」として働く。

朝明野あさけの


©青楼オペラ 小学館

曙楼一番の花魁で、朱音の姉女郎として女郎としての振る舞いを茜に指導する。

あらすじ

江戸時代、遊郭吉原――――。

――― 自らの意思で遊郭吉原に身を沈めた武家出身の朱音。 武家嫌いで朱音を憎んでいるはずの若旦那・惣右助が時折見せる優しさに戸惑い、彼のことが頭から離れなくて・・・!!!!


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青楼オペラ2巻ネタバレ

それではここから青楼オペラ2巻の内容についてご紹介します。
注意:ここからはネタバレになります。


第5話:紫の本性

『茜の帯が裂けたのは事前に切れ目が入れられていたせいだとわかったよ』


やったのは見世の誰かに間違いないと内儀おかみ、まず最初に『ゆかり』が新入りの茜と一緒に新造出しするのが面白くなくてやったんだろと疑われます。


『紫ちゃんではありません!』紫ちゃんにとっても大切な新造出しの道中にそんな事をしてもなんの得もないからと茜が止めにはいります。


しかしその紫、まるで茜が犯人であるかのように告げ口をします。


『客の気を引きたくてかい?』皆に疑いの目を向けられそうになる茜でしたが…


『そんなわけないでしょう』と利一郎、もし失敗すれば大恥をかくような事をするはずがないとかばいます。


『うちの新造出しが台無しになるところだったんだ、下手人げしゅにんはきっと見つけてやるから覚悟おし!』


怒る内儀に茜は『どうかそれはよしておくんなんし』なんとも思っていないので犯人探しをやめて欲しいと乞います。


茜の意向によって犯人探しは取り敢えずとりやめとなるのですが…それを遠目に不敵な笑みをこぼす紫…


…『さっきはありがとう利一』庇ってくれた利一郎にお礼を言う茜ですが…



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高価な仕掛けを一度しか着ないことにショックを受ける茜に『そんなに惜しいですか、あの若旦那にもらったものが』


ここで利一郎は、惣右助と交わした取り引きについて語りはじめます。


『惣右助は吉原である女郎を探しているようです…』



©青楼オペラ 小学館


『その仕掛けも囲碁の指導もすべて取り引きのうちですよ』


これを聞いて深く傷つく茜"あの男にとって私は金であがなった生人形いくにんぎょう"


『女郎が客に振り回されるなんてお笑いだわ』心の底が読めない惣右助にもう惑わされたくないと気を引き締め直す茜。


ーある日、朝明野の座敷にでる茜と紫。紫は茜をわざと転けさせたり、お客の前で茜の事を悪く言ったり…新造出しの夜以来まるで人が変わったよう。



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『姉さん、堪忍しておくんなし、決して気を抜いたりなぞは…』謝ろうとする茜に朝明野は言います。


『ふふ、紫がようやく相手をしてくれるようになったのう』茜を次のお職の座を争う相手とみなしたのだと…


そんな座敷の途中で他の客に呼ばれる茜は朝明野の名代みょうだいとして部屋に通されますが…そこにいたのは惣右助。

⁂【名代】姉さんの身が空かないとき代わりにお客の相手をする事


『おまえ、帯を切った奴を探すなと言ったそうだな、どうしてだ?』


『わっちのように華々しく新造出しできるのは限られた者だけ、私はひがまれて当然』『犯人が見つかれば折檻ではすまないかもしれず、それがわかっているのに小さな過ちを責め立てるなど恵まれた者がしていいことではござんせん』きっぱりと言い放つ茜。


『……さすがお武家のお姫様ですな』


…カチンっ
また嫌味を言われると察した茜、顔を赤くして惣右助の目をみると……



©青楼オペラ 小学館


思わぬ優しい目で茜を見る惣右助、茜はそれをどう受け止めたのでしょうか…。


そしてまた別の日、朝明野花魁のお座敷に接待されるお侍さん。この三橋兵衛は他の見世で名代の振袖新造に手を出したと言う噂がながれる人物。


…この噂を耳にした利一郎は慌てます。


第6話:吉原の髪洗い日


©青楼オペラ 小学館


『これ茜何処へいく、雑用は禿かむろにまかせておぬしは私のそばにおれ』


三橋の狙いは茜、彼は今夜、曙楼に泊まりたいと言い出します。朝明野の名代は当然茜となりそう、"今夜この人と同衾どうきんすることになるの…?"不安を感じはじめる茜の肩に三橋の手がかかったその時…


息を切らし雨に濡れ、必死の形相で座敷に飛び込んできた惣右助。『来い!』茜の手を引っ張って、部屋から連れ出そうとするのですが…。


『惣右助ではないか』声をかけたのは三橋、偶然にも2人は顔見知りの様子。


『あ、なんだ三橋様』


『今、茜をさらおうとしおったな』


『ええ、振袖好きの前科持ちが曙楼に揚がったと聞きまして、是非その助平面を拝んでやろうと傘も持たずに飛び出しちまって…』と、軽口をたたくも…



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惣右助様……好き、とはなりません"どうせこれも取り引きなんだわ"とソッポをむいてしまいます。


実は、惣右助にこのピンチを伝えたのは利一郎、『もう、こんなことしなくていいわ』こんな会話を交わす茜と利一郎の様子を陰から伺う人影が…


『見いちゃった♡』


ー毎月28日 吉原の髪洗い日ー


『茜さん、茜さん!茜さんの帯を切ったのが誰かわかりんしたよ!』と禿かむろたち、
売れない女郎の荷から鋏がでてきたと茜に伝えます。この女郎には相当の罰が与えられてしまいます。


"黙っていれば丸く収まるものを…"


『余計なことをっ』思わず禿たちにどなりつけてしまいます。


そこで禿をかばう紫、茜はその禿と仲の良い紫がそそのかしたのではないかと言いよりますがとぼける紫。そのうえ…


『悪さする虫を潰すのは廓で生き抜くためには必要なことじゃ』


やっぱり利一郎と話す所を見ていたのは紫でした。


せっかく髪を洗ったのに弱みまでにぎられモヤモヤする茜、そこに惣右助が来るのですが髪を下ろした茜をみて…



©青楼オペラ 小学館


完全にど真ん中なんでしょうね、『わざわざ下げ髪で俺の前に立ちやがって、俺にくしこうがいをねだってんのか、そうなんだろう、わかった買ってやる支度しろ』



©青楼オペラ 小学館


買い物のあと2人が初めて出会った稲荷へ、ここは女郎が幸いを神に請う稲荷、ここで、出会ったときと同じように手を合わせる惣右助をみて茜は…


"あぁ、この人は尋ね人の幸せを願っているんだ、かたきなんかじゃない、探しているのはこの人にとって大切な女の人"


第7話:惣右助の過去

あるとき、朝明野の座敷にはまた侍・三橋の姿が、彼は酔った勢いで永倉家(茜の家)の事を口にします。永倉家が取り潰しになった理由も知っている様子。


早速、利一郎にも相談しその理由を探ってみることになります。


そしてもう一つ、茜は稲荷での一件以来暫く惣右助のことを避け続けていました、それは私などに会いに来ている場合ではないという想いから。



©青楼オペラ 小学館


『茜ちゃんには男がいんす、あれは間夫にちがいありんせん、お客人を振るのはそのせいじゃ』朝明野や内儀についに密告する紫、しかし朝明野は『あの仏頂面のお姫様に間夫などこさえられるものか』と笑いとばします。朝明野は普段、茜にきつい言葉を使いますが、ピンチのときはことごとく助け舟をだしてくれる本当素敵な姉さんですよね。


襖のそとでこの会話を聞く利一郎。そこへ出てきた紫を引き留めます。


『さては口止めでありんすか?口止めしようってことは茜ちゃんとの仲を認めたも同然じゃなぁ』


『まぁ、あの人のためならなんでもする覚悟ではいますよ…なんでもね』恐ろしく殺気だつ利一。


『いいですか?あなたがこの見世一の花魁になる邪魔はしません』



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ー茜がおつかいから見世にもどっていると、突如道を塞ぐ惣右助『やっと会えた、なんで避けんだよ、俺がなにかしたか!?なんでだよ…』


『若旦那、わっちより先に救い出すべきお人がおありでごさんしょう?』


ここで通りがかりの3人の侍が惣右助に声をかけます、彼らは惣右助が士分を捨てる前の知り合いの様子。


3人は茜にも絡もうとしますが『やめろ!貧乏御家人には目の毒だろう』と止めにはいる惣右助。


『そうじゃなあ、貧乏結構!おぬしとは違う、娘をくるわに売るような親はおらぬ』



©青楼オペラ 小学館


掴みかかろうとする惣右助をとっさにとめる茜、怒りに震えながら惣右助は言います『姉上を侮辱したことを後悔させてやる、必ずだ!』


惣右助の父親は無役の御家人、飲んだくれで8歳のとき娘を吉原に売り、12歳で惣右助を陰間茶屋に売ろうとしたところみかねた近江屋の親父殿が養子にとってくれたと茜に話します。


"この人がなぜ武家嫌いなのか、大切な尋ね人が誰なのかもわかってしまった"


『…わっちも元は武家でござんす』


『…おまえなど嫌いだ、こんな苦界に落ちていい気味だ、いつか…』



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『その身も心も俺のものにしてやる』


第8話:朝明野の道中

三橋から永倉家のことについて詳しく聞き出すために、利一郎と相談しお酒が入ると饒舌じょうぜつになる三橋にウォッカをのませることにします…。


そして、呼び出すために『2人で会いたい』と文をだす茜。早速釣られた三橋は曙楼に向かう途中惣右助に会い、これを自慢げに話します。


ー顔を真っ青にして、過呼吸になりかけている茜、三橋から永倉家の真実を聞き出してショックを受けてしまいます。


そこに心配して駆け付けていた惣右助が介抱しながら事情を聞くと…



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ここで我にかえる茜、"不正を働く武士など、この人が最も憎むもの…今、父上のことを罵倒されたら…………"


『…事情はわからんが父親を信じろ』


父上が収賄の汚名を着せられているのなら、尚更真実を突き止めなくてはならないのでは?惣右助は穏やかに、そして力強く茜に語りかけます。こう言うと『めそめそしてるお前なんかつまんねぇ』と帰っていく惣右助。


"なんであなたが私の欲しかった言葉を言うの"


ー朝明野の道中ー



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それから半月が経ち朝明野花魁の道中、3人の刀を抜いた無頼漢が突如襲い掛かります『曙楼の茜、覚悟!』


そこに現れたのは利一郎と惣右助、無頼漢達は言います『やはり現れたな近江屋惣右助!』茜を狙ったのは惣右助をおびき出す為だったようです。


無頼漢は以前絡んできた3人の侍、あれから惣右助は彼らの借金を全て買い取り、返済するまで新たな貸し出しをしないことで仕返しをしていたのです。


脇差しでこれに立ち向かうもあまりにも状況は不利、しかしさらに煽る惣右助。


『討ち取ったり近江屋…!』絶体絶命のその瞬間………ガシャン!



©青楼オペラ 小学館


これを止めに入ったのはまさかの茜、見事な薙刀なぎなた捌きで無頼漢達を圧倒し、あっと言う間に追い払ってしまいます。


『茜!なんて無茶しやがる…』


『気に入らぬのじゃ!』


『どっちが無茶じや、そのような捨て鉢でいつ命を落としても構わぬとでもいいたげな…』



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"腹がたつ、心が乱されて、顔を見れば憎まれ口ばかり…こんなにも…"


ー"こんなにも心が誰かに占められたことはない"ー


まとめ

以上、青楼オペラ2巻完全ネタバレでした、いかがでしたか?ついに自分の中で惣右助が大きな存在になっていることに気付いた茜、憎まれ口ばかりたたいていた惣右助の優しい言葉や表情も目立つようになってきました。


惣右助の姉の行方は?茜の両親を殺害した犯人は?そして2人の関係は?まだまだ気になることだらけですね。


3巻に続きます。


▽2巻以外のネタバレはこちらから
1巻 / 2巻 / 3巻 / 4巻 / 5巻



【完全ネタバレ】青楼オペラ 1巻・曙楼『茜』の新造出し

桜小路かのこ先生の大人気作品『青楼オペラ』1巻の完全ネタバレ紹介をしていきたいと思います。

青楼オペラの概要

青楼オペラは、小学館フラワーコミックス・ベツコミにて桜小路かのこ原作で描かれる甘くて切ない遊郭ラブストーリーで、1巻・2巻が2015年10月26日に同時発売されて以来、大人気コミックとなっています。




登場人物

主な登場人物を紹介しておきます。

永倉 朱音ながくら あかね


©青楼オペラ 小学館

武家出身の15歳で、何者かによって両親を殺され、遊郭吉原の『曙楼』に身を売る。曙楼で一番の女郎になれば沢山の男の情報が手に入り、自分の両親を殺めた刺客を見つけ出すことが出来ると考えている。曙楼での源氏名は『茜』。

近江屋 惣右助おうみや そうすけ


©青楼オペラ 小学館

高利貸しの若旦那で、頭も切れる色男で吉原の女郎達にモテる人気者。大の武家嫌い。

神谷 利一郎かみや りいちろう


©青楼オペラ 小学館

永倉家に仕えていた用心であったため、曙楼で会うよりも前から朱音の兄のような存在であった。彼女を心配し吉原まで追い、曙楼では「利一」として働く。

朝明野あさけの


©青楼オペラ 小学館

曙楼一番の花魁で、朱音の姉女郎として女郎としての振る舞いを茜に指導する。

あらすじ

江戸時代、遊郭吉原――――。

親を亡くした武家出身の朱音(あかね)が自ら身を沈めたのは、大見世・曙楼。高利貸しの若旦那で頭の切れる色男・近江屋惣右助(おうみやそうすけ)との出会いが、朱音の運命を突き動かす!! ここは地獄か極楽か・・・艶やかな吉原物語が今、動き始める!!!!


©青楼オペラ 小学館

青楼オペラ1巻ネタバレ

それではここから青楼オペラ1巻の内容についてご紹介します。

注意:ここからはネタバレになります。

第1話:朱音、大門をくぐる


ー『本当にいいのかい?この大門をくぐったら余程運が良くない限り二度と外には出られないかもしれないよ…?』ー



©青楼オペラ 小学館


遊廓吉原ー曙楼ー

『おや、この娘はお武家の出だね』くるわ内儀おかみは『朱音あかね』の姿勢を一目見ただけで言い当てます。


江戸町一丁目の曙楼は吉原でも5本の指に入る大見世、楼主ろうしゅにも気に入られあとは出来るだけ早く売れっ妓に"そう意気込む武家出身の『朱音』は両親を亡くし、吉原の大見世「曙楼」の奉公人となります。


『おまえはこの吉原のことを何も知らないだろうから、一から話してやりましょう』とお内儀。



©青楼オペラ 小学館


朱音の姉女郎として楼主によって朝明野あさけの花魁おいらんが呼ばれます。


朝明野は女も魂消たまげるほどの美しい花魁です、"こんな美しい人が師となって指南してもらえるとはなんて幸先の良い…"こう思う朱音でしたが・・。



©青楼オペラ 小学館


『お断りじゃ、わっちがもう幾人妹を抱えてるかご存知かえ?』


妹女郎を抱えればそのおんなが稼げるようになるまでの衣食の世話を全てすることになり、かせげない妹女郎では借金が増えるばかり、こう答えるのも当然です。


『どこの馬の骨とも知れぬ素人の面倒までは見れんせん』こう言う朝明野に対し思わず朱音は言い返してしまいます。


『……骨だって、磨けば光る象牙だってあるものを……』


ならばと朝明野は妹になる条件として難問を言いつけます。『おまえ今から表にでて、客を引っ掛けてきなんし』そうすれば妹として面倒をみてやると。



©青楼オペラ 小学館


『わかりました、行って参ります!』粗末な格好のまま飛び出す朱音、しかしどう見ても素人の朱音、誰も相手にすらしてくれません。早くも弱気になりかける朱音ですが・・・。



©青楼オペラ 小学館


"忘れるな"何者かによって殺された両親のことを思い返し奮起する朱音。


"私が吉原になにをしにきたのか、こんなところでつまずいてなどいられない"


朱音は何かの目的をもって吉原に来たようですが、とにかく街中をさまよいたどり着いた神社。そこには参拝者が…。



©青楼オペラ 小学館


そこにいたのはざんばら髪の若い男、朱音と目が合うと走り寄ってきます。


『見世は?見世はどこだ?』『名は!』たたみかけて質問をしてくる、一見ゴロツキのこの男。"いくらなんでもこんな客は…"と思いながらその目をみると…。


…違う、この目は…敵意だ



©青楼オペラ 小学館


曙楼に戻りうなだれる朱音に『おや、わっちの目が悪いのかお前の客が見えないよ』と言うキツい朝明野。


そこへ朱音に会いたいという客があると知らせが届きます、それは神社で出会ったざんばら髪の男。


実は、お旗本にまげを切られて脅されても屈せず、家が蔵前きっての大札差(高利貸し)頭もキレる色男、近江屋惣右助おうみやそうすけ


『今宵はこいつを買いにきた、金額をいっつくんな言い値で払うぜ』


なんと、朱音を請け出したいと言うのですが…『その話お断り致します!私はめかけになりとうてくるわに参ったわけではございません』とこれを断る朱音。


『女郎は誰に買われようと文句はいえねぇんだ、覚えとけ!』くいさがる惣右助ですが、ここで朝明野が・・・。


『そこまでにしなんし若旦那』



©青楼オペラ 小学館


『朱音の馴染みになりんし』圧倒する惣右助に笑顔で答える朝明野。


『朱音は近く新造となって、2年もすれば突き出して一人前の女郎になりんす。それまでわっちが目を光らせて、他の殿方には指一本ふれさせんせん、通って馴染みの客になってから足を洗わせてやりんなし』これにより惣右助は一旦退散、朱音はついに朝明野花魁の妹女郎、曙楼源氏名『あかね』となったのです。


第2話:許嫁との決別

午前10時、遊女たちはようよう起き出し妓楼ぎろうの朝が動き出します。



©青楼オペラ 小学館


『愛嬌がないんじゃお前には!』曙楼にきて10日ほど、朱音にはいつも笑顔がないと朝明野に叱られます。


"笑顔は女郎の武器、それなくして天下など取れるものか"わかってはいるが小さな頃から笑うのが下手な茜。


同じく朝明野の妹女郎『ゆかり』の笑顔を見習うように言われますがなかなか上手く笑うことができません。


その『ゆかり』はこの見世の引込禿ひっこみかむろ、引込は将来の売れっ妓で中でも紫は次のお職(No.1)とも言われる、とても見た目と気立てのよい女郎です。



©青楼オペラ 小学館


正午からは昼見世が始まります。この時間帯にはたいしたお客がいない為、女郎達もあまり身がはいりません。


おつかいを頼まれた茜、街で曙楼以外の見世から出てくる惣右助を見かけます。


"私と馴染みになる気など元からないんじゃないの……"



©青楼オペラ 小学館


朱音がおつかいから帰ってくると、何やら見世の方が騒がしいようです。


中で待っていたのは、朱音の許嫁だった旗本の次男『誠二郎』でした。いなくなった朱音を探してやっと曙楼を探しあて連れ戻そうと訪ねてきたのです。


そこに騒ぎを聞きつけて現れたのが惣右助、あくまでも『女郎』である茜の新造出しんぞうだしの費用を出すといいだします。

⁂【新造出し】姉女郎が一人前になった禿を妹女郎として披露すること。


『茜を廓から出したきゃ、千両箱持って出直しな!』これに怒り刀を抜こうとする誠二郎ですが・・・。


『誠二郎様、どうぞこのままおかえりなんし』茜が帰るようにうながします。


『されどお気持ちは嬉しゅうござんす、いずれわっちが突き出した日には…』

⁂【突き出し】遊女として一人前になること。



©青楼オペラ 小学館


それは周りが初めて見る、華やかやな朱音の微笑みでした。


『ぬしさんの知る朱音は死にんした。わっちは”曙楼の茜”でごさんす』こうして笑顔で誠二郎を帰します。


その後、騒ぎの一部始終を見ていた朝明野は人のいない場所を間接的に茜に教えます。自分の事を本当に大切に思ってくれていた許嫁を拒絶した悲しみに布団部屋でむせび泣く朱音でした。



©青楼オペラ 小学館


午後6時、清搔すががきの音とともに今日も夜見世の幕が上がります。


茜の泣く布団部屋に一人の男が入ってきて声をかけます…茜が振り返るとそこにいたのは……『利一郎!』


第3話:永倉家の用心、利一郎


©青楼オペラ 小学館


曙楼に新しく入ってきた男『利一』は、出家先の寺がイヤで飛び出し、廓の男衆になったという変わり者。


この男、実は朱音の幼なじみで朱音の家に仕える用人の嫡男ちゃくなん『神谷利一郎』、殺された主人の菩提ぼだいを弔うために出家しましたが、朱音が吉原に入ったという報せを聞いて朱音を連れ戻す為に寺を抜け出してきたのです。


『お嬢のためならなんだってします』と還俗げんぞくまでして曙楼に潜り込んだ利一郎ですが・・・。


『私は帰らないわ』目的を遂げるまでは絶対に帰らないと伝える茜。


『…お嬢、貴女はあの晩、何をご覧になったのですか……!?』



©青楼オペラ 小学館


『人を、私はただ人を捜しているの』吉原で頂点を極める太夫だゆうになれば情報が得やすくなるはずと語る茜。


茜の意思が固い事を知った利一郎は…



©青楼オペラ 小学館


茜が目的を遂げるまで朱音を守ることにした利一郎『貴女は私が、命に代えてもお守りします』


ある日、囲碁の師匠をつけて欲しいと内儀にお願いする茜ですが『客を負かすまで強くなってどうする』とあまり相手にしてくれません。


囲碁を習いたい理由は『紫』に書も唄も踊りも及ばない軽い劣等感から。



©青楼オペラ 小学館


『客を負かしていけないのは分かるけど、あの近江屋の若旦那だけはこてんぱんにのしてみたいわ』と言う茜に『あの若旦那にはお気を付け下さいませ』と何か知っている様子の利一郎。


ほどなくして利一郎は朱音との関わりを惣右助に気づかれてしまいます。


『神谷様!』思わず振り返る利一郎、そこには惣右助が立っています。


茜、利一郎、誠二郎の過去の関わりを全て調べ尽くしていた惣右助は利一郎を脅しにかかります。


『女郎と見世の者が特別な関係にあることが楼主に知れたら、ちょいとまずいんじゃねぇかなぁ』


しかし利一郎も簡単には屈しません、近江屋がかつて永倉家(朱音の家)御用達の札差であったことを知っていました。



©青楼オペラ 小学館


『そこにある"気持ち"はなんだ?』この事実をお嬢が知れば、いくら上客でもお前になびくはずなどないと返します。


ここで取り引きを持ち出す惣右助、『俺はお前らの秘密に口を閉ざしていてやろう、なんなら朱音がここで不自由しねぇように陰に日向に助けてもやろう…そのかわりやってほしいことがある!』


第4話:茜の新造出し

『囲碁の師匠が見つかった?』…良い方を紹介して頂けるよう昔の伝手つてを頼りにお願いしたと言う利一郎。もちろんこの伝手とは惣右助のことです。


『師匠は明日にでもお越しいただけるよう手配して下さるそうですよ』…『ありがとう』とても嬉しそうな茜。


……は?



©青楼オペラ 小学館


碁の師匠として訪れたのはなんと惣右助本人、『手前がある・・方にお願いしたのは"弟子につけば泊がつくほど高名な師匠"ですよ』話しが違うと怒る利一郎。


これにはさすがにがまんのならない利一郎、朱音の師匠の座を賭けて惣右助と囲碁の勝負をする事に。


対局を始めた2人の周りには次々と見物人が集まってきます、実は『惣右助』碁の腕前も相当な有名人だったのです。


そして、それに一歩も引かず渡り合う利一郎、激しく渡り合う2人は周囲の声も耳に入らない程ムキになっています。


"利一郎はともかく、なぜこの人はここまでムキになるの?"



©青楼オペラ 小学館


"警戒する一方でこの人が私をどう思っているのかしりたくなっている、この人の矛盾する態度の裏にある私への想いを"


結局この勝負は6目差で利一郎が負けてしまいます。があまりの接戦に惣右助も納得できていない様子です。


…ここで惣右助を尋ねて『武家のお侍』がお金の工面に来るのですが、人目につく往来でこれを辱しめます。ー武家嫌いの近江屋惣右助ー周りで見ていた人々が口にしているのを耳にしてしまう茜。



©青楼オペラ 小学館


…あぁ、そういうことか…


"この人は、武家娘であった私をおとしめたいのだ、私に大金を費やすのも金の力で思い通りに屈服させてその姿をみて楽しみたいのだ"


悔しい……。



©青楼オペラ 小学館


まもなくむかえる茜の新造出し、"笑っていよう、楽しませてなるものか、いちばんいい笑顔であの若旦那の期待を裏切ってやるわ"そう誓うのでした。


ー新造出し当日ー


ついに新造出しの当日、道中の真っ最中に真新しい茜の帯が裂け始めます、曙楼内の何者かによって刃物で切り込みを入れられていたようです。



©青楼オペラ 小学館


『ご開帳か?その前に泣くか?』


次第に周りの観客たちも気付きザワつき始めます。同じく新造出しの紫も気を使い声を掛けるのですが…



©青楼オペラ 小学館


"うつむき、泣く姿など晒すものか!あの男がどこかで見ているかもしれないのだから"…真っ直ぐ前を向いて笑顔のまま歩き続ける茜。


帯はさらに裂け…『限界だ、茜だけ下げよう…』周りが判断したその時・・。



©青楼オペラ 小学館


そこに現れたのは惣右助、通常新造出しでは身につけない『豪奢ごうしゃな仕掛け』を持ってきて朱音に羽織らせます。


"私を貶めたいのなら、みんなと眺めてわらっていればいいでしょうに、何故…"


とにかく、災難にも動じず堂々とした道中ぶりにその名をあげる茜でした。

まとめ

以上、青楼オペラ1巻完全ネタバレでした、いかがでしたか?徐々に花魁へと向かい成長していく『茜』、その両親を殺害した犯人はいったいどんな人物なのでしょうか?また、帯に切り込みを入れた犯人は?そして何と言っても武家嫌いの『近江屋惣右助』の本当の気持ちはいったいどこにあるのでしょうか?今後の展開が色々と楽しみですね!


2巻に続きます。


▽1巻以外のネタバレはこちらから
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【完全ネタバレ】プリンシパル 7巻 -2018年実写映画化の予習

2018年に実写映画化の決まった、いくえみ綾さんの『プリンシパル』をご紹介したいと思います。今回は遂に完結『プリンシパル』7巻のネタバレです。予習として見てもらえると映画がもっと楽しめると思いますよ。


▪️7巻以外のネタバレはこちらから
1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 | 6巻 | 7巻


プリンシパルの概要

まずは概要から、『プリンシパル』は2010年11月号から2013年9月号まで『Cookie』(集英社)から連載されていました。単行本は全7巻で完結済み、累計発行部数は120万部を超えるヒット作です。


そしてこの漫画を語る上で外せないのが『いくえみ男子』といわれる超魅力的なキャラクター達です。いくえみ男子は、『いくえみ綾』さんの漫画に登場するキャラクターの総称。優しくて、目端がきいて、時には厳しくて、特別目立つわけではないのに、いつの間にか心を掴んで離さない、不思議な魅力を持つ男の子の事をいいます。


プリンシパルでは極上の『いくえみ男子』弦と和央、そして同じく魅力的な『いくえみ女子』の糸真が胸きゅんストーリーを展開していきます。





登場人物

まずは、主な登場人物を紹介しておきます。全員15歳の高校1年生。

住友 糸真(すみとも しま)


©プリンシパル 集英社

3人目の継父と折り合いが悪く、東京の学校では些細なことが原因で無視されるようになり、家にも学校にも居場所をなくしてしまう。実父を頼って北海道へ引っ越し、クラスメイトで家が近所の和央・弦と親しくなる。

舘林 弦(たてばやし げん)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。和央とは幼なじみ。幼い頃、和央を女の子だと思い込んでいたため、その刷り込みで和央を過保護に可愛いがる。

桜井 和央(さくらい わお)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。虚弱体質で学校を休みがちなイケメン、幼い頃から弦とその姉、弓になついている。

国重 晴歌(くにしげ はるか)


©プリンシパル 集英社

転校初日から糸真に優しく接してくれたクラスメイト、糸真が弦や和央と親しくしていることに腹を立て嫌がらせをするが後に和解し親友となる。


あらすじ

弦への想いを自覚し、金沢に別れを告げた糸真。弦には当たり障りのない態度で接していたが、晴歌から「嘘はつかないでね」と、あるメールを見せられて──!? 恋に友情に悩みまくりの糸真は、青春の主人公になれるのか!? 一方、順調に愛を育む和央&弓をつけ狙う影が…。


プリンシパル7巻ネタバレ

それではここからプリンシパル 7巻の内容についてご紹介します。


注意:ここからはネタバレになります。



©プリンシパル 集英社

大喧嘩

『和央、これ食べな?』



©プリンシパル 集英社


今日も平和な糸真宅の朝食風景ですが心に巣食う金やんの影・・・。



©プリンシパル 集英社


この金やん、晴歌にメールを送ります。『糸真ちゃんには好きな人がいるみたいだね。多分、国重の知ってる人、国重は知らなかったの?』


晴歌はそのメールを糸真にみせながら言います『あたしは何も知らない、だって糸真はそんなことひとことも言わないから』・・ついに覚悟を決めた糸真。



©プリンシパル 集英社


『弦が好き』・・・


これに晴歌は驚くほどキレます。


『いつからだよばーか!』



©プリンシパル 集英社


『バカだけど…いっしょうけんめい考えたんだもんっ』


このあと糸真が何をいっても『バカ』の連呼、ひとしきり喧嘩したあとお腹が空いた晴歌は休戦を申し出ます。この2人ほんとに仲良くなったもんだ・・。

ストーカー

翌日金やんから糸真に、『弟さんの彼女さんってまさかの「先生」だったんですね』とメールが、その日の早朝、たしかに和央と弓は『すみれ』のお散歩デートをしています。


あまりのストーカーぶりに金やんにもう一度会いに行くと言いだす糸真。


それを聞いた弦『ついてってやる』



©プリンシパル 集英社


結局ついてくることになった弦は草むらに隠れます。そこに金やん登場、ストーカー気分を味わってみたけど虚しくなったと話しはじめます。


気持ちに区切りがついたのか今日の金やんは結構爽やかな感じ、『そしてまさかの弟さんの彼女!』と和央&弓のデートの話題に移ります。


『何あのステキな感じ幸せすぎるだろ』
・・・・・
『でね、ストーカーはもう1人いてね』


え?


“和央と弓の写真を金やんですら引くほど撮ってるストーカーがいた”と聞いた途端草むらからとび出す弦。


『それどんな女?』


金やんにストーカーの特徴を根掘り葉堀りきくと『ありがとうな!』あっと言う間にその場から走りさっていきます。


『ね?あの人はあたしよりも和央の方が大事なのよ〜ハハハ』金やんと2人取り残された糸真が呟きます。


『あ』金やんが何かに気付きます、その視線の先には・・・


『やべっ、忘れてたっ!』振り返り、走って戻ってくる弦。そして・・・



©プリンシパル 集英社


『ば、ばいばいっ』糸真の手をとり連れ去る弦、このシーンもかなり好き。


しばらく走った後、糸真は草むらに隠れていた弦の頭についていたクモの巣をとってあげながら・・・


『晴歌と喧嘩した理由教えよっか』



©プリンシパル 集英社


『あたしも女だってことだバーーカ』


わーーーーーーーー

キスは茶飯事

ついに弦とキスをした糸真ですが、和央も弓とキスをして、その上ストーカーに現場の写真を撮られてしまった模様。


翌朝、気まずさからいつもより早く学校に行く糸真、同じく気まずさからいつもより早く学校に来る弦。2人は和央と弓のキス写真が現像され掲示板に貼られているのを見つけます。


『す、すげーな…俺らが早く来たのってこのためだな!』素早く写真を剥ぎ取りますがすでに手遅れ、いっきに学校中に拡まってしまいます。


案の定、職員室に呼ばれてしまいますが何故か余裕のある和央。どうも朝のうちに弓と作戦を練っていたようです。



©プリンシパル 集英社


その夜、弓は弦と和央の家を訪れ両親に事情を説明、弦は糸真をコンビニに連れ出します。


『2人ともお咎めなしということで落ち着きましたので』こう報告する弓、お咎めなしとは寛大な・・と少し驚く両親に『和央くん…いえ2人でうまいこと考えました』と伝える弓・・・


『はい、キスは茶飯事です』校長室でこう説明する和央。



©プリンシパル 集英社


幼馴染みでもある弓ともつい習慣で外でしてしまいました、以後気をつけます。


一方、弦に連れ出された糸真。


『あんな告白でごめん』こう伝える糸真に弦の答えは・・・



©プリンシパル 集英社


『弦はそう言うと思った』・・・これはいい振られ方。


『あれはさ、今日の和央のケッサク言い訳とおんなじ感じで受けとめといて!』と言うと、手を振って別れるふたり。

同志

次の日から、知らない女子にも男子にも『和央くーんチュして』と絡まれまくる和央を必死で守る弦と糸真。



©プリンシパル 集英社


『まあ、もともとあんたの役目だったもんね、同志』握手をしようと手を差し出す糸真でしたが・・・



©プリンシパル 集英社


『握手なんだけど』と言いつつ心の中で思い切り笑顔の糸真ちゃんでした。


ここからストーリーはエンディングへと向かっていきます。時はすぎ話は約2年後の東京に住む糸真。高校卒業後に東京の大学に受かり、和央以外の家族で引っ越しています。


作品内ではそんな現在の糸真と高校時代最後の和央、晴歌、弦それぞれの気持ちの描写が交互に描かれていますが、わかりやすくする為に多少時間軸が前後してしまいますが1人ずつ紹介していきたいと思います。

修学旅行(和央)

・・・修学旅行の前日、和央は熱を出してしまいます。一度熱が出てしまうと一晩で下がる事は今までなく修学旅行を断念することに。


そんな和央に糸真からメールが届きます『和央〜大丈夫?もうすぐ出発だよん、和央が来なくて皆んな好き勝手言い出して、いつの間にかこの間のキス事件で謹慎になったって噂が広まりそーになったけど寸前で私が阻止しておいたからね〜大丈夫!熱下げてね〜』このメールと同時に家のチャイムが・・訪れてきたのはなんと和央のストーカー。



©プリンシパル 集英社


『大丈夫だから!ちゃんと楽しんできて!それで僕にお土産買って来て!』


『・・・はい』なんとか送り出す和央はこの後熱があがってしまいます。


ベッドの中、和央は以前自分のせいで学校に来ることが出来なくなってしまった子のことを思い出します・・・『僕に出来ることはなんもない』・・・


あ、あった


『弓ちゃんと絶対結婚する。今までを無駄にはしない』そう誓う和央でした。

本当のあたし(晴歌)

『二者面談どうだった?』今後の進路について話し合う糸真と晴歌。晴歌は道内の調理師専門学校、糸真は東京の大学をそれぞれ希望しています。


糸真は弦が東京の大学を希望していることを晴歌に聞きはじめて知ります。


3年に進級し弦とクラスが別々になって以来、会ったら挨拶するくらいだと言う糸真をみて何かを思う晴歌。


"「心の広い女」って思われるのが嫌で、恋のライバルの背中を押すような陳腐な真似はしなかった…うん、正しい…あたしは正しい"



©プリンシパル 集英社

呪い(弦)

晴歌からお互い東京の大学に進学を希望している事を聞いた糸真と弦。久しぶりに口をききます。


『俺も東京だからよ、受かったらまた一緒に遊べんな』と弦。


『なんで?なんであたしと遊ぶの?』



©プリンシパル 集英社


『お・ち・ろ』呪いをかけられた弦は、本当に受験に失敗してしまいます。


やがて卒業を迎え、糸真の引っ越しの日、勝手に糸真の部屋に上がりこむ弦。糸真が帰ってきたと和央に聞き・・・


"ここは俺の人生でとにかく一番素直な言葉を言ってみるのが ベストだな"



©プリンシパル 集英社


『俺おまえいないとつまんないみたいだ、次必ず受かって東京行くから、待っててくんないかなと思って』



©プリンシパル 集英社

現在

東京に住む糸真のもと、和央が北海道から遊びにきます。



©プリンシパル 集英社


だいぶ雰囲気の変わった気がする和央ですが、デートを終えて家に帰ると『実は僕、1人で東京まで来たんじゃないんだ』とサプライズ発言。


それを聞いて糸真が部屋に戻ると・・・


『よ!』浪人中のはずの弦がいます。後期試験を受けて無事合格、9月入学でもうアパートも決めたとのこと。


なんで黙って…と聞く糸真に『だっておまえ呪いかけるだろ』と弦。


『…また夏休みみんなで…遊ぼーか』


『いーね、あ、金やんはナシな』


あたし今、最高に主役っぽい

映画化について

そんなプリンシパルが2018年に実写映画化されて全国公開されます。タイトルは『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』、キャストは黒島結菜(糸真)とジャニーズWESTの小瀧望(弦)、そして俳優の高杉真宙(和央)となっています。


監督:篠原哲雄・脚本:持地佑季子
配給:アニプレックス

©️2018「プリンシパル」製作委員会


感想

以上がプリンシパル7巻の内容でした。ついに完結ですがいかがでしたか?タイトルの『プリンシパル』実は主人公という意味。最後に見事幸せを掴むことができて本当によかったですね糸真ちゃん。ちなみに最後の最後に和央の母親が妊娠していることも発覚しますよ。以上プリンシパル完全ネタバレでした、ありがとうございました!



©プリンシパル 集英社


【完全ネタバレ】プリンシパル 6巻 -2018年実写映画化の予習

2018年に実写映画化の決まった、いくえみ綾さんの『プリンシパル』をご紹介したいと思います。今回は『プリンシパル』6巻のネタバレです。1〜5巻を読んで続きが気になってしょうがない方、予習として見てもらえると映画がもっと楽しめると思いますよ。


▪️6巻以外のネタバレはこちらから
1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 | 6巻 | 7巻


プリンシパルの概要

まずは概要から、『プリンシパル』は2010年11月号から2013年9月号まで『Cookie』(集英社)から連載されていました。単行本は全7巻で完結済み、累計発行部数は120万部を超えるヒット作です。


そしてこの漫画を語る上で外せないのが『いくえみ男子』といわれる超魅力的なキャラクター達です。いくえみ男子は、『いくえみ綾』さんの漫画に登場するキャラクターの総称。優しくて、目端がきいて、時には厳しくて、特別目立つわけではないのに、いつの間にか心を掴んで離さない、不思議な魅力を持つ男の子の事をいいます。


プリンシパルでは極上の『いくえみ男子』弦と和央、そして同じく魅力的な『いくえみ女子』の糸真が胸きゅんストーリーを展開していきます。





登場人物

まずは、主な登場人物を紹介しておきます。全員15歳の高校1年生。

住友 糸真(すみとも しま)


©プリンシパル 集英社

3人目の継父と折り合いが悪く、東京の学校では些細なことが原因で無視されるようになり、家にも学校にも居場所をなくしてしまう。実父を頼って北海道へ引っ越し、クラスメイトで家が近所の和央・弦と親しくなる。

舘林 弦(たてばやし げん)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。和央とは幼なじみ。幼い頃、和央を女の子だと思い込んでいたため、その刷り込みで和央を過保護に可愛いがる。

桜井 和央(さくらい わお)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。虚弱体質で学校を休みがちなイケメン、幼い頃から弦とその姉、弓になついている。

国重 晴歌(くにしげ はるか)


©プリンシパル 集英社

転校初日から糸真に優しく接してくれたクラスメイト、糸真が弦や和央と親しくしていることに腹を立て嫌がらせをするが後に和解し親友となる。


あらすじ

糸真は晴歌の中学時代の同級生・金沢を紹介される。YESかNOかの分かれ道。糸真が選んだ答えは吉と出るか凶と出るか。住友家主催のキャンプで、糸真を取り巻く人物相関図に変化あり…!?


プリンシパル6巻ネタバレ

それではここからプリンシパル 6巻の内容についてご紹介します。


注意:ここからはネタバレになります。



©プリンシパル 集英社

夏休みキャンプ

突然ですが


人生初の彼氏ができました


糸真の家では家族でキャンプに行こうと盛り上がっています。『彼氏も誘ってみたら?』サラリといってのける母親と目を白黒させる父。


キャンプ当日、参加者は糸真家族と弦、晴歌、弓、すみれと金沢くん。晩御飯までは自由行動、4組のカップルに分かれます、糸真と金沢くんはアスレチックに。



©プリンシパル 集英社


"出来たてカップルが距離を縮めるのにはうってつけだ・・と冷静に判断する自分がいるんですけど"


一方、弦と晴歌は金沢くん(金やん)の話に、ここで弦が問題発言。


『最初はコンビニの店員かと思ったけどな』これのどこが問題かというと・・


『なんかそんなよーなシマシマシャツ着ててよー』と弦。


『いつ?』と晴歌、『糸真があいつと最初に会った時だよ』と弦←おいおい



©プリンシパル 集英社


『なんで?』


『興味あったから、なんかすっげ見たくて』


さすがの晴歌もショックを受け行方をくらましてしまいます。晴歌を探しに行った糸真と金やん、晴歌がまだ見つかる前から手を繋ごうとしたり、キスしようとしたりしてきます・・そのとき和央から晴歌発見のメールが届きます。



©プリンシパル 集英社


ついに『キス』される糸真。


無事見つかった晴歌はというと、和央にひとしきり弦の愚痴を言った後、昼間に金やんの描いた相関図を書き換えます。



©プリンシパル 集英社


・・・あーあ


そして金やん、その夜、弦と和央に糸真とキスした事を話してしまいます。後日のデートで糸真にその事を伝え少し引かれてしまうのでした。

夏の終わり

糸真宅に電話がかかってきます、和央が出ると・・・なんと糸真の実母から!また北海道にアポなし旅行、糸真にも元旦那(糸真の父)にも携帯が全然繋がらずビール園でさみしくひとりジンギスカンをしているとのこと。


『そこでお願いなんだけど』と糸真母。


寂しいからと和央がビール園に呼ばれます。和央は弦を誘いにいくのですが『これから国重晴歌と会うんだ』・・・



©プリンシパル 集英社


何かを察した和央、軽くアドバイス的な事を言って糸真母のもとへ。弦は晴歌との待ち合わせ場所へ向かいます。


『まず、はっきり聞きたいんだけど、弦はあたしのことどう思ってるの?』『あたしのこと好きだからつきあってくれたの?』と質問をはじめる晴歌。


『あんまり考えたことなかった…』


『うん、だよね、そう、そうだと思う』



©プリンシパル 集英社


『国重ごめんっ!俺だめだわ!多分いやきっと、期待に応えられません』姿勢をただしストレートに伝える弦。



©プリンシパル 集英社


友達の時の晴歌の方が良かったという弦に対して『殴らせて』頭をなぐり区切りをつける晴歌。


『糸真ともずっと“友達”で仲良くしてた方がいいねぇ きっとその方がいい感じ!…よかった』


このまま弦の心が糸真に向かうことを予防してしまう黒晴歌でした。まあこの気持ちは分からなくでもないです。


一方、金やんとデート中の糸真、ふと携帯をみてみると母からの怒涛の不在着信と、和央からの『東京のお母さんとビール園にいるよ〜』のメール・・・


なんじゃこりゃあ!!


慌ててビール園に向かう糸真、そこには糸真母にからまれまくっている和央の姿が・・・母は3人目の旦那とも別れたみたいでかなり泥酔しています。



©プリンシパル 集英社


そんな自称ダメ人間のお母さんにどこか懐かしさを感じながらその日は母と2人きりでホテルに泊まる糸真でした。

晴歌の報告

色々あった夏休みもあけて、晴歌は皆んなに弦と別れたと報告します。“私たちとは友達でいい”と言われたという晴歌に真顔の糸真・・・


『やだもー、笑ってよ』



©プリンシパル 集英社


『ー大丈夫、それはあたしちゃんと話し合ったから大丈夫だよ』…晴歌は、自分の事を真剣に考えてくれる糸真に何を思ったんでしょう?この晴歌の表情カット結構すきです。


その日の学校帰り、糸真は金やんと制服デート。金やんはきりだします、、


『うちくる?』


"はじめこわいのはみんないっしょ"覚悟を決めて家に入る糸真ですが・・



©プリンシパル 集英社


自分でもよく分からないけど思い切り拒絶してしまいます。この辺りから金やんの雰囲気が変わってきます。クッションを不気味にたたきながら



©プリンシパル 集英社


『俺のこと好き?』


"アレ?アレ?言葉がでない"


『そこ、黙るところ?もしかして、なんとなくだけど、弦さんのこと好きじゃない?』イライラし始める金やん。


ちからなく首を横に振る糸真ですが、ここで思い返す晴歌にいった言葉。"つきあっといて友達でいいとかふざけてる"


・・・私じゃん


ボン・ボン・ボン…クッションをなぐり続ける金やんに『…それ、やだな』と伝えると・・・



©プリンシパル 集英社


"私この人と無理だ"階段から転げ落ちながら家から逃げ出す晴歌。


"えーとはいこれが自分の心に目をつぶったあたしの惨状です"


逃げ帰った糸真の部屋にいたのは弦。膝のあざどうしたの?どこの階段からおちたの?しつこく色々聞いて来る弦に


『もう…ひとりにしてってばぁ!』自己嫌悪真っ只中の糸真に思い切り怒られて追い出される弦、糸真の事すごく気になってしまうんですね(可愛い)


そんな弦の帰ったあと・・・



©プリンシパル 集英社


『弦が他人のものになるなんてさみしいんだよーーっ』


・・・家に帰った弦は弓に尋ねます『姉ちゃん、一人になりたい時ってどんな時?』可愛すぎる弦。


『反省するとき?』


それを聞いて去り際に伝えます。



©プリンシパル 集英社


『ありがと弦ちゃん』

翌日

翌朝、弦に会った糸真はきまずそうに『き、きのーは…ごめんにぇ?』かみかみであやまると・・・『…いや、俺も…』まさかの弦。


そこへ金やんからの話し合おうメールが届きます、糸真は学校をさぼり金やんに会いに行くことに・・・別れを告げに。


『まだイケるよ まだ余地はあるよ』くいさがる金やんに『ごめんなさい、ありがとう…ございました…』



©プリンシパル 集英社


え・・・こんな人だったの金やん・・・

映画化について

そんなプリンシパルが2018年に実写映画化されて全国公開されます。タイトルは『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』、キャストは黒島結菜(糸真)とジャニーズWESTの小瀧望(弦)、そして俳優の高杉真宙(和央)となっています。


監督:篠原哲雄・脚本:持地佑季子
配給:アニプレックス

©️2018「プリンシパル」製作委員会


感想

以上がプリンシパル6巻の内容でした。いかがでしたか?かなりウザくなってきた金やん、相変わらず口は悪いけど凄く素直になってきた弦、明暗わかれてきましたが糸真の中では答えははっきりでています、次はいよいよ最終巻、どんな結末になるんでしょうか?


7巻に続きます。



【完全ネタバレ】プリンシパル 5巻 -2018年実写映画化の予習

2018年に実写映画化の決まった、いくえみ綾さんの『プリンシパル』をご紹介したいと思います。今回は『プリンシパル』5巻のネタバレです。1〜4巻を読んで続きが気になってしょうがない方、予習として見てもらえると映画がもっと楽しめると思いますよ。


▪️5巻以外のネタバレはこちらから
1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 | 6巻 | 7巻


プリンシパルの概要

まずは概要から、『プリンシパル』は2010年11月号から2013年9月号まで『Cookie』(集英社)から連載されていました。単行本は全7巻で完結済み、累計発行部数は120万部を超えるヒット作です。


そしてこの漫画を語る上で外せないのが『いくえみ男子』といわれる超魅力的なキャラクター達です。いくえみ男子は、『いくえみ綾』さんの漫画に登場するキャラクターの総称。優しくて、目端がきいて、時には厳しくて、特別目立つわけではないのに、いつの間にか心を掴んで離さない、不思議な魅力を持つ男の子の事をいいます。


プリンシパルでは極上の『いくえみ男子』弦と和央、そして同じく魅力的な『いくえみ女子』の糸真が胸きゅんストーリーを展開していきます。





登場人物

まずは、主な登場人物を紹介しておきます。全員15歳の高校1年生。

住友 糸真(すみとも しま)


©プリンシパル 集英社

3人目の継父と折り合いが悪く、東京の学校では些細なことが原因で無視されるようになり、家にも学校にも居場所をなくしてしまう。実父を頼って北海道へ引っ越し、クラスメイトで家が近所の和央・弦と親しくなる。

舘林 弦(たてばやし げん)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。和央とは幼なじみ。幼い頃、和央を女の子だと思い込んでいたため、その刷り込みで和央を過保護に可愛いがる。

桜井 和央(さくらい わお)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。虚弱体質で学校を休みがちなイケメン、幼い頃から弦とその姉、弓になついている。

国重 晴歌(くにしげ はるか)


©プリンシパル 集英社

転校初日から糸真に優しく接してくれたクラスメイト、糸真が弦や和央と親しくしていることに腹を立て嫌がらせをするが後に和解し親友となる。


あらすじ

付き合い始めた弦と晴歌。想いが実りはしゃぐ晴歌を横目に、糸真ははき出せない想いを抱えることになってしまった。ある夜、晴歌からのメールを読んだ糸真は、思わず和央の部屋を訪ねるが…。


プリンシパル5巻ネタバレ

それではここからプリンシパル 5巻の内容についてご紹介します。


注意:ここからはネタバレになります。



©プリンシパル 集英社

無心

体育祭の練習をする糸真、無心で素早く足を上げて素早く足を動かせば早く走れる・・・"無心で、素早く"



©プリンシパル 集英社


まるで子鹿のようなこけ方をする糸真。


練習終了後、疲れて甘いものを欲しがる糸真と晴歌の会話を聞いて、弦がスイーツがたくさんあるからと糸真たちを家に誘いますが、和央と糸真はこれを断わってしまいます。


糸真は晴歌に気を遣って、和央は…



©プリンシパル 集英社


結局、晴歌と弦の2人きりになるのですが弦の話は糸真や和央の事ばかり。その後、意を決して晴歌は・・


『部屋、いきたい』


その夜、晴歌は弦の部屋の感想をメールで糸真に送ります。←晴歌は、弦の中で糸真の存在が大きいことに気づいてるからこんなメールをワザワザ送ったんでしょうね。『弦の部屋ってシンプルだね、弦らしい…❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』これを見てモヤモヤしてしまう糸真は和央の部屋に・・


『あたし落ちるって思ったの、恋に』


この一言をかわきりに、これまでの和央への気持ちを洗いざらい打ち明け始める糸真、それを優しく聞く和央。



©プリンシパル 集英社


『でもね、じゃああたし、どこに“落ちる”のかなぁ…………落ちたら、つらいよね……?』

弓の引っ越し

『来週引っ越します』


家族に報告する弓、そこで弦の母が和央を出入り禁止にしていること思わずカミングアウトしてしまう父。もちろん母にキレる弦。



©プリンシパル 集英社


怒りのあまり思わず本音を口走って弓を傷つけてしまいます。


翌朝、弦が弓を傷つけたことを知り←弦が自分で言う、和央は弦の首を締めながらこう言います。


『そんな「正しいこと」を言ったのが弦でよかった。』・・きっと弓も弦の言った同じことで思い苦しんでいたことを和央はわかっていたんですね。


後日、引っ越しを終えた弓の部屋に糸真と和央が訪れます。しばらくして気を遣い買い出しにでかける糸真ですが、そこで和央のことを好きな女の子が弓の家までつけてきていたことに気付きます。


『追い回してもいいことないと思う、あきらめた方が、いいと思う』


一方弓は、自分の不安な気持ちを和央に伝えます。『和央がこの先誰と出会って、何を見つけて、どう変わってゆくにしても、私は私でいられるように、期待しないでいるわ』好きだからこその超マイナス思考な弓ちゃんでした。



©プリンシパル 集英社

体育祭の日

しっかりリレーの練習をして迎えた体育祭当日、糸真と和央は朝食に母親が作ってくれた『レバタマネギ』にあたり2人して食中毒になってしまいます。



©プリンシパル 集英社


結構重症の2人はやむなく病院にかつぎこまれてしまい、結局体育祭には参加することができませんでした。


体調も少し良くなり家に帰った和央の部屋に弦が、糸真の部屋には晴歌がそれぞれお見舞いにきてくれます。


ここで糸真は晴歌に誰か紹介して欲しいとお願いしてしまいます・・・



©プリンシパル 集英社


一方和央の部屋では『なんか俺にしてほしいことはないのか!?』と弦。


『国重晴歌の好きなところ3つ言って』


『①話しやすい、②明るい、③…糸真にすすめられた…』


『そんなの僕だって、すみれだって、糸真だって、弓ちゃんだって大好きだろバカ弦』と和央に言われるのですが、いまいち理解できていない弦、そしてこの会話を晴歌も聞いてしまいます。

リセット

翌日、晴歌は糸真に紹介するヒトを決めたと糸真に報告、盛り上がる2人でしたが、会話の中『一回リセットしとかないと』と言う糸真の言葉に思わず固まってしまう晴香。それをうしろから聞いていた和央が晴歌に声をかけます。


『僕のこと黒いって言ってたけど国重さんも黒いからわかるんでしょーきっと』



©プリンシパル 集英社


『リセットだってさ 何のリセットだと思う?黒晴歌さん』


『あたしは関係ない!』とその場を立ち去る晴歌・・・。

リセット デート

デートの前日、着ていく服を選ぶ糸真の部屋に偶然入ってきた母親は、糸真がデートすることを察します。


しかしその相手が弦だと思い込む母に理由を聞いてみると・


『だってほら、病院で車追っかけてきてたから』



©プリンシパル 集英社


すこーしだけ嬉しそうな表情をする糸真ちゃん、可愛いですね。


そしてデートの当日"私は今、正しい選択ができているのか?"自問自答しながら待ち合わせ場所に相手が来るのを待つ糸真、そして糸真がおしゃれをして出かけるのを見つけた弦と和央は、変装して後をつけてきます。・・・見つけたと言うよりも、もともと尾行する気満々みたいな感じでしたけど。


スタバでデートを頑張る糸真の背後で会話を盗み聞きする2人。実は弦、晴歌との映画の約束に遅れてまで尾行しています。そんな糸真のデートはというと、まあ無難かな。



©プリンシパル 集英社


この後、弦はデートに和央はクラスの女の子に声をかけられて糸真にバレてしまい気まずそうにその場を去ります。


晴歌との待ち合わせ場所に行き『胸焼けした』と言う弦・・そろそろ晴歌にも同情しちゃいますが、ともあれ糸真としてはそんなに悪い感触でもなかったみたいですよ。


こうして糸真の初めてのデート終了。その夜感想を聞きに部屋に来る和央。


『ねえ今日どうなったの?』


『・・・・・・・』



©プリンシパル 集英社

映画化について

そんなプリンシパルが2018年に実写映画化されて全国公開されます。タイトルは『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』、キャストは黒島結菜(糸真)とジャニーズWESTの小瀧望(弦)、そして俳優の高杉真宙(和央)となっています。


監督:篠原哲雄・脚本:持地佑季子
配給:アニプレックス

©️2018「プリンシパル」製作委員会


感想

以上がプリンシパル5巻の内容でした。いかがでしたか?ついに新しい恋にむかって進みだした糸真、そして気になってしょうがない男2人。


和央のことは完全に区切りをつけた糸真ですが、弦への気持ち、そして弦の気持ちを徐々に感じ始めている様子が表情にもでていましたね。それでも弦は親友晴歌の彼氏!このまま振り切ることはできるのでしょうか?


そしてきっと気付いてるけど知らないフリを押し通すちょっと可哀想な黒晴歌、完全に気づいてる大人の黒王子和央。面白くなってきましたね。


6巻に続きます。



【完全ネタバレ】プリンシパル 4巻 -2018年実写映画化の予習

2018年に実写映画化の決まった、いくえみ綾さんの『プリンシパル』をご紹介したいと思います。今回は『プリンシパル』4巻のネタバレです。1〜3巻を読んで続きが気になってしょうがない方、予習として見てもらえると映画がもっと楽しめると思いますよ。

▪️4巻以外のネタバレはこちらから
1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 | 6巻 | 7巻


プリンシパルの概要

まずは概要から、『プリンシパル』は2010年11月号から2013年9月号まで『Cookie』(集英社)から連載されていました。単行本は全7巻で完結済み、累計発行部数は120万部を超えるヒット作です。


そしてこの漫画を語る上で外せないのが『いくえみ男子』といわれる超魅力的なキャラクター達です。いくえみ男子は、『いくえみ綾』さんの漫画に登場するキャラクターの総称。優しくて、目端がきいて、時には厳しくて、特別目立つわけではないのに、いつの間にか心を掴んで離さない、不思議な魅力を持つ男の子の事をいいます。


プリンシパルでは極上の『いくえみ男子』弦と和央、そして同じく魅力的な『いくえみ女子』の糸真が胸きゅんストーリーを展開していきます。





登場人物

まずは、主な登場人物を紹介しておきます。全員15歳の高校1年生。

住友 糸真(すみとも しま)


©プリンシパル 集英社

3人目の継父と折り合いが悪く、東京の学校では些細なことが原因で無視されるようになり、家にも学校にも居場所をなくしてしまう。実父を頼って北海道へ引っ越し、クラスメイトで家が近所の和央・弦と親しくなる。

舘林 弦(たてばやし げん)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。和央とは幼なじみ。幼い頃、和央を女の子だと思い込んでいたため、その刷り込みで和央を過保護に可愛いがる。

桜井 和央(さくらい わお)


©プリンシパル 集英社

糸真のクラスメイト。虚弱体質で学校を休みがちなイケメン、幼い頃から弦とその姉、弓になついている。

国重 晴歌(くにしげ はるか)


©プリンシパル 集英社

転校初日から糸真に優しく接してくれたクラスメイト、糸真が弦や和央と親しくしていることに腹を立て嫌がらせをするが後に和解し親友となる。


あらすじ

糸真の周りは恋の花が咲きまくり。日記なんてつけてみたら、みごと「ぼっち」な自分を自覚してしまった…もしかして糸真だけ冬到来の予感!?


プリンシパル4巻ネタバレ

それではここからプリンシパル 4巻の内容についてご紹介します。


注意:ここからはネタバレになります。



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コンサートの後

晴歌の告白に対し『うん』とだけ応える弦。そんな2人は和央と弓の様子を柱の陰から伺います。


『こっち向いてよ、弓ちゃん』


『・・・・・・無理』


『わかった、強引なことしてごめん』


『弓ちゃんの言うとおり、もう2度と会わないよ、弓ちゃん、さよなら』



©プリンシパル 集英社


『ああ〜〜〜一生言わないつもりだったのに……』


『?』


『好きよ和央』


その言葉に驚いて思わず弓を抱きしめようとする和央に『でも今は待って!もう少し先生でいたい』


『うん、待つよ、ずっと待つ』


一方居場所をなくした糸真は漫画喫茶に引きこもってしまいます。


夜になっても糸真と連絡がとれず心配する父親と帰宅した和央、そこにようやく糸真から電話、急いで迎えにいきます。



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デートの相談

糸真の家を訪れ、ずかずかと部屋に上がりこむ弦。どうやら晴歌に動物園デートに誘われた模様。


『相談があんだけど。デート、てのは何をどうしたらいいんだ?』



©プリンシパル 集英社


『和央といるときみたいにしたらいい』『弦はなんも考えないで弦でいた方がいい』とアドバイスする糸真。


そんな2人の会話を聞いていた和央は、家族みんなで一緒に動物園に行こうと糸真を誘います。



©プリンシパル 集英社


その頃弦の家では、弓が母親から次のお見合い相手を勧められますが今度は断固としてそれを断わります。


『誰かおつきあいしている人が……いるの?』と弓の母親


『いないけど…いるもの』



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『・・・・・ハイ?』

動物園

あいにくの雨、弦と晴歌はデートで、糸真と和央は家族で動物園に向かいます。そこで和央は糸真に・・・


『糸真は忘れられないでしょ、去年のクリスマスのアレ』←ハブられた事



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『ひどいわ〜和央…気をつかったらだめなの?』


『だめじゃないけど下手にでてるように見えるから、この先国重さんに逆らえなくなったらつらいだろうなと思って』



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と、いいつつも本心では、和央のいいたいことが少しわかってしまっている糸真は、本当の気持ちを日記に綴ります。


“和央、あなたが言いたかったのはこうでしょう。もう二度とあんな目にあうのはイヤだから晴歌と仲良くする、気を使う、下手に出る、それは本当の友達なのか?”自分でも分からないけど少ーし心の揺れる糸真。


一方、デート中の弦と晴歌は思ったよりも自然に会話できていていい感じ。



©プリンシパル 集英社


『つきあおうよ、あたしと、つきあおうよ弦』弦もおもわず仰け反る程の猛プッシュ。この結果2人は付き合うことになります。


その夜、何故か糸真の部屋にいる弦『相談した手前報告しにきた』


『おめでとーっ』



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と、追い返しつつもどこか切ない顔をしている糸真ちゃん・・・。

風の噂

そんなこんなで幸せ絶頂の晴歌、かなり浮かれてしまっているのですが・・・弦との動物園デートが誰かに目撃されていたようで学校中で噂はひろまります。


トイレの中、糸真は聞いてしまいます。



©プリンシパル 集英社


"えーーーーーーーー、やだやだやだやだ、こわいこわいこわいこわい"


ガチャ、隣にも誰かいたようです・・



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『まあこういうしっぺ返しも考えないではなかったよね』・・・・



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誠心誠意あやまる晴歌に『・・・昔すぎて忘れた・・・!』と糸真、"和央、わたし、大丈夫だ、ありがとう"ようやく区切りをつけることができました。

いじめ

ある朝、晴歌は裸足で校内を歩いています、上履きが消えてたと明るく話す晴歌ですが糸真はそれを見て青ざめます。



©プリンシパル 集英社


『誰』と聞く弦ですが話がこじれそうだからと言うのをためらいます。


放課後、晴歌を下駄箱で待つ弦『安心しろ外靴はちゃんとある…』弦のくせに上手くやったと思う糸真ですが…そんな2人を見た瞬間…


ズキッ



©プリンシパル 集英社


"なんだ今の?"

すみれのシャンプー

ある日、弓と『すみれ』のシャンプーをしに行く約束をしていた和央が弓宅を訪れると・・・。



©プリンシパル 集英社


和央は弓と好き合った事で弓の母からもう家に来ないよう言われてしまいます。


これが元で弓は母親と大ゲンカ、家をでて自立することを和央に伝えます。


弦はその事を知りませんが…何か隠してると気付きます。相変わらず和央の事を糸真に相談してくる弦、夜メールで糸真を公園に呼び出します。


『和央 あれなんか隠してるべ』


"お、すごいね弦、和央のことではやっぱ冴えてんね"と思いながらも・・・



©プリンシパル 集英社


"なーんてことを弦がしったら間違いなくキレるでしょ?怖いでしょ?家族間の問題になるでしょ?"だから弦には事実をいいません。


話題は変わり、晴歌の事をちゃんと好きなのかと聞く糸真の質問に『嫌いなヤツとつきあわねーよ』と応える弦ですが、続けて『お前と同じ位話やすいし』とか・・・、痴漢が出るから帰ると言う糸真に『俺がいるから大丈夫だ』とか…



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"なんでそんなこと言うんだよ"・・・
糸真は以前見た自分の夢を思い出します



©プリンシパル 集英社


“晴歌が弦とつきあう事で誰かに邪魔されないか心配”

映画化について

そんなプリンシパルが2018年に実写映画化されて全国公開されます。タイトルは『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』、キャストは黒島結菜(糸真)とジャニーズWESTの小瀧望(弦)、そして俳優の高杉真宙(和央)となっています。


監督:篠原哲雄・脚本:持地佑季子
配給:アニプレックス

©️2018「プリンシパル」製作委員会


感想

以上がプリンシパル4巻の内容です。いかがでしたか?和央と弓の間に立ちはだかる弓の母親。そして弦と晴歌のこれからはどうなっていくんでしょうか?・・・それから何と言っても糸真!今や親友の彼女となってしまった弦への気持ちに気付き始めていますよね。もしかすると和央の『この先国重さんに逆らえなくなったらつらいだろうなと思って』発言はここまで込みだったのかな?あぁ切ないなー


5巻に続きます。