いろはにほへど

朝起きて本を読んで寝てます。

時代別おすすめ歴史漫画 傑作15選!深く気軽に楽しめる!


漫画のジャンルの中でも人気の高い歴史漫画。一言で歴史漫画といっても描かれる時代背景によってまるで別モノ。もちろん好みの時代も人によって違います。そこで今回は、舞台となっている時代毎におすすめの漫画を厳選してご紹介していきたいと思います。

はじめに

時代背景は大きく平安・鎌倉時代、戦国時代、江戸時代、明治時代と分けてご紹介しています。また参考として、作品毎にAmazon、BookLive、楽天ブックスのレビュー評価と総合評価を掲載しておきましたので参考にしてみて下さい。評価の高い作品はやっぱり素直に面白いです!気になる作品が見つかれば是非気軽に手に取ってみてくださいね!

おすすめの歴史漫画

それではおすすめの歴史漫画を厳選してご紹介していきたいと思います!あらすじと簡単なレビューも記載していますので参考にして頂ければ幸いです。ごゆっくりお楽しみ下さい。

平安・鎌倉時代


まずは平安時代・鎌倉時代でのおすすめ漫画をご紹介します。

応天の門


出典:©︎ 応天の門

時は平安、藤原家が宮廷の権力を掌握せんと目論んでいたその頃、都で突如起きた女官の行方不明事件。「鬼の仕業」と心配する帝から命を受けた・在原業平は、ひとりの青年と出会う。その少年の名は――菅原道真。ひきこもり学生の菅原道真と京で噂の艶男・在原業平――身分も生まれも違う、およそ20歳差のふたりが京で起こる怪奇を解決!?(BUNCH COMICSより引用)

Amazon 4.7 BookLive 4.0 楽天 4.5 総合 4.40

平安を舞台にした作品。主人公は架空人物ではなく在原業平と菅原道真という誰しもが授業で習う人物です。道真に関しては進撃の巨人のリヴァイ兵長ぽいですが、個人的には好みです。


内容は、平安を舞台に謎解きをしていく宮中ミステリーなのですが、トリックもわかりやすく細部のネタも歴史好きの心をくすぐる感じでとても楽しい!当時の遊びや恋など教科書でなんとなしに見た光景も出てきて面白いですよ。 歴史物として誰にでもおすすめしたい傑作です。


阿・吽


出典:©︎ 阿・吽

最澄x空海 ふたりの天才の物語が始まる! 日本仏教の要である、比叡山延暦寺の開祖である最澄、弘法大師の名で日本人なら誰もが聞いたことがある空海。レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵するといわれる日本史上、比類ない天才である、最澄と空海がまさに華麗に、繊細にそして豪快に描かれる人間ドラマ! 平安の世、当時のニッポンを変えた!といっても過言でないこのふたりは、その青年期は人も羨むエリートコースを歩んでいたが・・・(BIG SPIRITS COMICS SPECIALより引用)

Amazon 4.1 BookLive 4.0 楽天 5.0 総合 4.37

中学校の歴史の授業で必ず覚えさせられるビッグネーム、比叡山・最澄と高野山・空海のお話。とゆうことで心穏やかに厳かに読むのだろうと思っていたら…かなり激しい内容になっています。美しい線で描かれる残酷な人間のすがたが痛くて辛くて、読むのに覚悟と勢いが必要な作品です。


平安初期、権力を持ち腐敗していた仏教を革新した最澄と空海。目指す道は同じだったはずなのに、袂を分かち別々の道を歩む事になる2人。静と動、内と外、理性と狂気、2人の対比・ベクトルの向き方がが面白い!描写には残虐な部分もありますが、嫌悪感を感じさせずむしろ生々しくてリアルに感じさせてくれる処も凄い!細かい文字を読むより、絵に引きずり込まれて体験する漫画です。


ぶっしのぶっしん


出典:©︎ ぶっしのぶっしん

半分人間、半分御仏、時は鎌倉時代。半身を失いし、少年仏師・想。彼には、神仏を喚び、ともに闘う“力”があっ――。東大寺を突如襲う異変を前に、想は己に眠る“力”の解放を迫られる…。時代が、仏師たちが、仏像たちが、いま動き出す!! (ガンガンコミックスONLINEより引用)

Amazon 4.3 BookLive 4.0 楽天 -.- 総合 4.15

舞台は平家滅亡後の鎌倉時代、神仏を召喚して戦う力を持つ、半分仏、半分人間の少年仏師の歴史ファンタジー作品。鎌倉時代の仏師が、仏像に仏を降臨させて魔物と戦わせるという斬新な設定です。


ノリやセリフはライトですが平家物語のあれこれがモチーフになっているので、源平合戦に興味を持っている人ならかなり面白く読めると思います。魔物対仏像ということでファンタジー的にもワクワクの止まらない漫画です。


アンゴルモア


出典:©︎ アンゴルモア

中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た! 博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、ここで元軍と対峙する!(カドカワコミックス・エースより引用)

Amazon 4.0 BookLive 4.0 楽天 3.5 総合 3.83

元寇時の対馬を舞台にした歴史漫画。学校の授業では北部九州での攻防戦しか教わることの無い「蒙古襲来」の緒戦ともいえる「対馬の攻防」からスタートします。このマニアックさが超素敵なアンゴルモア。


対馬に島流しにされた罪人、鎌倉武士『迅三郎』が博多を侵略すべく迫る蒙古軍数十万から島を守るため刀を振るいます。圧倒的戦力差を前に劣勢を強いられるも奮闘!去っても去っても矢継ぎ早に迫る危機…このギリギリ感が最高に面白いです。


戦国時代


次は大人気、戦国時代のおすすめ漫画をご紹介していきたいと思います。

レイリ


出典:©︎レイリ

長篠の戦いから4年、黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女の名はレイリ。巨匠渾身の原作を新感覚の鬼才が作品化! 衝撃の本格戦国時代劇、開幕!!( 少年チャンピオン・コミックス・エクストラより引用)

Amazon 3.9 BookLive 4.5 楽天 4.0 総合 4.13

歴史物語として大人気の戦国時代、幼いころに目の前で家族を殺され、心に大きなトラウマを抱えた少女レイリが主人公です。岡部丹波守に運良く救われたレイリは、岡部丹波守のため、胸に秘めた衝動を燃やしながら"殺されるため"に剣を振るい、ひたすらに強さを求めます。


「戦に連れていってください。殺して。殺しまくって。ちゃんと最後死にます」死に場所を戦地に求める歪んだ感情、何の躊躇いもなく人をいたぶる狂暴性。壊れてしまった"死にたがりの少女レイリ"の歪ながらも生きる姿が凄く上手く表現されています。会話の間も展開のあっけなさも表情の恐ろしさも全てが良い!作品に没入してしまいました。もうかなり面白いので是非読んでみて欲しいおすすめ作品です。


雪花の虎


出典:©︎ 雪花の虎

戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった―――時は享禄二年、1529年。越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子はしかし女児だった。失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と――強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。(ビッグコミックスより引用)

Amazon 3.7 BookLive 4.0 楽天 4.7 総合 4.13

林泉寺の人物画を見た作者・東村アキコさんの直感を史実に基づき描こうとする野心作。


上杉謙信女性説を元にした漫画、じゃじゃ馬なお姫様がどうなって冷徹な軍神に変わっていくのか、楽しみなところです。脱力ギャグは本作でも健在、全体的に読みやすく、ほんわかとしていて、歴史物は今まであまり手が出せなかったという方でも、すんなり入り込めると思います。これを読んだら"上杉謙信女性説"を信じてしまうかも。


センゴク


出典:©︎ センゴク

時は戦国時代。美濃(みの)・斉藤家の家臣、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)=センゴクは、落城寸前の稲葉山城にいた。敵は覇王・織田上総介信長(おだかずさのすけのぶなが)!! 強大な敵に茫然自失となるが、幼なじみ・侍女のお蝶とのある約束を守るために、織田軍団に囲まれた城から決死の脱出を試みるセンゴク。果たして生き残れることはできるのか!?( ヤンマガKCスペシャルより引用)

Amazon 4.2 BookLive 4.0 楽天 5.0 総合 4.40

個人的にはぜんぜん知らなかった武将"仙石権兵衛"視点のお話。初めは斉藤家家臣、斉藤家が負けてからは織田信長に拾われ、秀吉の家臣に。しっかりとした戦国時代漫画です。


当時の戦国期の様子、姉川の戦いや三方ヶ原の戦い、比叡山焼き討ちなど、誰もが知っている名場面が「実はこうだったのではないか」という提案とともに展開していてすごく面白い!戦国時代を深く気軽に楽しめるおすすめの一冊。


へうげもの


出典:©︎ へうげもの

群雄割拠、下剋上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か。それが問題だ!!( モーニング KCより引用)

Amazon 4.6 BookLive 4.0 楽天 4.5 総合 4.36

いろいろな人間の欲が登場する醜くも痛快な戦国漫画。織田信長に仕えた茶人『古田織部』が主人公で、己の物欲と戦いながら手柄を目指すというお話です。


普通、戦国モノといえばストーリーの軸は合戦ですし、キャラクターにはカッコよさが求められてきましたが、本作でのストーリーの軸は文化、キャラクターは面白さ重視といった感じです。そして擬音、擬態語が面白いのもこの作品の特徴かなと思いますので、そのあたりにも注目しなが読むとより楽しめると思いますよ!作画の特徴上、ちょっと人物の顔の区別が付きにくかったのが残念。


イシュタルの娘~小野於通伝~


出典:©︎ イシュタルの娘

信長に見出され、秀吉に重用され、家康に信頼された才女、小野於通。その知られざる生涯を、斬新な解釈で描きます。かずかずの歴史小説に謎の美女として登場する小野於通とは、何者だったのか。(BE LOVE KCより引用)

Amazon 4.8 BookLive 4.0 楽天 4.4 総合 4.40

「はいからさんが通る」の作者さんの作品、戦国時代を武士側ではなく、京の公家社会に属する女性の視点から描いています。


神通力を持つ一族の生まれである小野於通は、一族の中でもとりわけ秀でた力の持ち主。それだけではなく、芸事にも秀でていて、才知と異能を使って戦国時代を乗り切っていきます。戦の血生臭さからはやや縁遠い場所で、公家や当時の教養といった面を軸に、戦国の英雄達を見ていく構成は新鮮で面白いですよ!


江戸時代


この時代のおすすめ作品も意外と多くあります。江戸時代のおすすめ漫画。

天地明察


出典:©︎ 天地明察

幕府の碁打ち、渋川春海(二代目安井算哲)は、碁の名門四家の一員でありながら真剣勝負の許されないお城碁の現状に飽きており、趣味の算術や天文観測に没頭する始末。そんな時、算術絵馬が多数奉納されているという神社に出かけた春海は、全ての問題を一瞥のみで解いていった若い武士の存在に衝撃を受ける。その武士の名は「関」。春海の退屈な日常はこの日を境に大きく変わることになる……!(アフタヌーンKCより引用)

Amazon 4.8 BookLive 4.0 楽天 4.8 総合 4.53

日本史で「暦を作った」と習って名前だけ知っていた、渋川春海の物語。英数字のない江戸時代、算術に夢中になっている若者が、暦を日本に適用させるお話です。数学がわからなくても楽しめます。


自分の思う道に進みたい気持ちを抑え日々生活する春海の前にどんな難問も一瞥で解答する関さんが現れ、春海の人生は少し動き始めます。顔も知らない相手と言葉も交わさず、ピンポイントな知的活動のみを通して惹かれ合い、その刺激が人ひとりの人生を動かしていく様は最高に面白い!何かが大好きでしょうがない人って、どうしてこう魅力的なんでしょうね!


さくらん


出典:©︎さくらん

男の極楽、女の地獄。ここは遊郭・江戸吉原――。江戸吉原は男と女、女と女がだまし合う色の街。江戸吉原の「玉菊屋」に売られてきた、ふてぶてしくて意地っ張りだけどちょっと健気な少女。彼女が、ほかの遊女たちの生き様や悲劇的な最期を目の当たりにしながら位の高い遊女である花魁へと成長していく。のちに伝説の花魁となる「きよ葉」の型破りな生き方を描く、破天荒花魁ストーリー!(KCデラックス イブニングより引用)

Amazon 4.3 BookLive 4.0 楽天 4.3 総合 4.20

吉原の遊郭で廓のNo.3に君臨する売れっ妓・きよ葉。その幼少期から遊郭で過ごす少女時代を経て、やがて一人前の花魁となるまでを彼女の回想と言う形で描かれています。エグい所も沢山ありましたがそれをも越える絵の華やかさ、妖しさに魅力を感じる作品。


吉原は美化されてるお話が多い中、苦悩や汚い部分を分かりやすく描いてありました。いい感じの狂気と粋と華やかさと高慢さでしたよ。体調不良に伴い未完との事で、いつか第二部も読めることを願っています。


アサギロ


出典:©︎ アサギロ

無垢な少年は、幕末最強の「狼」となる。幕末――浅葱色の羽織を身にまとい京都の街を駆け抜けて、人々から「狼」と恐れられた「新選組」。時はさかのぼり、江戸――のちに沖田総司となる惣次郎12歳は、その「強さ」を持て余しながら少年時代を過ごしていたが、一転…!(ゲッサン少年サンデーコミックスより引用)

Amazon 4.2 BookLive 4.0 楽天 3.7 総合 3.97

幕末を駆け抜けた新撰組。その一番隊組長、沖田総司を中心に描いた漫画。幼少期から始まるので知らないエピソードがいっぱい!幕末の剣術事情を知るにも良い作品です。


沖田は、剣の達人だったのですが、人としてどこか欠落してるようなキャラとして描かれることが多いところ、この沖田少年は、ど天然!他の登場人物たちも個性豊かで魅力的です。幕末云々ではなく剣に絞った展開が、とても引き込まれる作品。


JIN −仁−


出典:©︎JIN −仁−

現代の脳外科医・南方仁は頭部裂傷の緊急手術の執刀中、頭蓋骨内封入奇形胎児を発見、摘出する。手術後、謎の声が“元ヘ戻シテ”と仁に囁き、更に仁は逃走したオペ患と揉み合ううち、何と幕末へワープしてしまう。近代器具なき現代医・仁の医術は幕末に通じるか?(ジャンプ・コミックスデラックスより引用)

Amazon 4.5 BookLive 4.5 楽天 4.7 総合 4.57

現代の脳外科医がタイムスリップ、幕末の江戸で医療技術を駆使して坂本龍馬を救おうというお話。史実をしっかりと踏まえていて、幕末歴史好きならたまらない作品だと思います。


医療ものなので、わからない用語満載なんですが、それでも読者をおいてけぼりにしない面白さがありました。沖田総司始め、幕末の志士たちの姿にはもう涙、涙。全20巻完結済みのおすすめ漫画。


明治時代


この時代を舞台にした作品は少なめですが人気作ばかり!明治時代のおすすめ漫画。

ゴールデンカムイ


出典:©︎ゴールデンカムイ

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!(ヤングジャンプコミックスより引用)

Amazon 4.6 BookLive 4.0 楽天 5.0 総合 4.53

明治時代の北海道が舞台、日露戦争において「不死身」と呼ばれた杉元佐一。かつての想い人である親友の妻のために、一攫千金を夢見て北海道に来た彼でしたが、アイヌの莫大な金塊が隠されているという話を聞かされます…。


バトルあり、ギャグあり、グルメありととにかく様々な要素をこれでもかと詰め込まれているのに、話はシンプルでテンポが良くとても読みやすい作品。設定もストーリーも説得力を持たせるだけの作者の知識と画力があります。面白くなる要素しかない大人気作品。ただ、結構グロ描写があるのでそこだけは注意が必要です。


乙嫁語り


出典:©︎乙嫁語り

中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。 美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!(BEAM COMIXより引用)

Amazon 4.4 BookLive 4.0 楽天 4.7 総合 4.37

最後は少し日本をはなれて19世紀の中央アジアが舞台、現代ではカザフスタン、ウズベキスタンの辺り。姉さん女房で嫁いできたアミルの目からそこでの生活や文化を描いた作品です。


こちらの漫画、とにかく絵がきれいで、絨毯や来ている服、パンにいたるまで1つ1つ驚くほど細かいところまで書かれて凄い!ちょっとした仕草や表情も一人一人とても綺麗で、読んでいて幸せな気分になれる一冊です。


まとめ

おすすめの歴史漫画を時代別にご紹介してきました。時代にかかわらずどれも本当に面白すぎる傑作ばかりです!気になる作品があれば是非手に取ってみて下さいね。

間違いなく面白いおすすめ漫画 50選


読みやすくて面白い!東野圭吾さんおすすめの15作品!


ミステリーに興味のない方でも著者の名前を御存知ない方は少ないでしょうね。今回は『東野圭吾』さんの魅力を思う存分味わえるおすすめの作品をご紹介していきたいと思います。

東野圭吾さんプロフィール

まずはプロフィールのご紹介から。

1958年大阪府生まれ。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で、第52回日本推理作家協会賞を受賞。2006年には『容疑者Xの献身』で、第134回直木賞を受賞した。 引用: 東野圭吾 | 著者プロフィール | 新潮社


東野圭吾さんのおすすめ小説

  • 表記はタイトル、あらすじ、感想の順になっています。

それでは東野圭吾さんの傑作、名作の数々を思う存分堪能してくださいね!

秘密

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。(文春文庫より引用)


男性目線なのか、女性目線で見るのかで大きく感想は変わると思いますが、賛否両論激しく、作者からすればしてやったり感があったと思います。得意のミステリーの要素はほとんどありませんが、その分とても温かで切ない物語。


不運なバスの事故で無傷だった娘の体に、肉体は亡くなった妻の心が宿り夫と暮らす奇妙な数年間が描かれています。よくある入れ替わり物語とは一線を画す深い作品で、構成もストーリーも言葉遣いもシンプルなのに、笑いも涙もあり、それ以上に色々と考えさせられました。ラストシーンでの『秘密』の意味が分かった時の衝撃は、個人的にこれまで読んだ本のなかでも一番かもしれません。

白夜行

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。(集英社文庫より引用)


東野さんの作品の中でも最上位の人気を誇り、200万部以上売れた大長編ミステリー。とある廃墟ビルで男の他殺体が見つかります。それは過酷な運命を背負わされた少年と少女の19年に及ぶ悲劇のはじまり…。


この2人の心情や直接描写はほぼなくて、周囲を取り巻く人間たちの視点を通してのみ描写されて物語が解き明かされていくスタイル。それでもここまで人物像が浮かび上がるのにはただただ驚きです。そして、800ページ以上の物語を読むのを苦ともさせずに、あの暗い世界にズンズンと読者をのめり込ませる東野さんの巧妙な手法に感服!タイトルもこれしかないと思うほど秀逸ですし、どうみても傑作です。

容疑者Xの献身

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。(文春文庫より引用)


ガリレオシリーズ第3弾、直木賞受賞作。天才・湯川をもって「天才」と称される数学者・石神が計画した、驚嘆すべき完全犯罪とは。


天才によって仕掛けられた驚くべきトリックが、もう一人の天才によって暴かれた時、あの人への想いがこんなにも真剣で、こんなにも重かったのかとその想いの強さに気付かされ胸が締めつけられます。メイントリックひとつが解かれた瞬間に、それまで見てきたものが一変するような鮮やかさも素晴らしい!

悪意

人気作家が仕事場で絞殺された。第一発見者はその妻と昔からの友人。逮捕された犯人が決して語らない動機にはたして「悪意」は存在するのか。(講談社文庫より引用)


加賀恭一郎シリーズ第4弾『悪意』、このシリーズは巻を重ねるごとに凄まじくレベルアップしている気がします。割と早い段階で犯人のトリックを見破ることができるのですが、そこから加賀が炙り出していく犯人の動機はとてもスリリングで衝撃的です。


人の悪意とは恐ろしく、犯人の淡々としてる様子が終始不気味、そんな中加賀の論理的な推理には理系派の東野圭吾さんならではの爽快感がありますし、次々にひっくり返されるトリックの複雑さには驚かされました。個人的に『白夜行』と同じくらいの衝撃を受けた作品です。

麒麟の翼

「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。(講談社文庫より引用)


そしてこちらは加賀恭一郎シリーズ第9弾、人形町界隈が舞台です。胸を刺された男性が、日本橋の欄干にもたれかかるようにして息絶えた。そして同じ日に事故に遭った青年は男性の鞄や財布を所持していた。この青年が犯人なのでしょうか?男性の家族への想い、父と息子の再生のお話です。


どんな小さなことでも見逃さない洞察力と、単純に事実を追うのではなくて、そこに隠された背景や人々の心情を読み解くような事件へのこだわった姿勢!加賀刑事の粘り強さが光る1冊。爽快感がありながらも少し含みを持たせたラストも良かったです。それから『麒麟の翼』は、珍しく加賀シリーズ過去作品と明確にリンクしていて、シリーズに付き合ってきた読者に対するサービス精神も感じられました。

仮面山荘殺人事件

八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。 (講談社文庫より引用)


東野圭吾さん初期の傑作で『クローズドサークル』『どんでん返し』ミステリーでほぼ必ずと言っていいほどおすすめされている一冊ですね。 わりと何を言ってもネタバレになると思うので紹介の仕方が難しいんですが。


シンプルな構成の上に物語が山荘内、300ページ程度で綺麗に収まっていてさくさく読めるのですが、突飛なアイデア抜きで読者を何重にも騙しきり、あげく想像以上の結末に驚かされます。あまりにも鮮やかですっきり爽快の読後感!この本をこれから読める人はある意味幸せだと本気で思える作品です。東野さんの作品の中で、ミステリー初心者の方におすすめするとしたら個人的にはダントツでこの本ですね。

宿命

高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。(講談社文庫より引用)


東野圭吾さんの初期ミステリー。命が宿った瞬間から決まっているもの、変えることのできない資質、主要な登場人物である2人の男性が数奇な運命の糸に縛られ翻弄されるまさに『宿命』を描いた作品。この本では、犯人は誰かという謎だけではなくて、別のタイプの意外性を合わせ持たせたいという東野圭吾さんの意図を堪能させて貰いました。


登場人物が多く、章ごとで中心となる登場人物が変わりますし、時間軸やシチュエーションがかなり激しく移り変わるにも関わらず、すごく読みやすい作品です。ラストで明らかになる『宿命』に、そうだったのかとホッとする気持ちとこんな事が起きたら怖いという気持ちで複雑な読後感を楽しめます。

放課後

校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を2人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第2の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。(講談社文庫より引用)


東野圭吾さんのデビュー作で乱歩賞受賞作品です。何者かに命を狙われている某女子高教師が連続殺人事件の謎に挑む物語なんですが、犯人候補全員が怪し過ぎて事件解決まで飽きることなく読めましたよ!


30年以上も前の作品なのに全く古さを感じないですし、トリック、動機、ラストも斬新!動機に関しては賛否ありますが、とにかく今の東野さんにはないハラハラ感が生々しくて大好きな一冊。初々しさもありますが、これがデビュー作とは恐ろしいですね。

むかし僕が死んだ家

「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは…。(講談社文庫より引用)


登場人物は、主人公と幼い頃の記憶を失っている元カノの二人だけ!幼児期の記憶がない元カノの記憶を探るために、2人は幻の家を訪れます。時が止まったような家で見つけたある少年の日記…。


徐々に掘り起こされる彼女の記憶。 たった2日間の山奥の家の中、薄気味悪さを漂わせながらも、謎を発見する毎に推理し真実が明らかになってゆく様に終始ハラハラドキドキできて面白い。登場人物2人と不思議な家一つでここまでのミステリーが出来るんですね!東野作品の隠れた名作だと思います。

分身

函館市生まれの氏家鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた―。小林双葉は東京の女子大生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か?(集英社文庫より引用)


技術的・医療的操作の問題は現在も手をつけられないタブーの領域、クローンのお話です。想像をはるかに超える複雑なストーリー展開で、鞠子と双葉ふたりの話が同時進行で章ごとで交互に展開します。


もしも自分と全く同じ人間がいたら…。まったく同じ姿かたちをしている北海道の鞠子と東京の双葉。それぞれがひょんなことから同じ時期に自らの不思議な出生に疑問を持ち、調べ上げていきます。クローンと言われると同い年で考えがちなテーマですが、そこにオリジナルとの年齢差を持ってきたところが面白い!そして最後のシーンでは、それまでの重い雰囲気から一転、サッパリしたような、切ないような何とも言えない気分になりました。

殺人の門

「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。(角川文庫より引用)


人間の欲深さや愚かさが詰まった作品。 主人公、田島和幸は友人である倉持修に、常にその人生を振り回されてきました。口から生まれてきたように人を騙す倉持修に対して憎しみを抱きながらも、縁を切れない田島。少し順調に動き始めると 何故かいつも倉持が現れ、どうしても幸せになれません。果たして田島は殺人の門を超えられるのでしょうか?


文庫本で600ページを超える長編。暗いし救いようのない内容で、途中で何度もくじけそうになりました。はっきりいって東野圭吾さんの作品で、これほど途中で読むのを止めようと思った本は他にありません。だけど最後まで読めてしまう…そして時が経つと不意にまた読みたくなってしまう。不思議な話です。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?(角川文庫より引用)


過去と現在を繋ぐ不思議なストーリー。33年前と1日間だけ繋がっているナミヤ雑貨店。強盗に入ったはずの雑貨店でひょんなことから数々の人々の悩み相談に答えることになった若者3人組のお話。


人の役に立たないと思っていた3人が、ナミヤの店主に変わり過去からの悩みを相談する手紙に返答をすることで、自分達も人の役に立つことが出来るのだと気づいていきます。愛にあふれた奇跡は気持ちよく、悩みを相談した人達全てのストーリーに涙しながら読みました。しばらく余韻に浸っていたいと思える最良の読後感!おすすめの一冊です。

手紙

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。(文春文庫より引用)


弟の大学進学の学費のために、兄は強盗殺人に手を染めた。毎月獄中から届く兄からの手紙。弟が幸せになろうとするたびにその手紙が、強盗殺人犯の弟は幸せになれないという事実を突きつけます。たったひとりの肉親が犯した罪により人生を狂わされた青年の物語。


心理描写が秀逸で、心に静かにそして力強く訴えかけてきます。兄からの手紙は無神経で腹立たしいとずっと感じていたはずなのに、最後の手紙を読んだ後は涙が止まりませんでした。

パラレルワールド・ラブストーリー

親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。(講談社文庫より引用)


パラレルワールドとは、私たちの現行世界と並行して存在すると考えられているもう一つの世界。タイトルからはファンタジーのような印象を受けますが、実際は本格ミステリーです。


改編された記憶をもつ自分と、忘れられた本物の記憶をもつ自分との、ある意味でのパラレルワールドが描かれていて、親友から紹介された彼女と付き合っている記憶と、親友の彼女なのに好きになってしまい悲しい三角関係になってしまった記憶のどちらが正しいのか、脳科学を交えながら真実を探っていくミステリー。妄想と現実との見境がつかなくなるって想像できてしまい、現実味があるので余計に、登場人物の感情が痛いほど伝わってきました。『変身』や『分身』に並ぶ、科学の発達の危うさ、科学と倫理の境界について考えさせられる作品です。

魔球

9回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた。すべてはこの一球に込められていた…。捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。(講談社文庫より引用)


東野圭吾さんの作品の中ではあまり有名ではないほうだと思いますがおすすめしたい一冊。高校野球を舞台にした青春推理小説『魔球』は、冒頭の爽やかな野球のシーンからは想像のできない哀しい想いが交錯します。


野球部のエースが見せた魔球の正体とは何か、なぜ彼は殺されたのか…。高校球児の殺人事件、それとは関係のない場所で起きた爆弾の爆破未遂事件、無関係かと思われていた2つの事件が見事に繋がっていきます。そうする他になかったのだろうかと思わずにいられない結末と家族への想いが切なく悲しいお話、初期の名作です。

流星の絆

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。(講談社文庫より引用)


幼い頃に両親を殺害された三兄妹は、児童養護施設を出た後、詐欺師としてお金を貯めながら、犯人を捜して復讐しようとしていた…。ふとした偶然から時効直前に犯人の手がかりを見つけ奮闘する推理小説。


兄妹たちがテンポよく詐欺をやってのける場面から、殺された両親の復讐のために試行錯誤するシリアスな場面まで、畳み掛けるような展開で600頁を感じさせません。ラストは、相応の報いはあるものの、美しい瞬間を見せてくれる粋な締め方。読み進めている時は辛いのに、読後に少し幸せな気分になれる素敵な一冊です。

変身

画家を夢見、この世にかけがえのない存在として恋人を愛していた青年、成瀬純一を不慮の事故が襲った。そして世界初の脳移植手術。彼のなかに他人の脳の一部が生きているのだ。やがて彼の心に違和感が生じ始める。迫りくる自己崩壊の恐怖! (講談社文庫より引用)


強盗事件で頭を撃ち抜かれた脳の一部に移植手術を受けた青年の人格がドナーの脳に乗っ取られていく悲劇を描いた医療サスペンス。


文体や一人称など視覚的にわかりやすい部分も徐々に変化していくので、臨場感があってすごく引き込まれます。さらに変わりゆく主人公の描写はあまりにもなめらかで、たびたび現在のページと冒頭を比べたくなりました。理不尽だらけの物語ですが、最後の1ページまでどう結末を迎えるのかとドキドキしながら読める1冊です。

使命と魂のリミット

「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ…。あの日、手術室で何があったのか?今日、何が起こるのか?大病院を前代未聞の危機が襲う。(角川文庫より引用)


医療ミステリー、タイトルから受けるなんとなく難しそうなイメージは読み始めればすぐに吹き飛びます。帝都大学病院を舞台にした犯罪と研修医・夕紀の西園教授に対するある疑念が絡み合い進むストーリー展開。


主人公の研修医が抱える葛藤と勤務先の病院で起こる事件の2つが解き明かされる過程がもうお見事。命に関わるストーリーなので、特に後半は緊迫感がすごいです。ラスト数ページでタイトルの意味が分かり、ラスト1行で気持ちよく読み終われましたし、読み終えた後の爽快感は群を抜いてますよ!

夢幻花

花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。(PHP文芸文庫より引用)


追い求めると身を滅ぼす夢幻花__黄色い朝顔にまつわる宿命と責任の物語。こちらの作品は、連載で一度書き上げた話を、現在の科学考証に合わせて書き直したとのことです。


通り魔に襲われた夫婦の話と中学生のひと夏の思い出の話、何の関係もなさそうな2編のプロローグ。それが本編で綴られる青年の自殺とその祖父が殺された事件へと繋がっていきます。キーとなるのは絶滅したはずの黄色の朝顔。一見何の関係もなさそうな事件がやっぱり安心の東野圭吾さん!次々と繋がっていきます。


あとがき

東野圭吾さんのおすすめ作品をご紹介してきました。もれなく傑作とよべる作品ばかり!本当に面白くて読後感も最高の作品ばかりです。気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。

おすすめのミステリー小説 50選!


間違いなく面白い!ジャンル別おすすめ漫画 厳選50作品!

今回は、とにかく面白いおすすめのマンガを気分に合わせて探しやすいようにジャンル別で厳選してご紹介していきたいと思います。 漫画を読んでワクワクしたい!ニヤニヤしたい!笑いたい!ゾクゾクしたい!など色々と満たしてくれる間違いなく面白い作品ばかりです。随時追加・更新もしていく予定ですので是非お気に入りの1冊を見つけて下さい。



出典:©︎ゴールデンカムイ

間違いなく面白いおすすめ漫画

掲載の順番はランキング形式ではありません、また作品は随時追加していますので50作品以上となっています。それではおすすめの面白い漫画をお楽しみ下さい。

爆笑したい!クスクスしたい!おすすめのギャグ・コメディ漫画


ちょっと気分が落ち込んでいるときには思い切り笑って吹き飛ばそう!そこでおすすめなのはやっぱりギャグ漫画。面白すぎて爆笑必至のギャグ漫画から、クスッと笑えるコメディ漫画まで、とにかく笑える作品を厳選してご紹介していきたいと思います。個人の好みがかなりはっきり分かれるジャンルですがなるべく万人受けしそうな作品をご紹介していったつもりです。

ぼくの輪廻


出典:©︎ ぼくの輪廻

前世でうっかり僧侶になり、「一生童貞」を誓ってしまった乃木篤朗!
輪廻、それは運命を繰り返すことなのか?現世でも、漫画家という絶望的童貞クラスタに産まれてしまった乃木は、少年GUMPで新連載を開始する!ところが、アシスタントにやってきたのが、巨乳の女・花撫!机に胸を乗せ、キシキシ胸を揺らして作業するカノジョの姿に乃木は衝撃を受ける!「DTを誇らしく思っていたが、僕はバカだった。本物を知らなければ、本物の絵など描けない…!!」漫画への崇高な思いから胸を触ることを決意する乃木!そこへ、やはり前世からの因縁のゲイ、アキラまで参戦し...?DTと巨乳とゲイが一つ屋根の下、DTは〆切までに漫画を描くことはできるのか!(フラワーコミックスより引用)


僧侶の生まれ変わりの漫画家。ゲイ僧侶や巨乳女も生まれ変わって前世と同じく三角関係に…「おっぱい」「BL」とさらに全体的にギャグ要素満載…どこがターゲットだかわかりませんが、めちゃくちゃ振り切ったギャグで笑います。何でこれ少女漫画掲載なんでしょうかね?


勇者が死んだ


出典:©︎ 勇者が死んだ

平凡な農夫の少年トウカは、ある日突然、世界の英雄である勇者を殺してしまう!!!しかも、その現場を勇者の仲間である少女に見られていた!!勇者を死なせた男になったトウカの運命は…!!?落とし穴からはじまる、村人と美少女たちの冒険ファンタジー!!( 裏少年サンデーコミックス より引用)


RPG風ギャグマンガ『勇者が死んだ』いや、ほんとに死んだ!いきなりのギャグ展開、死んだ勇者の体に乗り移り、半ば強制的に冒険をするはめになってしまった罠好きで不審な村人だった主人公。はっきりいってクズな主人公ですが、たまにキメてくれます。深夜のテンションみたいなおすすめのギャグ作品。


魔王の秘書


出典:©︎ 魔王の秘書

ついに眠りから目覚めた魔王。世界征服のため人間を捕らえて研究することに。
ところがやって来たのはとんでもなくデキる「秘書」だった…!想像を絶する有能ぶりでテキパキと仕事をこなす彼女のせいで……人類マッハでヤバい!!(アース・スターコミックスより引用)


続けてRPG風。魔王の秘書となった人間が、世界征服のために組織改革を試みるギャグ漫画。有能すぎる秘書によってブラック企業がどんどん健全に。魔物の通勤ラッシュとか福利厚生とか、深刻な世界征服離れとか…魔王より冷酷に迅速に世界から人間を根絶やしにする気満々な秘書。かなり面白いですよ!


能面女子の花子さん


出典:©︎ 能面女子の花子さん

家庭の事情で能面をつけて生活する女子高生・花子さん。見かけはホラー、中身はキュートな花子さんのスクールライフは、恋あり、友情あり、能面あり!! まわりの視線もなんのその! 能面女子の青春コメディ!!(講談社より引用)


最初から最後まで能面姿。そして素顔が全く出てこない主人公、インパクト大で超ポジティブ女子な花子さん。顔は能面だけど体も中身も超いい女という、このギャップ。幼馴染のケンちゃんに、能楽師のさぶちゃんと、花子さんを巡る恋のトライアングルからも目が離せませんよ!面白いうえになぜかすごく癒されるおすすめ漫画です。


コタローは1人暮らし


出典:©︎ コタローは1人暮らし

「アパートの清水」に突如、コタローという4歳の少年が引っ越してきた。なんと彼は一人暮らし・・・!しかしながら妙に生活力があり、むしろアパートのちょっと駄目な隣人の大人たちよりも余程しっかりしていて!?そんなコタローのちょっとずつ明らかになる過去に、皆が心を震わせていく・・・笑って泣けるアパートメントコメディーの開劇!!(ビッグコミックス より引用)


一人暮らしの4歳児コタローと、それに構わずにいられないダメな大人たちのコメディ。普段はしっかりしてみえるコタローの、時折見せる子供らしさにキュンとしたり、背景が見えると切なくなったり…。泣きたい時に読むコメディ漫画です!もちろん笑いどころも盛りだくさんですよ!



聖☆おにいさん


出典:©︎ 聖☆おにいさん

目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。“笑い”でも世界を救う! 聖人in立川。ブッダとイエスのぬくぬくコメディ。(モーニング KCより引用)


世紀末を無事に乗り越えたキリストとブッダが休暇を取って下界に降り、立川のアパートで共同生活を送る日々を描いたコメディ漫画。



出典:©︎ 聖☆おにいさん


真面目で堅実なブッダとお調子者だけど純粋なイエスが、日本での暮らしを地味に楽しみます。慈悲の心が高まると奇跡を起こしてしまい生活に支障が出るので、奇跡のコントロールに四苦八苦、全編くだらなすぎて面白いですよ!


斉木楠雄のΨ難


出典:©︎ 斉木楠雄のΨ難

彼の名前は斉木楠雄、超能力者である。誰もが羨む才能も、本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。故に人前では力を封印、目立たず人と関わらずを心掛けてきた斉木だったが、何故かワケあり同級生が急接近!?(ジャンプコミックスより引用)


異常なまでの強力な超能力を持ちそれを疎ましく思うクールな高校生、斉木楠雄。彼を囲む個性強すぎるキャラ達に振り回される斉木くんのドライでドストレートなツッコミが面白すぎ。超能力があったらあったで大変なことがたくさん、シュールなギャグで地味にクスクスさせてくれます。


監獄学園


出典:©︎ 監獄学園

女子1000人:男子5人!! その学園は男(ヤロウ)共にとって天国か地獄か。誰も見たことがない牢獄高校(ハイスクール)コメディ始業!! 伝統ある全寮制の女子高・私立八光(はちみつ)学園。このお嬢様学校が本年度から男子を入学させることとなった。しかし入ってきた男子はたったの5人。そのうちの一人、清志(キヨシ)は女だらけの環境に胸躍らせていた。その先に驚愕の未来が待っているとは知らずに……。(ヤンマガKCスペシャルより引用)


女子高だった学園が男女共学となり、数少ない男子生徒たちが愛と欲望の日々を送るつもりが、いきなり不祥事を引き起こして監獄に入れさせられることに…気分転換にちょうど良いくだらなさと読みやすさ。下ネタ連発の漫画なのでその手のが苦手な人は注意!


Back Street Girls


出典:©︎ Back Street Girls

人間やめますか?それともアイドルやりますか?極道3人組がまさかのアイドルデビュー! しかも売れちゃったよ、オイ!! 鬼より怖い組長の全面プロデュースのもと、路地裏美少女アイドル「ゴクドルズ」としてデビューした極道の元おっさん3人。ファンの前に出ればアイドルになりきって見せる。今話題の仁義なきアイドル・ギャグ。日本のアイドルはここまで来た――!?(ヤンマガKCスペシャルより引用)


命捨てるかアイドルになるか迫られた極道三人が海外で整形&性転換して路地裏アイドルとして大ブレイク!弟分が自分達のガチファンになったり、アイドルになったキッカケを作った仇の男が握手会に来たり…任侠魂を忘れられないけどアイドル稼業にもやり甲斐も見出してしまう葛藤が面白すぎます。


トクサツガガガ


出典:©︎ トクサツガガガ

仲村さんは26才のOLさん。職場では女子力が高いと見られているけど、実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」!オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり…ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!(ビッグコミックスより引用)


特撮好きのOLが趣味をひた隠しにしながら日常生活を送るコメディ。バレずに乗り切るための言葉の選び方がうまい!個人的にオタクあるあるが妙にツボで、高度なヲタクの生態描写は最高に面白いです。隠している割に、少しずつ仲間が増えていく様子にはほっこり。


フリンジマン


出典:©︎ フリンジマン

場末の雀荘に集まった4人の男たち。彼らはある共通の願望で繋がっていた。その願望とは「愛人を作りたい!!」という清々しいまでに不純で、申し開きできないくらいにストレートなものである。そして男たちは『愛人同盟』を結成する!! 不倫のベテランである井伏(通称:愛人教授)から、愛人作りのノウハウを伝授される田斉たち。果たして、彼らは愛人を獲得することができるのか……ッ!?( ヤンマガKCスペシャルより引用)


プロフェッショナルの指導を受けて愛人ゲット!ギャグ漫画としてはとても面白いけれど、主人公の目的が「愛人ゲット」という、誰もが共感できるものではないので好みの別れる作品だと思います。主人公たちの全力具合がかなり伝わってきて、ギャグも面白いので抵抗のない方は是非!


わさんぼん


出典:©︎ わさんぼん

製菓学校を卒業した草太は老舗の和菓子店で住み込みの修業を始めることに…。そこの看板娘にフォーリンラブしちゃったから、さぁ大変!恋も菓子作りもまだまだ4分の1人前な草太を、みなさん応援してあげてください!(まんがタイムコミックスより引用)


現代っ子で甘い物食べられないけど、和菓子職人になった主人公。京都の老舗和菓子屋に住み込みで働くことになり、和菓子とお店の人々と織り成すほのぼの四コマ漫画です。和菓子のマンガでコミカルなモノってなかったですよね。とてもテンポが良くて面白いですよ!


しあわせアフロ田中


出典:©︎ しあわせアフロ田中

三十路目前、28歳となった田中広。
「人生このまま、なんの考えもなしに
働き続けるだけでいいのだろうか…」と思っていたところ、友達・村田の誘いに乗ってゲストハウスづくりという“しあわせ”探して新天地&新生活を始めることに…とはいえ、どこへ行こうと田中は、田中!やっぱりアイツは変わりません!!(ビッグコミックスより引用)


アフロ田中シリーズ。ついに田中も29歳、いつも通りのくだらなさとすり減る年齢の焦燥感が合わさって絶妙な雰囲気を醸し出しています。だんだん大人になって行く田中を涙無しでは読めなくなってきました。下ネタも多いけど安定の面白さですよ!


吾輩の部屋である


出典:©︎ 吾輩の部屋である

都内某所の一室。部屋にいるのは、そこで一人暮らしをする大学院生の鍵山哲郎………………のみ。誰にも邪魔されない空間で、彼の思考は今日も虚空を彷徨っていく……全ての一人暮らしの人に捧ぐ、哲学系部屋コメディー。( ゲッサン少年サンデーコミックスより引用)


1話完結のコメディ。大学院生のアパート独り暮らしをのぞき見してる感じで、彼の部屋にある家具たちだけが話に参加する登場人物。舞台はカバーにある吾輩の部屋で、全話通してクスクス笑い。基本的に何も解決しないですし、オチも大して強くない、くだらないけどゆるく笑えて心地のいい漫画です。


モブサイコ100


出典:©︎ モブサイコ100

自己表現がヘタな超能力少年、通称・モブ。普通の生き方にこだわり超能力を封印しているモブだが、感情が高ぶり数字が100になったとき…少年の身に何かが起こる!!!!アマチュアWEBコミック界最強の漫画家ONEが描く、笑いと涙と驚きと…闘いの日々!( 裏少年サンデーコミックス より引用)


『ワンパンマン』の原作者ONEさんの作品。ワンパンマンと同じく主人公はチートなんですが最高に地味で、インチキ霊能者の師匠にうまく使われるというストーリー。読み進めると独特な絵と話が段々と面白く、何となく哲学を感じるところもあって人気に納得、おすすめです。所々でワンパンマンを知っていればにやりとできますよ。



熱くなりたい!爽快感を楽しみたい!おすすめのスポーツ漫画

スポーツ漫画と言えば『スラムダンク』や『キャプテン翼』など数多くの名作を産み出しているジャンル。とにかく熱くなりたい方におすすめのスポーツ漫画をご紹介していきます。

熱血!おすすめのスポーツ漫画 20選

ハイキュー/古舘春一


出典:©︎ジャンプコミックス

おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?(ジャンプコミックスより引用)


類稀なる身体能力とバネはあるはずなのにチームメイトがいなくて経験を積むことのできなかった日向と、才能は抜群なのにチームメイトとうまく関係を築くことができず『コート上の王様』と揶揄されていた景山。 中学ではネットを挟んで敵同士だった2人が同じ高校で再会して…。烏野高校男子バレーボール部の活躍を描いた漫画。


集団でするスポーツの楽しさや怖さが詰まってる、熱い展開が盛りだくさんの『ハイキュー』。ケンカばかりだけど、お互いの持ってる力を引き出してくれる最強コンビ。最強の敵が頼もしい味方になるのは胸熱ですよね!スピード感や迫力あるシーンの表現が抜群で鳥肌間違いなし、面白いですよ。


ダンス・ダンス・ダンスール


出典:©︎ビッグコミックス

主人公・村尾潤平は中学二年生。幼い頃にバレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦める。バレエへの未練を隠しながら格闘技・ジークンドーを習い、クラスの人気者となった潤平だが、彼の前に、ある日転校生の美少女・五代都が現れる。母親がバレエスタジオを経営する都に、バレエへの興味を見抜かれ、一緒にやろうよと誘われるが――!?(ビッグコミックスより引用)


躍動感あふれる作画とテンポよく進むストーリーに惹きこまれること間違いなしの『ダンス・ダンス・ダンスール』は、男子がバレエをする事に最初は抵抗を感じながらもその魔力に取り憑かれ、次第にどっぷりとハマっていくお話。


主人公の役にハマっている時の表情がちょっとあれな時もありますが、彼が気持ちを昂ぶらせて踊るシーンは読んでいてこちらまでワクワクしてきます。心地よいリズムに包まれる超おすすめの漫画ですよ!


ボールルームへようこそ/竹内友


出典:©︎講談社コミックス月刊マガジン

俊英が贈るダンススポーツ青春譚、開幕! その一歩(ステップ)で僕は変わる――。平凡な中学生、富士田多々良(ふじた・たたら)は将来の夢も特に無く、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、謎のヘルメット男に出会った多々良は訳もわからず連れ去られてしまう。男が向かった先は……何と社交ダンスの教室だった。ダンスの世界に一歩を踏み出した多々良の日常が、みるみる変わり始める――!! 剥き出しの才能が描く“ボーイ・ミーツ・ダンス”!! 踊り手の魂が交錯する舞踏室(ボールルーム)で繰り広げられる、激アツ! ダンスストーリーに酔いしれろ!!(講談社コミックス月刊マガジンより引用)


競技ダンスのお話。進路も決まらず何をしたいのかもわからず日々を過ごしていた中学三年生の主人公・多々良は、ある日不良に絡まれている所をバイクの青年・仙石に助けられ、とある場所へ連れていかれます。そこは…。


社交ダンスという題材は変わっていますが、ベタなスポ根漫画です。もちろん面白いベタです。まず、仙石に弄られまくる多々良、弱気な多々良が、人の動きの模倣と集中力を武器に変わってく様子がすごく面白い!主人公が急激に成長していく漫画ってやっぱり良いなあ。そして、ダンスシーンの熱量と疾走感が凄すぎます。社交ダンスは全く知らないのですが、その美しさがとても伝わってきました。


GIANT KILLING


出典:©︎モーニングKC

本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる!達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる!『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!(モーニングKCより引用)


ジャイアントキリングは番狂わせという意味。サッカー漫画なのですが珍しい設定で監督が主人公、敵の分析とか、チームの配置とか、人心掌握などの要素がてんこ盛り!サッカー好きの方々の間でも面白いと名高い作品です。


破天荒な監督によって、弱かったチームが強豪チームを倒すという展開は、それだけでも充分に面白いのに、勢いと爽快感が抜群。サッカーをあまり知らなくても熱い雰囲気が伝わってきます!44巻(2017年8月末)と巨編ですがおすすめですので是非!


アオアシ


出典:©︎ビッグコミックス

愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)。粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに―――そんなアシトの前に、東京にある強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)が現れる。アシトの無限の可能性を見抜いた福田は、東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧めて!?将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命は、ここから急速に回り始める!!(ビッグコミックスより引用)


キャプテン翼もシュートも中高が舞台のサッカー漫画でしたが、『アオアシ』はユースを舞台にした珍しい設定のサッカー漫画です。主人公は青井葦人、ワンマンプレイヤーの彼は大事な試合でキレて退場してしまいます。試合に負けた葦人でしたが、そこでサッカーの上手い謎の男に出会い、ユースセレクションを受ける事に…。


不器用だけれど、素直でひたむきな主人公が少しずつ開花していくのを見るのはやっぱりスポーツ漫画として面白い!がむしゃらに夢に向かって走るサッカー少年にきっと心を打たれますよ。葦人も初めてプロというものを意識し始めるので、サッカーの知識がない人でも説明が入って読みやすいと思いますよ。



潔癖男子!青山くん/坂本拓


出典:©︎ヤングジャンプコミックス

潔癖男子の青山くん――。 サッカー日本代表の天才イケメン少年はプレイスタイルも「潔癖」に仕上げます。ヘディング、タックル当然、NG。スローイン? グローブしてれば、まあOK。こんな男子が許されていいの!? 無菌系攻撃型サッカー部コメディ。(ヤングジャンプコミックスより引用)


こちらスポーツ漫画のコメディ枠、極度の潔癖症男子、青山くんはサッカー部。ジュニアユースのメンバーでもあるサッカー界の宝と言われる選手です。サッカーを始めた理由は『手を使わなくていいから』。


他人と接触するのが苦手だから鮮やかに擦り抜けてゴールへ…潔癖だからこその行動、思考がいちいち面白い!そんな青山くんも汚れたくない、よりも負けたくないという熱い想いが勝っているところにグッときます。そして、青山くんに恋して掃除しまくるマネージャーをはじめ、登場人物がみんな性格いいので、気分よく読み進められる漫画だと思います。



ダイヤのA


出典:©︎講談社コミックス

中学全国大会を目標としていた沢村栄純(さわむら・えいじゅん)。最後の大会は自らの暴投で敗退してしまう。仲間とともに高校でリベンジを誓うなか、名門、青道高校野球部からスカウトが来る。見学に訪れた沢村は、いきなりエリート校の洗礼を受けることに!名キャッチャーの呼び声高い御幸一也(みゆき・かずや)との出会いが沢村の高校野球への情熱を目覚めさせる!!(講談社コミックスより引用)


田舎の中学で野球をしていた栄純、仲間のために放った大会最後の一球が名門校のスカウトの目に留まります。反発していたものの、素晴らしい設備とレベルの高い選手たちに出会い、新たな道へと一歩を踏み出すことに…。


野球推薦のスポーツエリート高校生がひしめく学校で、栄純がライバル達としのぎを削り切磋琢磨していくお話、男臭さがあってとても熱い漫画です。笑いあり、涙あり、熱血ありのストーリーで面白い!おすすめですよ!



少年ラケット


出典:©︎少年ラケット

記憶を失った少年・イチロー、そのイチローと2年前に再戦の約束をし、行方を追い続けたヨルゲン…。2人の少年の運命の再会をキッカケに、止まっていた“時間”が動き始める!! 世界最速の球技・卓球に青春を懸けた少年少女の物語が今、始まる!!(少年チャンピオンコミックスより引用)


卓球の才能と情熱がありながら父の死とともにその全てを忘れてしまった主人公。彼との再戦を目標にしていた友人の登場によって記憶の一部、卓球の楽しさが甦って…というお話。天涯孤独、記憶喪失といった重い設定を入れ込みつつも 、少年が卓球に全力で打ち込む姿を描く爽快なおすすめの漫画。


可愛いらしい画風で読みやすくて、卓球の魅力や奥深さにぐいぐいと引っ張られていきます。キャラクター全員を好きになってしまって、ライバルも応援したくなってしまうのが難点。




ドキドキを楽しみたい!おすすめのバトル・アクション漫画

DRAGON BALL・ONE PIECE・HUNTER×HUNTER・NARUTO・ジョジョの奇妙な冒険やキングダムなど数え上げればきりがないほど名作揃いのこのジャンル。まだまだドキドキできる面白い漫画は沢山ありますよ!

鬼滅の刃


出典:©︎ジャンプコミックス

時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! (ジャンプコミックスより引用)


話題になってるジャンプ漫画。画風がどこか日本画っぽくて味のある『鬼滅の刃』は、鬼に家族を殺された少年が、鬼を狩る鬼殺隊に入り戦うお話。


母と弟妹を鬼に惨殺された炭治郎。ただ1人生き残り鬼と化した妹、禰豆子を人間に戻すため『鬼殺の剣士』となるため修行を始めます。グロテスクな部分も多いですが、優しさも随所に感じられる作りでとても素敵な漫画なんです。イチオシですよ!


プランダラ


出典:©︎カドカワコミックス・エース

アルシア歴305年…大戦争後の世界で、その二人は出逢った。消えた母からの遺言で人を捜す少女・陽菜。仮面を被り素性を隠す剣士・リヒトー。少女を救うため剣士が振るう長剣の煌きが、世界の闇を切り払うッ!(カドカワコミックス・エースより引用)


舞台は数字に支配された世界。伝説の撃墜王を探す少女と普段は変態でドジだけど、ここだという時はカッコいい主人公・リヒトーのお話。


この世界に送られた人間は生まれたその時から何かを『カウント』することを義務付けられています。そのカウントが低い者は自分より高い者の命令に逆らうことができせん。それぞれのカウントは多種多様、カウントの差がそのまま身分になるため、皆必死で毎日カウントを稼いでいるのでした…。バトルやシリアスシーン、お色気シーンもバランスよくてスラスラと読めますし、なによりも設定が盛りだくさんで面白いですよ!


ワンパンマン


出典:©︎ジャンプコミックス

一撃必殺! 強くなりすぎて、どんな凶悪な怪人もワンパンチで倒してしまうヒーロー“サイタマ”。平熱系最強ヒーローの伝説開幕!! WEB界のカリスマと超絶絵師タッグが贈る、日常ノックアウトコミック!!(ジャンプコミックスより引用)


アクションマンガですがやってることはギャグ、趣味でやってるヒーローがメチャクチャ強くて一撃で敵を葬り去るという主人公の無敵っぷりを楽しむお話。誰もが思いつくような設定ですが実際に描く人はそう居ません。


内容はすごく薄いんですけど、たまらない爽快感のある漫画。シリアスな絵とギャグな絵の振り幅が大き過ぎていい意味でついて行けません!こちらもかなり面白いおすすめバトル漫画です。ワンパンマンはwebでも無料で読めますよ!




ブラッククローバー


出典:©︎ジャンプコミックス

魔法がすべての、とある世界──。生まれながらに魔法が使えない少年アスタは、己の力を証明するため、そして友との約束を果たすために、魔道士の頂点“魔法帝"を目指す! (ジャンプコミックスより引用)


魔法が金よりも強い力を持っている世界で魔法力が0の落ちこぼれ主人公が魔法帝になるために頑張るお話。幼馴染のライバルもいるし、ツンデレなヒロインもいますよ!


魔神と呼ばれる存在を倒した魔法帝によって救われた世界、その伝説に憧れる二人の少年アスタとユノの冒険を描いた王道ファンタジーバトル漫画。どことなくNARUTOっぽさもありますが、主人公・アスタが授かったのは反魔法の力、あとは持ち前の身体能力のみという逆境設定がなかなか面白くて良い!


All You Need Is Kill


出典:©︎ジャンプコミックス

人類は今、かつてない戦争をしている。敵は「ギタイ」と呼ばれる化物。ジャパンの南方、コトイウシ島で繰り返される戦闘。初年兵であるキリヤ・ケイジと戦場の牝犬と呼ばれるリタ・ヴラタスキは、まだ見ぬ明日を求める戦いに身を投じていく――。(ジャンプコミックスより引用)


ハリウッド映画にもなった原作作品を漫画化したもの。謎の生命体『ギタイ』と人類との闘いを、死ぬとその前日から同じ1日をループする現象に陥った初年兵・ケイジを主人公として話は進んでいきます。


死んでループすることで、どんどんと経験を積み強くなるケイジ。強さと引き換えに、孤独と仲間との時間を共有出来ない上に何度も死ぬので心が荒んでいきます。しかし戦女神(ヴァルキリー)と呼ばれる女兵士、リタとの戦場での出会いで状況は…。小畑健さんだから絵も綺麗ですし迫力もあるしで、めちゃくちゃ面白いおすすめ作品です。


うえきの法則


出典:©︎少年サンデーコミックス

森あいは、同じクラスの植木耕介に疑問を抱いていた。テストの時、彼が消しゴムカスを集めて握ると、手から小さな木が生えてきたのだ。あいは植木の後を付け、彼の行動を見続ける。そしてわかったのは、植木が“掌で覆える物を木に変える”という能力を持っているという事だった。そしてその能力を与えたのは、なんと担任の小林先生らしい。その理由は…!?(少年サンデーコミックスより引用)


神様によって能力を与えられる能力バトル。10の才を与えられ、能力で人間を傷付けると才が一つ減るという仕組みのバトル漫画。自分でゴミと認識した物を木に変える能力をもつ植木が主人公。


ゴミを木に変える力という能力だけを見るとハズレ能力のように思えるのですが、応用によってこんなにも魅力的に映るのかと驚かされます。それと植木の眼が死にすぎてて可愛い。


血界戦線


出典:©︎ジャンプコミックス

紐育(ニューヨーク)崩壊後、一夜にして構築された都市・ヘルサレムズ・ロット。異界と現世が交わるこの魔都に於いて、世界の均衡を保つ為に暗躍する秘密結社が存在した!!(ジャンプコミックスより引用)


ニューヨーク崩壊後、一夜にして構築された魔都ヘルサレムズ・ロット。異界と現世が交わるその地で暗躍する秘密結社ライブラと、一人の少年が邂逅するところから物語の始まる痛快アクション。


ストーリーが奇抜で内容理解が難しいのですが、わかりやすく言えば、平凡でおとなしくて性格のよさそうな主人公が求められて超人たちのメンバーになる美味しい設定の漫画。戦闘シーンの迫力が凄いですよ!


ゴールデンカムイ


出典:©︎東京喰種トーキョーグール

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!(ヤングジャンプコミックスより引用)


明治末期の北海道が舞台。不死身の帰還兵杉元とアイヌの少女アシリパが協力して、盗まれた金塊の手がかりとなる囚人たちを探すサバイバルアクションです。さすが人気作品だけあってやっぱり面白い!


立場も目的も違う2人が一つの目標に向かって共闘していくという展開で、動物と人間、狩りと殺人、この二つが境界なくさらっと描かれている怖さもあります。芯はシリアスなストーリーなのですが、アイヌの(食)文化がギャグを交えたエピソードで絡んできて、その緩急が読み応えにつながってます。アシリパの豊かな表情や野生動物たちのとんでもない神々しさには、鳥肌が立ちますよ。じっくりと1ページずつを味わいたい作品です。



ワクワクを楽しみたい!おすすめのファンタジー漫画

ファンタジー漫画は、進撃の巨人や七つの大罪、鋼の錬金術師など男女共に人気の作品が多いジャンル、不思議な力に溢れる世界をまるで自分が旅しているかのような感覚にさせてくれるファンタジーの世界で思い切りワクワクしましょう!

おすすめのファンタジー漫画 15選

メイドインアビス


出典:©︎バンブーコミックス

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇!(バンブーコミックスより引用)


『深さ2万メートルをこえる謎の大穴の冒険』もうそれだけでドキドキ。少女と少年風のロボットを主人公に、アビスと呼ばれる長大な大穴の、誰も到達していない深淵を目指し探索していくおすすめの壮大なファンタジー漫画。


4頭身でほんわかした感じのでとても可愛らしいキャラクター達ですが、実は『ダークな世界設定をカワイイキャラでやる系』漫画。内容は絵柄からは考えられないほどエグいですし、連続のダンジョン攻略など手に汗握る展開に驚かされます。とても面白いんですが、グロ描写に耐性のない方にはキツイ展開がありますので気をつけてくださいね。


アルスラーン戦記


出典:©︎講談社コミックス

国が燃えている…。世界はどれだけ広いのか? 強国「パルス」の王子・アルスラーンは、いまだ何者でもなく、ただ好奇心にあふれていた。「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われたアルスラーンが14歳になった時、遠国の異教徒がパルスへ侵攻。アルスラーンは初陣の時を迎える。パルス軍の強さは古今無双。この戦もパルスの圧勝に終わると誰もが信じていた……。(講談社コミックスより引用)


古代ペルシャをモデルにした王国の軍記物語。その人柄の良さから有能な人材に恵まれる若き王子、圧倒的な強さの武将、頭のキレる策士、酒豪の戦士、そして救いようのない悪者、なんとなく三国志を思わせるワクワクする登場人物たちの活躍するファンタジー。


原作はかなり前からの超有名小説。思った以上に戦闘描写は残酷ですが、だからこそ王子・アルスラーンが立ち上がることに光を見出せます。原作小説に負けず劣らず面白いおすすめの一冊です。



デビルズライン


出典:©︎モーニング KC

都会の喧騒の裏で連続発生する吸血殺人。ある日、恋愛に疎い大学院生・平つかさは、自分にじっと向けられた男の視線に気づく――。愛と欲望、暴力と献身が交錯するダークファンタジー!!(モーニング KCより引用)


鬼という吸血鬼のような異種族が混在する日本が舞台、吸血鬼とヒトのハーフ、安斎と普通の女子大生・つかさの出会いから、吸血衝動と戦いながら恋愛感情を育てていく様子が描かれた物語。愛しい人の危機に我を忘れた瞬間に訪れる、愛しい人の血を欲する本能を必死で堪えている様が切ない。人と大差ないから恋に落ちて、人と違うため苦しむ…二人のもどかしい恋愛に萌えます。


思いのほか恋愛要素が濃くて胸キュンする内容で、ブレまくりの主人公とブレない彼女との恋愛模様がとても素敵なファンタジー漫画です。



クジラの子らは砂上に歌う


出典:©︎ボニータ・コミックス

砂がすべてを覆い尽くす世界。砂の海を漂う巨大な漂泊船“泥くじら”で暮らす少年チャクロは、誰ひとり見たことのない外の世界に憧れを抱きつつ、仲間たちと変わらぬ日々を過ごしていた。そんなある日、突然漂着した廃墟船の中で、チャクロは1人の少女と出会う…。(ボニータ・コミックスより引用)


砂の海の上に浮かぶ『泥くじら』で記録係を努める少年・チャクロは、漂着した船の中で一人の少女に出会います。初めて出会った外の世界の人間に惹かれるチャクロですが…。その少女がもたらすのは新たな世界への希望?それとも島の人だけが知らない世界の真実?始まりは小さな島ひとつだけだったチャクロ達の世界がどんどん広がっていくのでキャラクターと一緒にワクワクしながら読み進められる漫画です。


冒頭こそ幻想的で優しいメルヘンな空気が漂う物語なのですが、慣れてきた頃に訪れる敵襲と血の匂い…平和なファンタジーが好きな人にはあまりオススメできないんです実は。ただ、まるで見てきたかのように異様なまでに作り込まれた異世界の設定は一見の価値があると思いますよ。



ダンジョン飯


出典:©︎ビームコミックス

ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。 再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう! 」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!! (ビームコミックスより引用)


2010年代後半のグルメ漫画ブームの中で生まれた突然変異の傑作。大人気とはいえ他の食マンガにありがちな『食べてみたい!』という読後感は一切ありません。


レッドドラゴンに食べられてしまった妹ファリンが、体内で消化されてしまう前に、なんとしてでも助け出す!食料調達にかけるコストを削減するため『食料は迷宮内で自給自足する』、魔物を食べながらダンジョンを進むパーティーのお話。食べることに着目してるので、お馴染みのモンスターの生態が生物としてしっかり設定されていて面白い!そして私は、何でこのネタでおなかがすいたのか分からない…。


鬼灯の冷徹


出典:©︎モーニング KC

あの世には天国と地獄がある。地獄は八大地獄と八寒地獄の二つに分かれ、さらに二百七十二の細かい部署に分かれている。そんな広大な地獄で、膨大な仕事をサラリとこなす鬼神。それが閻魔大王第一補佐官・鬼灯(ほおずき)である! ――人にとっての地獄。それは鬼にとっての日常なのです。ドSな補佐官・鬼灯に、上司の閻魔大王は涙、涙……そんな日常です。冷徹でドSな鬼灯とその他大勢のわりかし楽しげ地獄DAYS!(モーニング KCより引用)


地獄の管理運営の裏側など世界設定がすごく面白い『鬼灯の冷徹』、地獄の鬼の日常は、もっと冷徹でところ構わず暴力で解決してるのかと思いきや違ったようです。クスっと笑えて和める一話完結の地獄のお話。


鬼灯さまは閻魔大王の第一補佐官。ジブリ好きで動物には優しい、でも上司や同僚には容赦ない超ドS、閻魔大王にすら容赦のないあの態度、読めば読むほどじわじわ来ます。地獄について詳しくなれる人気の漫画ですよ。


幼女戦記


出典:©︎角川コミックス・エース

超合理主義エリートサラリーマンが転生したのは、なぜか幼女だった!? 魔法と小銃の入り乱れる異世界で、軍での出世&安全な後方勤務を目指すが、なぜかエースとして祭り上げられ……?(角川コミックス・エースより引用)


主人公は合理的で時に冷徹な判断を下す日本のサラリーマン。自分が首を切った相手に電車の線路に突き落とされて命を落としてしまいます。そんな彼が幼女として転生した先は魔法の世界で…。


舞台は魔法が実在する第二次世界大戦中のドイツに似た世界、軍人として各地を転戦することになります。主人公ターニャは、外見は金髪碧眼の幼女、中身は30代のサラリーマン。彼女がどうやって軍の中でキャリアを切り開き最終的に後方勤務に落ち着くのか?本音は後方に移動したいのに前線に連れられるというのもサラリーマンぽくていい!戦闘描写もありますがグロくはないですし、絵が可愛らしく分かりやすいのでとても読みやすいですよ。


ベルセルク


出典:©︎ヤングアニマルコミツクス

巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…! 大ヒット!! 圧倒的迫力の叙事詩!!(ヤングアニマルコミツクスより引用)


容赦のない世界観に、過酷な運命を背負った非情な主人公。義手に仕込まれた大砲を撃ち、身の丈を越える分厚い鉄の塊『ドラゴン殺し』を振り回す黒い剣士・ガッツの復讐劇を描く、ダークファンタジーの金字塔。


壮大なストーリー設定、独特な世界観で圧倒する本作は、なにより作画がとても美しく洗練されています。ガッツが剣を振り回すシーンでは、重量感がそのまま伝わってきますよ!名作と言われるだけあって本当に面白いのですが1話で進行する話が少ないので、長く読み続けないと満足できないかも。



東京喰種トーキョーグール


出典:©︎ヤングジャンプコミックス

“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!(ヤングジャンプコミックスより引用)


こちらも大人気作品ですが、面白い!と言い切れる漫画ですのでご紹介しておきます。映画化で話題になっている『東京喰種トーキョーグール』は、なかなかのグロさですが、絵がキレイなので読みやすいと思います。


人間のみを食べる喰種(グール)が密かに人間に紛れて暮らしている世界。グールの内臓を移植したことで人の肉以外では栄養が採れない体になってしまった主人公・カネキの葛藤が描かれたおすすめのホラーファンタジー。



ニヤニヤ・ほのぼのしたい!おすすめの日常系コメディ漫画

日常系コメディ漫画は、ゆったりまったりとした時間を過ごしたい時にピッタリ!爆笑はないかもしれませんがニヤニヤが止まらない、そんなゆるめの漫画をご紹介します。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション


出典:©︎デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

3年前の8月31日。 突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、 この世界は終わりを迎えるかにみえた―― その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、 大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。小山門出(こやまかどで)、 中川凰蘭(なかがわおうらん)、 2人の女子高生は 終わりを迎えなかった世界で 青春時代を通行中! (ビッグコミックススペシャルより引用)


非日常が過ぎた後の日常系漫画。女子高生の日常を描いた作品です。ただし校舎の屋上で女子高生たちが喋ってるその頭上には巨大なUFOが停滞中、お父さんがいなくなっても、好きだったアイドルが死んでしまっても、頭の上に円盤が 浮かんでいても、まったりと日常が続いていきます。世界を斜めに見てる感じの作者らしい雰囲気で凄く面白いです。


からかい上手の高木さん


出典:©︎ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル

照れたら負けの全力青春バトル! いっつもオレをからかってくる 隣の席の高木さん。 だけど見ていろ、今日こそは必ず 高木さんをからかって 恥ずかしがらせてやる!!(ゲッサン少年サンデーコミックススペシャルより引用)


好意を持ってからかう高木さんとそれと気付かずにいつもからかわれっぱなしの西片くん。全国書店員が選んだおすすめコミック2017の1位にも選ばれたニヤニヤの止まらない話題作。


決して馬鹿にしたからかい方じゃないですし、それとなく好意を表すのがうまい高木さん!その気持ちをキャッチし損ねまくる西片くんも可愛い!甘酸っぱい恋愛模様がたまらないおすすめの漫画です。本当2人とも可愛い!


波よ聞いてくれ


出典:©︎アフタヌーンKC

舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!(アフタヌーンKCより引用)


男にお金を持ち逃げされ飲み屋でクダ巻いたらそれをラジオで放送されて…。これがきっかけでラジオに出ることになった主人公ミナレのマシンガントークと、はじけた猪突猛進キャラが不思議と笑える漫画。


とにかくミナレの残念な方向に全力疾走な所が最高に面白い!見た目は美女なのに残念過ぎです。大爆笑とまではいきませんが、終始ニヤニヤが止まりません。物語全体の流れのやや早足のリズムが心地よくて、読めば読むほど引き込まれていきますよ。


東京タラレバ娘


出典:©︎KC KISS

「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。(KC KISSより引用)


一部の読者をズダボロになるまで殴る漫画。三十路を過ぎた独身女性3人が居酒屋で飲んでくだ巻いて、たられば話を繰り返す物語。


あの頃あーしてたら、こうしていれば、今頃悠々自適の結婚生活だったのに、と後悔してばかりのアラサー女子、目標は2020年オリンピックまでに結婚すること…。冷静になってみると面白いどころかとっても重い内容ですね…。おまけマンガも本編以上の面白さですよ!


亜人(デミ)ちゃんは語りたい


出典:©︎ヤンマガKCスペシャル

僕らと少しだけ違う「亜人」、最近では「デミ」と呼ばれています。(demi-humanから来てるらしい)。キュートな悩みがあるのです。規格外新人ペトスが描く、とびきりカワイイハイスクール亜人コメディ!(ヤンマガKCスペシャルより引用)


身体的特徴が人間と少しだけ異なる亜人がマイノリティとして認知された世界、亜人の性質について語り合う物語。簡単に言えば萌え系の女子高生日常コメディです。


バンパイア、雪女、サキュバス、デュラハンなどの亜人が偶然集まった柴崎高等学校。教師の高橋先生(人間)と彼女らの交流が描かれています。個性的なキャラ満載、基本コメディなので読みやすいですし、緩い雰囲気がとても和みますよ。



ばらかもん


出典:©︎ガンガンコミックスONLINE

とある島に移住生活をすることになった若きイケメン書道家・半田清舟。都会暮らししかしたことのないそのぼっちゃん先生が、トラクターで公道をドライブ? 自分のうちが中学生のたまり場になる? 知人が玄関から入ってくれない…などの困難に立ち向かう(笑)ほのぼのアイランドコメディ!!(ガンガンコミックスONLINEより引用)


ゆったりまったり島ライフが素敵な漫画。田舎生活の環境や人間関係のカルチャーショックに戸惑いながらも、島の人との交遊を深めていきます。


書家の半田清舟がヤンチャをして島流し。曲者揃いのど田舎、五島列島で暮らす日々を描いています。徐々に島の子どもや村人との交流に馴染んでいく東京っ子の清舟…ほのぼの。それにしても勝手に家に上がり込まれるコトをイヤだと言っても理解して貰えないのは困るなあ…


それでも町は廻っている


出典:©︎ヤングキングコミックス

人情あふれる丸子商店に存在するメイド喫茶(カフェではない)「シーサイド」。ありふれた町のちょっとおかしなメイド喫茶を舞台に繰り広げられるドタバタ活劇!(ヤングキングコミックスより引用)


1巻が出たのは2005年の結構な長期連載作。地方商店街の喫茶店が舞台のコメディで、ゆるく始まって適当に終わる日常系コメディ。


メイドらしくないメイドのバイトをやっている歩鳥。その周りにいる常識人と、一人ぶっ飛んだ天真爛漫な歩鳥とが織りなす、ギャグに近い1話完結漫画。何でもないところから始まって、何でもないところに着地するだけの日常の話なのに、この面白さ。さっぱりしてていい味わいの作品ですよ!



田中くんはいつもけだるげ


出典:©︎ガンガンコミックスONLINE

田中くんはアンソロジーでもいつもけだるげ。 「田中くんはいつもけだるげ」初のアンソロジーコミックがついに登場! ウダノゾミ自らによる描き下ろしカバー+マンガ収録のファン必見の一冊! HERO、ワザワキリを始め、総勢13名の豪華作家陣が描く、色んな田中くんがいっぱい! ……ただし、もちろんもれなくけだるげ。(ガンガンコミックスONLINEより引用)


何もするにもダルく、マイペースを崩さない田中くんと、顔は怖いけれどそんな田中くんを何気にフォローする太田。二人の掛け合いが面白すぎる一冊。


かわいくて個性的な女子ばかり出てくるのに全く恋愛フラグが立たない安心感。主人公がけだるすぎて恋愛にならないひたすらゆるい漫画。なんでもない日常な感じが心地いいですよ。


湯神くんには友達がいない


出典:©︎少年サンデーコミックス

田中くんはアンソロジーでもいつもけだるげ。 「田中くんはいつもけだるげ」初のアンソロジーコミックがついに登場! ウダノゾミ自らによる描き下ろしカバー+マンガ収録のファン必見の一冊! HERO、ワザワキリを始め、総勢13名の豪華作家陣が描く、色んな田中くんがいっぱい! ……ただし、もちろんもれなくけだるげ。(少年サンデーコミックスより引用)


父親が転勤族だったせいで友達を作るのが得意ではないちひろ。 そんな折、同じクラスの湯神くんに関わるようになってから様々なことに巻き込まれるように… 。


そんな湯神くんは高校2年生。クラス内で孤立することを全く恐れない何事も正論攻めで我が道を行く主人公です。この漫画、湯神くんの意地が悪いのではなく天然なんだと思うと面白くなりますよ!



ゾクゾクしたい!鳥肌が止まらないおすすめのホラー漫画


ゾクゾクを楽しみたいならやっぱりホラー漫画、本格的に怖い鳥肌もののおすすめ作品ばかりをご紹介していきたいと思います。

戦慄!おすすめホラー漫画 20選

カラダ探し


出典:©︎ジャンプコミックス

友人の遥から「私のカラダを探して」と依頼された明日香たち。それは、学校に伝わる“赤い人”の怪談を予感させるものだった――。早くすべてのカラダを見つけなければ、永遠に同じ日が繰り返され、何度も“赤い人”に殺されると言うが…。(ジャンプコミックスより引用)


同じ日を何度も繰り返すところも、夜の学校が物語の場所なところも、鬼ごっこ的な設定なのも、ありがちですが怖い!絵柄におぞましさがあって、思い切りホラー感が味わえる漫画。


クラスメイトから『カラダを探して』と誘われて始まるんですが、唐突で意味が分からない…読者どころか登場人物たちすら状況をつかめていない…意味がわからないのがもう怖い。バラバラにされているカラダを探しながら、赤い人から逃げる数名のお話です。



モンキーピーク


出典:©︎ニチブンコミックス

社員の結束を高める為の、登山レクリエーション。 雄大な自然を感じる爽やかな山は、夜と共に惨劇の舞台と化す! 藤ヶ谷製薬36名が体験した、未体験の悪意とは・・・! ? 凍牌の志名坂高次が初の原作を手がけ、俊英・粂田晃宏が入魂の筆致で迫る。 戦慄と衝撃の山岳パニックホラー開幕! !(ニチブンコミックスより引用)


登山した製薬会社の社員が、正体不明の猿のような怪物に襲われる、ハリウッド的なホラー漫画。うーーん、理不尽!


小さな製薬会社の社長が、社員達の結束を固めるために登山を提案。そこでナタや刀や弓矢を持った巨大な猿に襲われ次々惨殺されていく社員たち…訳が判らないままに巻き込まれた人たちがばたばたと殺される、理不尽極まりない状況に心臓がバクバクします。巻を追うごとに面白さが加速します!



恐之本


出典:©︎SGコミックス

高港基資ホラー傑作選集。エアコンなしで涼しい気分を味わえるこの暑い季節にぴったりの話が満載!あなたを恐怖の世界に誘います…。(SGコミックスより引用)


心霊的な恐怖も扱いながら、人間的恐怖も題材としていて、とにかく『恐怖』を楽しみたい方にはうってつけのじっとりとしたホラー漫画。


身近にあるような恐怖が、集められたっていう感じのする本作、語り口はテレビの『本当にあった怖い話』に似ている気がします。どの話も一回は何かしら『うわあー』ってなること間違いなし!ホラー漫画好きなら是非読んで欲しい超おすすめの一冊ですよ。



死人の声をきくがよい


出典:©︎チャンピオンREDコミックス

岸田純は死んだ人間の姿が見える高校生。あるとき彼の前に現れた美少女は、行方不明の幼なじみ・早川涼子で…。 日常に忍び寄る恐怖と狂気を描きだす正統派ホラー!!(チャンピオンREDコミックスより引用)


古いタイプのオーソドックスなホラー漫画といった感じ、全9巻。幽霊になってしまった早川さんは可愛いし、主人公も普通の少年なのですが、出てくる幽霊が本当に気持ち悪い…。


どこか浮世離れした雰囲気を持つ主人公は、死んでいる人が見える能力のある中学生。そして主人公の側にいつもいてサポートをする、狂気の餌食となった可愛い女の子・早川さんの幽霊…1話読み切りで短いのにちゃんと怖いおすすめのホラー漫画。とんでもない勢いで人が死に、同級生も平気で犠牲者になります。チャンピオン系は、時折こんなヤバイ感じの漫画があるから結構好き。



りんたとさじ


出典:©︎ソノラマコミックス

眼鏡が印象的な青年“りんた”と、明るく情熱的な女の子“さじ”。恋人同士のはずなのに、ふたりはなぜか微妙な関係。それは彼らの行くところ、予想を裏切る恐怖と不条理が待ち受けているから…。繊細で緻密な独特のタッチと、ユニークなキャラクターが新鮮な著者の初コミックス。リアルな現実と、悪夢のような非現実が交錯し読者を奇妙な世界へといざなう、予想を裏切る面白さの異色青春ホラー連作シリーズ。(ソノラマコミックスより引用)


筆者初作品らしく、絵は拙いところもあるのですが、逆にそれがゾクゾクさせる一冊。1話完結形式のホラー漫画で、気味の悪い、じんわりとした得体の知れない恐怖を扱ったストーリーです。


出だしはコメディタッチなのですが、自然な流れでがらりと空気が変わってはっとします。関西地方の大学生カップル、メガネ美青年『リン太』と『さじ』の日常に起こる奇妙な出来事が描かれているのですが、背筋がゾっとする怖さ!ホラー好きの評価ま高いかなりおすすめの一冊ですよ。



サユリ 完全版


出典:©︎サユリ 完全版

「僕の家族が、死んでゆく……」伝説的ホラーコミック「サユリ」に描き下ろしエピソードを加えた完全版!(バーズコミックス スペシャルより引用)


こちらの作品、最後にお婆ちゃんの壮絶な復讐劇となるのがただのホラー漫画と違う所。強いお婆ちゃんってのが魅力的で、お陰で読後感がスッキリ爽やか。


念願のマイホームを買い、幸せの絶頂を迎えるはずだった家族が、その家に住み着く霊のせいでバラバラに壊されます。ボケていたお婆ちゃんが正気になって、霊に同じ思いを体験させるために前住んでいた家族を探し、そして…。理不尽なことをしてくる霊が憎いってなる面白さのあるお話。


ミスミソウ


出典:©︎ミスミソウ

廃校が決まっている田舎の学校に転校した春花。最後の卒業生となるクラスで春花を待っていたのは、鬱屈した環境の中、静かに狂い始めたクラスメイトによる陰惨なイジメだった――。(ぶんか社コミックスより引用)


もう一冊、押切蓮介さんの作品をご紹介。『ミスミソウ』表紙の美しさに対して内容のエグさが際立つひたすら暗い漫画です。


東京から過疎地に引っ越してきた春花が廃校直前の中学校で壮絶なイジメに耐える中、加害生徒による自宅への放火殺人により両親を亡くします。それを機に、春花の加害生徒たちへの冷酷な復讐劇が始まって…。それぞれのどうしようもないくらいの絶望がじりじりと伝わってきて読むのが辛い一冊。まあ、面白いんですが人に勧めると引かれそうと思いながらのご紹介でした。



もののべ古書店怪奇譚


出典:©︎もののべ古書店怪奇譚

忌まわしき古書、買い取ります―――。 寡黙な古書店主と健気な少年、血にまみれた古書を狩る。新鋭・紺吉が描く猟奇的和風幻想譚、登場!(マッグガーデンコミックスより引用)


奇譚というだけで好きな人は飛びつきそうな題名、怪奇と言うよりも猟奇的な内容と描写の多い漫画です。


古書店を営む正太郎とシロ。鬼が書いたとされる読んだ者は鬼となる書物『鬼書』絡みの猟奇的事件を追うお話。マスコット的なキャラクターだと思っていた同居の可愛い子供・シロの正体の見せ方がすごく良かったです。全体的に陰惨な雰囲気が漂うホラー漫画。



うずまき


出典:©︎うずまき

女子高生・五島桐絵が生まれ育った黒渦町に、ある日突然、異変が起き始める。つむじ風が舞い、草木の枝葉がとぐろを巻き、火葬場の煙が渦を巻いて上がっていく……そして人間も、うずまき化し始めていく。髪が渦巻く。身体がねじれあがる。カタツムリに変身する……うずまきの呪いから助かるため、桐絵は町から脱出しようとするものの!?閉塞感渦巻く今日の格差社会を予見した、ホラー漫画の古典的傑作は、怪奇漫画家・伊藤潤二の代表作。 (KC KISSより引用)


3巻完結、どこからこんな発想が出てくるのかな?気持ち悪いけど読んじゃうカルト的な人気のある不思議な魅力のある漫画。


舞台はうずまきの呪いにかかった町。住人はうずまきの形状に見入られ、人間が蝸牛化し、額に空いたうずまきに自身の身体が飲み込まれる…。1コマ1コマをじっくりと見た時の画力が半端ありません。恐怖マンガとギャグ漫画は紙一重ということを教えてくれた一冊です。



不安の種+


出典:©︎不安の種+

階下の暗闇に気配を感じるような、ドアごしの殺した息づかいのような、視界の隅に映りこんだ視線のような、ざらりとした質感、気分、戦慄。(少年チャンピオンコミックスより引用)


世にも奇妙な物語的な短い話が何本もあるスタイルの4巻完結作品。トラウマを量産するとして結構話題にもなっていましたね。


ストーリー性はほとんどなくてヘンなモノに遭遇した『ゾッとする感覚』だけを純粋に楽しむ感じで、基本的に絵柄で驚かせてきますが、まんまと驚きます。深夜の物音とか、壁のシミとか、事務所で残業中の無言電話とか、日常の中のささいな出来事を怖さに変えてくれる一冊。




美味しそうなご飯を見て楽しみたい!絶品!おすすめのグルメ漫画

ほっこりしたい方におすすめなのがグルメ漫画。美味しそうな御飯は見てるだけでも幸せな気分になりますよね!素敵なおすすめのグルメ漫画をご紹介していきます。

絶品!おすすめのグルメ漫画 15選

リトル・フォレスト


出典:©︎ワイドKC アフタヌーン

スローフードって楽じゃない。手間ひまかけて、汗かいて。だけど、そうやって辿り着いたひとくちには、本当の美味しさが満ちているのです。(ワイドKC アフタヌーンより引用)


山深い東北のにある小森という集落でひとり暮らしをしているいち子さん。大自然の厳しさや大変さを描きつつも、畑を耕したり近所の人を手伝ったりと穏やかな日々を描いた漫画。


丹念に描かれている自然と料理のシーンが魅力的な大自然グルメ漫画なんですが、垣間見える人々の生活がこのマンガに奥行きを与えてる気がします。グルメ漫画が好きな方なら、絶対に後悔しないと思います!本棚に置いておくだけで落ち着く一冊。



甘々と稲妻


出典:©︎アフタヌーンKC

妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚。料理が苦手で小食で味オンチな彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥と、一緒にごはんを作って娘と3人で食べることに!!(アフタヌーンKCより引用)


妻を亡くし、一人で娘の子育てをする高校教師がひょんな事から教え子と一緒にごはんを作って娘と三人で食べるお話。出来上がった料理を3人で食べる時の顔がなんとも幸せそうな心が温まるグルメ漫画です。


料理苦手だけど、娘の為に美味しいごはん作れるよう頑張るお父さん、普段何気なく食べている料理を特に多く工夫を凝らす事なくという生活感溢れる癒される作りがいい!ほっこりぶりをいつまでも眺めていくなる一冊です。



イケメン共よメシを喰え


出典:©︎Be comics

このごはん漫画ムラムラします。28歳、オタク、彼氏ナシ。残念女子がイケメンをおかずにメシを喰う!アナタの食欲とオトメ心を刺激する 新感覚・食コメディ!! イケメンをこよなく愛す池田 好美(28)は文芸誌の編集者。超少食で食べる事が苦手だが、グルメ誌の編集部に配属される事に! 苦悩する好美の前に、美形の新人社員・細見が現れる。 彼が食事をする姿にはじめての食欲を感じた好美は少食改善のため、"イケメンごはん"を追求する事を誓う…!!(Be comicsより引用)


イケメンをこよなく愛するオタク女子・好美。超小食なのにグルメ誌に配属されてしまった彼女がイケメンをおかずに飯を食いまくるお話。


イケメンを見ながらだと全く湧かない食欲が湧く素晴らしいイケメンヲタクブレないっぷりの好美さんが素敵、イケメン好きな主人公なのに相手からのアピールには気付かずにスルーする感じも面白いです。ただの食レポ系だといまいち面白く感じないという方には超オススメ。



八雲さんは餌づけがしたい。


出典:©︎ヤングガンガンコミックス

「おかわりください」って、言ってください。 アパートにひとり暮らしする未亡人・八雲柊子(やくもしゅうこ)の趣味。それは隣り部屋に住む高校球児を、密かに“餌づけ"する事だった――。旦那を亡くし、大好きだった料理をする気力も失われていた日々。そんな色あせた日常の中で、ひょんな事から隣りに住むひとり暮らしの男子高校生・大和翔平(やまとしょうへい)に毎晩ご飯を振る舞う約束をしてしまった。「ご飯が4合じゃ足りない!?」「もっとご飯のおかずになるものを…! 」 凄まじい食欲を誇る男子高校生の胃袋を相手に、戸惑いながらも充実した毎日が幕を開ける――☆ ナイショの幸せ特盛りでお届けする、“餌づけ"ハートフルストーリー!(ヤングガンガンコミックスより引用)


ひたすら、高校生がご飯を食べるところを見る漫画。ガツガツと食べる姿は見ていて気持ちがいいものですね。


若くして未亡人となった八雲柊子には、密かな楽しみがありました。1人で隣に住む高校球児、大和翔平にご飯を食べさせる事。翔平の凄まじい食欲に翻弄されながらもその食欲に楽しみを覚えていきます…。緩やかなテンポで進むのでとても心地よく読めるグルメ漫画ですよ。



味噌汁でカンパイ!


出典:©︎ゲッサン少年サンデーコミックス

短期集中連載時に大反響を受け、話題の味噌汁マンガがコミックス発売&本格連載化!!制服+エプロン、幼なじみ+おふくろの味。心に沁みわたる新しいグルメコミックです!(ゲッサン少年サンデーコミックスより引用)


味噌汁をテーマに漫画とは、なんとも狭い切り口ーと最初は思いましたが、味噌や出汁の種類、具などほぼ無限のバリエーションが広がる世界なんです。


毎朝、朝ごはんを作りに来てくれる幼なじみの女子中学生。味噌汁の初歩からどんどん極めていく感じが面白い!穏やかな2人のやりとりに、ピュアな気持ちになって、朝ごはんやお弁当に対するモチベーションがゆるっと上がりますよ。



忘却のサチコ


出典:©︎忘却のサチコ

佐々木幸子(ささき・さちこ)、29歳。職業、文芸誌編集者。仕事は順調、結婚も決まり、これまで完璧な人生を歩んできた。あの日までは…!!美味しいものを食べた時に得られる”忘却の瞬間”を求めて、ありとあらゆる美食を追いかける!!絶品グルメ・コメディー、開幕!!(ビッグコミックスより引用)


結婚式で新郎に逃げられた過剰に真面目で堅物な女性編集者サチコが、逃げた男を『忘却』するために今まで関心のなかった食事を追求するという設定の漫画。


生真面目なサチコが美味しいものを食べてふぁ〜とした顔をするだけのお話なんですけどとにかく面白い!グルメ漫画ってこんなにも面白くなるんですね。美味しいもの食べて頑張ろうと思わせてくれる作品です。



孤高のグルメ


出典:©︎扶桑社

輸入雑貨商の井の頭五郎が下町で、仕事先で、味わう食の数々。山谷のぶた肉いため、中津のたこ焼き、西荻窪のおまかせ定食など、流行グルメが去った後に残ったものを探す。(扶桑社より引用)


主人公が仕事柄あちこちの街に商談に出向いて、その出先で毎度毎度食べる場所を探して昼食や甘味にありつくお話。一人の男が食事をする、本当にそれだけなのに面白い。


とても万人受けするとは思えないテーマですが、全編を通じてのまったり感と脱力感が何ともいえずハマる一冊。自分が食べたかったものが食べられなかったり、注文し過ぎたりといったちょっとした失敗が随所に描かれていることがリアリティを醸しだしています。




まとめ

間違いなく面白いおすすめのマンガをジャンル別に厳選してご紹介してきました。現在連載中のものから完結作品まで色々とご紹介してきましたがどれもジャンルや絵柄を超えて、自信をもって面白いと言い切れる素敵な作品ばかりです。気になる作品が見つかれば是非一読してみて下さいね。

おすすめのゾンビ漫画!王道から斬新設定まで超面白い15作品!

人気の高いホラー作品の中でも代表的なゾンビ漫画。残虐残酷でグロいシーンも多いけどやっぱり面白い!今回は王道ゾンビ漫画から設定の斬新な作品までおすすめのゾンビ漫画を厳選してご紹介していきたいと思います。気になる作品が見つかれば是非気軽に手に取ってみてくださいね!

間違いなく面白いおすすめ漫画 50選

おすすめのゾンビ漫画


怖いけど面白い!自信を持っておすすめできるゾンビ漫画ばかりです。それではどうぞごゆっくりとお楽しみ下さい。

アイアムアヒーロー


出典:©︎ アイアムアヒーロー

深夜。何重にも鍵をかけた部屋に、ひとりの男が帰宅。夜食をとりながら、妄想で作り出した後輩に、テレビの中の女子アナの文句をたれている。だが全ての放送が終わると、男は部屋を覆う闇と静寂に怯え、ひとり言い知れぬ恐怖と闘い始める。経を唱え、独自の魔方陣を組み、さらに奥から銃まで持ち出す。そして男は「アイ アム ア ヒーロー」と自身に言い聞かせた…。しがない漫画家の卵が迷い込んだのは、日常と非日常、平凡と狂気が交差する“異形”の世界。( ビッグコミックスより引用)


全22巻で完結済み。鬱屈としたアシスタント生活とゾンビの迫りくる日常のギャップがすごい。不安と不穏な空気の中、リアルな絵柄で現実と非現実の曖昧さで精神的につっつき回され、最後に恐怖を叩きつけます。ゾンビ漫画としてトップクラスの人気を誇る本作のラストは…酷評の嵐と一部の高評価…従来通り万人向けの作家ではないってことですかね。


ビンゾー


出典:©︎ ビンゾー

きっかけは1人の老婦人の体内で起きたウイルスの突然変異だった。10数年後…世界はゾンビの恐怖に包まれる!! そして生まれた“新種”のゾンビ…。“意志”を持つカレは、ゾンビ界の神を目指した……。(少年チャンピオン・コミックスより引用)


主人公がすぐさまゾンビになってしまって、人間側の視点からではなくてゾンビ目線で進む物語。ゾンビになった一部の人は意識が残っているらしく、アイドルオタク界で「神」と呼ばれていた主人公・修造はゾンビながら意志を持ち、ゾンビ界の神を目指します。個人的にアイアムアヒーローの後釜になれる位面白いと思うのですが知名度が低いのが残念。


姫路城リビングデッド


出典:©︎ 姫路城リビングデッド

群雄割拠の戦国時代が徳川によって終結し、秩序の世が開かれた十七世紀初頭。播磨の国の姫路城には、城好きの平民・虎次が天守閣を眺め、石垣に貼り付いては城を堪能していた。そんな折、突如異様な姿をした化物に襲われる虎次。どうやら城の回り一帯が恐るべき化物に包囲されていたようで? 織田信長、武田信玄、上杉謙信といった死んだはずの戦国武将が復活! 完成したばかりの姫路城に一斉に襲い掛かる!!( BUNCH COMICSより引用)


全2巻完結済み。ゾンビものといえば屋内に立てこもってのパニックホラーを思い浮かべますが、それを過去の日本を舞台に籠城戦をやってみたのがこちらの漫画。姫路城VS歴代武将ゾンビっていう結構気になる設定です。主人公虎次は城ヲタの農民の子、敵は織田信長、武田信玄、上杉謙信、豊臣秀吉のゾンビたち。新鮮な感じのゾンビ漫画ですが、あっさりと終わってしまって残念!



アリス イン デッドリースクール


出典:©︎ アリス イン デッドリースクール

平穏な女子高生たちの日常…それはある日突然崩壊した。ゾンビ化するかつての級友たち。屋上に取り残された彼女たちがとった行動は…?( 電撃コミックスEXより引用)


1巻完結作品。普通の学園生活から一転、地上ではゾンビが蔓延して学校の屋上へ逃げることになった少女たちのお話。ゾンビに追われて逃げたり、立ち向かってみたりというシーンはあまりなくて、中盤までは屋上で日常系っぽく日々を過ごし、そこから徐々に絶望感が増していくように描かれています。登場人物が多くて若干混乱しますが良作ですよ!


がっこうぐらし!


出典:©︎ がっこうぐらし!

学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部で、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれたゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!?(まんがタイムKRコミックスより引用)


こたらもゆるふわ日常萌えマンガと思わせて実はゾンビ漫画というミスマッチが売りの作品。ゾンビ萌えとかではなくて世界はしっかりと荒廃していますし、ヒロインの精神も壊れてしまっているのですが、そのまま日常萌えマンガを続けてしまっているのがすごい!ギャップが恐怖を引き立てています。


亜人


出典:©︎ 亜人

「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?( アフタヌーンKC より引用)


人間と唯一の違いが不死身という亜人。亜人であることに気づいた主人公が人間から逃げたり、他の亜人と関わっていくお話。話の内容としては『東京喰種』と少し似ているような印象も受けます。人間の残酷さや自己中心的思考が深々と描かれていて凄く面白いですし怖い!そして亜人どうしの心理戦、肉体戦などのアクションシーンは最高、スピード感とゾクゾク感満載のおすすめ作品です。ただゾンビ漫画の括りでいいのかな?


就職難‼︎ ゾンビ取りガール


出典:©︎ 就職難‼︎ ゾンビ取りガール

非力なゾンビが街を徘徊する日本。零細ゾンビ回収会社に勤める、捕獲メカマニアのモテない青年は、就職難からやむを得ず入社してきたかわいい新人バイト女子の指導役を命じられた!それは、この世の春か、失恋の始まりか!?( モーニング KCより引用)


ゾンビが日常化して、そのこと自体に全く緊張感がなくなってしまった社会で、就職難のためゾンビ取り業に就職した女の子のお話。「ゾンビだわ、危ないわねぇ」のご近所の反応。日常に溶け込んでるゾンビ。なんかシュールなゾンビ漫画なんですが、若いゾンビとの戦闘シーンは緊張感もあって面白い!この世界感と絵柄はかなりクセになりますよ!


異骸‐THE PLAY DEAD/ALIVE-


出典:©︎ 異骸‐THE PLAY DEAD/ALIVE-

幼馴染のくるみに想いを寄せるアキラ。梅澤に想いを寄せるくるみ。アキラのことを大切に想う梅澤。3人の高校生活は、部活に恋に、平凡ながらも幸せに過ぎていくはずだった…。突如一部の生徒が人を喰う化物=ゾンビに変化し、まわりの人々を襲い始めた。ゾンビと化したくるみに襲われ、窮地に陥るアキラだったが、くるみが正気を取り戻し…。混乱を極める学園に光はあるのか――。(リュウコミックスより引用)


学園を舞台にしたゾンビもの、平和だった学園が突然ゾンビに襲われます。ありがちな設定と言えば、ありがちですが、たまにゾンビから人間に意識が戻るという設定が斬新、良い意味で今後の流れがつかめません。噛まれてゾンビと化した親友やガールフレンドがいつ正気を失ってゾンビに戻ってしまうのかという生々しい恐怖を感じました。


東京アンデッド


出典:©︎ 東京アンデッド

20××年11月24日、東京終焉……! 突如新宿にてゾンビが発生し、東京は瞬く間に支配されてしまった。電線を伝い生きる者。備蓄のつきかけたマンションからの146人の脱出。発生当初の混乱。子供達だけで取り残されてしまった兄妹。生きるとは何か、痛烈に問う。変わり果てた東京で、絶望の中、希望を求め生きる人々を描くオムニバス・ゾンビ・ストーリー!( リュウコミックス より引用)


異骸に続いてこちらも佐伊村司さんの作品で短編ゾンビ漫画。突然、東京都江東区の住民がゾンビ化してしまい生き残っている人達が夢の島に脱出を計ります。絶望的状況と、その中でそれぞれ考えて行動するキャラクター達。様々な状況でのゾンビサバイバルを楽しむことが出来ますよ!


アポカリプスの砦


出典:©︎ アポカリプスの砦

ゾンビvs.不良!!!!! 監獄を舞台に災厄が最悪を食む!! ――関東中の不良が集まる更生施設・松嵐(しょうらん)学園に、無実の罪で収監された前田義明(まえだ・よしあき)。暴力渦巻く日々に、義明は絶望感を募らせていく。そんな中、監内に突如現れたのは死してなお歩き、人を喰らうゾンビだった……!悪夢のような世界で、不良達のサバイバルが始まる!!(Cheeseフラワーコミックスより引用)


全10巻完結済み。ヤンキー漫画にゾンビ設定が混ざったような雰囲気で登場人物は更生施設の不良たち、優しそうだけど好戦的な吉岡、冷静沈着で理論的なノイマン、寡黙で屈強な岩倉とその真ん中で右往左往する主人公、それぞれキャラが個性的。少年たちならではのスピード感のあるバトルが楽しめますよ!時々気を抜いたときに主要キャラを殺してくるので最後までハラハラしながら読めますよ。


バイバイ人類


出典:©︎ バイバイ人類

珍しく友達に誘われ肝試しに参加した中学生の真山真矢。そこで目にしたのは襲われるクラスメイトだった!! 恐怖を胸に翌朝学校に向かうが、そこには襲われたはずの友達の姿が…。ある日突然友達が「奴ら」に乗っ取られていく…!! ぼっち系女子が抗する日常崩壊系パニックホラー!!( ジャンプコミックスより引用)


女子学生ハードサバイバル漫画。周りの人が段々と何者かに支配されていくなかで、父から教わったサバイバル&化学知識でのりきろうとするお話。主人公の女の子が強くて冷静で能力値が異常に高いので安心感すら感じられます。絵柄が可愛いしグロ絵もほとんどないので、普段あまりホラー系を見ない人でも取っ付きやすい作品だと思いますよ。


学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD


出典:©︎ 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

主人公「小室孝」は、地方の全寮制高校に通う高校生。幼なじみで密かに思いを寄せていた「宮本麗」が、彼の親友「井豪永」とつきあい始めたことを知り、空虚な毎日を過ごす。だが、昼休みに世界は一変。学園に蘇生した屍=<奴ら>の群れが押し寄せて来たのだ!!<奴ら>に喰われた者は絶命し、正気を失った「生ける屍」として、友人や恋人にまで襲いかかる。刻々と迫る、<奴ら>の群れ。学園に取り残された少年少女の運命は!?( 角川コミックス より引用)


女子学生ハードサバイバル漫画。周りの人が段々と何者かに支配されていくなかで、父から教わったサバイバル&化学知識でのりきろうとするお話。主人公の女の子が強くて冷静で能力値が異常に高いので安心感すら感じられます。絵柄が可愛いしグロ絵もほとんどないので、普段あまりホラー系を見ない人でも取っ付きやすい作品だと思いますよ。


魍魎の揺りかご


出典:©︎ 魍魎の揺りかご

『死』への揺らぎに、眠りつくは賢人。駄駄(だだ)を捏(こ)ね、生き場を求めるは愚者。赤子が零(あや)し、魍魎(もうりょう)が笑うこの“檻(かご)”は最早、舵を失った船のように、ただ彷徨うことしかできない──…。(ヤングガンガンコミックスより引用)


6巻完結済み。客船沈没パニック×ゾンビの欲張りな内容。修学旅行中に転覆した客船で殺人鬼が徘徊…残された生徒たちは?というお話。スプラッタ描写にも遠慮がなくガンガンと人が死んでいきます。状況説明がないままでのサスペンスホラーな開幕は、もの凄く臨場感がありますし、極限状態の中テンポよくサバイバルを展開していくおすすめゾンビ漫画です!


さんかれあ


出典:©︎ さんかれあ

夢は「ゾンビっ娘とチュッチュする」こと!ゾンビをこよなく愛する高校1年生・降谷千紘(ふるや・ちひろ)は、ひょんなことから清楚可憐なお嬢様・散華礼弥(さんかれあ)と知り合い、一緒に愛猫「ばーぶ」の“蘇生”に取り組むことに。でも、礼弥が発したひと言「私が……ゾンビになったら、責任取ってくれるってことですね……?」が、まさか実現するなんて!?史上初?ゾンビに萌えちゃう青春ラブストーリー、ここに誕生!!( 講談社コミックスより引用)


全11巻完結済み。ラブコメ要素の強いゾンビ漫画。ゾンビ化した女の子に萌える男子高生のお話で、心臓がきゅっとなったり哀愁を漂わせたり、2人の幸せを感じる日々が描かれています。とはいえヒロインのゾンビ化によって本人の存在自体がとても不安定で、2人の行く末が予測できません!新鮮な設定が面白いですよ。


花と嘘とマコト


出典:©︎ 花と嘘とマコト

6月、夏休みの少し前。ある日突然に彼女は死んだ————。死んだはずの死体の「マコト」と「私」があのアパートで過ごした偽りの夏の日々。少しずつ明らかになる、悲しくいびつな2人の関係とは…!?( 少年チャンピオン・コミックス・タップ! より引用)


絵柄も含めて序盤のゆるさが、後半にはどんどん読者を追い詰めていく1巻完結のショートストーリー。死人がゾンビになる病が存在する世界で、その病にかかった親友と、彼女を二度と失いたくはないと祈る主人公…ゾンビ化した親友と一つ屋根の下で暮らす物語です。日に日に壊れていく親友を治す術は一切無いにも関わらず、決してこの歪んだ生活をやめようとしない主人公の愛情を注ぐ姿は、とても切なくて胸が締め付けられます。ラストは切ないながらも暖かくて読後感の心地よい良作です。


シカバネ★チェリー


出典:©︎ シカバネ★チェリー

超強力細胞活性化液「チェリースープ」を飲みほしてしまったせいで、ゾンビになってしまったオカルト大好き少女・美雨。ひょんなことから片想いの桃野くんと急接近するものの、彼は大のゾンビ嫌い! はたして…!?(プリンセスコミックスより引用)


3巻完結済み。隣家の幼馴染が作った薬を飲んだらゾンビ化してしまった女の子のハイテンションラブコメです。窓ガラスが突き刺さったり、首の骨が折れてもゾンビだからすぐに元通り!シリアスな展開もありますが、主人公がポジティブ過ぎるので悲愴感はありません!面白いですし、一応主人公がゾンビなのでご紹介しておきました。


まとめ

おすすめのゾンビ漫画をご紹介してきました。王道作品からゾンビと一緒に住んでしまうような斬新設定作品まで様々ですがどの作品も凄く面白いゾンビ漫画ばかり!気になる作品があれば是非手に取ってみて下さいね。


最新版!おすすめの面白すぎる文庫本【随時更新】


【更新情報】2017.11.13作品追加

お手頃な価格で購入できて尚且つ面白いなんてお得過ぎ!今回は、数ある文庫本のなかでも特におすすめの面白すぎる小説をご紹介していきたいと思います。素敵な本を気軽に持ち歩いてお気に入りの場所で読む…至福ですね。文庫化されるのを待っていてそのまま忘れている方も参考にして下さいね!

絶対に読んで欲しい!おすすめの文庫本

表記はタイトル、筆者、あらすじ、書評の順になっています。新しく文庫化された小説の中からおすすめの作品を随時追加して行く予定ですので是非お気に入りの一冊を見つけて下さいね!それではおすすめの文庫本、思う存分堪能してくださいね!

キャプテンサンダーボルト/伊坂幸太郎・阿部和重

ゴシキヌマの水をよこせ―突如として謎の外国人テロリストに狙われることになった相葉時之は、逃げ込んだ映画館で旧友・井ノ原悠と再会。小学校時代の悪友コンビの決死の逃亡が始まる。破壊をまき散らしながら追ってくる敵が狙う水の正体は。(文春文庫より引用)


このタイトル、そしてダブルネーム!内容はと言うと軽妙な語り口と大風呂敷は伊坂幸太郎さん、緻密な描写は阿部和重さんといった印象を受けました。


強大な組織に追われ、しかしお金欲しさに逆に追いかけもする二人と一匹。序盤から伊坂さんならではの伏線が張られ、最後まで楽しめるエンターテイメントです。国家の陰謀とか壮大なテーマながら、バカバカしい会話や軽快な掛け合いが絶妙にツボをついていて読んでいて楽しくなります。本当に面白い!そして、ラストはと言うと…最高です。

甦る殺人者/知念実希人

都内近郊で若い女性が次々と首を絞められ、惨殺された。警察は現場に残された血痕のDNA鑑定を行い、容疑者を割り出すが、それは四年前に死んだ男だった…。止まない殺人劇。メディアに送りつけられる犯行声明文。これは死者の復活か。あるいは、真犯人のトリックか。天医会総合病院の天才女医・天久鷹央は事件の裏に潜む“病”を解き明かし、シリアルキラーに“診断”を下す。殺人鬼は、何者なのか。戦慄の医療ミステリー!(新潮文庫より引用)


4年前に死んだはずの男が、殺人を繰り返しているのか?現場に残されたDNAを調べた結果、死んだ人間のDNAが検出された。その男の死亡宣告をした鷹央が事件の真相を解明するために奔走するが…。


医師であり小説家である知念実希人さんによる天久鷹央シリーズ長編は、医療的な事件ではなく、猟奇的なシリアルキラーを相手に鷹央の推理が冴え渡ります。正直真相は医療関係者の方じゃないと分からないよねっていうところですが、凄いです!個人的にはシリーズの中で一番ミステリーとしての緊迫感が強くて面白かった作品です。それにしても毎回よくこんなレアな症例を見つけてきて、それに絡めた事件を考えるものです。

鍵の掛かった男/有栖川 有栖

中之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。だが同ホテルが定宿の作家・影浦浪子は疑問を持った。彼はスイートに5年住み周囲に愛され2億円預金があった。影浦は死の謎の解明を推理作家の有栖川有栖と友人の火村英生に依頼。が調査は難航。彼の人生の闇で鍵の掛かった状態だった。梨田とは誰か?他殺なら犯人は…驚愕の悲劇的結末!(幻冬舎文庫より引用)


火村・アリスシリーズの少し前の大阪・中之島を舞台とした長編。中之島の銀星ホテルで亡くなった一人の男の死が自殺なのか他殺なのか、調べてほしいという依頼を受けたアリスがまず地道に頑張って単独調査。徐々に徹底した秘密主義者だった死者の波乱万丈の人生と人間模様が明らかになっていきます…そして満を持して火村が登場して鮮やかに謎解き。


シリーズとしても推理小説としても、普通ではない事件へのアプローチが新鮮!犯人探しのようなものはあまりなくて、被害者と仮定される一人の男を謎といていく様子がとても楽しい!かなりのボリュームですが大満足の一冊です!

罠/西川 三郎

自動車販売会社で働く石田真人は、社内結婚の妻・紗栄子と平穏な日々を送っていた。しかし同じタワーマンションに住む玲子と出会い、人生が狂い始める。社長から支店勤務を命じられ、妻の莫大な借金が発覚。さらに本社の不正疑惑をリークしたと疑われ――。果たして石田の周りで何が起こっているのか?幾重にも張られた”罠”の目的とは。(幻冬舎文庫より引用)


みなとみらいのタワーマンションが舞台。奥底に潜む人間の欲、その欲が連鎖するいくつもの罠…サラリーマンとして平穏な人生を送る主人公とそれを取り巻く女性たち、主人公の哀れさと女性のずるがしこさ、怖さが次々と鮮明に描かれています。とても読みやすいですし、読み始めると間違いなく引き込まれる面白さ、おすすめの一冊です!

サラバ!/西 加奈子

僕はこの世界に左足から登場した――。
圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。 そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。 ( 小学館文庫 より引用)


イランで生まれ、日本帰国後、エジプトで過ごすことになった少年の誕生してから37才までの物語です。相性の悪い母と姉、空気のような父と暮らす中で、周囲を伺い波風をたてないよう無難な立ち位置を探す主人公ですが、あるつまずきをきっかけに自意識と戦わなければならなくなります。頂点からどん底へと物語が反転していく様子は面白くもあるし辛くもあって、同じような事がいろんな家庭や個人でも起きてるんじゃないかなと思います。


淡々と語られる西加奈子さんの作品ですが、生きるパワーに満ち溢れていて、『自分の信じるものを見つけなさい』という強烈なメッセージをうけとりました。登場人物の誰かに感情移入することができれば主人公とともにあたたかな結末に出会えるかもしれませんよ!

螺旋の手術室/知念 実希人

純正会医科大学附属病院の教授選の候補だった冴木真也准教授が、手術中に不可解な死を遂げた。彼と教授の座を争っていた医師もまた、暴漢に襲われ殺害される。二つの死の繋がりとは。大学を探っていた探偵が遺した謎の言葉の意味は。父・真也の死に疑問を感じた裕也は、同じ医師として調査を始めるが…。「完全犯罪」に潜む医師の苦悩を描く、慟哭の医療ミステリー。(新潮文庫より引用)


難解過ぎず、読みやすい医療ミステリ。大嫌いな父が簡単なはずの手術で死んだ…外科医の冴木裕也は、死の謎を独自に調べ始めます。医学部教授をめぐる疑惑、末期癌の母、並行して主人公と妹の確執やその妹と婚約者、その母の話が進んでいきます。


色々な事が絡み合って親子の思いが紐解かれるお話。そして最後には驚きの真相が待っています。プロローグが病院とは無関係だったのでどう繋がってくるのか……さすがでした。

ぬばたまおろち、しらたまおろち/白鷺 あおい

両親を失い、田舎にある伯父の家に引き取られた綾乃には秘密の親友がいた。幼いころ洞穴で見つけた小さな白蛇アロウ。アロウはみるみる成長し、今では立派な大蛇だ。十四の夏、綾乃は村祭の舞い手に選ばれた。だが、祭の当日、サーカスから逃げ出したアナコンダが現れ村は大混乱に。そんななか、綾乃は謎の男に襲われるが、そこに疾風のように箒で現れ、間一髪彼女を救ったのは、村に滞在していた民俗学者の大原先生だった。綾乃はそのまま先生の母校ディアーヌ学院に連れていかれ、そこで学ぶことになるが、そこはとても変わった学校で……。(創元推理文庫より引用)


異類恋愛+全寮制魔法学校。雪女やのっぺらぼうといったお馴染みの妖怪たちが『魔女』を目指して箒で空を飛ぶというカオスで賑やかな世界観。魔女学校の非日常な描写にワクワクできるハリーポッターとRDG(レッドデータガール)を足して2で割ったような雰囲気の現代ファンタジーな物語です。


主人公・綾乃と小さな白蛇アロウの人外恋愛譚から始まるこの物語は、ジェットコースターな展開の中にも様々な伏線を見事に回収しながらハッピーエンドに着地。これはまさに和製ハリポタ!ニヤニヤしながら読みましょう。凄く面白いですよ!おすすめです。

ハケンアニメ!/辻村 深月

伝説の天才アニメ監督王子千晴が、9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』。プロデューサー有科香屋子が渾身の願いを込めて口説いた作品だ。同じクールには、期待の新人監督・斎藤瞳と人気プロデューサー行城理が組む『サウンドバック 奏の石』もオンエアされる。ネットで話題のアニメーター、舞台探訪で観光の活性化を期待する公務員…。(マガジンハウス文庫より引用)


辻村さんの『愛』を感じさせる熱い熱いお仕事小説。女性が主役の連作短篇集です。アニメ制作を舞台に、全力投球する監督やプロデューサー、作画家達の活躍が描かれています。


いろいろなトラブルが盛りだくさんなのですが周囲に支えられながら一つ一つ乗り越えて成長していく様子は、読んでいて思わず涙腺が緩みました。誠実に仕事していたら、見ている人はきちんと見てくれてるってお話。読了後、幸福感で満たされるおすすめの一冊です。

辻村深月さんのおすすめ小説 6選!


銀翼のイカロス/池井戸 潤

出向先から銀行に復帰した半沢直樹は、破綻寸前の巨大航空会社を担当することに。ところが政府主導の再建機関がつきつけてきたのは、何と500億円もの借金の棒引き!?とても飲めない無茶な話だが、なぜか銀行上層部も敵に回る。銀行内部の大きな闇に直面した半沢の運命やいかに?無敵の痛快エンタメ第4作。(文春文庫より引用)


やっぱり半沢直樹シリーズは面白い!お約束パターンにより、前半はとにかくヒールキャラに腹が立つばかり。怒りが沸点に達したところで猛反撃で倍返し全4作の中でもスケールが最も大きくて今回は霞が関も絡んできます。


大手航空会社の企業再生と政治と金。メインの相手は政治屋とそれに付随する弁護士。結構現実を連想させる政党とか政治家もいたりとどんどん大きな相手になっていますが、今回は、とうとう大臣まで論破した半沢にやっぱり最後はスカッと爽やかです。

アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL…。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。(幻冬舎文庫より引用)


泥棒や強盗、殺し屋などが全く登場せず、反社会要素のない『普通の人しか出てこない』6編からなる出会いをテーマにした連作短編の恋愛小説で、実際に十分あり得そうな物語。


ボクシングの試合の結果で告白しようかどうか決める人。ズボラな妻に腹を立てて出て行った几帳面な夫、銀行の通帳に記された『オレモワルカッタ』の文字。昔のイジメっ子が広告のプレゼンテーションに来る、復讐の機会到来か?みんなが幸福とまで言えなくても、少なくとも不幸ではなくなり、なんとなく良い感じの人生を送っていく感じが最高。各話の登場人物たちが時空を超えて不思議なくらい繋がっていくところは、伊坂ワールド全開でもちろん圧巻なのですが、まさか伊坂さんの作品でキュンキュンするとは…。

ミュージシャンの斉藤和義さんから歌詞の作成を頼まれた伊坂さんが、『歌詞はできないので小説を』というのがきっかけでできたおすすめの短編集。

満願/米澤穂信

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、全六篇を収録。(新潮文庫より引用)


あらゆるミステリーの賞を受賞した傑作短編集です。どの作品にも漂う拭い去れない不穏な空気、常に気がかりなことを抱えながら生きている気分にさせられるあの不快な感じは、先へ先へと読ませます。まさにイヤミス。


短篇集は長編に比べると満足感が少なくて苦手という方も多いと思いますが、こちらの『満願』は、そんな心配いりません。無駄の無い濃い作品ばかりで、どの作品も終盤まで読んで『だからかー』と思える作りと『ざわっ』とくる後味の悪さが最高に面白いですよ。

あらゆるミステリーの賞というのは、山本周五郎賞(新潮社)受賞、直木三十五賞(文藝春秋)候補、ミステリが読みたい!(早川書房)1位、このミステリーがすごい!(宝島社)1位、週刊文春ミステリーベスト10(文藝春秋)1位、本屋大賞(NPO法人 本屋大賞実行委員会)7位…凄い。

米澤穂信さんのおすすめ作品


イノセント・デイズ/早見和真

田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官ら彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる世論の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士たちが再審を求めて奔走するが、彼女は…筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。(新潮文庫より引用)


死刑判決を受けたひとりの女性の過去を、色々な人の視点から回想していく物語。『読後あまりの衝撃で3日ほど寝込みました』と帯にもあるのですが、 3日は言い過ぎにしても読後の罪悪感・無力感が半端のない1冊。


元カレの妻と子供2人を放火で殺害したとして死刑が求刑された田中幸乃。彼女がどんな人間だったのかが語られてゆき、今回の事件について考えさせられていく展開…犯人のその後及び償いに焦点をあてたとにかく切ない作品です。あらすじでも紹介されている通り『筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた』ミステリー、最初から最後まで引き込まれ続けます。

夏の祈りは/須賀しのぶ

文武両道の県立北園高校にとって、甲子園への道は遠かった。格下の相手に負けた主将香山が立ち尽くした昭和最後の夏。その十年後は、エース葛巻と豪腕宝迫を擁して戦った。女子マネの仕事ぶりが光った年もあった。そして今年、期待されていないハズレ世代がグラウンドに立つ。果たして長年の悲願は叶うのか。先輩から後輩へ託されてきた夢と、それぞれの夏を鮮やかに切り取る青春小説の傑作。(新潮文庫より引用)


何代にも渡る県立北園高校の夏。甲子園出場を期待されるものの、なかなか達成できない野球部の物語。高校の野球部を舞台にしながら、誰もが共感できる感情が織り込まれています。


5話からなる連作短編集で、各話とも舞台は同じなのですが、登場する世代が10年間隔位で異なります。先輩から後輩へ託されてきた夢と、それぞれの熱い夏が描かれる爽やかな青春小説で、色々な登場人物を通して、共通の悲願に向けて突き進む姿を見ることができて、積み重ねてきた重みの先にある結末にはぐっと来るものがあります。爆笑しながら感動の涙を流せるおすすめの一冊ですよ。

こちらの作品は、偶然にも埼玉県を舞台にした物語なんですよ。埼玉代表 花咲徳栄高校優勝おめでとう!!

天盆/王城夕紀

蓋の国を動かすのは、盤戯「天盆」を制した者。人々は立身を目指し研鑽に励むが、長い間、平民から征陣者は出ていない。そんな中、貧しい十三人きょうだいの末子・凡天が激戦を勝ち進み―少年が歴史に挑むとき、国の運命もまた動き始める。圧倒的疾走感で描き出す放熱ファンタジー!(中公文庫より引用)


将棋に似た盤上遊戯『天盆』を制する者が国を動かすという架空の国でのお話。貧しい13人兄弟の末っ子・凡天は10歳ながらも天盆にのめり込んでいき、異様な強さで難敵を倒していきます。ですが権力者に睨まれて少しずつ追い詰められてゆくその家族…。


頂点を目指す天盆を巡る戦いはどんどん熱くなっていって、劣勢を覆し上り詰めてゆく戦いぶりは痛快の一言。凡天一家の家族愛や天盆の白熱する試合ぶりに引き込まれること間違いなしの魅力あるファンタジー小説。もちろん将棋が分からない方でも問題なく楽しめますよ。

こちらの作品の最大の魅力は、勝負の勝ち負けというよりも、勝負を通じて観戦している人達の心の動きを描いているので、自分も一観戦者として熱くなれる事だと思います!

君の膵臓をたべたい/住野よる

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!(双葉文庫より引用)


病を心に秘めながらも天真爛漫に生きる咲良、彼女とは真逆で物静かで捻くれた、人を避けて歩く僕。僕らが必然的に出会った事に気がつき、心の中の彼女の存在の大きさを知った時、彼女はいない…。号泣しすぎて頭が痛くなる恋愛小説です。


余命1年…前向きで明るい桜良のセリフや行動から感じる死への恐怖と覚悟。自分とは正反対の彼と無意識に惹かれ合う恋心。それを知ったとき『君の膵臓を食べたい』のタイトルに込められた思いに気づき感動しすぎ。心に沁みるおすすめの一冊です。

あとがき

文庫化されたばかりのおすすめの小説をご紹介してきました。どの作品もとても面白くて、物語の世界にどっぷり引き込まれる作品ばかり、読み始めると手が止まらなくなるはずですよ!これからも素敵な文庫本を随時追加して行く予定です。気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。

おすすめのミステリー小説 50選!


間違いなく面白い!おすすめのアニメ映画 厳選25作!

今回は、新作から名作まで間違いなく面白いので是非鑑賞してみて欲しい「おすすめのアニメ映画」を厳選してご紹介していきます。ジャンルはラブストーリー、青春もの、アクション、SF、ファンタジー、戦争ものまで幅広くなっていますが、ある程度ジャンル毎にまとめていますので好みの作品が探しやすくなっていると思います。どの作品も自信を持っておすすめできる素敵な作品ばかりです!気になる作品があれば是非鑑賞してみてくださいね。

おすすめの面白いアニメ映画

  • 掲載の順番はランキング形式ではありません。ある程度ジャンル分けしていますが同監督作品などはジャンルを問わず続けてご紹介しています。
  • 表記はタイトル・公開年・上映時間・あらすじ・感想の順です。


それではおすすめのアニメ映画を厳選してご紹介していきたいと思います。美しい映像や音楽、涙あり笑いありの珠玉のストーリーをごゆっくりとお楽しみ下さい。

秒速5センチメートル


出典: (C) 秒速5センチメートル
2007年【60分】

小学校の卒業と同時に離ればなれになった、遠野貴樹と篠原明里。そのとき、二人の間には二人だけの特別な想いが存在していた。しかし、無情にも時だけが過ぎてゆく……。そんな日々を重ねたある日、ついに貴樹は明里に会いに行くことを決意。訪れた約束の日、チラホラと舞う雪がスピードを増し、辺りを白く包んで行った……。


3話の短編からなっている新海誠さん作品。美しい映像と共に綴られる「時間」と「距離」の物語。それぞれの人生の流れるスピードがみんな違って、すれ違っていく様が切ない映画。ゆったりとした雰囲気がずっと続いてる感じで心地いいのですが、少年の日の恋をいつまで経っても引きずり続ける男の未練が描かれているという点で万人向けな作品ではない感じもします。浸りたい時用におすすめ。

言の葉の庭


出典: (C) 言の葉の庭
2013年【45分】

靴職人を志す15歳の高校生タカオは、雨が降るといつも学校をさぼって公園で靴のスケッチに熱中していた。そんなある日、彼は27歳のユキノと出会い、雨の日だけの再会を繰り返しながらお互いに少しずつ打ち解けていく。タカオは心のよりどころを失ってしまったユキノのために、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作ろうと決心する。


映像が素晴らしく美麗なこちらも新海誠さんの短編映画。ちょっと変わった2人が恋する物語なのですが、すごいテンポで進んでいくので、前半でこんなにまとまってしまって後半どうなるの!?と思っていたら、エンドロールが…。それまで静かだったのにいきなりブワーッと泣かせてくる作品です。

君の名は。


出典: (C) 君の名は。
2016年【107分】

1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。


新海誠さんの映画では珍しくハッピーエンドの作品。映像も今まで以上に緻密でキレイ。時間とか記憶とか、色々越えて再開するラストはやっぱり泣けます。良い意味で万人向けされているので新海さんの他の作品を見るならやっぱりこの作品からだと思います。ここまで話題になっているとハードルも上がりそうですが、やっぱりおすすめ!観ていない方は是非。

聲の形


出典: (C) 聲の形
2016年【130分】

西宮硝子が転校してきたことで、小学生の石田将也は大嫌いな退屈から逃れる。しかし、硝子とのある出来事のために将也は孤立し、心を閉ざす。5年後、高校生になった将也は、硝子のもとを訪れることにし……。


幼い頃いじめていた耳の聞こえない女の子へのいじめのせいでガキ大将だった主人公はクラスで孤立。学校に行かなくなった…。そして高校生になって再会し、いじめていた癖に今更という気持ちを抱きつつ徐々に彼女に惹かれていきます。同時期に上映された『君の名は。』の影に隠れてしまっていたのが勿体無いと思えた作品。聴覚障害なんて関係なく本当の意味でお互いの聲を聞いたり伝えたりできるのはすごく幸せな事だと思わせてくれる素敵な映画です。

千年女優


出典: (C) 千年女優
2001年【87分】

映像製作会社社長・立花源也は、かつて一世を風靡した大女優・藤原千代子の半生を振り返るドキュメンタリー制作を依頼された。千代子の大ファンだった立花は若いカメラマンを引き連れ、30年前に人気絶頂の中、忽然と姿を消し、以来公の場に現われなかった千代子の屋敷へ向かった。ようやく姿を現した千代子は、歳は老いても昔の清純な印象を残していた。そして、戸惑いながらも自らの人生を語り始めた。それは、女優になる前、女学生の頃に恋した名も知らぬ男性を、生涯をかけて追い求める壮大なラブ・ストーリーだった。


引退した往年の名女優から語られる彼女の人生をかけた恋のお話。今敏監督作品らしく、現実と虚構の境目が曖昧になる構成がふんだんに使われています。アニメーションながら現実的、それでいて非現実的な夢を見ているような世界観。凄く独特で引き込まれます。

東京ゴッドファーザーズ


出典: (C) 東京ゴッドファーザーズ
2003年【90分】

東京・新宿。元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキのホームレス3人は、町の片隅で威勢よく生きていた。そんな彼らはクリスマスの夜、ゴミ置き場の中からひとりの赤ん坊を見つける。ギンちゃんは、すぐに警察に届けるべきだと主張するが、ずっと赤ん坊を欲しがっていたハナちゃんは、勝手に“清子”と命名して大はしゃぎ。結局、ハナちゃんに押し切られる形で3人は自分たちで清子の親探しをすることに。手掛かりはスナックの名刺と数枚の写真だけ。それでも3人は希望を抱いて奔走するのだが…。


続けて今敏さん作品のご紹介。ホームレスの三人組が拾った赤ん坊を本当の親に返しにいくお話。絵に描いたような奇跡の連続なのに全くあざとくないし、ホームレスの話なのに泥臭さが全くないという素敵なアニメ。ちょっとノスタルジーな雰囲気も、偶然が重なるストーリーも見ていてとても心地よく、笑いも涙もとまりません!面白いですよ。

パプリカ


出典: (C) パプリカ
2006年【90分】

夢に入り込んで患者の治療を行う装置“DCミニ”が盗まれ、精神医療総合研究所に勤める若きサイコ・セラピストの千葉敦子は、“DCミニ”開発者の時田とともに島所長の元へと集まる。しかし、所長の島が突然、意味不明な内容の演説をとうとうと語り出す。“DCミニ”を盗んだ者たちによる夢の侵略が現実のものとなり始め……。


こちらも今敏さん。映像やデザインは本当に美しいのに、気持ちの悪い感覚のギリギリのアニメ。題材が夢なのでなかなかカオスで、さらに色々な夢をごちゃまぜにするからさらに混沌とした世界観が面白い!狂ってしまいそうになる音楽とストーリーが絶対病みつきになりますよ。今敏監督は間違いないですね。

サマーウォーズ


出典: (C) サマーウォーズ
2009年【114分】

天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ。そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親せきたちだった。しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることに……。


今以上に世の中にネットが浸透した世界で起こる事件に立ち向かう大家族と少年のお話。家族のチート感と田舎感と仮想世界のかっこよさ!なんと言ってもおばあちゃんかっこよ過ぎ。深刻に考えず軽い感じの緊張感で見られる夏の定番作品です。

おおかみこどもの雨と雪


出典: (C) おおかみこどもの雨と雪
2012年【117分】

19歳の大学生花は、あるときおおかみおとこと運命的な恋に落ち、やがて雪と雨という姉弟が誕生する。彼らは、人間とおおかみの両方の血を引くおおかみこどもとしてこの世に生まれたのだが、そのことは誰にも知られてはならなかった。人目を忍びながらも家族四人で仲良く都会の一角で暮らしていたが、ある日、一家を不幸が襲い……。

こちらも細田監督作品、ナレーションで物語を進めつつ、大事なところは行間を読ませます。淡々と描かれて行く母の恋愛から子供達の誕生と成長、新生活での奮闘が綺麗な音楽に乗せて描かれたとても素敵な映画。辛い場面も多いのですが、前向きな余韻の残る作品です。

蛍火の杜へ


出典: (C) 蛍火の杜へ
2011年【44分】

夏休みを利用し、祖父の家に来ていた蛍は、妖怪たちが住むという“山神の森”で迷子になってしまい、どうしようもなくなり泣き出してしまう。そんな蛍の前にキツネの面をかぶった少年ギンが現われ、ギンに助けられた蛍は毎年夏になるとギンのところに行くようになる。2人は惹(ひ)かれ合っていくが、ギンは人でも妖怪でもなく触れようとすると消えてしまう奇妙な存在で……。


『夏目友人帳』の作者、緑川ゆきさんの原作。田舎で女の子が不思議な青年と出会い、毎年の夏に会って成長していく45分と短めの作品。どこか物寂しい儚い世界観がとても良かったです。触れたいけど触れられない儚い恋を静かに優しく描いたおすすめの良作。むちゃくちゃ泣けます。

ももへの手紙


出典: (C) ももへの手紙
2012年【120分】

父親を亡くしたももは、11歳の夏に母と2人で東京から瀬戸内の小さな島へとやって来る。彼女の手には、「ももへ」とだけ書かれた父からの書きかけの手紙が遺(のこ)されていたが、その真意はついにわからずじまいだった。ももは仲直りできないまま逝ってしまった父親のことで胸がいっぱいで、慣れない場所での新しい生活になかなかなじめずにいた。


幅広い世代で安心して見られる王道な感じのストーリー。父と喧嘩したまま死別した少女が、広島の離島にきて妖怪と出会うお話。基本の流れはどことなくトトロっぽいのですが、ユーモラスなやりとりや、少し生意気だけどピュアなももの人間味が感じられて面白い!最後は家族への愛にやっぱり泣かされます。

サカサマのパテマ


出典: (C) サカサマのパテマ
2013年【99分】

果てしなく坑道が続く地下世界に暮らす、地下集落のお姫様・パテマ。天真らんまんで好奇心旺盛なパテマのお気に入りは、立ち入り禁止となっている「危険区域」を探険することだった。世話役のジィの心配をよそに、いつものように危険区域へ飛び出したパテマだったが、予想だにしなかった出来事に遭遇してしまい……。


設定が素敵、そしてラストが衝撃!逆さまの世界から突如やってきた少女のお話。世界観がとても魅力的で『空に落ちる』というのがすごくキャッチー、高所恐怖症の私には手に汗握るシーンがあって怖かった映画です。気になるのは、パテマがわがまま過ぎるところですかね。

傷物語I 鉄血篇


出典: (C) 傷物語
2016年【64分】

終業式が行われた3月25日。高校2年生の阿良々木暦は、同級生で成績優秀な羽川翼から、吸血鬼が町にいるという話を聞く。その夜、暦は地下鉄のホームで、手足がなく血まみれの姿で、助けを求める女を発見。その女は、羽川が言ったように金髪で美しく、冷たい目をしており……。


劇場三部作の第一作目、新房監督節がこれでもかと詰まった作品で化物語シリーズの原点、阿良々木暦と吸血鬼の邂逅のお話です。作画の本気度がすごくて、内容も次作を期待させるものですが少しグロいです。60分程度なのでサクッと見れますよ。

夜明け告げるルーのうた


出典: (C) 夜明け告げるルーのうた
2017年【113分】

両親が離婚して東京から寂れた港町・日無町に越してきた中学生の少年カイは、父親と祖父の三人で暮らしている。両親に対する複雑な思いを胸に日々を過ごす彼にとって、自ら作曲した音楽をインターネットにアップロードすることが唯一の楽しみだった。そんな中、人魚の少女ルーと出会い交流を深めていくうちに、カイは少しずつ周囲に心を開いていくが……。


転校してきた心を閉ざした男子高校生がルーという女の子に出会って変わっていくというお話。映像の熱量と疾走感、音とリンクしてる楽しさなど、アニメーションの魅力が満載の作品です。湯浅監督のポップな色彩感覚は登場キャラクターたちの不思議な雰囲気にとてもよくあっていて素敵でした。


時をかける少女


出典: (C) 時をかける少女
2006年【100分】

高校2年生の紺野真琴は、自転車事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を持ってしまう。その能力のことを叔母の芳山和子に相談すると、それは“タイムリープ”といい、記憶の確かな過去に飛べる能力だという。半信半疑の真琴だが、日常の些細(ささい)な不満やストレス解消などのため、むやみやたらに能力を乱用しだし……。


切なくて甘酸っぱい文句なしの傑作アニメ。最初は、テストやカラオケなどくだらないことにタイムリープを使っていた真琴ですが、それを繰り返して色々な事が起こるに連れてタイムリープが何のためにあるのかを理解していきます。そして、ここぞと言う時に使う瞬間、画面に釘付け、大号泣です!夢中で駆け抜ける主人公と自分の高校時代を重ね合わせてしまい青春時代が愛おしくなる映画です。

心が叫びたがっているんだ


出典: (C) 心が叫びたがっているんだ
2015年【119分】

活発な少女だったものの、ある事を話したことで家族がバラバラになった上に、玉子の妖精にしゃべることを封印された成瀬順。そのトラウマが心に突き刺さり、隠れるようにして生きていく。ある日、通っている高校の地域ふれあい交流会の実行委員会のメンバーになり、さらにそこで上演されるミュージカルの主役を務めることに。困惑する順だったが、メンバーの坂上拓実、田崎大樹、仁藤菜月と行動を共にするうち、自分の中の変化に気付きだす。


幼い頃の何気ない言葉が両親の離婚を招いて喋れなくなってしまった少女が、ひたすらに明るく誠実で前向きな仲間たちとの関係を通して自らを肯定してゆく物語。前半のファンタジーを交えた表現が秀逸で、すんなりと入り込めます。そして最後は意外なハッピーエンド。扱っているテーマは重たいはずなのにとても綺麗な青春映画です。

劇場版 響け!ユーフォニアム


出典: (C) 劇場版 響け!ユーフォニアム
2016年【103分】

高校1年生の黄前久美子は、クラスメートの加藤葉月と川島緑輝と一緒に吹奏楽部をのぞいてみることに。そこで久美子は同じ中学の吹奏楽部だった高坂麗奈を見掛ける。葉月と緑輝は早速吹奏楽部に入ろうと決意するも、入部をためらう久美子の脳裏には、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈とのある出来事があった。


アニメ一期の総集編ですが構成が上手くて全く遜色のない一つの完成品。意外とマイナーな楽器ユーフォ二アムがタイトルの青春部活アニメです。演奏シーンもいいですし、青春ものにあまりない部活のドロドロした所も見ごたえがありました。映像から伝わってくる言葉に出来ない感情の表現が素敵な作品です。

イヴの時間 劇場版


出典: (C) イヴの時間
2010年【106分】

子どものころからアンドロイドを人間視することなく、便利な道具として利用してきた高校生のリクオは、ある日、自家用アンドロイド、サミィの行動ログに不審な文字列が刻まれていることに気づく。親友のマサキと共にログを頼りに喫茶店、イヴの時間を訪れたリクオは、人間とアンドロイドを区別しない店のルールに驚く。


アンドロイドが人間とほぼ見分けが付かなくなっている未来…近未来SFなのに、日常を繊細に描写しているところがとても心地よく、かなり引き込まれる映画。存亡を懸けた闘いのようなシナリオになりがちですが、イヴの時間ではどのように共存していけば良いのかをテーマにゆっくりと暖かく描かれています。人間とロボットの違いってなんだろうと考えさせられるとても良い作品ですよ。

ハル


出典: (C) ハル
2013年【60分】

最愛の人、ハルを飛行機事故で失ったくるみ。ケンカしたままハルが帰らぬ人となり、くるみは生きる力をなくしていた。ヒト型ロボットのQ01(キューイチ)は、彼女のためにハルにそっくりのロボハルとなり、くるみと一緒に住むことにする。ロボハルが頼りにできるのは、かつて、くるみが願い事を書いたルービックキューブだった。


人間とロボットの純粋な愛をアニメーションで描くラブストーリー。絵はストロボエッジやアオハライドの作者である咲坂さんが描いてるから凄く綺麗、最愛の人を亡くした彼女が再び笑顔になれるようにと願うヒト型ロボットが、心を通わせていく様子を描いた作品です。60分と短編なので個人的に展開が早すぎるのがちょっと残念。

BLAME!


出典: (C) BLAME!
2017年【105分】

ネット文明が極度に発達した世界。巨大な階層都市は増殖し続け、人類は防衛システム“セーフガード”に駆除・抹殺される存在になっていた。“電基漁師”の村人たちを救うべく、食糧を求めて旅に出た少女・づるだったが監視塔に見つかり、仲間を殺されてしまう。逃げる手段を失い追い込まれたづるの前に現れたのは、探索者の霧亥だった。


人間の言うことをきかなくなった機械が、無限に都市を作り続けている未来。機械に支配されたディストピアの中で人間が生きるために足掻く物語。ストーリーはシンプルなのですが、世界観が緻密でしっかりとした作品。原作は20年以上も前に描かれたものだということに驚きます。無限に続く都市の描写は圧巻の一言。

楽園追放


出典: (C) 楽園追放
2014年【104分】

西暦2400年。ナノハザードによって地球は荒れ果ててしまい、人類のほとんどが知能だけを電脳世界に残して生活するようになっていた。そんな電脳世界の住人にして捜査官であるアンジェラは、圧倒的戦闘脳力を誇るスーツ「アーハン」を装着し初めて地上世界に降り立つ。地上世界の調査員ディンゴと一緒に旅をする中、さまざまな人物と対峙(たいじ)し、戦いを強いられていくことになる。


SFアニメ好きに是非オススメしたいキャラクター3DCGアニメ映画。人口の9割以上が宇宙空間の電脳世界で暮らすようになった世界のお話で、登場人物が少なくて話も理解しやすく、後味もすっきりとしています。特にアクションシーンは驚くほど見応えがあって、映像の凄さが際立ちます。

人狼


出典: (C) 人狼
1999年【98分】

敗戦から十数年。占領軍統治下の混迷を抜け、国際社会への復帰をめざし高度経済成長を続けるもう一つの〈日本〉。しかしスラム化した首都での凶悪犯罪が激増。武装する反政府勢力により首都圏治安警察機構・通称〈首都警〉との武力衝突が相次いだ。治安の番人として強化服と重火器で完全武装する、“ケルベロス”というその精鋭集団は、ゲリラを徹底的に排除してゆくのだったが……。


彩度の低い世界が印象的。1960年代あたりの、パラレルワールドの日本が舞台、童話「赤ずきん」をモチーフとした、武装化した赤軍的な市民ゲリラとそれを鎮圧する特機隊にまつわるお話です。少し単調な感じはしますし視た後に気分は落ち込んでしまいますが、最高到達地点とも言われるセルアニメーション技術やノスタルジックな世界観はとても美しかったです。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊


出典: (C) 攻殻機動隊
1995年【80分】

西暦2029年。企業のネットが星を覆い、電子が駆けめぐる近未来。公安9課の草薙素子を隊長とする、通称“攻殻機動隊”のメンバーに、国際手配中の天才ハッカー・人形使いが捕らえられたという報が入る。完全にサイボーグ化し、電脳を有する人形使い。ネットの海から生まれた彼は、自らを生命体と主張し、亡命を提言する・・・。


押井守監督によるSFアニメの金字塔、色々な映画に影響を与えた名作。身体を極限まで機械化した主人公は悩んでいました。果たして自分は人間なのか?実はとうの昔に死んでるんじゃないだろうか?というストーリー。正直半分も理解できていませんが、20年以上前の映画なのにかなり作り込まれた世界観、重量感のある内容で絵の迫力もあって圧倒的です。

ジョバンニの島


出典: (C) ジョバンニの島
2014年【102分】

父・辰夫、祖父・源三と一緒に、北方四島の一つである色丹島に暮らしている10歳の淳平と7歳の寛太の兄弟。1945年に太平洋戦争が終わり、日本がポツダム宣言を受諾することに。その直後、ソ連軍が、択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島に上陸して進駐し、淳平と寛太が通う学校にも兵士がなだれ込んでくる。やがて、二人はロシア人少女と心を通わせるようになるが……。


北方領土問題をテーマに描かれたアニメ映画ですが決して誰かを、ロシアを悪者にしないストーリーが素敵。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフに、当たり前が当たり前でなかった時代、そこで生きた人々の苦悩や我慢ほんの少しの幸せが描かれています。どこか蛍の墓を思い出すストーリー、本編で泣いてスタッフロールで笑いました。スタッフ豪華すぎ!

この世界の片隅に


出典: (C) この世界の片隅に
2016年【129分】

1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。


戦争の悲惨さを描きながらもどこなくあたたかくなるような作品。戦争アニメといえば、火垂るの墓が有名ですが、当時の本当の生活、日常を描いたという点では、間違いなくこちらが優れていると思います。あくまで、あの時代に生きた人々の日常を丁寧に優しく描いています。いつまでも余韻が残り、深く考えさせられるおすすめの名作です。

千と千尋の神隠し


出典: (C) 千と千尋の神隠し
2001年【140分】

両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか“不思議の町”へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは“不思議の町”の掟を破ったために豚にされてしまい……。


千と千尋の神隠しはジブリの中でも1番見てるかもしれない作品。細かな仕草や台詞、世界観まで作りこまれていて、秀逸なストーリーと相まって心温まる作品に仕上がっています。いつ見ても何回見てもその時その時で初めて観たかのような新しい発見が必ずあるまさに名作中の名作ですよね!

ルパン三世 カリオストロの城


出典: (C) カリオストロの城
1979年【100分】

ニセ札の噂が絶えないこの国へやって来たルパンは、悪漢に追われるひとりの少女クラリスを助けるが、彼女は再び連れ去られてしまう。実はカリオストロ公国・大公家のひとり娘であったクラリスは、強引に結婚を迫るカリオストロ伯爵によって城に幽閉されていたのだ。ルパンは既に城内に忍び込んでいた不二子の手引きで城に潜入するのだが…。


締めは金曜ロードショーでやってるとぜったいみちゃうやつ、誰もが知ってるルパンを一躍有名にしたのはこの映画じゃないでしょうか?アニメーションが細かくて宮崎駿さんの天才っぷりを深く痛感させられる作品です。景色も構図もカリオストロという架空の国の風俗もとてもとても素敵です。いつまでも愛され続ける名作!!


あとがき

間違いなく面白い!おすすめのアニメ映画を新作、名作の中から厳選してご紹介してきました。どの作品も絶対に満足できる素敵な映画ばかりですので気になる作品が見つかれば是非一度鑑賞してみて下さいね。

絶対に泣けるおすすめの映画!新作から名作まで泣ける邦画20選!


みなさん涙活していますか?意識的に泣くという行為はストレス解消に繋がります。効果があるのは、悲しみや感動など情動の涙。とはいえ大人になると泣きたくてもなかなか泣けないものですよね。そこで今回は、おすすめの泣ける映画をご紹介していきたいと思います。ジャンルは恋愛映画、青春もの、ヒューマンドラマからファンタジーまで様々ですがどの作品も涙の止まらない素敵な作品ばかりです。気になる作品があれば是非鑑賞してみてくださいね。

おすすめの泣ける映画【邦画】

  • 掲載の順番は公開年順にしています(ランキング形式ではありません)。また作品は随時追加予定です。
  • 表記はタイトル・公開年・上映時間・あらすじ・感想の順です。


心温まるもの、愛おしくなるもの、切なくなってしまうもの…思わず号泣してしまう作品からしっとりと泣ける作品まで幅広くご紹介しています。それではごゆっくりとお楽しみ下さい。

チア☆ダン


出典: (C)2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
2017年【121分】

高校に入学した友永ひかりは、中学からの同級生の孝介を応援したいという軽い気持ちでチアダンス部に入部する。そんなひかりを待ち受けていたのは、顧問の早乙女薫子によるスパルタ指導。おでこ出しは絶対必須、恋愛は禁止という厳しく部員たちを指導する早乙女は全米大会制覇を目標に掲げていた。早乙女の指導に周りの部員たちが次々と退部していく中、チームメイトである彩乃とともに、チアダンスを続けていく決意をしたひかりは、仲間たち、そして早乙女とともに大きな目標に向かってまい進する。


スポ根×実話×サクセスストーリー。落ちこぼれがチームで優勝を目指す王道作品、広瀬すずさん主演です 。本気で何かをやっている時の悔し涙…大人になるとなかなかありませんよね。中盤から高校時代のくやしさとかうれしさとか思い出し涙がとまりません。最後の団体演技シーンは鳥肌ものです!

君と100回目の恋


出典: (C) 君と100回目の恋
2017年【116分】

誕生日である7月31日に、事故に遭ってしまった大学生の葵海(miwa)。だが、ふと目を覚ますと事故に遭う1週間前の教室にいた。混乱する彼女の前に幼なじみの陸(坂口健太郎)が現われ、時間をさかのぼれる不思議なレコードを使って何度もタイムリープしては、事故から救っていたと告げる。二人とも抱いていた恋心を伝えられずにいたが、この出来事を機に1年前へと戻って恋人同士になって楽しい時間を過ごす。こうして再び7月27日が近づき……。


坂口健太郎さん主演のシンプル感動系。事故で亡くなってしまう幼なじみの女の子を、タイムリープして何度も救おうとする話。こんな風に誰かのことを必死に想いたいし、こんな風に想われたい!そんな映画です。 miwaさんの劇中歌も涙を後押ししてくれる良い演出でした。

君の膵臓を食べたい


出典: (C) 君の膵臓を食べたい
2017年【115分】

高校の同級生・山内桜良(浜辺美波)がひそかにつづる闘病日記「共病文庫」を偶然見つけた僕(北村匠海)は、彼女が膵臓(すいぞう)の病気で余命わずかなことを知り、一緒に過ごすようになる。彼女の言葉をきっかけに母校の教師となった僕(小栗旬)は、桜良が亡くなってから12年後、教え子と会話をしていた際に、桜良と過ごした数か月を思い出す。一方、結婚を控えた桜良の親友・恭子(北川景子)も、桜良との日々を思い返し……。


原作も大好きなんですが、原作よりも映画の方がストーリーに入り込みやすい感じを受けました。当たり前に泣けました!桜良と出会い、振り回されつつ、主人公の言動が少しずつ変化していくところがいい!そして彼女の『生きるとは何か』の答えがとても心に響いて涙がボロボロ、病で苦しむ場面がなかったのも良かったです。メッセージ性が高くて、色々と考えさせられるおすすめの作品です。

ナミヤ雑貨店の奇蹟


出典: (C) ナミヤ雑貨店の奇蹟
2017年【129分】

2012年、古くからの友人たちと悪事をした敦也(山田涼介)は、かつて悩み相談を請け負っていた「ナミヤ雑貨店」に身を隠す。敦也は廃業しているはずの店の郵便受けからした音に気付き調べてみると、32年前に書かれた悩み相談の手紙があり、さらに郵便受けは1980年につながっていた。三人は困惑しつつも店主に代わり返事を書くと、また手紙が投函され……。


東野圭吾さんの長編小説を映画化した作品。地方の町の雑貨店と児童養護施設を通して繋がった人たちの群像劇で、時空を越えたファンタジー。現在と過去の繋がり方が素敵で、1つの手紙を通して心が通じ合っていく様に感動です!そしてなんといっても西田敏行さんの演技に何度泣かされたことか…。

湯を沸かすほどの熱い愛


出典: (C) 湯を沸かすほどの熱い愛
2016年【125分】

1年前、あるじの一浩(オダギリジョー)が家を出て行って以来銭湯・幸の湯は閉まったままだったが、双葉(宮沢りえ)と安澄(杉咲花)母娘は二人で頑張ってきた。だがある日、いつも元気な双葉がパート先で急に倒れ、精密検査の結果末期ガンを告知される。気丈な彼女は残された時間を使い、生きているうちにやるべきことを着実にやり遂げようとする。


これを観て泣くなというほうが無理!時には厳しく、時には優しく。母親の強い愛で娘や父親、周りの人たちも全て包む愛に溢れた映画です。宮沢りえさんの死にたくないよ、生きたいっていうセリフがもう涙なしには見れませんでした。こんな温かい家族理想です。

予告犯


出典: (C) 予告犯
2015年【119分】

インターネット上に、新聞紙製の頭巾にTシャツの男(生田斗真)が登場する動画が投稿され始める。彼は動画の中で、集団食中毒を起こしながらも誠意を見せない食品加工会社への放火を予告する。警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香)が捜査に着手するが、彼の予告通りに食品加工会社の工場に火が放たれる。それを契機に、予告犯=シンブンシによる予告動画の投稿とその内容の実行が繰り返される。やがて模倣犯が出没し、政治家殺害予告までもが飛び出すようになる。


愉快犯モノかと思って観たら泣けるやつでした。派遣やニート、外国人など社会的弱者のネットを使った復讐劇が描かれています。最後の最後まで展開が読めず、なぜ?と考えさせられるストーリー構成で本当に面白い作品です。生田斗真さんや戸田恵梨香さんなどキャスト陣もとても豪華ですよ!

あん


出典: (C) あん
2015年【113分】

刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親しくなる。ところがある日、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡り……。


ほのぼのした話かと思いきや、次第に明らかになる重いテーマ。その昔、不治の病として社会から完全隔離されたハンセン病患者。今は治療法も確立されていますが、それでも今なお残る差別や偏見とそれらとともに自分らしく生きようとする人々の姿が描かれている作品。映像がとてもきれいで、多くを語らないのが超よい !観終わってからもずっと胸が締め付けられる感覚が残りました。それにしても樹木希林さんの魅力はすさまじいですね!

世界から猫が消えたなら


出典: (C) 世界から猫が消えたなら
2015年【103分】

ある日、余命いくばくもないごく平凡な30歳の郵便配達員(佐藤健)の前に、自分と同じ容姿を持つ悪魔(佐藤健)が出現する。その悪魔は、彼の身の回りの大切なものと引き換えに一日の命をくれるというのだ。次々と電話や映画や時計などが消えていく中、彼は初恋の女性(宮崎あおい)と再会し、共に過ごした日々を振り返る。


死という重いテーマながらふんわりと優しい雰囲気で描かれています。1日ひとつづつ世界から何かを消す。その代わりに1日分の命を得る『悪魔』と取引した7日間。ゆっくりと自分を知り、死を受け入れていきます。人が生きてきた道に無駄なもの、無くていいものなんてないって教えてくれる映画。自然体の佐藤健さんを筆頭にキャスティングも素敵!

永遠の0


出典: (C) 永遠の0
2013年【144分】

太平洋戦争末期。勝利を目前にしたアメリカを大混乱に陥れた、たった一機の戦闘機。「悪魔」と呼ばれたそのゼロ戦は米軍最強の空母艦隊による一斉射撃・百万の銃弾をくぐり抜け、包囲網を突破してみせたのだ。その「悪魔」を操るパイロットは、実に意外な人物であった。宮部久蔵。天才的な操縦技術を持ちながら、生還することにのみ執着し、仲間から『臆病者』と罵られた男だった…。


ゼロ戦乗組員の勇敢さを別角度から、過去の出来事として老人達から話を聞くという形式で綴られています。この作品の前後から戦争映画が続々と出て来ましたが、個人的にその中でも一番心に残った作品です。正直戦争の映画は重たいものですがこの映画は『愛』がたくさん溢れていて引き込まれました。ただただ涙の止まらない何度も見たいなと思える良作です。

ツナグ


出典: (C)ツナグ
2012年【129分】

直木賞作家・辻村深月による同名小説を映画化したヒューマンドラマ。大切な人を亡くした者と死者を一度だけ再会させる仲介人「ツナグ」という職業を通じて、他人の人生に深くかかわっていく青年の葛藤と成長を描く。一見するとごく普通の男子高校生・歩美は、祖母アイ子からツナグを引き継ぐ見習いとして、死者との再会を望むさまざまな人と出会っていく。しかし、死者との再会が救いになるのか、人生は変わるのか、次第に自身の行為に疑問を抱くようになる。


『死者に会いたい』の願いを1度だけ叶える『ツナグ』個人的には、原作を読みながら想像していた映像がそのまま映画になっている感じをうけました。居なくなってしまうなんて思わなくてとうとう伝えられなかった自分の思い、確かめたかった相手の気持ちなど、どうしても届かない隔たりに橋を架ける『ツナグ』の物語。松坂桃李、樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲他、豪華なキャスト陣の丁寧な演技で最初から最後まで泣かせてくれる良作です。

八日目の蝉


出典: (C) 八日目の蝉
2011年【147分】

子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)は、ちょうど同じころに生まれた男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。しかし、二人の母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。さらに数年後、本当の両親にわだかまりを感じながら成長した恵理菜(井上真央)は大学生になり、家庭を持つ男の子どもを妊娠してしまう。


地上に出てくるとたった七日で死んでしまう蝉。でももしも八日目を迎えた蝉がいたら…。他人の子供を誘拐し、自分の子供のように愛情を注ぎ、その両親と誘拐犯と成長した子供の心情が描かれています。誘拐はもちろん犯罪ですが、犯人目線ということもあって見つからないように願ってしまうぐらい感情移入してしまった作品。永作博美さんと小池栄子さんの演技が大好きになった映画です。

ソラニン


出典: (C) ソラニン
2010年【126分】

OL2年目で会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田(高良健吾)は不透明な未来に確信が持てず、互いに寄り添いながら東京の片隅で暮らしていた。ある日、芽衣子の一言で仲間たちと「ソラニン」という曲を書き上げた種田は、芽衣子と一緒にその曲をレコード会社に持ち込むが……。


作品全体がゆっくりゆったりとした切ないラブストーリー。バンドっていいな、仲間っていいな。できれば仲間が欠けずにみんなで幸せになってくれたら良かったのですが…最後、宮崎あおいさんがステージで歌うシーンは本当に素敵ですよ!

今度は愛妻家


出典: (C) 今度は愛妻家
2010年【131分】

かつては売れっ子カメラマンだったが、今や仕事をせずプータロー同然の生活を送る俊介(豊川悦司)は、健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)に日々ニンジン茶を注がれ、子づくり旅行をせがまれていた。やがて、クリスマス直前のある日、二人は沖縄旅行に行くことにするが、その日を境に俊介とさくらに微妙な変化が訪れる。


ぶっきらぼうで奥さんに全然優しくない夫とそんなダメ夫でもかわいいと尽くす健気な妻。失って初めてその大切さがわかって…。序盤はコメディ色が強く、徐々に感動的な演出へと移ります。最初見たときには出演者の会話に違和感を感じていましたが、話が半分ほど進んでからはその会話は愛情とやさしさに溢れたものに聞こえました…。おすすめです!

僕の初恋を君に捧ぐ


出典: (C) 僕の初恋を君に捧ぐ
2009年【122分】

医師の孝仁(仲村トオル)を父に持つ少女・繭(井上真央)は、父の病院で入院生活を送る少年・逞(岡田将生)と出会う。逞に恋心を抱き始めた繭は、逞が重い病気により20歳まで生きられないと知りつつも「大人になったら結婚しよう」と約束。しかし、時が経って自らの余命を自覚した逞は恋心を封印し、繭を遠ざけようとする。


少女漫画原作。胸が苦しくなるほど切ないけど、胸が苦しくなるほどキュンキュンする映画。岡田将生さん、井上真央さんのキャスティングもぴったり、2人でひたすらくっついているシーンも嫌気なく微笑ましく見守れます。エンディングの平井堅さんの曲も映画に合っていて素敵で すよ。

余命1ヶ月の花嫁


出典: (C) 余命1ヶ月の花嫁
2009年【129分】

イベントコンパニオンをしている長島千恵(榮倉奈々)は、2005年の秋、左胸のしこりが乳ガンとの診断を受ける。そのころ、仕事先で出会った赤須太郎(瑛太)から交際を申し込まれ、一緒にガンと闘うという太郎の言葉に動かされて交際をスタートさせる。千恵の体調もいつしか安定し、次第に病気のことも忘れていくのだが……。


タイトルの通り、実話を基にした作品です。彼女の健気さや彼の誠実さ、周りの人間の彼女を愛する気持ちに感動。悲しい映画のイメージが強いですが人のあたたかさに包まれます。千恵の亡くなった病室での瑛太さんの演技には泣かされました…。

イキガミ


出典: (C) イキガミ
2008年【133分】

「国家繁栄維持法」で千人に一人の確率で選ばれた18歳から24歳の若者の命が奪われる世界で、厚生保健省の国家公務員・藤本賢吾(松田翔太)は、死亡予告証、通称“逝紙(イキガミ)”を死亡者に配達する仕事をしていた。しかし、死亡する人間の最期の輝きを目の当たりにした彼は、説明しがたい葛藤に苦しみ始める。


現実にはあり得ない設定ですので、なかなか実感は湧きませんが、病気でも寿命でもない余命を告げられた時に気付くことには考えさせられます。救われない世界ですがわずかに救いがあって、だからこそ余計に切なく感じました。山田孝之さんと成海璃子さんの兄妹の話では、温かい兄妹の顛末を見てあまりの感動に号泣、そして最後の最後に劇団ひとりでゾッ。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン


出典: (C) 東京タワー
2007年【142分】

幼いボクを連れてオトンの家を出たオカンは、女手ひとつでボクを育て上げた。やがて美大に通うため上京したボクは、オカンへの罪悪感を感じながらも自堕落な日々を送ってしまう。数年後ようやくイラストやコラムの仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンのガンが発覚し……。


リリー・フランキーさんが自身の半生を綴った小説が原作、母親に会いたくなる映画です。オダギリジョーさんと樹木希林さんが最高にいい組み合わせで、どちらの視点から見ても泣けます。ほんわかするし、悲しくなるし、切なくなるし、愛おしくなる名作です。

ただ、君を愛してる


出典: (C) ただ、君を愛してる
2006年【116分】

何も言わずに自分の前から姿を消した静流(宮崎あおい)に会うため、誠人(玉木宏)はクリスマスでにぎわうNYへとやってきた。6年前、誠人は個性的な静流と出会い、静流は一目で彼に恋をした。写真が趣味の誠人と一緒にいたい一心で、静流もカメラを扱い始めるが、誠人は別の女性みゆき(黒木メイサ)に片思いをしていた。


思いが突き動かしたひとつの恋。玉木宏さん演じる誠と宮崎あおいさん演じる静流の恋模様を描いた作品です。人を好きになるという真っ直ぐで純粋な気持ちを思い出させてくれる映画。映像が美しくて素敵な雰囲気をたのしめます。最後の写真には、心奪われました。

星になった少年


出典: (C) 星になった少年
2005年【113分】

学校でいじめにあっていた哲夢(柳楽優弥)だったが、両親が経営する動物プロダクションが購入した仔ゾウのランディと出会い、象使いになりたいと願うようになる。そして哲夢はタイのゾウ訓練センターへ留学するが……。


実話をもとにしたヒューマンドラマ。象に魅入られた主人公が、中学生にしてタイに象使いになるための修行に出ます。周りとぶつかりながらも諦めずに象と気持ちを通わせていく姿に心を打たれます。動物と少年を出したらそりゃ泣けるでしょうけど、想像以上に話が詰まっていて心をもっていかれました。柳楽優弥さんのあどけない感じが良いですし、坂本龍一さんの音楽も最高に素敵です!

天国の本屋~恋火


出典: (C) 天国の本屋~恋火
2004年【111分】

地上で、伝説の“恋する花火”を復活させようと奮闘する香夏子(竹内結子)。天国で、ある女性の未完成の組曲を完成させようとする健太(玉山鉄二)。2人が出会ったとき、愛の奇跡が起きる……。


現実世界で伝説の花火を復活させようと奮闘する女性と天国で未完成の組曲を完成させようとするピアニスト。その二人をつなぐ天国の本屋で短期バイトするピアニストのお話。静かで綺麗で花火がみたくなる穏やかな映画です。劇中で恋人の為に作り上げる曲が素敵すぎる!

いま、会いにゆきます


出典: (C) いま、会いにゆきます
2004年【119分】

秋穂巧(中村獅童)は妻の澪(竹内結子)に先立たれ、1人息子の佑司(武井証)とつつましく暮らしていた。ある雨の日、妻にそっくりの女性が現れるが、彼女は記憶喪失だという。


死んだはずの最愛の妻が雨の降る6週間、もう一度家族に会いにくるお話。全てに透明感があり、感情を揺さぶる映画です。優しい気持ちになりたい時におすすめ!あらすじから察して頂けると思いますが号泣間違いなしです。


あとがき

絶対に泣けるおすすめの泣ける映画を新作、名作邦画からよりすぐってご紹介してきました。どの作品も涙の止まらない素敵な映画ばかりですので気になる作品が見つかれば是非一度鑑賞してみて下さいね。