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辻村深月さんの魅力がぎっしり詰まったおすすめの小説6選!

今回は、幅広い読者からの熱い支持を得ている大人気作家『辻村深月さん』の魅力がぎっしり詰まったおすすめ作品をご紹介していきたいと思います。彼女の描く透明感のあって優しさに溢れた小説を思う存分お楽しみ下さい。

辻村深月さんプロフィール

まずはプロフィールのご紹介から。

1980(昭和55)年生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004(平成16)年に『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞してデビュー。『ツナグ』で吉川英治文学新人賞を、『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞。 引用:辻村深月 | 著者プロフィール | 新潮社


辻村深月さんのおすすめ小説

  • 表記はタイトル、あらすじ、感想の順になっています。

それでは辻村さんの描く魅力たっぷりの世界を思う存分堪能してくださいね!

1.冷たい校舎の時は止まる

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。(講談社文庫より引用)


辻村深月さんが高校生のころから書き始めたデビュー作でもある『冷たい校舎の時は止まる』は、ミステリーが好きな子に勧めてもらった一冊。読んでいてゾクゾクと不気味でダークな印象ですがそれでもかなり面白い!深月をはじめとした高校生数人が雪が降りしきる校舎に閉じ込められるのですがなぜか止まっている時計…それぞれが高校での生活を振り返り、文化祭の日に自殺してしまった同級生のことを考えます。ですが誰も思い出せません。そして自殺した生徒がこの中にいるのではないかという話になり…これはミステリーなのかホラーなのか、一度はまると止まらない濃密すぎる作品です!


2.スロウハイツの神様

人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。(講談社文庫より引用)


お次は『スロウハイツの神様』各分野の売れっ子から卵まで、創作活動をする人たちが共同生活を送るスロウハイツでの物語。上巻では登場人物の丁寧な描写がメインでゆっくりと語られるのですが、キャラクターが全員素敵すぎ!どうして各々をこんな魅力的に書けるんでしょうか?そして、そこに登場する201号室の新しい住人がもたらす何かが変わってしまいそうな苦しい空気感…この全てが下巻のラスト半分につながっていくのがもう凄い!最終章では胸が詰まり、うるっとしてしまいました。はやく続きが読みたい!と思わせてくれるのも辻村深月さんの作品の特徴ですね。

3.島はぼくらと

母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。故郷を巣立つ前に知った大切なこと―すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。直木賞受賞、第一作。(講談社文庫より引用)


海の匂いがしてくるような気がする素敵すぎる作品『島はぼくらと』は、瀬戸内海に浮かぶ冴島を舞台に、そこに住む4人の高校生の出会いや別れ、心境を描いた透明感あふれる青春物語。一人一人の生き方や生活がとてもわかりやすくて、まるで島の住民になったかのように読み進めることができて清々しい読了感!辻村作品の良さがこれでもかというほどに詰め込まれた爽やかな作品です!


4.かがみの孤城

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 (ポプラ社より引用)


そして辻村深月さんの新作『かがみの孤城』は、些細なことで、学校での居場所を無くし、行けなくなってしまった少女こころが主人公。部屋の鏡の中に引き込まれ、出会った6人の同じように学校に行けない少年少女たちと出会い…一つの城を舞台としたミステリーになっています。あっという間に物語の世界に入り込んでしまって、最後の100ページくらいからは鳥肌がたちっぱなし、結構深い感動をもたらしてくれた一冊です。特別でない普通の子をこんなに素敵な物語にする力のある辻村さんはやっぱり凄い!


5.名前探しの放課後

依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ一つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」二人はその「誰か」を探し始める。(講談社文庫より引用)


『冷たい校舎の時は止まる』と設定が似ている気もしますが、こちらももちろん面白くておすすめです。3ヶ月前にタイムスリップした依田いつかが、これから自殺する同級生が誰なのか仲間と探すお話。あらすじを読む限り、暗く重たい内容を想像してしまいそうですが…清々しい!そして最後、怒涛の伏線回収にはもはや興奮!気持ちよく騙されたいと思う方にぴったりの一冊です。


6.凍りのくじら

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。(講談社文庫より引用)


そして最後にご紹介するのがこちらの『凍りのくじら』です。各作品で登場人物がリンクしているのが大きな特徴でもある辻村深月さんの作品をより楽しむ上でこの小説を最初に読むべきと言われる一冊。ドラえもんの世界を軸に、頭が良いことを自覚している冷めた女子高生の理帆子を中心とした何気ない日常が描かれているのですが、後半からは泣きながら読むことになると思います…そしてラストは…。読み終えてドラえもんが読みたいなあと思いました。


あとがき

いかがでしたか?辻村深月さんの魅力がぎっしり詰まったおすすめの6作品をご紹介してきました。どの作品もとても面白くて心温まる小説ばかりです!気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。


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胸キュンが止まらない!恋愛映画 厳選15作品【おすすめ】


今回は、胸キュンが止まらない!おすすめの恋愛映画をご紹介していきたいと思います。

はじめに

胸キュンしていますか?心を満たしたくて『キュンキュン』を求め、映画館やDVDをレンタルしに行く方も多いと思います。そんなあなたにおすすめの恋愛映画を新作・名作から厳選して、あらすじや感想と合わせてご紹介していきますので是非参考にしてみて下さいね。



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胸キュン!おすすめ恋愛映画

  • 掲載の順番はランキング形式ではなく公開年順、また作品は随時追加予定。
  • 表記はタイトル・公開年・上映時間・あらすじ・感想の順です。


一週間フレンズ。


2017年【120分】

クラスメートの藤宮香織(川口春奈)にひそかに思いを寄せる、高校2年生の長谷祐樹(山崎賢人)。彼女との距離を縮めようと友達になってほしいと声を掛けるが、香織はどんなに仲良くなってもその相手を毎週月曜日には忘れてしまうという記憶障害を抱えていた。それでも彼女の記憶がリセットされる1週間ごとに声を掛け、交換日記もスタートさせる祐樹。ところがある日、香織の過去を知っている生徒が転校してきて……。


こんなにも素直に語られる青春があるでしょうか。王道ですが嫌味はありません。素直に心が洗われる映画です。男性が一途に想うタイプの恋愛ものはあまりないのですごく新鮮!それから、健気な山崎賢人さんすごく需要あるのでまたお願いします!



出典:©︎一週間フレンズ。

ひるなかの流星


2017年【119分】

田舎育ちの高校生・与謝野すずめ(永野芽郁)は、両親の転勤がきっかけで、東京の高校に転校する。面倒見のいいイケメン担任教師・獅子尾五月(三浦翔平)に、生まれて初めて恋心を抱く。獅子尾も彼女の真っすぐな性格に同じ思いを抱くが、自分の立場を考えるとなかなか素直になれなかった。一方、不愛想なクラスメートの馬村大輝(白濱亜嵐)は、すずめのことをうっとうしいと思うが、いつしか彼女に惹かれていき……。


ピュアで切ない三角関係恋物語。上手いこと原作の最後まで映画に詰め込まれていて、最後のシーンは特にキュンキュン!主役の永野芽郁さんが普通ぽくて好感が持てますし、赤面する亜嵐さんには心臓持ってかれました。



出典:©︎ひるなかの流星

溺れるナイフ


2016年【111分】

東京で雑誌モデルを務める望月夏芽(小松菜奈)は、急に父親の郷里である浮雲町に転居することになる。彼女は都会とはかけ離れた田舎での地味な生活に幻滅してしまうが、長谷川航一朗(菅田将暉)と出会ったことで人生が一変する。彼は田舎町で有名な神主の一族の出身で、夏芽はひねくれ者で一風変わった航一朗に強く惹き付けられる。


まるで写真集のような映画で雰囲気が抜群に良いです、内容が少し分かりにくいといった声も多くあった作品ですが、子供だからこその周りが見えてない感じや、エネルギッシュな姿がとても魅力的でした。



出典:©︎溺れるナイフ

ストロボ・エッジ


2015年【115分】

高校1年生の木下仁菜子(有村架純)は、学校から帰る電車で女子生徒に人気の同級生・一ノ瀬蓮(福士蒼汰)と出会う。それを機に言葉を交わすようになり、冷たそうに見える彼の秘めた優しさに、これまで感じたことのない気持ちを抱く。恋愛経験ゼロの仁菜子は、これが恋であると悟る。蓮に年上の恋人・麻由香(佐藤ありさ)がいると知りながらも、自分の思いを懸命に伝える仁菜子。彼女を振った蓮だが、その真っすぐな感情に触れ、気持ちに変化が生じ……。


福士蒼汰さん、有村架純さん主演のハイスクール青春ラブストーリー。一途な恋、自分よがりじゃなくて相手の事を想える恋は素敵ですね。純粋で切なくてもどかしくてきゅんきゅんしますよ!



出典:©︎ストロボ・エッジ

ピース オブ ケイク


2015年 The Visit【121分】

一人きりよりはいいという安易な理由で男性と付き合ってきた梅宮志乃(多部未華子)は、アルバイト仲間との浮気が発覚しDV体質の恋人からフラれ、バイト先から去ることに。状況を変えるべく引っ越した先で出会った隣に住む人は、新しい職場の店長・菅原京志郎(綾野剛)だった。京志郎に強く惹(ひ)かれる志乃だったが、彼には一緒に住んでいる恋人がいて……。


恋愛の綺麗なばかりではない部分もちゃんと映し出していて、青春時代の恋というよりすこし大人の恋が描かれた作品。会話や雰囲気、インテリアまですごく身近に感じて妙にリアル、日常にも転がっていそうなストーリーだからこそキュンとします!



出典:©︎ピース オブ ケイク

ホットロード


2014年【119分】

母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希(能年玲奈)は、学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。そんなある日、不良の春山洋志(登坂広臣)と出会い、彼らの世界に自らのよりどころを見いだすようになる。少しずつ洋志に惹かれていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった洋志は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなり……。


独特の雰囲気と透明感がありますが、暴走族の日常を覗く感じの内容ですので人によって好き嫌いがはっきり分かれそうな映画。ラストの綺麗なまとめ方や風景、曲、映像の美しさが印象的。



出典:©︎ホットロード

近キョリ恋愛


2014年【118分】

苦手科目は英語のみで、それ以外はパーフェクトという天才でクールな女子高生・枢木ゆに(小松菜奈)。そんな彼女が通う学校に、あり得ないほどかっこよくてプライドの高い英語教師・櫻井ハルカ(山下智久)が赴任し、彼から特別補習を受けることになる。毒舌なハルカに振り回されながらも、今まで体験したことのない感情が沸き上がってくるゆに。それが恋だと知った彼女は、困惑しながらもハルカに思いを告白。やがて二人は、教師と生徒という関係にありながらも心の距離が縮まっていき……。


表情をあまり顔に出さない女の子と、自分の気持ちに正直になれない教師の恋愛物語、禁断の恋だけどそれほど重くはありません。非現実的感が結構ありますが…。



出典:©︎近キョリ恋愛

カノジョは嘘を愛しすぎてる


2013年 Lights Out【117分】

人気バンドCRUDE PLAYのメンバーだったものの、デビューする前に抜けた小笠原秋(佐藤健)。サウンドクリエイターとしてバンドに楽曲を作ってきたが、ビジネス優先な音楽業界にうんざりしていた。そんなある日、CRUDE PLAYのファンだという女子高生・小枝理子(大原櫻子)と出会い、彼女に正体を明かさず恋人同士になる。理子との日々に安らぎを覚える秋だったが、類いまれな歌声を持つ彼女を音楽プロデューサーの高樹(反町隆史)がスカウトしたことで……。


現実に起こりそうな淡いラブストーリーにキュンキュン、才能と才能が重なり合うのも素敵ですがそれ以外の部分でも惹かれあっていて本当に素敵。この作品でデビューした大原櫻子さんがもう初々しくて◎歌唱力も抜群です!



出典:©︎カノジョは嘘を愛しすぎてる

陽だまりの彼女


2013年【128分】

取引相手を訪ねた新人営業マンの浩介(松本潤)は、そこで同じ中学校に通っていた幼なじみの真緒(上野樹里)と10年ぶりの再会を果たす。学年有数のバカとして名をはせ、何かといじめられていた彼女が、当時の姿から想像がつかないほど魅力的な女性になったことに驚く浩介。再会に運命めいたもの感じた二人は惹(ひ)かれ合うようになり、結婚を決意するまでに。だが、真緒は誰にも知られてはならない、とんでもない秘密を持っていて……。


ほっこりするシーンも泣けるシーンも、見るたびに江ノ島に行きたくなる恋愛ファンタジー。乙女心が揺さぶられます!それからビーチボーイズの主題歌がとにかくマッチしていますよ。



出典:©︎陽だまりの彼女

モテキ


2011年【118分】

金もなく恋人もいない藤本幸世(森山未來)に、怒とうのように恋のチャンスが訪れた“モテキ”から1年後。4人の女の子たちとの関係は終わってしまったが、再び新たな女の子たちが幸世に接近し始め、“セカンド・モテキ”がやって来ようとしていた。


『男って単純』を地でいく映画!サブカルクソ野郎な主人公のウジウジした性格に多少イライラしながらも、セリフの言い回しとか音楽がかかるタイミングが絶妙でどっぷりのめり込めます。最後の2人のシーンはたまりません!ところでモテ期は3回くるらしいですよ。



出典:©︎モテキ

ソラニン


2010年【126分】

OL2年目で会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田(高良健吾)は不透明な未来に確信が持てず、互いに寄り添いながら東京の片隅で暮らしていた。ある日、芽衣子の一言で仲間たちと「ソラニン」という曲を書き上げた種田は、芽衣子と一緒にその曲をレコード会社に持ち込むが……。


こちらも宮崎あおいさん主演、涙無しには見れない映画。ストーリーは、生き方迷走中のバンドだいすき『種田』とそれを支える『芽衣子』ふたりのお話。最後のライブシーンが最高で、このシーンを熱く描くためにこの映画を撮ったんじゃないかと思うほどです。



出典:©︎ソラニン

君に届け


2010年 【128分】

見た目が暗く周りから「貞子」と呼ばれる黒沼爽子(多部未華子)は、クラスになじめないでいた。しかし、その外見とは裏腹にけなげで純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の風早翔太(三浦春馬)はひそかに好意を抱いていた。風早の言葉を励みに、爽子は徐々にほかのクラスメートたちと打ち解けるようになっていく。


売上1000万部、少女漫画の金字塔『君に届け』の実写版。爽やかすぎて怖い映画です。相手のことを思いやり、気持ちを伝える難しさを若々しく伝えています。三浦春馬さんがちゃんと風早くんでキュンとします!



出典:©︎君に届け

僕の初恋をキミに捧ぐ


2009年【122分】

医師の孝仁(仲村トオル)を父に持つ少女・繭(井上真央)は、父の病院で入院生活を送る少年・逞(岡田将生)と出会う。逞に恋心を抱き始めた繭は、逞が重い病気により20歳まで生きられないと知りつつも「大人になったら結婚しよう」と約束。しかし、時が経って自らの余命を自覚した逞は恋心を封印し、繭を遠ざけようとする。


胸が苦しくなるほど切ないのですが、胸が苦しくなるほどキュンキュンする映画。学園ラブストーリーに多いありえない展開や、くさすぎる台詞もない甘酸っぱい作品です。



出典:©︎僕の初恋をキミに捧ぐ

ハチミツとクローバー


2006年【116分】

浜美大に通う竹本(櫻井翔)は、ある日、一心不乱に絵を描く少女・はぐみ(蒼井優)に恋心を抱く。彼女は大学の教授・花本(堺雅人)の親戚で、天才少女とうわさされる転入生だった。はぐみのことが頭から離れない竹本だったが、彼と同様にはぐみを気にかける非凡な先輩・森田(伊勢谷友介)の存在が竹本の恋心をかき乱し……。


原作はかなり無視されていますけど、とてもみずみずしい青春映画。キャンパスライフと青春と夢と苦悩…わたしの目のフィルターもこんな風にキラキラ見えてたときがあったな。甘酸っぱい!



出典:©︎ハチミツとクローバー

ただ、君を愛してる


2006年【116分】

何も言わずに自分の前から姿を消した静流(宮崎あおい)に会うため、誠人(玉木宏)はクリスマスでにぎわうNYへとやってきた。6年前、誠人は個性的な静流と出会い、静流は一目で彼に恋をした。写真が趣味の誠人と一緒にいたい一心で、静流もカメラを扱い始めるが、誠人は別の女性みゆき(黒木メイサ)に片思いをしていた。


ストーリーやシチュエーションはベタかもしれませんが恋の美しさや儚さ、残酷さが2人の恋に詰まっていて、クライマックスはしっかり泣かされます。号泣ですね。リアルでも無いしフィクションでも無い…浮遊感が素敵な作品。そしてラストの写真にはきっと心奪われます。



出典:©︎ただ、君を愛してる

あとがき

いかがでしたか?胸キュンが止まらない!恋愛映画を厳選してご紹介してきました。どの作品もしっかりキュンキュンを楽しめるおすすめの映画ばかりですので気になる作品が見つかれば是非一度鑑賞してしっかり潤って下さいね。

とにかく面白い!おすすめのミステリー・推理小説 50選【随時更新】


【更新情報】2017.06.27 作品追加

今回は、ハラハラドキドキ『おすすめのミステリー小説』をご紹介していきます。

はじめに

謎解きからどんでん返しまで小説のジャンルの中でもミステリー小説はやっぱり面白い!探偵、恋愛、ホラー、ファンタジー、ハードボイルドなどテイストも豊富。名作から最新作品まで、最高に面白いミステリー小説を厳選して、あらすじや感想と合わせてご紹介していきたいと思います。



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おすすめの『ミステリー小説』

  • 掲載の順番はランキング形式ではありません、また作品は随時追加予定。
  • 表記はタイトル・出版・作者・あらすじ・感想の順です。

  • 一部軽いネタバレが含まれます。


絶叫

光文社
葉真中 顕

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。平凡な人生を送るはずが、無縁社会、ブラック企業、そしてより深い闇の世界へ…。辿り着いた先に待ち受ける予測不能の真実とは!?ミステリー、社会派サスペンス、エンタテインメント。(光文社文庫より引用)


保険金殺人や貧困ビジネスなど、様々な社会の暗部と、絵に書いたような一人の女性の転落劇を気持ちいいほどに絡ませた壮絶なストーリー。ラストは題名通りの『絶叫』したくなる衝撃!!壮絶なのに爽快という複雑な読後感の一冊です。


ジェリーフィッシュは凍らない

東京創元社
市川憂人

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船“ジェリーフィッシュ”。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー六人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が…。(東京創元社より引用)


くらげの形の飛行船が舞台、断崖絶壁雪山に不時着し、全乗組員6人全てが他殺体で発見されます。なんとなく犯人が予想できるものの、それを裏切られ、最後の方でまた裏切られました。そして、理系苦手なマリア警部のコミカルなキャラクターがとてもいい味を出しています。楽しめる要素が沢山有りましたよ!


かがみの孤城

ポプラ社
辻村深月

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 (ポプラ社より引用)


些細なことで、学校での居場所を無くし、行けなくなってしまった少女こころが主人公。部屋の鏡の中に引き込まれ、出会った6人の同じように学校に行けない少年少女たちと…あっという間に物語の世界に入り込んでしまって、最後の100ページくらいからは鳥肌がたちっぱなし。特別でない普通の子をこんなに素敵な物語にする力のある辻村さんはやっぱり凄い!色々な世代の人に読んでもらいたい作品です。

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王とサーカス

東京創元社
米澤穂信

二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいは―」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。(東京創元社より引用)


かつてネパールで起こった王族殺人事件を題材に、偶然ネパールに居合わせたジャーナリスト太刀洗万智を主人公に描かれたミステリー。事件の真相も伏線の回収も見事、全然気にしないで読み飛ばしていた小さな変化がことごとく謎の解決に繋がります。そして単なるミステリーに留まらず、ジャーナリズムについても考えさせられる作品、王とサーカスという題名の意味がわかったときはすこしぞっとしました。

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マリアビートル

角川文庫
伊坂幸太郎

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。 (角川文庫より引用)


凄腕の殺し屋、復讐者、運び屋やサイコパスな中学生…物騒な人間がわんさか出てきて一個のトランクを巡って新幹線の中で駆け引きを繰り広げる物語。殺人事件が起こるのにすごく楽しくて面白い作品です!これだけでももちろん楽しめますが、前作の『グラスホッパー』読んでいると更に面白いですよ。


槐(エンジュ)

光文社
月村 了衛

弓原公一が部長を務める水楢中学校野外活動部は、夏休み恒例のキャンプに出かけた。しかしその夜、キャンプ場は武装した半グレ集団・関帝連合に占拠されてしまう。彼らの狙いは場内のどこかに隠された四十億円―振り込め詐欺で騙し取ったものだ。関帝連合内部の派閥争いもあり、現金回収を急ぐリーダー・溝淵はキャンプ場の宿泊客を皆殺しにし、公一たちは囚われの身に…。そのとき、何者かが関帝連合に逆襲を始めた!圧倒的不利な状況で、罪なき少年少女は生き残ることができるのか!?(光文社文庫より引用)


バイオレンスサスペンス?振り込め詐欺集団をチートな戦闘力を持った主人公が一方的に虐殺してゆくスリリングで痛快爽快な作品。漫画かな?絶対にあり得ないのに無茶苦茶面白いです。


怒り

中公文庫
吉田 修一

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏―。房総の港町で働く槇洋平・愛子親子、大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。(中公文庫より引用)


いきなり若い夫婦が惨殺されるところから始まる物語、千葉、東京、沖縄、3組の訳ありの悲しい話が同時に進みます。どの怒りが本当の『怒り』に繋がるのか気になり、どんどん読み進められます!


チルドレン

講談社文庫
伊坂 幸太郎

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。(講談社文庫より引用)


根拠のない自信を持って生きる不思議な男、『陣内』のまわりで起こる事件の短編集。どの物語も共通した登場人物で話は繋がっています。陣内ではない他の誰かが主観になっているのですが、誰から見ても彼はかなり魅力的な人、前向きに生きていこうという気にさせてくれる一冊です。


追憶の夜想曲

講談社文庫
中山 七里

少年時代に凶悪事件を犯し、弁護は素性の悪い金持ち専門、懲戒請求が後を絶たない不良弁護士・御子柴。彼は誰も見向きもしない、身勝手な主婦の夫殺し控訴審の弁護を奪い取る。御子柴が金目のない事件に関わる目的とは?因縁の検事・岬恭平との対決は逆転に次ぐ逆転。法廷ミステリーの最先端を行く衝撃作。(講談社文庫より引用)


いつも資産家を弁護する御子柴礼二。今回もお金にならない旦那殺しの弁護を他の弁護士から奪ってまで弁護をします、その理由は…。法廷ミステリーと言われると難しい感じがしますがすごく分かりやすくて読みやすい!真犯人は想像の範囲だったのですが、その斜め上をいく驚きの展開に唖然!面白いですよ。


青の炎

角川文庫
貴志祐介

櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。(角川文庫より引用)


大切な家族を守るために完全犯罪について色々と考えて実行する…犯人の強い意志や殺した後の恐怖などの心理描写が凄い倒叙ミステリ、最後まで救いがなくとても切なくなる作品です。江ノ島に行くとこの本を思い出しそう。


夜よ鼠たちのために

宝島社文庫
連城 三紀彦

脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。なぜこんな姿で殺されたのか、犯人の目的は一体何なのか…?深い情念と、超絶技巧。意外な真相が胸を打つ、サスペンス・ミステリーの傑作9編を収録。(宝島社文庫より引用)


分かりやすい言葉で書いてあるのに、ゆっくり読み直したくなるような不思議なトリックばかりを集めた素敵すぎる9つの短編集、復刊希望も頷けます。最初の『二つの顔』で思いっきり引き込まれ、次の『過去からの声』に強い衝撃を受けこのトリッキーな仕掛けにどんどんハマってしまいます。謎解きに加えて文章でも魅せてくれる本当に面白い一冊!おすすめです。


折れた竜骨

東京創元社
米澤穂信

ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。(東京創元社より引用)


魔法が使える世界が舞台のミステリー、孤島での殺人、謎の密室、個性的な容疑者たち…そこにワクワクするようなファンタジー要素が見事に絡まっていて面白い!RPG好きにはたまらない作品だと思います。


ナオミとカナコ

幻冬舎
奥田 英朗

ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択…。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」復讐か、サバイバルか、自己実現か―。前代未聞の殺人劇が、今、動き始める。(幻冬舎より引用)


DV夫を計画的に殺害する妻と友人、何とか二人逃げ切ってと思わず応援してしまうようなストーリー。心理描写もジェットコースターのようなスピード感!追い詰められていくシーンにはたまらなくハラハラします。それにしても奥田さんの文章はいつも綺麗で洗練されていて読みやすいですね。


殺人鬼フジコの衝動

徳間文庫
真梨幸子

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた11歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?最後の1ページがもたらす衝撃に話題騒然。(徳間文庫より引用)


幸せを求め続ける女、フジコの悲惨な半生を描いたお話。全体的に絶望感が漂っています。 終盤で見事に序盤のストーリーと繋がり一気に読んでしまいました。騙されまいと身構えて読んだのに、まんまと騙されてしまいました。

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向日葵の咲かない夏

新潮文庫
道尾秀介

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。(新潮文庫より引用)


好き嫌いが別れると思いますがファンタジーとミステリーとちょっとグロな作品、清々しいまでに異常な人しか出てきません。前情報無しに読むのがおすすめで、最後まで驚きの連続でした!ちなみに私は好きです。


テミスの剣

幻冬舎
奥田 英朗

豪雨の夜の不動産業者殺し。強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身の驚愕ミステリ。(文春文庫より引用)


冤罪問題を正面から扱った社会派ミステリー。強引な取り調べで生まれてしまった冤罪事件の始まりから終わりまでが『渡瀬警部』の目線で表現されてます重いテーマを扱っていますが、テンポも良くて読みやすく、どんでん返しもあってかなり面白い作品です!


さよなら神様

文藝春秋
麻耶雄嵩

隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うかもしれないが、鈴木の情報は絶対に正しい。鈴木は神様なのだから―(「少年探偵団と神様」)。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させた神様探偵が帰ってきた。(文春文庫より引用)


冒頭で毎回犯人が『神様』によって名指しされるところから始まる異色のミステリーで、いかに犯行が可能だったかと小学生の探偵団が推理していくお話。短編集ですけど全て苦味の残るものばかりです。それから小学生のくせに恋愛がドロドロしすぎ!


僕の光輝く世界

講談社文庫
山本弘

気弱なオタク男子、光輝は進学先の高校でもいじめられ、あげくに橋から突き落とされる。搬送先の病院で絶世の美少女と運命の出会いを遂げた、と思いきや、実は既に失明してしまっていた。美少女は果たして妄想なのか実在なのか…視覚を失った少年が、想像力を駆使して奇妙な謎と格闘する不思議ミステリー。(講談社文庫より引用)


主人公がSFチックな障害を持っている特殊設定ですがサクッと読めるミステリー。ほんとは相当胸糞の登場人物達も、文体がライトなので許せる感じになっています。いじめや障害を扱いながらも前向きな物語が好印象な作品。


黒龍荘の惨劇

光文社
岡田秀文

山縣有朋の別邸・黒龍荘に、山縣の影の金庫番・漆原安之丞に対して恨みを晴らす、という脅迫文が届き、数日後、漆原は謎の死をとげた。調査依頼を受けた「月輪萬相談所」の探偵・月輪は、かつて伊藤博文邸でともに書生として過ごした杉山を連れて黒龍荘に住み込むことに。広大なお邸には四人の妾を含む住人七人と使用人たちが暮らしていたが、警察と月輪たちの監視をあざ笑うかのごとく、彼らは次々と遺体となって発見されていく―史上屈指の残虐事件の裏には、国家をも揺るがしかねないおそるべき謀略があった!!(光文社文庫より引用)


明治期のある良家で発生した不気味なわらべ唄に見立てられた連続殺人事件のお話。物語全体の90%まで差し掛かっても、まだ連続殺人の続く大盤振る舞い、最終章で一気に怒涛の伏線回収はお見事の一言です。


冷たい太陽

光文社
鯨統一郎

「子供を預かった」高村家に突如もたらされた誘拐犯からの凶報。身代金は五千万。父親の謙二は、倒産の危機に瀕する自社の専務や、前妻にも頼むなど金策に奔走。警察も介入し、事態はさらなる混乱の渦に呑み込まれていく。捜査線上に浮かぶ無数の容疑者の中で、人々を翻弄するのは誰だ!?(光文社文庫より引用)


誘拐事件を扱った作品集。ある一つの『騙し』のために全体が組み立てられてるのがいい。展開もスピーディなので、あっさり読めてあっさり騙されるといった感じで楽しい!


死と砂時計

東京創元社
鳥飼否宇

死刑執行前夜に密室で殺された囚人、満月の夜を選んで脱獄を決行した囚人、自ら埋めた死体を掘り返して解体する囚人―世界各国から集められた死刑囚を収容する特殊な監獄で次々に起きる不可思議な犯罪。外界から隔絶された監獄内の事件を、老囚シュルツと助手の青年アランが解き明かす。(東京創元社より引用)


終末監獄という囲われた世界の中で起こる事件を解くミステリー、それぞれは独立した短編ですが、最後は繋がった物語になっています。舞台が監獄ということもあり、なかなか事件が気持ち悪いです。最後の一文には思わず『そっちかいっ!』


模倣の殺意

創元推理文庫
中町信

七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。(東京創元社より引用)


ある男が自殺をしてその真相を別々の男女が調べていくお話。驚くことに書かれたのは昭和46年、今でこそトリック作品が数多くありますが、その先駆けでしかもこの完成度となると傑作としか言いようがありません!真犯人が判明したときには背筋がスッと冷たくなるような感覚がありました。


儚い羊たちの祝宴

新潮文庫
米澤穂信

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。(新潮文庫より引用)


米澤穂信さんの作品をもう一つ、ゾクッとする上流階級のお屋敷が舞台の短編集、怖いのが好きな方にはお薦めの一冊です。知性的な語り口で、残酷で悲しく背筋が凍る結末が導かれるのがゾッとしましたが、あまりに華麗で癖になります。


放課後に死者は戻る

双葉社
秋吉理香子

病院で目が覚めると、冴えないオタクだった僕の見た目は、イケメンの姿に変わっていた。そうだ、教室の机に入れられた手紙で呼び出され、僕は誰かに崖から突き落とされたのだった…… 助けに入ったイケメンと一緒に。 退院した僕は、元いたクラスに転校生として潜入した。
一体、誰が僕を殺したのか? 僕は、僕を殺したクラスメイト探しを始める――。切なさと驚きに満ちたラストが待ち受ける、傑作長編ミステリー。(双葉社より引用)


他人と体が入れ替わった少年が主人公の物語。ストーリーはとても読みやすくて分かりやすい上に、設定もとても面白かったです。ある程度オチは予想できると思ったけどちょっと予想外な終わりでした。若干ファンタジーで楽しく読めましたよ!


スノーホワイト

講談社文庫
森川智喜

「真実を映し出す鏡」をもつ反則の名探偵・襟音ママエは、舞い込む事件の真相は分かるが、推理は大の苦手。ある事件が縁で顔を合わせた探偵・三途川理が、窮地に陥れようと策を練っていることも知らず―。(講談社文庫より引用)


極悪非道でゲスすぎる、でも憎めない探偵『三途川 理』、真実を映し出す鏡を持つお付きの小人とともに異世界からやってきた中学生探偵『ママエ』を窮地に陥れようとする三途川との攻防戦が楽しすぎます!鏡が最強すぎた感はありますが…。


教場

小学館文庫
長岡弘樹

希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨まれれば最後、即日退校という結果が待っている。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。(小学館文庫より引用)


警察学校の生徒達が挫折を乗り越えて精神的に強くなって行く過程を描く短編もの、緊張感溢れるストーリーです。種明かしの後の嫌ーな後味を楽しむタイプの小説でこういうミステリーもいいなと思いました。


神の値段

宝島社文庫
一色さゆり

マスコミはおろか関係者すら姿を知らない現代芸術家、川田無名。ある日、唯一無名の正体を知り、世界中で評価される彼の作品を発表してきた画廊経営者の唯子が何者かに殺されてしまう。犯人もわからず、無名の居所も知らない唯子のアシスタントの佐和子は、六億円を超えるとされる無名の傑作を守れるのか―。(宝島社より引用)


川田無名という画家の作品をめぐるミステリー、美術アートと殺人事件。無名の作品の描写は迫力があって絵の放つオーラが伝わってきました。かなり濃厚で面白い作品です!


がん消滅の罠

宝島社
岩木一麻

治るはずのないがんは、なぜ消滅したのか―余命半年の宣告を受けたがん患者が、生命保険の生前給付金を受け取ると、その直後、病巣がきれいに消え去ってしまう。連続して起きるがん消失事件は奇跡か、陰謀か。医師・夏目とがん研究者・羽島が謎に挑む医療本格ミステリー!(宝島社より引用)


2017年『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作、余命6ヶ月のガン患者が保険金をもらった後にガンが消えてしまった…その謎を解くため医師と保険会社の社員とが奮闘するお話。ラストの急な展開には驚くばかりでした。

【参考:anpo39さんのレビュー】

占星術殺人事件

講談社
島田荘司

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。その後、彼の六人の娘たちが行方不明となり、一部を切り取られた惨殺遺体となって発見された。事件から四十数年、迷宮入りした猟奇殺人のトリックとは!?(講談社文庫より引用)


言わずと知れた名作、事件のトリック・真相はわかってみれば、とてもシンプルなのにそれらを恐ろしく複雑怪奇な物語に仕立て上げる手腕はさすがとしか言いようがありません。


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天使のナイフ

講談社文庫
薬丸岳

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、江戸川乱歩賞受賞作。(講談社文庫より引用)


少年犯罪加害者と被害者のお話で、どちらからの立場からもその視点に立って深く考えさせられる作品です。読み進めるにつれて単純な事件が全く別の容貌にどんどん変わっていく様が気になって一気読みでした!


生ける屍の死

創元推理文庫
山口雅也

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った。この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか。自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか。 (東京創元社より引用)


タイトルから受けるイメージと違って実はコミカルミステリー、死者が蘇るという世界観ながら、ファンタジーではなくガチガチの本格物、なぜ殺す意味があるのか?が重要なテーマになっています。次々に起こる殺人事件と次々に生き返る被害者たち!中々お目にかかれない推理小説です。


火車

新潮文庫
宮部みゆき

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。(新潮文庫より引用)


20年近く前の作品なので時代背景はちょっと古いのですが、本当に面白かったです。クレジットカード社会の闇をミステリーによってうまく浮き彫りにしている重厚なミステリー作品。全ての辻褄が合ってスッキリする感じで素晴らしいです。


スマホを落としただけなのに

宝島社
志駕晃

麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。(宝島社より引用)


個人情報の詰まったスマホを落とすということがいかに恐ろしい事なのかわかるお話。あの手この手で迫ってくる犯人、現実味があるだけにホラーより怖い…背筋が寒くなりました。


慈雨

集英社
柚月裕子

警察官を定年退職した神場智則は、妻の香代子とお遍路の旅に出た。42年の警察官人生を振り返る旅の途中で、神場は幼女殺害事件の発生を知り、動揺する。16年前、自らも捜査に加わり、犯人逮捕に至った事件に酷似していたのだ。神場の心に深い傷と悔恨を残した、あの事件に―。元警察官が真実を追う、慟哭のミステリー。 (集英社より引用)


元刑事が妻と四国巡礼をしながら過去の苦悩と向き合っていくお話。頑固で無口な元刑事の姿は、まさに『漢』で泣かせてくれますし、お遍路の情景や雰囲気、四国の人たちの温かさなどが他の警察小説とは一味違う空気を作っています。テーマが重くて、とても読み応えのある物語。


私が殺した少女

ハヤカワ文庫
原りょう

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…。(早川書房より引用)


傑作と評されていることに納得のハードボイルド小説、昭和の香りが漂う大都会でやられたらやり返すハードボイルドを素で行く探偵の姿や、続々登場する強面の人たち、誘拐事件の謎、好き嫌いは出ると思いますが、ハマる人には堪らない作品だと思います!あと、タバコをどこでも吸いすぎ!


涙香迷宮

講談社
竹本健治

明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのはIQ208の天才囲碁棋士・牧場智久!いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作る日本語の技巧と遊戯性を極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。(講談社文庫より引用)


このミスやら本ミス大賞などの賞をかっさらっていった『涙香迷宮』、トリックの解明はほぼ蚊帳の外になっていますが、50首もの『いろは歌』が凄いし、いろは歌に隠された暗号も面白い、暗号ミステリ物がこんなに面白いとは!そして日本語の美しさも味わうことが出来ますよ!


罪の声

講談社文庫
塩田武士

京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった―。(講談社文庫より引用)


昔あったグリコ森永事件の史実に基づいてのフィクション、キツネ目の男の真相や警察の内部の事、本当にこうだったのでは?と思わせる内容で、読み応え抜群!とても面白かったです。


おやすみ人面瘡

角川書店
白井智之

全身に“脳瘤”と呼ばれる“顔”が発症する奇病“人瘤病”が蔓延した日本。人瘤病患者は「間引かれる人」を意味する「人間」という蔑称で呼ばれ、その処遇は日本全土で大きな問題となっていた。そんな中、かつて人瘤病の感染爆発があった海晴市で殺人事件が起きる。墓地の管理施設で人瘤病患者の顔が潰され、地下室では少女が全身を殴打され殺されていたのだ。容疑者は4人の中学生。さらに、事件の真相を見抜いた男は、逆上した容疑者のひとりに突き飛ばされ、机の角で頭を打って死亡してしまった……かと思いきや、死んだはずの探偵の身体に発症した、いくつもの“顔”が喋り始め――。(角川書店より引用)


2017『このミス』『本ミス』ともにベストテンに入っている作品、読む度ドン引き白井さん。体中に『顔』が発症する奇病が蔓延しているという特殊な世界観のグロミステリー。万人にはおすすめ出来ないかも…。


黒祠の島

新潮社
小野不由美

「そう―ここは黒祠なのですよ」近代国家が存在を許さなかった“邪教”が伝わる、夜叉島。式部剛は失踪した作家・葛木志保の姿を追い求め、その地に足を踏み入れた。だが余所者を忌み嫌う住民は口を閉ざし、調査を妨害するのだった。惨事の名残を留める廃屋。神域で磔にされていた女。島は、死の匂いに満ちていた。闇を統べるのは何者なのか?式部が最後に辿り着いた真実とは。(新潮文庫より引用)


因習が残る閉ざされた島×民俗学×ミステリ×ホラー作品でお好きな方にはたまらないと思います。登場人物が多くて混乱しかけますが、とにかく続きが気になってずんずん読んでしまいます。ドンヨリじめっとした印象の作品です(褒めてます)。


オイディプス症候群

光文社文庫
笠井潔

中央アフリカで発見された奇病。その奇病に冒されたウイルス学者である友人に頼まれ、ナディア・モガールと矢吹駆は、アテネに向かう。目的は、ある資料を友人の師・マドック博士に届けるためだったが、博士は、なぜかアテネを離れ、クレタ島南岸に浮かぶ孤島「牛首島」に渡っていた…。(光文社文庫より引用)


孤島にある豪奢な館が舞台のクローズドサークル作品、全編に散りばめられたギリシャ神話や哲学的な内容が多くを占めていて読みづらさもありましたが、ミステリーとしては魅力的な作品です。


葉桜の季節に君を想うということ

文藝春秋
歌野晶午

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。(文春文庫より引用)


世の中に横行する悪徳商法がテーマの作品、冒頭の表現によるイメージの植え付けが見事などんでん返しミステリー、180度印象の変わる逆転の鮮やかさはトップクラスだと思います。


幻冬舎
麻耶雄嵩

オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。そんな中での四日間の合宿。ふざけ合う仲間たち。嵐の山荘での第一の殺人は、すぐに起こった。(幻冬舎より引用)


過去に一人の音楽家が発狂、八重奏団のメンバーを惨殺したいわく付きの館『ファイアフライ館』に集まったオカルト研究のサークルメンバー内で起こった殺人。広大な敷地の暗鬱な館、そこに閉じ込められた学生たち…王道的なクローズドサークルもの、作者による大きな仕掛けでダブルパンチをうける作品です。


扉は閉ざされたまま

祥伝社
石持浅海

大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。(祥伝社より引用)


石持浅海さんの倒叙ミステリー3部作の第1弾です。大学の同窓会で成城の館に集まった7人の旧友たち、そこで起こった密室殺人。頭脳明晰かつ冷静な『碓氷優佳』と犯人との息詰まる頭脳戦が繰り広げられます。犯人視点で進むのでどうしても犯人側の気持ちで読んでしまいます。鋭い感覚で人から見聞きした情報のみでじりじり迫ってくる優佳が怖い。


シャドウ

創元推理文庫
道尾秀介

人は、死んだらどうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?(東京創元社より引用)


大学病院の職員とその家族にまつわる事件の話。どんでん返しを食らうミステリーとしても勿論ですが、それ以上に2つの家族の物語に引き込まれて一気に読み終えてしまいました。全体としては爽やかな印象が残る作品です。


密室キングダム

光文社
柄刀一

昭和最後の夏に、札幌で起きた密室連続殺人事件。それは、伝説的な奇術師・吝一郎の復帰公演が発端だった。吝家を覆う殺意の霧の中に浮かぶ忌まわしき宿縁―。妖艶にして華麗、絢爛という言葉さえ似合う不可能犯罪の連鎖に、若き推理の天才・南美希風が挑む。(光文社文庫より引用)


マジシャンの屋敷を舞台に5つの密室が次々と襲いかかります。タイトル通りこれでもかと言わんばかりの密室殺人。密室モノ好きさんには全力でオススメ!1240ページの長編ですが人物紹介などが本編前についていないので、時間を置かずに読み切らないと誰が誰だかわからなくなりますよ。


インシテミル

文藝春秋
米澤穂信

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。(文春文庫より引用)


高額バイトに惹かれた者同士が集められて行われる密室での殺人ミステリー。一人二人と惨たらしい被害者が発生するなかで冷静でいられなくなっていく様子がリアルで怖い、人の本性が表れていくので面白いですよ!


完全恋愛

小学館
牧薩次

第二次大戦末期の福島県の温泉地、東京からやってきた少年・本庄究は、同じく戦火を逃れてこの地に暮らしていた画家の娘・小仏朋音に強い恋心を抱く。やがて終戦となり、この地方で進駐軍のアメリカ兵が殺されるという事件が起こる。しかし現場からは凶器が忽然と消えてしまう。昭和四十三年、福島の山村にあるはずのナイフが、時空を超え、瞬時にして西表島にいる少女の胸に突き刺さる。昭和六十二年、東京にいるはずの犯人が福島にも現れる。三つの謎の事件を結ぶのは、画壇の巨匠である男の秘められた恋であった。(小学館文庫より引用)


内容は一途な男性の恋を軸に、殺人事件が起こって…彼が亡くなる頃、解明というお話。激動の時代を生きた主人公たちの家族愛・恋愛で心温まる物語です。ミステリーであると同時に静かで濃い恋愛小説です。


Another

角川文庫
綾辻行人

奇妙な「二人だけの孤独と自由」を過ごす中で、恒一と鳴、二人の距離は徐々に縮まっていく。第二図書室の司書・千曳の協力を得つつ、“現象”の謎を探りはじめるが、核心に迫ることができないままに残酷な“死”の連鎖はつづく…。夏休みに入ったある日、発見させる一本の古いカセットテープ。そこに記録されていた恐ろしき事実とは!?(角川文庫より引用)


主人公が転校してきた学校で起こる、ある怪奇現象を解決するまでのお話。 ヒロインのキャラクターが魅力的で大分不思議な女の子『三崎鳴』。物語は主人公『恒一』と彼女の2人を中心に進んでいきます。ミステリーとホラーの二重構造で行ったり来たりする感覚のとても面白い作品です!


夏の王国で目覚めない

早川書房
彩坂美月

父が再婚し、新しい家族になじめない高校生の美咲。だから、幻想的なミステリ作家、三島加深のファンサイトで加深が好きな仲間を知ったことは大きな喜びだった。だが“ジョーカー”という人物から【架空遊戯】に誘われ、すべてが一変した。役を演じながらミステリツアーに参加し、劇中の謎を解けば、加深の未発表作がもらえる。集まったのは7人の参加者。しかし架空のはずの推理劇で次々と人が消え…。(早川書房より引用)


ミステリーツアー参加中に実際の事件に巻き込まれていくお話。登場人物みんなが特定の作家にのめり込んでいるという設定にちょっと狂気さえ感じてしまいましたが、予想以上に爽やかで青春的な最後になるのは驚きました。


密室蒐集家

文春文庫
大山誠一郎

鍵のかかった教室から消え失せた射殺犯、警察監視下の家で発見された男女の死体、誰もいない部屋から落下する女。名探偵・密室蒐集家の鮮やかな論理が密室の扉を開く。これぞ本格ミステリの醍醐味!物理トリック、心理トリック、二度読み必至の大技…あの手この手で読者をだます本格ミステリ!(文春文庫より引用)


5つの短編集です。密室殺人が発生し、密室蒐集家と名のる探偵役が現れて密室の謎を解いていく流れはどれも同じですが、密室の種類から事件の内容まで様々でどれも面白い!蒐集家のキャラは弱く、シンプルな謎解きミステリーに徹しています。


衣更月家の一族

講談社文庫
深木章子

別居している妻の潜伏先を察知した男が、応対に出た姉のほうを撲殺―一一〇番通報の時点では単純な事件と思われた。だが犯行が直接目撃されていないうえ、被害者の夫には別の家庭があった。強欲と憤怒に目がくらんだ人間たちが堕ちていく凄まじい罪の地獄。因業に満ちた世界を描ききった傑作ミステリー。(講談社文庫より引用)


3つの一見関係なさそうに思える事件が実は繋がっていたというお話。どんな形で一つの物語として結実するのか楽しみながら読み進めることが出来ます。ただ家系図が出てきて整理してくれるからなんとか理解できますけど、人間関係がなかなかややこしい…。


水族館の殺人

東京創元社
青崎有吾

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。館内を館長の案内で取材していると、サメの巨大水槽の前で、驚愕のシーンを目撃。な、なんとサメが飼育員に喰いついている!駆けつけた神奈川県警の仙堂と袴田が関係者に事情聴取していくと、すべての容疑者に強固なアリバイが…。仙堂と袴田は、仕方なく柚乃へと連絡を取った。あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。(東京創元社より引用)


新聞部『向坂香織』らが取材に訪れた水族館で飼育員がサメに喰われるというショッキングな殺人が発生し…『裏染天馬』が超絶推理とオタクな検証で事件の真相に迫るというお話。シリーズものですので前作の『体育館の殺人』を読んでおくとより楽しめます。もちろん謎の解明はびっくりするものですよ!


あとがき

いかがでしたか?おすすめのミステリー小説をご紹介してきました。


どの作品もドキドキハラハラの展開が楽しめるミステリー小説ばかりとなっていますので気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。

ジワっと怖い!最恐ホラー映画 おすすめ13作【邦画編】


今回は、ジワっと怖い!おすすめのホラー映画(邦画編)をご紹介していきたいと思います。

はじめに

ゾクゾク感やあとからくる恐さを思い切り楽しめる日本のホラー映画、怖くなるのがわかってるのに観てみたい…勿論ただ怖いだけではなくストーリーもしっかり楽しめるおすすめの邦画ばかりを厳選して、あらすじや感想と合わせてご紹介していきたいと思います。



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めちゃくちゃ怖い!おすすめホラー映画 厳選20作【洋画編】 - いろはにほへど


めちゃくちゃ怖いホラー映画【洋画編】

  • 掲載の順番はランキング形式ではありません、また作品は随時追加予定。
  • 表記はタイトル・公開年・上映時間・あらすじ・感想の順です。


トリハダ


2012年【87分】

家電メーカーのコールセンターに勤務しているひかり(谷村美月)。製品とは無関係のクレームにも丁重に謝り続けるまじめなOLだが、プライベートでは上司との不倫におぼれていた。ある日、中年女性のクレーム対応に疲労困憊(こんぱい)し、ようやく家に帰ってきたひかりは、隣の住人の名前を見て、あるクレーマーと名前が一致することに気が付き……。


夜中に15分ぐらいでやっていた番組の劇場版。身近にいたら怖いなという人がたくさん出てきて、人間の狂気が一番怖いんだなって思えるまさにトリハダのホラーオムニバス作品。余計なサウンドや映像の演出が無いことでより怖さを引き出しています。



出典:©︎トリハダ -劇場版2-

オカルト


2008年【110分】

旅行に来ていた女性(東美伽)は偶然観光地で通り魔殺人事件に遭遇し、そのすべてを撮影する。女性二人が死亡、男性一人が重傷を負い、犯人は海へと投身自殺するという衝撃的な事件の映像を入手した白石晃士監督(白石晃士)は、何かに突き動かされるように取材を始める。やがて彼は事件の唯一の生存者である江野(宇野祥平)と出会い……。


まさにオカルトといった感じの映画。ドキュメンタリー形式で妙にリアル、BGMもとにかく不気味、鑑賞中は楽しくても後になって不気味な余韻が続く感じが堪りません。特にクライマックスのあの展開は全く予想外!



出典:©︎オカルト

仄暗い水の底から


2001年 The Babadook【101分】

5歳の娘・郁子の親権をめぐって別れた夫と争っている松原淑美は、新しい就職先である出版社にほど近いマンションへ引っ越してきた。はじめは快適そうに見えたマンション暮らしだが、大きくなる天井のシミや、上階の子供の足音など、淑美の気にさわることが次第に増えていく。そんな中、淑美は真夜中にマンションの屋上に上がる郁子を目撃する。屋上の高架水槽付近で誰かと会話しているような郁子。だが、そこには子供用の赤い手提げバックしかない。淑美はバックを管理人に届けるが、いつの間にかそれは元の場所に戻っていた……。


水による効果を最大限に使った恐怖とほんの少しの悲しさ…これぞ日本のホラーという感じです。水場は霊が集まりやすいとか、そういう日本人の潜在意識をかなり刺激してきますよ!たぶん小学生のときにみると風呂入れなくなります。



出典:©︎仄暗い水の底から

アイアムアヒーロー


2015年【126分】

漫画家アシスタントとしてパッとしない日々を送る、35歳の鈴木英雄(大泉洋)。そんな彼の恋人が、人間を凶暴に変貌させるウイルスに感染して襲い掛かってくる。慌てて趣味の射撃で所持する散弾銃を手に外に飛び出す英雄だが、街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。出会った女子高生・早狩比呂美(有村架純)と逃げるが、彼女は歯のない赤ん坊のZQNにかまれて半分ZQN半分人間という状態に。比呂美を連れてショッピングモールに逃げ込んだ英雄は、そこで藪(長澤まさみ)という勝気な看護師と顔を合わせる。


日本でここまでクオリティの高いゾンビ映画は中々ないかもしれません、そしてゾンビもちゃんと怖かったです!終盤のZQNたちの襲撃のシーンだけでも観る価値ありの超おすすめ映画です。大泉さんハマりすぎ!



出典:©︎アイアムアヒーロー

残穢 -住んではいけない部屋-


2016年【107分】

ミステリー小説家である私(竹内結子)に、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。


実話系怪談、霊の発生源を歴史の経過と共に追求していく新しいホラーという感じです。心霊特集の再現映像をそのまま映画にした感じなのですが、こういった心霊話はじわじわと怖さがきますね。自分の住んでる土地を調べたくなるけど…やめておきます。



出典:©︎残穢 -住んではいけない部屋-

輪廻


2005年【95分】

35年前の無差別殺人事件を基に映画が作られることになる。渚(優香)は主役の座を手に入れたものの、無気味な幻覚にうなされ始める。一方、女子大生の弥生(香里奈)は昔から奇妙な夢を見続けており……。


とあるホテルで起きた大量殺人事件をモデルにした映画を撮る話、前世と転生をテーマにしたホラー作品。ジワジワくる恐怖、理不尽な運命、よく練られたストーリー、ホラー映画で大事な要素が全部揃っている名作ですね。主演の優香さんが魅せる名演技も見どころ!



出典:©︎輪廻

呪怨


2002年【92分】

ある日、介護ボランティアをする女子大生の仁科理佳は、寝たきりの老婆・徳永幸枝の様子を見るためその家を訪れた。理佳は何か不気味な雰囲気を感じつつも家の中へと入っていく。悪臭が漂い物が散乱する中を進み、一階の薄暗い部屋で幸枝を発見する理佳だったが…。数日前、幸枝の息子・勝也が帰宅すると妻が倒れていた。この家に引っ越して以来、一家は不吉なことに見舞われ続けていた。やがて勝也の妹・仁美が不審に思いこの家にやって来るが、どこか様子のおかしい勝也に門前払いされてしまう。これを機に、仁美にも不吉なことが憑きまとうようになり…。


日本ホラー映画の代表格の1つ。家に迷い込んだ人をひたすら襲って色んな形で殺されていく映画なのですが、俊雄と伽椰子の2人が本当に怖い。布団という唯一のセーフティーゾーンを奪い去ったホラー映画です。同監督の最新作『こどもつかい』も先日公開されましたが恐そうですよね。とにかく1番言いたいのは、『早く逃げてよ!』



出典:©︎呪怨

女優霊


1995年【76分】

監督デビュー作の撮影中、ラッシュフィルムに一本の未現像フィルムが混じっていた。その中に謎の女が映っていたが、どうやらそのフィルムは昔、製作中止になった作品のものらしい。しかし、そのフィルムを見てしまった時から次々と撮影現場に奇怪な出来事が起こり始め、ついには死人まで出てしまう。果たして、謎の女は誰なのか? 過去の女優のたたりなのか?映画の完成間近、次は何が…?


ジャパニーズホラーの火付け役作品、力技の怖がらせ方ではなく空気や雰囲気からの恐怖感、『記録や記憶』というものに対する不気味さを味わえます。柳ユーレイさんのオカマみたいな叫び声がいいな。



出典:©︎女優霊

黒い家


1999年 The Visit【118分】

保険会社に勤める若槻慎二は保険金の説明に訪れた女性の家でその女性の息子の首吊り死体に遭遇する。警察は自殺と判断し、それに基づいて保険金も支払われることになった。しかし、両親の態度に不審なものを感じた若槻は自殺に疑問を感じひとり調査を開始する。そして、夫婦の保険金をめぐる異常な行動が次第に明らかになっていく……。


西村雅彦、大竹しのぶが終始狂っているサスペンスホラー映画、ホラーの怖さよりも、サイコパスな怖さがキツイ作品です。大竹しのぶ以上に合う女優が見当たらないくらいマッチしていて、彼女の凄さが伺えます。あと台詞がうまく聞き取れず音量を上げるととにかく音に驚かされるので注意!



出典:©︎黒い家

バイロケーション


2014年【119分】

結婚後も画家を夢見て、キャンバスに向かう日々を送る高村忍(水川あさみ)。ある日、スーパーでニセ札使用の容疑を掛けられたことから、見た目はうり二つだが全然違う別人格の“バイロケーション”(通称バイロケ)と呼ばれるもう一人の自分が存在することを知る。さらに、バイロケはオリジナルよりも攻撃的で……。


全く同じ自分が自分の身近で自分と同じ生活をおくっている、お互いが存在に気付いたら…ドッペルゲンガー的なお話。この映画は、どの登場人物に感情移入しても辛く悲しい結末がまっています。実際現れそうで、観ている途中よりも思い出してはずっと恐い作品。



出典:©︎バイロケーション

絶対恐怖 Booth ブース


2005年【73分】

“絶対恐怖”をテーマにしたシリーズの第2弾。深夜ラジオ番組の人気パーソナリティ勝又真吾(佐藤隆太)は、生放送中に「うそつき……」という薄気味の悪い女の声を聞く。


人気ラジオパーソナリティが、いわく付きの古いスタジオで生放送に臨んだところ、次から次へと怪現象とトラブルが起こるホラー。ラジオ生放送中のリスナーからの電話が混線して、謎の女性の声が…罪悪感に取り憑かれていく過程がホントに怖い作品。佐藤隆太さんが珍しく嫌な感じの役を演じています。



出典:©︎絶対恐怖

リング


1998年 【95分】

見ると死んでしまうという謎のビデオテープを巡って繰り広げられるホラー・サスペンス。テレビレポーターの浅川玲子は、見たら一週間後に死ぬというビデオテープの噂を耳にする。にわかには信じられない玲子だったが、姪の死をきっかけにビデオについて調べ始める。やがて、偶然手に入れた問題のビデオを確認のため見た玲子は、その内容に、噂が本当であることを確信する。が、それは7日後の自分の死を意味した……。


全体的に漂う湿っぽく陰惨な雰囲気をもつ『リング』今の映画では中々感じられない怖さがありますよね。何度も話題になっているのにビクッとなってしまう演出・音響・カメラワークはまさに一級品!



出典:©︎リング

学校の怪談


1995年【100分】

夏休みを翌日に控えた小学校の終業式の日、旧校舎に閉じ込められてしまった先生と子供たちは超常現象を目撃する。ブームとなった“学校の怪談”を映像化。子供たちの友情に重点を置いた良質のファンタジー。


夏といえばこの映画ですよね、トラウマになっている方も多いはず!夏休み感が強くて、ちょっと切なくなります。映像の質感は懐かしいのですが古さは感じさせません。『あー!なんで入っちゃうんだよぉ!』


出典:©︎学校の怪談

あとがき

いかがでしたか?そういうわけで結局こういったラインナップになっちゃうんですね…おすすめの最恐ホラー映画を邦画の中から厳選してご紹介してきました。どの作品も日本映画ならではのゾクゾク・ジワっとした怖さを思い切り楽しめる作品ばかりですので気になったり、まだ観ていない作品が見つかれば是非一度鑑賞してみて下さいね。

めちゃくちゃ怖い!おすすめホラー映画 厳選20作【洋画編】


今回は、めちゃくちゃ怖いおすすめのホラー映画をご紹介していきたいと思います。

はじめに

夏と言えばやっぱりホラーですよね!めちゃくちゃ怖いホラー映画を観ればトラウマで眠れなくなるかも知れませんが、きっとゾクゾク冷んやりと快適に夏の夜過ごせるはず…勿論ただ怖いだけではなくストーリーもしっかり楽しめる洋画ばかりをB級映画・新作・名作から厳選して、あらすじや感想と合わせてご紹介していきたいと思います。



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めちゃくちゃ怖いホラー映画【洋画編】

  • 掲載の順番はランキング形式ではありません、また作品は随時追加予定。
  • 表記はタイトル・公開年・上映時間・あらすじ・感想の順です。


エスター


2009年 ORPHAN 【123分】

孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、その日以来奇妙な出来事に遭遇する恐怖を描くサスペンス・ホラー。子どもを流産で亡くしたケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問。そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として迎え入れる。


孤児院から引き取られた不気味な少女エスターが巻き起こす悪徳の数々が描かれています。お化けとか怪物は出てきませんが、かなりゾッとする内容で、とにかくエスターが映ると怖い!ただ怖がらせるだけの映画ではなくストーリー性がちゃんとあって面白いですし、子役がみんな可愛くて演技力もかなり高いのも見どころ。



出典:©︎エスター

【参考:igelninaさんのレビュー】


ハッピーボイス・キラー


2014年 The Voices 【107分】

青年ジェリー(ライアン・レイノルズ)は、バスタブ工場で働いているだけの代わり映えのない日々を過ごしていたが、とある女性(ジェマ・アータートン)に心を奪われる。何とかアプローチを重ねて、彼女との距離を縮めることに成功したジェリー。しかしデートの約束をすっぽかされ、殺人事件を引き起こしてしまう。さらに、慌てふためくジェリーをペットである邪悪な猫と慈悲の心にあふれた犬が振り回し、狂気のふちに追いやる。


精神疾患の男ジェリーが心の声と葛藤しながらも、次から次に殺人を犯してしまう……。グロいはずなのに色彩が目立つから映像がポップ、全体の印象はどこかハッピーな感じ。笑えておもしろいのにゾクゾクこわい作品です。



出典:©︎ハッピーボイス・キラー

パラノーマル・アクティビティ


2007年 PARANORMAL ACTIVITY【86分】

幸せに暮らすひと組の若いカップル。ある日、家の中の様子がどこかおかしいことに気付き、悪霊がいると感じた二人は家中の至るところにビデオカメラを設置する。そして、二人が眠りに落ちた後に撮影された映像には、背筋も凍るようなものが映っていて……。


約100万円程の低予算で製作されたPOV系のホラー、全米興行収入第1位を記録して話題にもなりました。映画のほとんどの部分が暗視カメラ映像で他のホラー映画とは違った恐怖を味わえます。確かに怖いのですが、悪魔に脅かされる話なので悪魔文化のない日本では現実味を感じにくい人も多いかもしれません…なのでこの作品は好みが分かれそうですね。


ドント・ブリーズ


2016年 Don't Breathe【88分】

強盗を企てた若者3人が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る様を描く。親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスとともに、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。


おじいさんの聴覚と嗅覚が敏感すぎな映画。普通の一軒家を、盲目である事で狭くも広くも見せる設定もなんだか凄い。どこに出てくるかわからない恐怖ではなく、目の前にいるのにいつ見つかるかどうかという恐怖をあじわえます。観ながら私も息を止めてました…怖かった。



出典:©︎ドントブリーズ

【参考:nenoさんのレビュー・ネタバレ】


ディセント


2005年 THE DESCENT【99分】

年に一度の冒険旅行で、アパラチア山脈奥地の巨大洞窟を訪れた6人の女たち。スリリングな洞窟探検を楽しむ中、突然の落盤で出口をふさがれた一行は、迷路のような洞窟内で別の出口を探してさまよう羽目になる。言い争いから仲間割れが生じ、ヘッドランプの電力も残りわずかとなった矢先、暗闇から何者かが襲いかかってくる。


女子6人の探検隊VS人食い地底人という感じの洞窟パニックホラーです。洞窟が舞台というだけで閉所恐怖症および暗所恐怖症の人は『暗いよ狭いよ怖いよー』かも。暗くて誰が誰だかわかりにくいところもありますが、恐怖度は抜群!先ほどのドント・ブリーズと同様『息苦しさ』がある作品です。

【参考:つぶらいんさんのレビュー】


死霊館


2013年 THE CONJURING【112分】

1971年アメリカ・ロードアイランド州、両親と5人の娘たちが古びた一軒家に引っ越してくる。しかし、毎朝母親の体にあざができ、一定の時間に止まる時計など不気味な怪現象が次々と発生し、娘たちに危害が及んだことから、一家は心霊学者のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)に解決してほしいと依頼する。夫妻が現地を調査すると恐るべき歴史が明らかになり、夫妻は館に巣食う邪悪な存在に立ち向かうが……。


タイトルで少し損している感もありますが、グロ描写は皆無でちゃんとじわじわ怖い正統派ホラー映画。これが実話に基づく話と知ってより怖くなりました…部屋を真っ暗にしてタンスを開けたまま鑑賞することをお勧めします!



出典:©︎死霊館

【参考:『死霊館』の裏に隠されていた恐ろしい実話】


ライト/オフ


2016年 Lights Out【81分】

電気を消して暗闇になると現れるという不気味な何かに恐怖を抱く弟マーティン(ガブリエル・ベイトマン)を守るため、レベッカ(テリーサ・パーマー)は久々に実家に帰ってくる。二人はたくさんのライトを用意して夜を迎えるが、次々に明かりが消え暗闇からえたいの知れない何かが迫ってくる。狙われる理由もわからぬまま不安な時を過ごす中、レベッカの一家に隠された秘密が明らかになり……。


動画サイトにアップされたショートムービーが元ネタのスマートホラー。単純に、電気をつけたら消える、消したら現れるという設定がゾワゾワ怖くて最高、観終わって電気消す時怖なる映画。思いつきやすそうなのにあまり有名作が無いこの発想が良い!



出典:©︎ライト/オフ

ヴィジット


2015年 The Visit【94分】

休暇を過ごすため田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……。


人間が怖い系ホラーです。予想できない行動を取ってくる人間の不気味さには得体の知れない怖さがありますね…最初、料理上手でキレイなおばあちゃんが素敵だなぁなんて思っていたら…徐々にエスカレートする奇行は恐怖でしかありませんでした!ものすごく笑えて、ありえないほど怖い作品です。



出典:©︎ヴィジット

アザーズ


2001年 THE OTHERS【104分】

1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、チャネル諸島のジャージー島。グレースは、この島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。夫は戦地に向かったまま未だ戻らず、今までいた使用人たちもつい最近突然いなくなってしまった。屋敷は光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。使用人の募集をしていたグレースはさっそく彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める……。


知らない誰かが家の中にいる…ストーリーと雰囲気で魅せるホラー。いかにもホラーな描写はほとんどないのですが、しっかり画面から気味の悪さが伝わってきます。そしてラストの切なくて驚愕などんでん返しが面白い!そして、ニコールキッドマンの美しさが際立ってます。


シャイニング


1980年 THE SHINING【119分】

冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってきた。そのホテルでは過去に、管理人が家族を惨殺するという事件が起こっていたのだが……。モダン・ホラーの帝王S・キングの同名原作を離れ、キューブリックが独自に造り上げたホラー。


こちらは古めの名作、30年以上前の作品なのに 今見ても斬新、狂っていくジャック・ニコルソンの顔がひたすら怖い!雪の中で追い詰められる最後のシーンは、夢にでも出てきそうなほど印象的でした。そして終始音楽も怖い…。

【参考:ただ文句が言いたくてさんのレビュー】


イット・フォローズ


2014年 It Follows【100分】

ある男と熱い夜を過ごす19歳のジェイ(マイカ・モンロー)だったが、彼は突如として彼女を椅子に縛り付けて奇妙な告白をする。それは性行為をすることで、ほかの者には見えない異形を目にするようになり、彼らに捕まると殺されてしまう怪現象を相手にうつすことができるというものだった。さらに、その相手が異形に殺されたら怪現象は自身に戻ってくるという。信じられないジェイだったが……。


ついてくる。それはうつせるというコンセプトが面白い、不思議な感じのじわじわホラー。ただただ歩いてくるだけの『それ』なのに圧倒的な存在感を放ちます。遠くから見えていて徐々に近づいてくる、歩いて向かってくる。そして、どこにいても追ってくる…精神的な疲弊感の凄い作品です。



出典:©︎イット・フォローズ

キャビン


2012年 The Cabin in the Woods【95分】

森の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)やカート(クリス・ヘムズワース)ら大学生の男女5人。彼らが身の毛もよだつような内容のつづられた古いノートを地下室で発見し、呪文を唱えてしまったことから、何者かが目を覚ましてしまう。一方、彼らの知らないところではその一部始終が監視され、コントロールされていたのだった。そして、何も知らない彼らに魔の手が忍び寄り……。


こちらはホラー好きにしか刺さらないかも知れませんが、ホラー映画あるあると色々なクリーチャーが沢山でてくる、ちょっとB級っぽい雰囲気の作品。物語の最初から作り上げていたホラー的雰囲気を後半で思いっきりぶち壊し、想像以上の展開に笑ってしまいます!



出典:©︎キャビン

ファイナルガールズ


2015年 The Final Girls【88分】

ホラー映画の中に入り込んでしまった少女が遭遇する出来事を描く、異色のホラーコメディ。ホラー映画の女優だった母アマンダを事故で亡くしたマックス。3年後に母が出演していた映画を鑑賞していたところ、映画館で火災が発生し周囲はパニックに陥る。ふとマックスが気づくと、なんと物語の中に入り込んでいた。母に会うことができて喜ぶマックスだったが、殺人鬼ビリーも現われ、映画の脚本通りにストーリーが進んでしまう。果たして結末はシナリオ通りなのか…!?


スラッシャー映画を観てたら、映画内に飛び込んでしまったというメタホラー。このジャンルの最高峰は先ほどの『キャビン』だと思いますが、母と子の親子愛など、ホラーなのにホロリと来ると言う新たなスパイスも加わっています。こちらもホラー好きにおすすめの作品ですが…今気が付いたんですが『めちゃくちゃ怖い』からすこし脱線しかけていますね。


ミザリー


1990年 MISERY 【108分】

「ミザリー」シリーズで有名な人気作家ポールは雪道で事故に遭い、瀕死の状態を元看護婦のアニーに救われる。ポールの小説の熱狂的愛読者だった彼女は、彼を手厚く介護する。だが、新作「ミザリーの娘」でヒロインが死んだことを知り逆上した彼女はポールに心理的・肉体的拷問を加え始める……。


言わずと知れた名作『ミザリー』怖いです…これは恐怖。主人公である小説家の男のとんでもなく狂信的なファンを名乗る女性に監禁されるという、人間的怖さのホラーです。お化けより、ゾンビより、狂ってる人間が一番怖いの代表格。静かな山間部コロラド州が舞台ということで静寂感が恐怖を引き立たせています。


マーターズ


2007年 MARTYRS【100分】

何者かに拉致監禁され長期にわたり虐待を受け続けた少女、自力で逃げ出し傷だらけの状態で発見される。養護施設に収容された彼女は心を閉ざしていたが、同年代の少女にだけは心を許していた。15年後、自分を監禁した相手を発見し、猟銃を手に犯人宅を訪れる。


本当に残酷で悲惨で救いのない殉教者の物語ですが不思議な哲学性も兼ね備えています。ストーリーの主軸がころころ変わるので先が読めないことから来る恐怖、何が起こるか分からないのは怖いですね…そして拷問によるグロ描写、怖くてトラウマになる可能性が高いので注意して下さい!



出典:©︎マーターズ

レック


2007年 REC【77分】

レポーターのアンヘラ(マニュエラ・ヴェラスコ)は、あるアパートに出動する消防団に同行取材を行う。現場にいたのは血まみれの老婆。老婆は警官にかみ付き、建物は外から封鎖されてしまう。救出に来た衛生士の口から、この建物で発生したと思われる人や動物を凶暴にする病原菌の存在を知らされ……。


スペインで爆発的にヒットしたPOVビックリ系ホラー映画。ゾンビ・密室・POVの3つが揃ったら必然的に怖くなりますよね。特にこの映画のゾンビは相当動けるゾンビです!そして、ラストシーンに出てくるあれが夢に出るほど不気味で良かった。


1408号室


2007年 1408【104分】

作家で、アメリカ各地の超常現象などをルポしていたマイク(ジョン・キューザック)のもとに、一通の手紙が届いた。その内容はドルフィンホテルの1408号室には絶対に入ってはならないというもの。好奇心をかき立てられたマイクはホテルに出向き、入るのをやめさせようとする支配人のオリン(サミュエル・L・ジャクソン)を説得し、何とか1408号室に入るが……。


心霊スポットライターがNYのドルフィン・ホテルの呪いの部屋1408号室で一夜を過ごす話。目の前で起きていることが現実なのか幻覚なのかわからなくなるホラーです。作品の9割がジョンキューザックのひとり芝居、彼のパニックになっていく演技が恐怖心を掻き立てますが、ジョンキューザック嫌いだと苦痛かも。



出典:©︎1408号室

ペット 檻の中の乙女


2017年 PET【94分】

動物保護センター勤務のセス(ドミニク・モナハン)は、同級生のホリーを見掛け声をかけるが冷たくあしらわれ、SNSで彼女のことを調べ上げて執拗(しつよう)に追い回す。その後セスは帰宅した彼女をさらい、自分が働く動物保護センター地下のおりに監禁する。下着1枚でとらわれたホリーの姿を見て、飼い主気分に浸るセスだったが……。


わかり易く『惚れたら負け』を映像化したらこうなりました…乙女の狂ってる加減がストーカーの怖さなんかよりも何倍も怖い作品。駆け引きをする彼女の得体が知れなくて、なかなか面白かったです。想像を遥かに越えたストーリー展開で楽しめると思いますよ!



出典:©︎ペット

ババドック


2014年 The Babadook【93分】

夫を事故で亡くしたシングルマザーのアメリアは、学校で問題ばかり起こす息子サミュエルの扱いに悩まされていた。ある晩、サミュエルがアメリアの知らない絵本を持ってきて呼んでほしいとせがむ。それは「ミスター・ババドック」というタイトルの不気味な絵本で、物語は途中で終わっていた。サミュエルが異様に怖がったことから絵本を破り捨てるアメリアだったが、捨てたはずの絵本がいつの間にか戻ってきてしまう。それ以来、彼女の周囲で不可解な出来事が次々と起きるようになり……。


やんちゃな息子の世話に手を焼くシングルマザーが、不気味な絵本と巡り会ったのをきっかけに、次々と怪現象に見舞われ、精神的に追い詰められていく話。絵本に出てくるババドックという怪人も怖いのですが、ヒロインと社会適応性ゼロの息子の不安定さに別の意味での恐怖を感じます。



出典:©︎ババドック

インシディアス


2010年 INSIDIOUS【103分】

ジョシュ(パトリック・ウィルソン)と妻のルネ(ローズ・バーン)は、3人の子どもと一緒に新しい家に移り住む。彼らは、多少老朽化してはいるものの、広い家で子育てと仕事に専念するはずだった。だが、引っ越し直後から屋根裏で奇妙な物音が聞こえたり、勝手に物が移動したりする現象が起こり始め、一家は不安に陥る。


引っ越した家で怪奇現象が起きるタイプの映画。おどろおどろしい雰囲気や効果音が恐怖を引き立てます。悪魔や怨霊のデザインに多少作り物感がありますが怖い!しばらくのあいだ天井見るのが嫌になります。それにしてもホラー映画にでてくる夫はなんでいつも理解してくれないのかなー!?



出典:©︎インシディアス


あとがき

いかがでしたか?めちゃくちゃ怖い!おすすめホラー映画を洋画の中から厳選してご紹介してきました。どの作品もしっかりゾクゾクを楽しめる最恐映画ばかりですので気になる作品が見つかれば是非一度鑑賞してみて下さいね。

ネットで見つけた『マイナーで面白い漫画』をメモ!


【更新情報】2017.6.11一部修正

はじめに

多分みなさんも同じだとは思いますが、普段私は、読んでみたい漫画をTwitterや掲示板などネット上で探しています。そんな中で『この漫画は、マイナーでなおかつ面白いよ!』って紹介されていた作品を寄せ集めてメモとして残していきたいと思います。


どんな内容・ジャンルなのか?どんな絵柄なのか?何も知らないまま、タイトルだけでなんとなく面白そうだなーと思った作品をとにかくメモしていったのですが少し調べてみた感じでは想像以上に面白そうな漫画ばかりでしたので驚いています!実はそれ程『マイナー』でもないものもあるのかもしれませんが…。もし気になる作品があれば是非一度読んでみて下さいね。もちろん私も読んでいくつもりです!



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掲載ルール・表記について

  • 掲載の順番はランキング形式ではありません、また作品は随時追加予定。
  • 表記はタイトル・あらすじ・参考ブログ・メモの順です。

私自身がまだ内容を知らないので、それぞれの作品について詳しく書かれている方の記事を紹介させて頂いています。

マイナーで面白い漫画

それではメモしていきます!気になる作品があればチェックして下さいね。


トクサツガガガ

職場では女子力が高いと見られているけど、 実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」! オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。 人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、 一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり… ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道! (ビッグコミックスより引用)


【参考:kido_ariさんの感想】

メモ:連載中、普通に面白そうなので読みたい。結構有名なのかな?


出典:©︎ビッグコミックス


ワールドエンブリオ

天海陸は消えた天音姉を追って廃虚の病院へ。そこで再会した幼なじみの洋平と謎の少女とともに、現実離れした怪事件に巻き込まれる。そこから陸を救ったのは天音姉 そっくりの女の子だった!! 夢とウソと事実・・・森山大輔の描くSF伝奇ジュブナイル!!(ヤングキングコミックスより引用)


【参考:uzurayunkawaさんの感想】

メモ:13巻完結済み。連載結構長かったのに知らなかった。評価高めで熱い話の様子。


出典:©︎ヤングキングコミックス


プリンススタンダード

大胆×繊細、ロック×ポップ、抱腹絶倒×感情鋭敏。別天荒人が贈る、等身大ファンタジー登場♪(ブレイドコミックスより引用)


【参考:なし】

メモ:6巻完結済み。絵が可愛いけど感想を書いている人がいない…。あらすじがザックリしていてピンとこない。


出典:©︎ブレイドコミックス


スラップスティック

少年・春人とヤンキー兄貴のヒリヒリな日々。昭和の終わり、田舎町に住む9才の少年・春人には、6つ年上の兄・秋介がいる。秋介は学校でケンカの絶えない問題児で、家の中は、兄を叱る母の声が絶えない…。春人の“家族”の物語、はじまりはじまり! (ビッグコミックスより引用)


【参考:よしたかさんの書評】

メモ:連載中。絵がシュールすぎるけど、面白そうな雰囲気。


出典:©︎ビッグコミックス


堕天作戦

心を失くした不死者はその瞳に何を見るのか 。魔人と旧人類の永きに渡る戦火の中、 魔軍の捕虜として捉えられた男がいた。 その男の名はアンダー。 歴史上15人しか確認されていない不死者だった。 ありとあらゆる拷問、処刑を受けるも数日後には 再生するアンダーに業を煮やした業火卿ピロは、 戯れに彼を気球で空の彼方に飛ばす処刑を思いつく―― (小学館より引用)


【参考:石橋さんの感想】

メモ:連載中。ストーリーも絵も良さそうなので読みます。


出典:©︎小学館


グッド・ナイト・ワールド

この世界では、廃人こそが最強、ネットゲーム「プラネット」において最強と呼ばれる4人組がいた。4人組の名前は”赤羽一家”。彼らはネットゲーム上の疑似家族だった。互いには知らないが、彼らの正体は現実世界で崩壊した本物の家族である。引きこもりの長男、優等生の次男、我が子から尊敬されない父親、家庭を顧みない母親…彼らは家族のぬくもりを知らない。ネットゲーム上の家族が仮初めのぬくもりである事も知らない。そして互いが本当の家族である事も知らない。(小学館より引用)


【参考:オガサワラさんのネタバレ・感想】

メモ:連載中、ゲーム漫画?ストーリーが面白そう。そのうち読みたい。


出典:©︎小学館


ネト充のススメ

「世の中糞だな」。3次元に見切りをつけたアラサー女子、盛岡森子。脱サラニートとなり、2.5次元の世界に充実した生活を求め、サラサラヘアーのイケメンキャラメイクで新たな冒険(ネトゲ)へと旅立つ!!(MFC comicoより引用)


【参考:Rtyaoさんのネタバレ・感想】

メモ:漫画アプリ、評価も高く面白そうなのですが長期休載中のようです残念。



悪魔のメムメムちゃん

ある日高校生・ひょう太のもとに現れた悪魔・メムメム。男を誘惑して魂を奪うためにやってきたが、幼児体型や押しの弱さから、全然上手くいかなくって…!? この悪魔、ポンコツすぎてほっとけない!!(ジャンプコミックスより引用)


【参考:やすぴろさんの感想】

メモ:連載中、表紙だけだと避けてしまいそうだけどかなり面白そう。早速読みたい。


出典:©︎ジャンプコミックス



憂鬱くんとサキュバスさん

ココロに効く! 純愛淫魔コメディ! 精を吸い、糧とする恐ろしい悪魔「サキュバス」が出会ったのは、日々の過酷な労働に心身を消耗し性欲さえも失った「鬱」状態の青年。だがこのサキュバス、幸か不幸か非常に前向きだった! 青年を支え、性欲を取り戻させるための居候生活はやがて純愛を育んでいく…! (ヤングジャンプコミックスより引用)


【参考:shiroimaiさんのネタバレ・感想】

メモ:連載中、こちらもサキュバス。どこを見ても高評価だしそのうち読んでみたい。


出典:©︎ヤングジャンプコミックス



少女終末旅行

文明が崩壊した終末世界。ふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って広大な廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事と燃料を求めて移動を続ける、夢も希望もない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だとどこか楽しそう。一杯のスープを大事に飲んだり、まだ使える機械をいじってみたり……何もない世界だからこそ感じる想いや体験に出会える、ほのぼのディストピア・ストーリー。(BUNCH COMICSより引用)


【参考:えぬたろうさんの感想】

メモ:連載中、終末世界だけどゆるふわらしい、ストーリーが良さそう。


出典:©︎BUNCH COMICS



ひよっこ料理人

一人でも多くの子どもたちに料理を作る楽しさを伝えたい……そんな思いを胸に『子ども料理教室』を始めた今田妃代子(独身)。料理は想像力や発想力や子どもたちの好奇心を伸ばします。料理を通して知るさまざまな喜びを主人公・妃代子と一緒に共有してみませんか?


【参考:なし】

メモ:10巻完結済み。こちらも感想を書いている人が少ない。ぱっと見は、結構本格料理漫画ぼい。


出典:©︎ビッグコミックス


幽麗塔

時は昭和29年、舞台は神戸。ニートの天野は、幽霊塔と呼ばれる時計塔で、白い何者かに襲われ死の寸前、謎の美青年・テツオに救われる。テツオは曰く「幽霊塔の財宝探しを手伝えば、金も名誉も手に入る」。しかしテツオの正体は、男を装う女であり、その名も偽名であった・・・・・・・・ (ビッグコミックスより引用)


【参考:あつさんのネタバレ・感想】

メモ:9巻完結済み。乃木坂太郎さんの作品で評価も高く、読んでみたい。


出典:©︎ビッグコミックス


高校球児ザワさん

恋に…おちた。野球部の紅一点、都澤理紗のなーんてことない日常素描。スピリッツ賞出身の女流大器・三島衛里子の連載デビュー作!! (BIG SPIRITS COMICS SPECIALより引用)


【参考:mugyuuさんの感想】
http://d.hatena.ne.jp/mugyuu/touch/20110901/1314880483

メモ:12巻完結済み。野球部員の日常ものらしい。起伏の少ない作品は結構好き。


出典:©︎BIG SPIRITS COMICS SPECIAL



ねじまきカギュー

怪物的女子に好かれる究極の女難体質新米高校教師の葱沢鴨。そんな彼の前に突如、鉤生十兵衛という拳法家が現れ――「先生を譲る」と宣言!!!!!!!! 次々と襲い(?)来る怪物的女子達と鉤生との死闘の行方は!!? 輝才で鬼才の中山敦支が“バトル×純愛×個性的キャラ”を最驚の表現で抉り出す!!! (ヤングジャンプコミックスより引用)


【参考:桃草さんの感想】

メモ:なんで知らなかったのか不思議な全16巻完結済み。面白そう読んでみたい。


出典:©︎ヤングジャンプコミックス

まとめ

いかがでしたか?ネットで話題になっていた『マイナーで面白い漫画』をご紹介してきました。書いてて気づいたんですが青年漫画ばっかりですね…もちろん面白ければ問題ありません!すぐに読んでみたい漫画もあったし大満足です!随時更新していきますので気になる作品があれば是非一度読んでみて下さい。それから他にもこんな面白い漫画があるよって方は教えて下さいね!ありがとうございました!

休日にのんびり癒されたい方におすすめのDVD 10選【邦画】


【更新情報】2017.06.10一部修正

はじめに

今回は、休日にゆっくり映画鑑賞でもして、のんびり癒されたいなって方におすすめの邦画DVDをご紹介していきたいと思います。のんびりと穏やかな空気の流れる良質の作品ばかりですので是非お気に入り作品を見つけだしてしっかり癒されて下さいね。

注意事項、表記について

  • 掲載の順番はランキング形式ではありません、また作品は随時追加予定です。
  • 表記はタイトル・監督・公開年・あらすじ・感想の順です。

癒される!おすすめの邦画DVD

それでは、あなたの休日を充実させてくれること間違いなしの素敵な映画をご紹介していきたいと思います。


1.かもめ食堂


監督: 荻上直子
原作: 群ようこ 『かもめ食堂』

公開年 : 2005年

夏のある日、ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンした。店主は日本人女性のサチエ(小林聡美)。献立はシンプルで美味しいものを、と考えるサチエは、メインメニューをおにぎりにした。しかし、客はなかなかやってこない。それでもサチエは毎日食器をぴかぴかに磨き、夕方になるとプールで泳ぎ、家に帰ると食事を作る。サチエは、毎日真面目にやっていれば、いつかお客さんはやってくると思っていた。そんなある日、ついに初めてのお客さんの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)がやってきた…。(映画.comより引用)


フィンランドで食道をやっている日本人女性のお話。まったりとした日常が自然に描かれていて、淡々と静かに流れる時間がとても心地の良い作品です。きっとのーんびり美味しい珈琲を飲みたくなりますよ。



出典:©︎かもめ食堂

【参考にどうぞ:igelninaさんのかもめ食堂レビュー】


2.めがね


監督: 荻上直子
公開年 : 2007年

南の海辺の小さな町に降り立ったタエコは小さな宿ハマダに辿り着く。タエコの周りには不思議なことばかりが起き、周囲のマイペースさに耐え切れなくなったタエコは、もう一軒の宿に向かうが…。春、この世界のどこかにある南の海辺。人生の一瞬にふと立ち止った女性が、訪れた場所に流れるのどかな時間と、そこで出会う人々との奇妙なふれあいを通じて、日常の中で忘れていた何かを取り戻していきます。最近、旅をしていますか? 「めがね」のなかにきっとみつかるあなただけの海で、心ゆくまでたそがれどきを過ごしてください。 (Amazonより引用)


もうひとつ、荻上直子監督×小林聡美主演の『めがね』もおすすめ。『何が自由か、知っている。』が、キャッチコピーのこの映画、のんびりと穏やかな空気や風が流れている海と砂浜と木々…涼しい空気感と安らぎと癒しになること間違いなしです。単調でのんびりとした描写が多いのに、観る度にどんどん映画の中に引きずり込まれていきますよ!



出典:©︎めがね

【めがね 予告編 - YouTube】


3.しあわせのパン


監督: 三島有紀子
公開年 : 2012年

東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上でパンカフェ「マーニ」を始めた夫婦、りえさんと水縞くん。水縞くんがパンを焼き、りえさんがそれに合うコーヒーを淹れ、料理をつくる。そこには、日々いろんなお客さまがやってくる。 それぞれの季節にさまざまな想いを抱いて店を訪れた彼らが見つけた、心の中の“しあわせ"とは? そして彼らを見守るりえさんと水縞くんに訪れることとは? (Amazonより引用)


映画の舞台は北海道の洞爺湖。うっかり見逃してしまいそうなお店ですがこんな所でのんびりできる休日って最高!雄大で繊細な月浦の自然の美に心が癒されますし、原田知世さん、大泉洋さんの控えめな演技が、自然の美しさや美味しそうなパンの雰囲気をより引き立ててくれていますよ。



出典:©︎しあわせのパン

【しあわせのパン 予告編 - YouTube】



4.ニライカナイからの手紙


監督: 熊澤尚人
公開年 : 2005年

「風希、お誕生日おめでとう・・・」
涙を必死にこらえながら竹富島の船着場で母 昌美を見送った6歳からずっと、風希と母をつなぐものは、毎年誕生日に送られてくる手紙だけだった。竹富島で祖父 とふたりで暮らす風希。やがて、父の遺品のカメラで写真を撮り始めた彼女は、カメラマンになることを夢見ながら、母のいる東京への思いを募らせて…。(Amazonより引用)


心に残る、やさしくてとても美しい映画。一人の少女が成長していく中で接してゆく様々な愛や優しさが竹富島のゆっくりと流れていく時間と綺麗な景色にとけ合っていて心に沁みます。とてもシンプルな映画なのにどうしてこんなに感動してしまうんだろう?素敵な主題歌もこの映画にぴったりですよ!



出典:©︎ニライカナイからの手紙


5.南極料理人


監督: 沖田修一
原作:西村淳『面白南極料理人』

公開年 : 2009年

堺雅人が南極で料理人に! 氷点下54℃、家族が待つ日本までの距離14,000km 究極の単身赴任! おいしいごはん、できました。元南極観測隊員である作家・西村淳の実体験を綴ったエッセイを映画化したヒューマンドラマ。南極ドームふじ基地に派遣された男・西村。彼に課せられた任務は、同じく南極観測隊員として派遣された7人の仲間のために毎日食事を作ることだった。(Amazonより引用)


南極という過酷な環境で男8人が共同生活をするのを覗き見るような映画ですが、その穏やかなつくりがとても心地いいです。大きなトラブルなんかは起きずドキドキワクワク要素は殆どありません、爆笑というよりはクスクスがずっと続きます。そしてなによりも、全編とにかく料理が美味そうに見えすぎます!



出典:©︎南極料理人


6.おと・な・り


監督: 熊澤尚人
公開年 : 2009年

風景写真を撮りたいという夢を抱きながらも、友人で人気モデルのシンゴの撮影に忙しいカメラマンの聡。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒。同じアパートの隣同士ながら、一度も顔を合わせたことがないふたりは、ともに30歳で恋人なし。いつしかお互いに隣から聞こえる生活音に安らぎを感じるようになる。音によって心を通わせる、ふたりの恋の行方は…。(Amazonより引用)


こちらも熊澤尚人監督の作品。それぞれの部屋から漏れ聞こえてくる『生活音』に惹かれ合うようになって…という、少し不思議な設定ですが、終始静かな時間が流れ余韻の残る素敵な映画。鑑賞後は日常の音にもっと耳を傾けて、自分に合う心地よい音に出逢いたくなります。エンドロールもとっても素敵ですよ!



出典:©︎おと・な・り


7.天国はまだ遠く


監督: 長澤雅彦
公開年 : 2008年

自殺を考え、京都府宮津の人里離れた山奥に建つ民宿にやってきた千鶴。宿には若い主人の田村が一人いるだけ。千鶴は睡眠薬を大量に飲んで自殺を図るが、普通に目覚めて失敗。やがて豊かな自然と何気ない田村の優しさに、行き場のない千鶴の心は解きほぐされていく…。(Amazonより引用)


美しい自然の中で、ゆっくりと千鶴の傷が癒されていく。千鶴との出会いで、田村も少しづつ変わっていく…。広大な大自然の映像が本当に美しく、そのなかでゆったり流れる2人の関係に引き込まれます。時間がこんなにスローに流れる映画があったなんて!見終わったあとの心の温かさを味わってみて下さいね。



出典:©︎天国はまだ遠く


8.海街diary


監督: 是枝裕和
公開年 : 2015年

鎌倉の古い家に暮らす幸、佳乃、千佳の香田三姉妹。父は不倫の末に15年前に家を出て行き、その後、母も再婚してしまい、今この家に住むのは3人だけ。ある日、その父の訃報が3人のもとに届く。葬儀に参加した三姉妹は、そこで腹違いの妹すずと出会う。すずの今後を心配した幸は、別れ際に“鎌倉で一緒に暮らさない?”と提案する。(Amazonより引用)


ある3姉妹と異母の妹の共同生活を描いた映画。全編を通して画面が淡いトーンで終始していて一瞬一瞬がすごくリアル、観ているだけでそのまま海の香りがしてくるような感覚におちいります。ストーリーに起伏はありませんが心に残る作品ですよ!



出典:©︎海街diary



9.船を編む


監督: 石井裕也
原作:三浦しをん『舟を編む』

公開年 : 2013年

出版社・玄武書房に勤める馬締光也(まじめ みつや)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。そんなある日、出会った運命の女性。しかし言葉のプロでありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい言葉がみつからない。問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか。馬締の思いは伝わるのだろうか。(Amazonより引用)


辞書編集といういかにも地味な仕事にかける想いや年数、愛が丁寧に描かれていて、静かに穏やかに、ゆっくりと時間を重ねる素敵な作品。ほのぼのとした愛を感じる名作だと思います。主演の松田龍平さん、宮崎あおいさん、オダギリジョウさんらの柔らかい演技が心に染みますよ。



出典:©︎舟を編む

【舟を編む 予告編 - YouTube】



10.百万円と苦虫女


監督: タナダユキ
公開年 : 2008年

百万円を貯める度に引越しをし、その行く先々の街で様々な人々と出会い、笑ったり、怒ったり、また恋をしながら自身の生き方を模索する一人の女性を描く。短大卒業後、就職もできずにアルバイト生活を送っている鈴子。ひょんな事件に巻き込まれた彼女は、人との関わりを避けるように家族のもとを離れ、百万円が貯まるたびに誰も知らない土地へと移り住むことにするが…。(Amazonより引用)


100万円貯まる度に転々と移動するなんとなく憧れを誘うちょっとステキなプチ放浪のお話。転々とする場所ごとに色々な気持ちを背負う主人公、恋愛して、すれ違って、少しずつ成長していく様子がうまく描かれています。何だか余韻がいつまでも残る、不思議で素敵な映画ですよ。



出典:©︎百万円と苦虫女


まとめ

いかがでしたでしょうか?休日にのんびりと癒されたい方におすすめのDVD 邦画編をご紹介してきました。どれも超おすすめの面白くて癒される映画ばかりです!気になる作品があれば是非一度視聴してみて下さいね。