いろはにほへど

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おすすめのラブコメ少女漫画。胸キュンと笑いの詰まった漫画を厳選紹介!


胸キュンもあって笑いもある、そんな贅沢なジャンルがラブコメ。ドキドキ・ニヤニヤ・キュンキュンしながら至福の漫画タイムを楽しんでもらえるように、おすすめのラブコメ少女漫画を厳選してご紹介していきたいと思います。


ご紹介している作品には、完結済みの作品も連載中(2017.9.15現在)の作品もありますが、10巻程度迄の読みやすい漫画を中心に選りすぐっていますので気になる作品が見つかれば是非気軽に手に取ってみてくださいね!

おすすめのラブコメ少女漫画

それでは胸キュンもニヤニヤも詰まったおすすめのラブコメ少女漫画を厳選してご紹介していきたいと思います!あらすじと簡単なレビューも記載していますので参考にして頂ければ幸いです。どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。

恋わずらいのエリー


出典:©︎恋わずらいのエリー

地味で目立たない高校生活を送る女子高生の市村恵莉子。唯一の楽しみは、かっこよくて爽やかなオミくんこと近江章を眺めつつ、日々の妄想を“恋わずらいのエリー”の名前でつぶやくこと。でもある日、オミくんの裏の顔をうっかり知ってしまったうえに、恥ずかしいつぶやきが彼にバレてしまって……。(KC デザートより引用)


一冊目!地味子なエリーは、学園王子オミくんを遠めで眺め妄想ツイートを垂れ流す日々。妄想をツイッターで呟いている事をオミくんにばれてしまうのですがオミくんもキャラを作っているという事がエリーにばれてしまいます…。


オミくんのツンデレ具合や、エリーの変態具合を楽しむ王道ラブコメ、2人とももいちいちかわいくてニヤニヤ!ブラ透け、壁ドン、人ごみではぐれる、終バス逃し...ベタベタながらもキュンとさせる事も忘れてません。そして、妄想呟きをバレてもまだ呟き続けるエリー、メンタル強すぎ!かなりおすすめの一冊です。


藤ももさんの完結済作品で短篇集『発恋にキス』もドキドキ、キュンキュンが詰まっていて超おすすめですよ。悶えます!


ライアー×ライアー


出典:©︎ライアー×ライアー

私×義弟(おとうと)×女子高生姿の私=三角関係!!? ――ある日、ノリで友達の高校時代の制服を借りて街に出た湊(みなと)はそこで義理の弟・透(とおる)と遭遇してしまう!! 別人だと言い張る湊を信じた透だけど、透はその「女子高生姿」のほうの自分に惚れてしまったみたいで……!!? 世にも奇妙なラブストーリー開幕!(デザートKCより引用)


10巻完結済の『ライアー×ライアー』、著者は金田一蓮十郎さんです。友達に高校の制服を借りて『みな』として渋谷に行ったら、義理の弟の透と遭遇した湊。透に惚れられたみな(湊)は透の女癖の悪さを直すために透と付き合うことに…。義弟は本気らしく、長引く付き合いに嘘も重なっていきます。


どんどんドツボに嵌っていく湊が時々不憫にも思えますがそこがまた愛しくも思えちゃうのが不思議。表情が少ないのに一途な透も可愛いですよ。笑いとドキドキのバランスが絶妙なおすすめのラブコメです。


黒崎くんの言いなりになんてならない


出典:©︎黒崎くんの言いなりになんてならない

「俺に絶対服従しろ」悪魔級ドS男子と24時間ドキドキさせられっぱなし SEXYラブ!!! ――高校デビューしてがんばる由宇(ゆう)は、憧れの「白王子」白河(しらかわ)くんがいる学園寮に住むことに! でもそこには「黒悪魔」と恐れられる黒崎(くろさき)くんもいた! 黒崎くんに逆らった由宇は「罰」としてイキナリ……!!?(講談社コミックス別冊フレンドより引用)


お次は、筆者マキノさんの描く『ただし、イケメンに限る』ラブコメ、ドS俺様系男子と反抗的ですが流されやすい系女子のお話です。


高校デビューの女の子『由宇』、イケメン彼氏(白王子)をゲットしようとしていたら、その友達(黒悪魔)とひょんなことから言い争いになり、彼の髪を切ってしまった事で目をつけられてしまいます。


白王子と黒悪魔のイケメンに翻弄される由宇。突っ込みどころ満載でいかにも少女漫画っぽい展開の作品なんですがそれでもとにかく面白い!髪を切られて黒悪魔から黒王子と呼ばれるようになった黒崎くんの、ヤンキー気質だけど男気のある感じがカッコいいですよ!あまりにもツン過ぎて由宇を気に入っているのかどうか凄くわかりにくいですけどね。


高台家の人々


出典:©︎高台家の人々

妄想が趣味の地味系女子・平野木絵はニューヨーク支社からやって来た超イケメン社員・高台光正に突然食事に誘われ、驚く。実は光正には、ある特殊な能力が!それは光正の妹と弟にも── ヒットメーカー森本梢子が放つ不可思議ラブコメディ!(マーガレットコミックスより引用)


恋愛はしょせん見た目が10割の少女マンガ界。でも、この漫画は本気で心根の良さで王子様に見初められます。まさかの妄想癖が引き寄せた極上のいい男!本当にすがすがしい漫画です!


口下手だけど意外と鋭い木絵と出会う事で、三兄弟の恋が動き出す。木絵の突拍子もない妄想も面白すぎるけど、薄々気が付いているのに『まあいいか』と流せる懐の深さ!他人を傷つけない木絵のキャラは素敵だなー。このテンションや笑いは森本作品ならでは!全6巻で完結していて読みやすい超おすすめ作品です!


森本梢子さんの作品は『アシガール』もすごく面白くて大好きです!『高台家』が気になる方は是非そちらもチェックしてみて下さい!


水玉ハニーボーイ


出典:©︎水玉ハニーボーイ

強さを求めてひた走り、「侍」の異名を持つ剣道部主将・仙石芽衣。女子力高く仕草や口調は女の子、女装も辞さないオネエ男子・藤司郎。真逆の2人だけど、オネエ男子が侍女子にまさかの恋。告白攻撃を侍女子が叩き斬る!? 「新しい扉、開けるわよ。」ツッコミ不在(!?)のハイテンションラブコメ!!(花とゆめCOMICSより引用)


オネエ男子×侍女子。真逆の2人ですがオネエ男子が侍女子にまさかの恋…。剣道の強い侍女子の仙石芽衣とオネエ男子の藤史郎、芽衣ちゃんはイケメンだし、藤くんの女子っぽさは突き抜けていて可愛いしでとっても好きな作品。


この設定、ありふれている様でどこか新しく感じるのは、キャラが素晴らしく『立って』いるから!凛々しい少女が見せる少女らしさと、オネエな少年の見せる男らしさ。そんなギャップにドキドキしましょう。それにしても藤くんに向ける仙石さんの死んだ魚の様な目が愛しい。


なまいきざかり。


出典:©︎なまいきざかり。

バスケ部マネージャーの由希は、キャプテンにひそかな片想い中。ところが、生意気な後輩男子・成瀬に弱みを握られて大ピンチ!強引な成瀬に振り回されるうちに、由希はいつの間にか…? ド直球★バスケ部青春ラブコメ!(花とゆめCOMICSより引用)


高校2年生のバスケ部マネージャーの由希はキャプテンにひそかに片想い中、その想いに気付いた生意気な後輩男子・成瀬との関係を描いたおすすめのラブコメ。


強引な成瀬にタジタジな由希が可愛い!そんな由希ちゃんのツンデレを楽しむ漫画です。それから、成瀬はマイペースで生意気なんですが、イラッとさせない不思議な魅力があります。共にクールな二人のやり取りが絶妙でニマニマする事間違いなし!


これは愛じゃないので、よろしく


出典:©︎これは愛じゃないので、よろしく

映画にでてくるみたいなドラマチックな恋をしたい── 映画好きの泉さら(高1)は、物語みたいなほんとの愛に憧れている。だから好きな人もできたことがないし、現実の恋には興味ない。何でも持ってるイケメン・九条翼が彼女と別れる場面に遭遇したさら。九条の思いやりに、「彼こそが真実の愛を知っている!」と感動するが、実は九条は──!? ちょっとずれててピュアなさらと、ひねくれイケメン九条のラブゲームが開幕です!(マーガレットコミックスより引用)


お次は、読めば読むほどキュンとする漫画。映画のような恋愛に憧れるさらと愛を信じない捻くれている九条くんのお話。ひねくれている原因は幼少の頃に出逢ったさらに有って…。


純粋であるが故に過去の思い出に囚われ捻くれてしまった九条くんの仕打ちが結構えげつなくて、騙されるさらを見ているのがいたたまれません。可愛さ余って憎さ百倍の九条くんと、まるっきり覚えていないさらの温度差を楽しみましょう!


オオカミ王子の言うとおり


出典:©︎オオカミ王子の言うとおり

御曹司はオオカミくん!? 普通の女子高生・りかがケガさせてしまったのはセレブ高校生のツカサ。お詫びに彼のお世話をすることになったりかだが、彼は大財閥の御曹司だった!?おまけにツカサの「他の使用人にはさせられない事をさせる」というバクダン発言! あたし、どうなっちゃうの~!?美形男子に囲まれて、お坊ちゃまのわがままにふりまわされる破天荒デイズ開幕!(ジュールコミックスより引用)


御曹司と庶民女子のお話。御曹司の男の子を怪我させてしまった女子高生りか(ヒーローになびかない系の鈍感女子)。住込みでお手伝いを頼まれて生活することに…あれをしろこれしろと言ってくるけれどそこまで無茶苦茶な御曹司では無さそうなので安心して読めます。


ヒロインの気の多さが若干気になりますが…お互いに第一印象最悪の傲慢な御曹司と、不屈な庶民女子という設定は、既視感もありますがやっぱり面白いです!


かわいいひと


出典:©︎かわいいひと

死神顔のせいで怖がられる花屋の花園くん。ところが大学生の美少女・日和に突然告白されて恋人同士に。とまどいながら付き合い始めた花園くんの、日和だけが知ってる「素顔」って…!?(花とゆめCOMICSより引用)


決してイケメン主人公とは言えませんが、これは癒されたい人、キュンキュンしたい人には絶対おすすめ!大きな問題がおきるわけでもなく、ゆったりと2人の関係を見ていく作品で、ほっこり、キュンキュン、ニヤニヤ、ホロリ、色々と心を温めてくれるお話です。


顔は恐怖の死神顏だけど中身は超がつくほど純粋で、美しい心の持ち主。そんな損な役回りばかりしてきた彼の前に突然現れたヒロインの日和さんは、花の妖精みたいな外見とは裏腹に実は肉食で、グイグイと花園くんを攻める最高なカップル。もう、可愛すぎます!一生キスから先に進めないんじゃないかと思うほど可愛い!


君のコトなど絶対に


出典:©︎君のコトなど絶対に

幼少期、老舗百貨店の娘・天真(てんま)にプライドをずたずたにされた成金企業の息子・礼央。復讐を誓ってアメリカで過ごし早10年。帰国していざ再会した天真は、実家が倒産し一文無しになっていて…!?(花とゆめCOMICSより引用)


両ケツに亀の噛み跡を残されたレオ君が、亀へのトラウマを抱えつつ、世間知らずのお嬢様くずれ、天真ちゃんに復讐するお話。なにこの設定…復讐をする設定の話はもっとドロドロしそうなものですが、流石田中メカさん!可愛い話になっています。


始まりは仕返しのためでも徐々に変化して気付いていくレオ君の恋心。もう、絶対天真ちゃんのこと好きでしょ! とニヤニヤしてしまいます。そんな事で天真ちゃんをボロ雑巾のように捨てる事が本当にできるのでしょうか?ほっこりとレオ君のヘタレ具合を楽しめるおすすめのラブコメ漫画です。


うそカノ


出典:©︎うそカノ

片思いの入谷くんが「彼女のふりをしてくれる人=うそカノ」を探していると知り、すばるは思わず立候補!! いつかほんとの彼女になりたい…」一緒の下校、初デート、毎日ドキドキばかりだけれど、入谷くんがうそカノ探していた理由を知って…? 「大好き」はほんと、「彼女」はうそ。すばるの恋のゆくえは……!?(花とゆめCOMICSより引用)


大好きな人が嘘カノを探していると小耳に挟みそれなら私がと立候補。なぜ嘘カノが必要なの?それは自分の好きな人が安心できるようにと…。可能性を信じてのドキドキな日々と、知ってしまった入谷くんの想いに揺れる恋の行方はどうなるの?


感想としては、ひたすら可愛い!先生が好きな入谷くんと入谷くんが大好きなすばる。ベタな展開ですが、だんだんすばるを見ていく入谷くんが可愛いですし、嬉しそうなすばるも可愛い!そして入谷君が、少女マンガのヒーローにしては大分不器用で可愛い!甘い漫画が読みたいときにもってこいの一冊です。


私たちには壁がある。


出典:©︎私たちには壁がある。

「そんなに彼氏欲しいならさ 俺が付き合ってやってもいいけど?」菊池怜太(きくち・れいた)と桜井真琴(さくらい・まこと)は、家が隣で親どうしが仲が良い、いわゆる「幼なじみ」。女の子にはモテるけどナルシストで俺様な怜太が、ある日突然真琴の「彼氏」になって……!? 俺様幼なじみと山あり谷あり壁ドンあり、ときめき青春ラブコメ!(KC デザートより引用)


7巻完結済で読みやすい『私たちには壁がある。』は、俺様幼馴染(憎めない)×普通女子(サバサバ系)のワケありラブコメ。まさにタイトルの通り『壁ドン』を楽しむ漫画です。


阿保だけどかっこいい幼馴染の相手に迫られてドキドキするという少女漫画の王道。真琴を好きな怜太が壁ドンしたり、いきなりキスしたりなかなかキュンな展開なんですが、父親が浮気で離婚したことから、形あるものはいつか終わってしまうと思っている真琴の『このままずっと幼馴染でいたい』って気持ちもわかる。


お互いの気持ちが全く伝わっていなくてヤキモキしつつも残念イケメンの言動にとにかく笑えました。噂の『壁ドンサンドイッチ』もこちらにあります!


八潮と三雲


出典:©︎八潮と三雲

人間社会の隣にある「九生の猫」社会。ここには9つの命を持ち、残りの命数に応じた名前を与えられた猫が住んでいる! 三雲は、自分を助けて1つ目の命を失った八潮に恩返ししたい美猫☆ だが「取り立て屋」の彼は超偏屈で一筋縄ではいかず!? (花とゆめCOMICSより引用)


こちらも7巻完結済、可愛い話で読むのが楽しい『八潮と三雲』九つの命を持つ九生の猫のお話です。残りの命数に応じた名前が与えられ、名前の更新を怠ると化け猫になってしまうとか、何て心の躍る世界観!


三雲が事故で命を落としそうになった時、同じ九生の猫が助けてくれた…。三雲は八潮に猛アタック中ですがかわされてばかり。八潮さんの眉間のしわと告白されても全く動じないツン、そして三雲ちゃんの一途さと可愛さに最終巻まで一気読み間違いなしのおすすめラブコメ。これを読んだ後に猫を見るとこの漫画に当てはめたくなってきますよ!


この男は人生最大の過ちです


出典:©︎この男は人生最大の過ちです

愛犬を亡くし、バーでヤケ酒を浴びながら泣きわめき叫んでいると、隣の男性から「その悪そうな頭を治す薬でも飲んで死ぬまで大人しくしてください」と盛大なイヤミの応酬!!仕返しに奴の足をひっかけ転ばせ「あ ごめーん わざとでーす」と言ってやった!!!そうしたら翌日、その男が社長として現れ、しかも私を探しているだ…と…!!??(ソルマーレ編集部より引用)


変態好きにお薦めの一冊。オフィスラブかと思いきや、まさかの社長が奴隷志願!設定にムリがありそうで、でも逆にそれが面白い展開になっていました。ハイスペックをチャラにしちゃう社長の変態行動が笑えます。


私的には、社長の振り切れた変態さと、ヒロインの塩対応がツボ。可愛い見た目と心の中のセリフのギャップもすごく良い!ヒロインが社長に上から目線でズバッと言う時のハマリ具合も最高です。念のため、これはマンガと割り切って読みましょう。

高嶺と花


出典:©︎高嶺と花

姉が拒否した父の勤め先の御曹司・才原高嶺とのお見合いに身代わりとして出席した女子高生・野々村花。高嶺の横柄な態度にブチ切れ、当然破談と思いきや、高嶺が「お前を気に入った」と言い出し連れ回されるように…! 大人げない高嶺の態度にムカついたり、笑ったり、惹かれたり!? このお見合い、良きご縁となるや否や…??(花とゆめCOMICSより引用)


美形で高学歴高収入身長も高いのに残念とはなんてご馳走、イケメン御曹司と女子高生花のお話。2人ともがパワフルなので読むのに体力が必要なバランスの良いおすすめのラブコメ…いや、ギャグ多め!


高嶺の俺様言動に対する、花の切り返しの良さが抜群に良くて面白すぎ!この2人だから素でいられる関係性というのがとても見心地の良い作品で、そんな2人が少しずつ相手のことを解ろうとする様子は微笑ましい限りです。ちなみに幕間にある四コマも本気で笑えます。


まとめ

おすすめのラブコメ少女漫画をご紹介してきました。まだまだ紹介したい所ですが多くなりすぎるのもアレなので今回はこのくらいで。


自分でもまた読み直したくなるような良作ばかり!キュンキュン・ニヤニヤ、ドキドキと最高な読書を楽しめると思います。自信を持って『面白い』と言い切れる少女漫画ばかりですので気になる作品があれば是非手に取ってみて下さいね。

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おすすめのSFミステリー10選!壮大で不思議な世界で謎解きを楽しもう!


壮大な世界観を描くSF(サイエンスフィクション)小説とミステリーの融合した『SFミステリー』ワクワクしない訳がありません!


今回は、そんなSFミステリーの中でもおすすめの作品をご紹介していきたいと思います。本当に面白い作品ばかりです!思い切りワクワク・ドキドキしながらお楽しみ下さいね。

おすすめのSFミステリー小説

表記はタイトル、筆者、書評、あらすじの順になっています。本当に素敵な作品ばかり!それではおすすめのSFミステリー小説の壮大で不思議な世界観を堪能してくださいね!

死なない生徒殺人事件/野崎 まど

この学院には永遠の命を持った生徒がいる、そんな噂が受け継がれている女子校に赴任してきた若手教師が、噂の真相に迫っていくお話。


死なない生徒、不死がテーマのSFミステリーです。なんですが、あらすじを見て頂ければわかる通り早速死んじゃいます…最初の掴みからとてもうまい!


序盤で提示される不死の謎に興味を惹かれて、そこからは読みやすい文体と魅力的な登場人物で最後まで一気に持っていかれます。文章の微妙な違和感が後に効いてきたり、とてもよくできた謎解きだと思います。おすすめですよ!

「永遠の命を持った生徒がいるらしいんですよ」生物教師・伊藤が着任した女子校「私立藤凰学院」にはそんな噂があった。話半分に聞いていた伊藤だったが、後日学校にて、ある女生徒から声をかけられる。自分がその「死なない生徒」だと言ってはばからない彼女だったが、程なく彼女は何者かの手によって殺害されてしまう―。果たして「不死」の意味とは?そして犯人の目的は!?第16回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞者・野崎まどが放つ、独創的ミステリ。 (メディアワークス文庫より引用)


800年後に会いにいく/河合 莞爾

タイムマシンではなく意外な方法で800年後の彼女に会いに行く。何の取り柄もない旅人君の人生が、街でアルバイトのチラシをもらった時から大転換!


クリスマスイブに出会ったメイは800年後に住んでいます。そしてスズランが無いと人類が滅んでしまうとネットで800年前の旅人に訴えるのですが…といった感じで、もうつかみはバッチリ、ちょっと照れちゃうくらいのストレートないいお話。最後もすっきりほっこりでとても良い結末のSFミステリー。

「西暦2826年にいる、あたしを助けて」。彼女の「真実」を知った時、あなたはきっと涙する。 かつてない、恋愛SFミステリー誕生! クリスマスイブの夜、残業をしていた飛田旅人のPCに突然、謎の少女からメッセージが届く。「このままでは死んでしまう。あたしにスズランを届けて」。再生された動画ファイルの作成日付は、2826年12月24日とあった。メイと名乗るその少女は何者なのか。そしてなぜスズランが必要なのか。「メイに会いたい。でもどうやって?」。思い悩む旅人に、上司で天才技術者の菜野マリアが、800年後の未来に行くための〝あっと驚く、思いもよらない方法〟を提案する――。〝彼女〟の真実を知った時、あなたはきっと涙する。いまだかつてない、恋愛SFミステリー誕生!(幻冬社より引用)


失われた過去と未来の犯罪/小林 泰三

全人類が記憶障害に陥り、10分ほどしか記憶を保てなくなった世界。人々は長期記憶の保持を外部メモリ装置に頼るようになります。うん、壮大なSFですね。


メモリを他の人に挿したらそれは誰なのでしょうか?人間の魂がどこにあるの?記憶が同じだったら生き返ったことになるの?記憶がなくなったらその人は死んだことになるの?色々と考えさせられます。全編とても面白くて興味深い作品です。

女子高生の結城梨乃は、自分の記憶が10分ともたないことに気が付いた。いち早く状況を理解した梨乃は急いでSNSに書き込む―「全ての人間が記憶障害に陥っています。あなたが、人類が生き残るために、以下のことを行ってください」。それから幾年。人類は失った長期記憶を補うため、身体に挿し込む「外部記憶装置」に頼り、生活するようになった。『アリス殺し』の鬼才が贈るブラックSFミステリ、ここに開幕。(KADOKAWAより引用)


人間の顔は食べづらい/白井 智之

自分のクローンは食べてもいいという食人法が制定された世界が舞台…この作者さんの作品は、基本気持ち悪いんですが、ミステリー小説としてすごくきちんとしています。


和志は、違法に自宅の地下でクローンを育てていました。食べる為に…ある日、和志は顧客の元に生首を送りつけた疑いをかけられます。しかしそれは、和志を奈落の底に落とす為の序章に過ぎませんでした…。


あまりにもぶっ飛んだ世界観に翻弄されるばかりで、そこそこ簡単なトリックにも全く気が付きませんでした。怒涛の展開とインパクトが抜群な一冊。

世界的に流行した新型ウイルスは食物連鎖で多様な生物に感染し、爆発的な数の死者をもたらした。ヒトにのみ有効な抗ウイルス薬を開発した人類は、安全な食料の確保のため、人間のクローンを食用に飼育するようになる。食用クローン人間の飼育施設で働く和志は、自宅で自らのクローンを違法に育てていた。ある日、首なしで出荷されたはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が発生する。和志は事件の容疑者とされるが、それは壮大な悪夢のはじまりに過ぎなかった。(角川文庫より引用)


百年法/山田 宗樹

不老不死の技術のある世界で、社会の成長が止まり、その打開策として『百年法』が施行されます。手術を受けてから100年後に死ななければならない法律…100年後、強制死に対する不安が社会、政治、国家を変えていきます。


SF小説という体裁ですが、設定はすごくリアルで理解しやすく、100年生きられるとしたらどんなメリットやデメリットがあるのかなども細かく書かれていてとても面白いです。登場人物が多いので頑張って下巻まで一気に読み終わらせましょう!

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。すがりつくように“永遠の若さ”を得た日本国民。しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律“生存制限法”も併せて成立していた。そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の“死の強制”が、いよいよ間近に迫っていた。経済衰退、少子高齢化、格差社会…国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。 (KADOKAWAより引用)


ナゼアライブ/川口 愉快

2020年、世界中で爆発的に増加した理由なき自殺は止まるのか?人は何故生きるのかを問う一作。文体はライトですが、主題はすごく重い…読み進めるほど息苦しくなるような展開ですが、最後に壮大なスケールで突きぬけ爽快。


SFとしてだけでなく、主人公とその仲間たちが織り成す青春群像劇としてもかなり楽しめるのですが、不意打ちのように『自殺』という冷や水をあびせられ、一瞬にして現実に引き戻される手法はさすが!

「おれ、死ぬわ」――理由なき自殺が、地球規模で爆発的に増えていく。幼稚園児までが自殺し、百人以上が集団死する異常事態。行方不明の父を持つ記憶障害者・日那多雄と悪友たちは、そんな生と死の狭間で青春を迎える。キミはナゼ生きる? そしてナゼ自殺する? この大量自殺は、いつか止まるのか…。SFホラーと青春群像劇が交錯するファンタジック・ミステリー長編小説! (文芸社より引用)


バイロケーション/石持 浅海

買物の折りに贋札使用疑惑で逮捕された忍。直前に自分そっくりの人間が同じ番号の札を使っていた?姿、形は同じでも自分ではない自分が存在するバイロケーション。忍は愛する夫との生活を守るため、同士が集うバイロケーションをなんとかする『会』に参加するのですが…。


自分の現在の服装や持ち物、感情、記憶など全て同じのもう一人の自分が神出鬼没…なかなか真実が明かされず、モヤモヤとしますが、ページをめくる手が止まらない文章力!ゾクゾクする怖さと結末の悲しさで読後感は最悪ですが最高に面白い一冊です。

画家を志す忍は、ある日スーパーで偽札の使用を疑われる。10分前に「自分」が同じ番号のお札を使い、買物をしたというのだ。混乱する忍は、現れた警察官・加納に連行されてしまう。だが、連れられた場所には「自分」と同じ容姿・同じ行動をとる奇怪な存在に苦悩する人々が集っていた。彼らはその存在を「バイロケーション」と呼んでいた…。ドッペルゲンガーとは異なる新たな二重存在を提示した、新感覚ホラーワールド。第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。(角川ホラー文庫より引用)


ダレカガナカニイル…/東野 圭吾

突然、誰かの意識が自分の中に住み着いてしまったら?警備会社に勤める主人公が突然の左遷で『解放の家』と呼ばれる怪しげな宗教組織の警備をする仕事に就くところから物語は始まります。突然頭の中から自分の事が誰だか解らない声が聴こえるようになるのですが…。


結構な厚さですがスラスラと読めて長さを感じません。『声』の正体が一体誰なのか…最後までわからないのですが、とにかくアッと驚くラストです。宗教の記載がかなりありますので気にする方は注意して下さいね。

警備員の西岡は、新興宗教団体を過激な反対運動から護る仕事に就いた。だが着任当夜、監視カメラの目の前で道場が出火、教祖が死を遂げる。それ以来、彼の頭で他人の声がしはじめた。“ここはどこ?あなたはだれ?”と訴える声の正体は何なのか?ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作。(講談社文庫より引用)


オルファクトグラム/垣根 涼介

頭を強打された青年、匂いが色や形に識別される能力が身につきその犬にも勝る嗅覚で連続殺人犯を追い詰めます。これは、設定が斬新ですごく面白い!


匂いが色やイメージとなって目に映る様は、読者は文から想像するわけですが、これが綺麗でとても素敵犯人との駆け引きなど文章にスピード感もあってハラハラ系のミステリー小説が好きな人におすすめです!

手がかりは、犯人が現場に残したかすかな匂い。イヌの嗅覚をもつ片桐稔は、異次元の世界に少しずつ適応しながら犯人に迫るが…。手口が似た連続怪奇殺人事件が起きるなか、失踪したバンド仲間と犯人に意外な接点が!’01年度の「このミステリーがすごい!」第4位に撰ばれた愛と感動の超大作ミステリー。 (講談社文庫より引用)


女王の百年密室/森 博嗣

2113年、技術はかなり進歩していていかにもSF感の漂う作風。舞台は女王が支配する閉鎖された小世界、そのため時代錯誤な文化や王政、宗教が色濃く残っています…。


そこは100年前に作られて以来世界から孤絶したユートピアとなっていて、女王を中心に争いもなく、犯罪もなく、警察もない一見平和な街。そんな街で起こった殺人事件。犯人を捜す外の世界から来たミチルと、隠そうとする女王や王室の人たち。何を隠し、何を守ろうとしているのでしょうか?かなり面白いです!個人的に森博嗣さん作品トップクラス!

2113年の世界。小型飛行機で見知らぬ土地に不時着したミチルと、同行していたロイディは、森の中で孤絶した城砦都市に辿り着く。それは女王デボウ・スホに統治された、楽園のような小世界だった。しかし、祝祭の夜に起きた殺人事件をきっかけに、完璧なはずの都市に隠された秘密とミチルの過去は呼応しあい、やがて―。神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。(新潮文庫より引用)


クラインの壷/岡嶋 二人

発表されたのは平成元年、まだVRなど夢物語の時代に、今のVR技術を更に発展させた技術を見越して見事なSFミステリーが描かれています。


しがない学生がゲーム構成を制作してコンクールに応募するも落選。しかしある会社から買い取りたいというオファーを受け、200万を受け取ります。一年半後会社からゲームテストの為来て欲しいとなりテストをするのですが…。著者の岡嶋さんは読み手の足場を崩してしまうのが本当に得意だと思います。最後、ハッピーエンドと思わせつつも怖っっ!

ゲームブックの原作募集に応募したことがきっかけでヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることになった青年、上杉。アルバイト雑誌を見てやって来た少女、高石梨紗とともに、謎につつまれた研究所でゲーマーとなって仮想現実の世界へ入り込むことになった。ところが、二人がゲームだと信じていたそのシステムの実態は…。現実が歪み虚構が交錯する恐怖。 (講談社文庫より引用)


あとがき

おすすめのSFミステリー小説をご紹介してきました。どれも壮大な世界で思い切り謎解きを楽しめる作品ばかり思います!気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。最後まで読んで頂いてありがとうございました!

おすすめのミステリー小説 50選!


犯人を追い詰める!謎を解く!おすすめの倒叙ミステリー 10選!


倒叙ミステリーとは、最初に犯人や犯行が明かされ、主に犯人の視点で物語が展開されたり、アリバイを崩していくタイプのミステリー。


犯人目線のドキドキやパズルのように謎を解いていく楽しみがあります。そんな倒叙ミステリーの中でもおすすめの作品をご紹介していきたいと思います。ドキドキ・ハラハラを思い切りお楽しみ下さいね。

おすすめの倒叙ミステリー小説

表記はタイトル、筆者、書評、あらすじの順になっています。本当に素敵な作品ばかり!それではおすすめの倒叙ミステリー小説を堪能してくださいね!

探偵が早すぎる/井上 真偽

遺産相続で世界でも指折りのお金持ちとなった女子高生の一華を、あの手この手で事故に見せかけて殺そうとする親族達から守るべく、ほんの些細なことから手口を読んで事件が起こる前に解決する探偵のお話。ちなみに資産はなんと五兆円…探偵を雇ってどうにかするレベルの話ではない設定です。


被害者が出る前に犯人予定者を私刑する必殺仕事人のような早すぎる探偵。殺人を未然に防ぐとともに、殺人トリックを実行者本人にやり返すところが斬新で爽快。倒叙ものって重苦しくなるものだと思うのですが、本作は妙に軽く感じます。といっても読みごたえは十分ですよ!

犯行計画を立てただけなのに……どこからともなく名探偵がやってきた?完全犯罪をもくろむ殺人者は、誰にも見破られぬように犯罪計画を立てた……はずだった。「キミ、殺そうとしてるよね?」彼の犯罪計画の穴とは!?ミステリ界が今、最も注目する才能が放つ、究極の倒叙ミステリ!(講談社タイガより引用)


福家警部補の挨拶/大倉 崇裕

福家警部補シリーズの第1作目の短編集。コロンボを熱愛していた作者ということで、ストーリーもしかり、いつも警察バッジを探していて、いつも交通課に間違えられるというキャラは刑事コロンボを彷彿とさせます。


内容は、犯人がわかっていて警部補がじわりじわりと追い込む倒叙もの。些細な違和感や言動を決して見逃さない、他から見たらムダに見える捜査も、とうに分かってる犯人をぐうの音も出ないほど追い詰めるため、一つの証拠を追っているに他ならなりません。じわりじわりと犯人に詰め寄る福家警部補が堪りませんよ!!こちらの作品は(2017.9.10現在)Kindle Unlimitedでも配信されています。


Kindle Unlimitedは『月額980円で本と漫画が読み放題』になるサービスです。その数なんと16万冊以上!


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現場を検分し鑑識の報告を受けて聞き込みを始める頃には、事件の真相が見えている?!おなじみ刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、四編収録のシリーズ第一集。(創元推理文庫より引用)


倒叙の四季 破られたトリック/深水 黎一郎

題名通り季節になぞらえた倒叙ミステリの連作短編集。ネット上に不定期に出回る、元刑事が書いたという『完全犯罪完全指南』なるものを参考に完全犯罪を行おうとする犯人達。


完全犯罪をこなしたつもりが海埜刑事により徐々に綻びが指摘されていきます。犯人のミスに何でも気付いちゃうどこか古畑的な刑事と一緒に捜査を楽しめますよ。

懲戒免職処分になった元警視庁の敏腕刑事が作成した“完全犯罪完全指南”という裏ファイルを入手し、完全犯罪を目論む4人の殺人者。「春は縊殺」「夏は溺殺」「秋は刺殺」「冬は氷密室で中毒殺」。心証は真っ黒でも物証さえ掴ませなければ逃げ切れる、と考えた犯人たちの練りに練った偽装工作を警視庁捜査一課の海埜刑事はどう切り崩すのか?一体彼らはどんなミスをしたのか。(講談社ノベルスより引用)


さよなら神様/辻村深月

連作短編集。全知全能であるがゆえに事件の真相を初めから知っている神様鈴木くんと、それに翻弄される子供たちのお話。


1行目に犯人が断言されてるのに、読み手に安易に結末を予想させませんむしろ犯人しかわかりません。気付けば主人公の周囲には殺人者と被害者だらけ。


絶対に崩せないアリバイをどう破っていくかに焦点をあてて読むと面白いと思います。それにしてもどの章もあますとこなく後味が悪い。そして後味は悪いけど驚きは満足というすごい読後感の一冊。おすすめですよ!

隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うかもしれないが、鈴木の情報は絶対に正しい。鈴木は神様なのだから―(「少年探偵団と神様」)。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させた神様探偵が帰ってきた。他の追随を許さぬ超絶推理の頂点がここに。(文春文庫より引用)


検察側の罪人/長沢 樹

ベテラン検事である最上と若手検事の沖野が、蒲田で発生した老夫婦殺害事件を扱います。


容疑者として浮上したのが、既に時効となっていた事件の重要参考人。取り調べ時の曖昧なアリバイと嘘の供述に最上は容疑者を今度こそ裁こうと躍起になるのですが…。法律と正義、法律の限界とはいえ最上検事そこまでする!?

蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に時効事件の重要参考人・松倉の名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。最上に心酔する若手検事の沖野は厳しい尋問で松倉を締め上げるが、最上の強引なやり方に疑問を抱くようになる。正義のあり方を根本から問う雫井ミステリー最高傑作!(文春文庫より引用)


キングを探せ/法月 綸太郎

シリーズものですがこのタイトルから読み始めても違和感なく楽しめると思います。四重の交換殺人を目論む男達、それに挑む法月親子のミステリー。あそことそこが繋がってうまくはまってくるのが凄いパズルを解く楽しさを感じるおすすめの作品です。


前半の倒叙から、後半は伏線をきちんと回収した上で、さらに犯人サイドと警察サイドの騙し合いでワクワクさせてくれます。ただの一文で『おおっ…』ってなる感じもさすが法月さん。

繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。四重交換殺人を企む犯人たちと、法月警視&綸太郎コンビの、熾烈な頭脳戦をご堪能あれ!(講談社文庫より引用)


彼女が追ってくる/石持 浅海

因縁を持った元同僚を計画通り殺した女はなに食わぬ顔で事件現場に現れます。しかし被害者が想定外のものを握っていたことから混乱し。


碓氷優佳シリーズ3作目。犯人による犯罪実行まではオーソドックスな倒叙ミステリの展開なんですが、被害者の生前の行動により犯人が事態をコントロールできなくなっていく展開が面白く、あるものが見つかる場面は犯人の鳥肌を追体験できる名シーンです。ずっとドキドキハラハラできるおすすめ作品。

“わたしは、彼女に勝ったはずだ。それなのに、なぜ…”中条夏子は、かつての同僚で親友だった黒羽姫乃を刺殺した。舞台は、旧知の経営者らが集まる「箱根会」の夜。愛した男の命を奪った女の抹殺は、正当な行為だと信じて。完璧な証拠隠滅。夏子には捜査から逃れられる自信があった。さらに、死体の握る“カフスボタン”が疑いを予想外の人物に向けた。死の直前にとった被害者の行動が呼ぶ、小さな不協和音。平静を装う夏子を、参加者の一人である碓氷優佳が見つめていた。やがて浮かぶ、旧友の思いがけない素顔とは。(祥伝社文庫より引用)


聖女の救済/東野 圭吾

東野さんの倒叙ものとしてすぐ思い浮かぶのは『容疑者Xの献身』ですが、今回ご紹介するのはガリレオシリーズ第5弾。最初から犯人は、分かっているのにトリックが後半までまったくわかりません。東野圭吾さんはどうやってこんなトリックにたどり着くの??


想像を超えたトリックで殺人が行われたのですが、あまりにも凄い殺人の仕掛けがなされていて、完全犯罪もありうる状況を湯川博士が見事に見破ります。最初から最後まで抜かりのないおすすめの傑作です!

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。(文春文庫より引用)


ワイルド・ソウル/垣根 涼介

心臓がぎゅっと痛くなるような悲惨な話が続くのですが、ページを捲る手が止められずぐいぐい最後まで読まされたおすすめの傑作。


ブラジル移民による外務省への復讐劇。移民の陥った凄惨な状況の描写と一気に読ませるストーリー展開はお見事の一言。読んでいて、常にハラハラ感があるし、ブラジル移民の辿った苦難話が生々しくて引き込まれます。

その地に着いた時から、地獄が始まった―。1961年、日本政府の募集でブラジルに渡った衛藤。だが入植地は密林で、移民らは病で次々と命を落とした。絶望と貧困の長い放浪生活の末、身を立てた衛藤はかつての入植地に戻る。そこには仲間の幼い息子、ケイが一人残されていた。そして現代の東京。ケイと仲間たちは政府の裏切りへの復讐計画を実行に移す!歴史の闇を暴く傑作小説。(新潮文庫より引用)


ハサミ男/吉野 泉

約20年前の有名な叙述トリック&倒叙ミステリー作品。主人公が殺人鬼なのでホラーっぽさもありますが、そこまでエグい描写もなく面白い!


ハサミ男と警察官の視点が交互に描かれていて、事件の真相に迫っていきます。それぞれのトリック自体は古典的なトリックと言われているものだと思いますが、複数絡めてきて展開がまったく予想できません。物語のクライマックスとなるあの一文を読んだ時、衝撃があり過ぎて訳が分からなくなる大どんでん返し!

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。(講談社文庫より引用)


OUT/桐野 夏生

残酷だしグロいしもう散々…全体的に救いがなくて暗くて、読んでいる自分まで荒んだ気持ちになっていく…でも面白くて一気読みしちゃう作品。


女とギャンブルにのめり込み貯金を使い果たし暴力をふるう亭主を女房は殺してしまいます。 すがりつかれたパート仲間が証拠隠滅の為死体をバラバラにして捨てる…お弁当製造工場に勤める女性4人の犯罪。登場人物それぞれが抱えた闇が、複雑に絡まり合って大事件になっていく流れは本当に上手い!怖いもの見たさの感覚で読んでみて下さい。

雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。彼女は、なぜパート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?自由への出口か、破滅への扉か?四人の女たちが突っ走る荒涼たる魂の遍路。魂を揺さぶる書下ろし犯罪小説。(講談社より引用)


あとがき

おすすめの倒叙ミステリー小説をご紹介してきました。どれもトリックを解いていく楽しみを存分に味わえると思います!気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。

おすすめのミステリー小説 50選!


甘酸っぱい青春を楽しめる!おすすめの青春ミステリー 10選!


思春期を迎えた人物の日常や成長を楽しむ、おすすめの青春ミステリーをご紹介していきたいと思います。甘酸っぱかったり、ほろ苦かったり、気分は高校生時代に戻りながらミステリーも楽しめる素敵な作品ばかり!ミステリーとともに思春期の複雑な感情をお楽しみ下さい!

おすすめの青春ミステリー小説

表記はタイトル、筆者、書評、あらすじの順になっています。本当に素敵な作品ばかり!それでは思う存分堪能してくださいね!

体育館の殺人/青崎 有吾

学校に住んでいるオタク探偵が謎を解決する裏染シリーズ1作目。いきなりといっても良いほど早々に発生する校内で起こった殺人事件を、部室に住み着く天才変人が解き明かすミステリー。状況証拠を積み上げて犯人をあぶり出す過程は読んでいてとても面白い!


軽いノリの学園ものの体裁をとっていても、中身は本格的な謎が仕掛けられている良作で、ミステリ初心者の人もガチ勢の人も楽しめそう。こちらの作品は(2017.9.9現在)Kindle Unlimitedでも配信されています。


Kindle Unlimitedは『月額980円で本と漫画が読み放題』になるサービスです。その数なんと16万冊以上!


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風ヶ丘高校の旧体育館で、放課後、放送部の少年が刺殺された。密室状態の体育館にいた唯一の人物、女子卓球部部長の犯行だと警察は決めてかかる。卓球部員・柚乃は、部長を救うために、学内一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。アニメオタクの駄目人間に―。(創元推理文庫より引用)


青の炎/貴志 祐介

17才の純な少年が愛する者を守るために試みた完全犯罪、些細な事から生じるほころび、内から起こる自責の念と迫り来る捜査の脅威。


主人公はとても切れ者なんですが物凄くピュアで心優しい。トリックの緻密さもさることながら、そんな主人公の揺れ動く心の描写が最高です。最後の一行まで重く、深くて哀しい青春ミステリーの傑作。

櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との3人暮らし。その平和な家庭に、母が10年前に別れた男、曾根が現れた。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意した。自らの手で曾根を葬り去ることを……。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。(角川文庫より引用)


冷たい校舎の時は止まる/辻村深月

雪の降る中、学校に閉じ込められる8人の高校生。明らかに現実離れした状況下、一人また一人と『消えて』いくサスペンスフルな展開。


物語は二ヵ月前に起きた同級生の自殺を軸にしています。閉じ込められた八人はなぜだか皆、誰が自殺したのか思い出せなくて…。


ホラーを取り入れた展開と、心の中に抱えた生々しい青春像との意外なくみ合わせに惹かれた一冊です。手に取るのを躊躇うくらいの分厚さに加えて上下巻。かなりのボリュームなんですが面白くて一気読みしたおすすめ小説。

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう―。(講談社文庫より引用)


消失グラデーション/長沢 樹

舞台が学校でなければ発生しないであろうミステリーに、いろんなものを抱えている高校生それぞれが真剣に向き合う姿が、頼もしい青春ミステリー。


人気女子バスケ部員が転落した姿を目撃された直後に忽然と校内から消えた!そのまま消えた部員の謎を追う物語。真相は過去に何度も出てきたトリックですが、本作は徹底していて全て見破るのは至難の業ですよ。

私立藤野学院高校のバスケ部員椎名康は、ある日、校舎の屋上から転落し、痛々しく横たわる少女に遭遇する。康は、血を流すその少女を助けようとするが、何者かに襲われ、一瞬意識を失ってしまう。ほどなくして目を覚ますと、少女は現場から跡形もなく消えていた!?開かれた空間で起こった目撃者不在の被害者消失事件。複雑に絡み合う青春の傷と謎に、多感な若き探偵たちが挑む。(角川文庫より引用)


サクリファイス/近藤 史惠

ロードバイクの競技を舞台にした小説。サクリファイスとは簡単にいえば犠牲心やアシストのこと。途中でタイトル和訳「犠牲」の真意に気付いた瞬間鳥肌が…。


タイトルにもストーリーにも深い意味や意図がありますし、ロードレースの醍醐味や面白さとミステリーの要素が上手く絡められていてワクワク・モヤモヤ。面白いですよ!

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!(新潮文庫より引用)


彼女の色に届くまで/似鳥 鶏

絵画にまつわるミステリーといえば原田マハさんですが、本作は似鳥鶏さんらしく学園もの。


凡才を自虐しつつ画家を目指す主人公が天才的な絵画センスを持ちながらも少し変わっている少女とともに絵画にまつわる事件と遭遇しながら才能と向き合う過程が描かれています。


少し固めな物語の入り口ですが、コミカルなキャラクターや美術初心者でもニヤリとできる注釈の面白さがあって気軽に入れて読みやすい青春ミステリー。

画廊の息子で幼い頃から画家を目指している緑川礼(僕)は、期待外れな高校生活を送っていた。友人は筋肉マニアの変わり者一人。美術展の公募にも落選続きで、画家としての一歩も踏み出せず、冴えない毎日だった。だが高校生活も半ばを過ぎた頃、僕は学校の絵画損壊事件の犯人にされそうになる。その窮地を救ってくれたのは、無口で謎めいた同学年の美少女、千坂桜だった。千坂は有名絵画をヒントに事件の真相を解き明かし、それから僕の日々は一変する。僕は高校・芸大・社会人と、天才的な美術センスを持つ千坂と共に、絵画にまつわる事件に巻き込まれていくことになり…。二人のもどかしい関係の行方は―?(KADOKAWAより引用)


人魚姫の椅子/森 晶麿

甘いだけじゃない、ちょっぴり苦い恋愛が好きな方にとっては最高の物語。そんな中で一片の狂気を含ませる作風は相変わらず面白い!


空想が好きな杏、椅子作りに情熱を傾ける慧斗、美人で明るい翠。翠が好きな人にラブレターを渡すところから事件が始まります。美しい文章で、瀬戸内の自然や杏の恋心を描いているぶん、内容の異様さがより際立っていると思います。それから杏のラブレター、とっても胸をうちますよ!

瀬戸内海に面した椅子作りがさかんな町、宝松市鈴香瀬町。高校生の海野杏は、毎朝海辺で小説を書きながら、椅子職人を目指す同級生・五十鈴彗斗と少しだけ話すことを日課としていた。そんなある日の朝、彗斗から「高校をやめて町を出る」と告げられる。特別仲がよかったわけではないが、傍にいて当然の存在がいなくなることに焦りを覚える杏。時を同じくして、杏は親友の翠からラヴレターの代筆を頼まれる。必死に頼む姿にほだされ、明るくてかわいい翠を思い浮かべながら、一文一文を丁寧に綴っていく。そのラヴレターから、小さな町を揺るがす失踪事件が始まるとも知らずに。“黒猫シリーズ”の著者が描く、新たな青春ミステリ。(早川書房より引用)


いまさら翼といわれても/米澤 穂信

おなじみ古典部シリーズ最新作。高校の古典部の4人のキャラそれぞれの日々の行き違いや信頼が描かれている6つの短編連作。シリーズとはいえ、1篇1篇が独立しているので、今までの話を知らなくても十分楽しめます。


古典部員の青春ストーリーとしては、キーポイントになるかもしれません。もちろん日常の謎としてのミステリー要素も濃密に楽しむことができるとても贅沢なおすすめの一冊。

神山市が主催する合唱祭の本番前、ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になってしまった。夏休み前のえるの様子、伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、課題曲、ある人物がついた嘘―折木奉太郎が導き出し、ひとりで向かったえるの居場所は。そして、彼女の真意とは?(表題作)。奉太郎、える、里志、摩耶花―“古典部”4人の過去と未来が明らかになる、瑞々しくもビターな全6篇!(KADOKAWAより引用)


放課後スプリング・トレイン/吉野 泉

福岡を舞台にした青春ミステリー。と言っても誰も死なないですし、怖いこととは何も起こりません。


放課後、学祭、ボランティアやフィールドワーク。その途中で高校2年生の泉が出会った謎を、大学院生の飛木さんが、背中を押すようにあたたかく解いてゆきます。高校時代に一瞬戻れる爽やかな読後感が素敵なおすすめの一冊。こちらの作品は(2017.9.9現在)Kindle Unlimitedでも配信されています。

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四月のある日、私は親友から年上の彼氏を紹介され、同席していた大学院生の飛木さんと知り合う。彼は、天神に向かう電車で出会った婦人の奇妙な行動や、高校の文化祭でのシンデレラのドレス消失騒動など、私の周りで起こる事件をさらりと解き明かしてみせる不思議な人だった。「飛木さん、どうしたら謎が解けるようになりますか?」福岡を舞台に贈る、透明感溢れる青春ミステリ。(創元推理文庫より引用)


そして、君のいない九月がくる/天沢 夏月

ケイタの幽霊ケイが、友達4人のところに現れて、彼の願いのため旅をするお話。ふわふわっとしてサクサクっと読める一冊。


映画『スタンド・バイ・ミー』のように足跡を辿る旅の中で吐き出される、恵太に対する後悔や嫉妬、恋心。少年少女の複雑で多感な心情が表現された良い青春小説だなと思います。ケイタの死の真相にも驚かされますよ。

その夏、恵太が死んだ。恵太といつも一緒にいた美穂、大輝、舜、莉乃たちは、そのショックから立ち直れないまま呆然とした夏休みを送っていた。そんなある日、美穂の前に現れたのは、死んだ恵太に瓜二つの少年、ケイ。「君たちに頼みがある。僕が死んだ場所まで来てほしい」戸惑いながらも、美穂たちは恵太の足跡を辿る旅に出る。旅の中でそれぞれが吐き出す恵太への嘘、嫉妬、後悔、恋心。そして旅の終わりに待つ、意外な結末とは。(メディアワークス文庫より引用)


いなくなれ、群青/河野 裕

階段島シリーズ1作目。男子高生の七草は、ある日突然知らない場所に捨てられていました。『階段島』住んでいる住民は自分が何故ここにいるの記憶にない状態で、いつの間にかいる島。魔女によって管理されているこの島に七草の知っている少女が捨てられたことで七草の生活は一変していきます…。


元の世界に戻るために失くしたものを見つける物語なのですが、全体的に謎に包まれている感じ。再会が起こす出来事がたまらなく面白いのですが、少し曖昧な表現が淡々と続いていく文章には好みが分かれるかもしれません。

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。(新潮文庫nexより引用)


あとがき

甘酸っぱい青春を思い切り楽しめる、おすすめの青春ミステリーをご紹介してきました。高校時代にタイムスリップできましたか?気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。

おすすめのミステリー小説 50選!


WEB漫画総選挙の結果発表!おすすめのWEB漫画が勢揃い!

はじめに

pixivコミックよりWEBマンガ総選挙の結果が発表されましたね。Webで発表されるマンガ作品を対象に行われた今回の投票、どんな作品が選ばれたのでしょうか?投票数とあわせてランキング順に選ばれた漫画のあらすじ、書評を紹介してみたいと思います。

WEBマンガ総選挙とは?

「今もっとも愛されているWebマンガ」をコンセプトに創設された同賞は、ピクシブと日本出版販売による協同企画。Webが初出で9月9日までに書籍化されたマンガを対象にユーザー投票を行い、そのポイント結果で選定されランキングされました。


WEBマンガ総選挙結果

それでは、1位より順にあらすじ、感想をご紹介していきます。本当に面白い漫画ばかりですので気になる作品があれば是非読んでみて下さいね。※タイトル横の数字は投票数です。

1位 RENA「ヲタクに恋は難しい」(79,366P)

隠れ腐女子のOL・成海(なるみ)と、ルックス良く有能だが重度のゲーヲタである宏嵩(ひろたか)とのヲタク同士の不器用な恋愛を描いたラブコメディ。(一迅社より引用)


見た目可愛い隠れ腐女子OLの成海とルックス良く有能ですが重度のゲーヲタである宏嵩とのヲタク同士の不器用な恋愛を描いたラブコメ。面白いしキュンとするし宏嵩には女の夢が詰まってるし、マンガの中でくらいヲタクでも幸せになってくれ!堂々の1位も納得の一冊です。

2位 RENA「雷神とリーマン」(44,307P)

ゲイの大村は失恋を機に色事から遠のき、日々を味気なく過ごしていた。 いつものように仕事に疲れ自宅へ戻ると、部屋の中にフワフワ浮遊する不審者を発見。 不審者曰く「神でいるのが嫌になった。お前、俺を人間にしろ」 事態が飲み込めぬまま大村の疲れは極致へ達す…! 嘘か真か神とリーマンのシェア生活、はじまりはじまり。(クロフネコミックスより引用)


ハイスペック純粋雷神×疲れきった乙女リーマン。主人公がゲイではあるのですがBLではありません。孤独なゲイのリーマンの元に来たのは人間になりたい雷神様。ぶっとんだコメディかと思えば感動のエピソードも。たまに心に突き刺ささってくる雷遊の言葉…温かすぎて泣く。

3位 はくり「幸色のワンルーム」(34,534P)

薄幸な少女は誘拐されて“幸せ"を初めて知る。 その日、少女は誘拐された。 しかし、それは少女にとって一縷の希望にかけた生活の始まりだった。 少女は誘拐犯に結婚を誓い、誘拐犯は少女にたくさんの“幸せ"を捧ぐ。 被害者と誘拐犯の関係なのに―――どうしてこんなに温かいの? (ガンガンコミックスpixivより引用)


誘拐犯の少年×誘拐された少女。 正しい家族に正しく愛されることがなく、まっすぐに正しく生きる事が難しかったヒロインを、救いにやって来たのは、やはり正しくないことをする男だった。2人はお互いに依存し自分を隠したまま共同生活を送り続けます。複雑だけれどもとても暖かい作品、おすすめです。

4位 泥川恵「ゆるお先輩とわたし」(32,018P)

隠れ腐女子がリア充バイトで、脱力系イケメンと出会った。 超絶ゆるいのに仕事はできる、まかない飯にニコちゃんマーク……なんだろうこの胸のトキメキは!? ちょっと変わった仲間たちと楽しく働く、胸キュン&笑いたっぷりの実録バイトライフ! (ピクシブエッセイより引用)


実録漫画。てっきり泥川さんがゆるお先輩に恋する話かと思いきや、憧れの先輩のゆるい雰囲気を見て癒される作品。賑やかでゆるくて面白いです!そして、創作じゃなくて、エッセイの重みを感じるラスト…。

5位 春園ショウ「佐々木と宮野」(31,275P)

女顔がコンプレックスな腐男子の宮野は、校内で起きた喧嘩をきっかけに、先輩で不良の佐々木に気に入られてしまい――。BL展開断固拒否!な男子高生の日常。(ジーンピクシブシリーズより引用)


不良センパイ×腐男子後輩。不良の先輩・佐々木先輩と後輩・宮野くんのボーイズライフなお話。ラブではないですよ、ライフ。じわじわと距離の縮まっていく2人が可愛いです。宮野くんの腐りっぷりもまた読んでいて楽しい。

6位 星海ユミ「ヤンキーショタとオタクおねえさん」(28,314P)

ヤンキー小学生×地味ヲタ社会人。 混じわれない異文化ラブコメ開幕!! ごくごく普通の地味ヲタ社会人・佐伯かづ子が苦手なものは、《男子》と《ヤンキー》。 そんなかづ子にやたらとかまう、お隣のヤンキー小学生・愛川龍桜。 脅かされる平和なヲタク生活! その理由とは…? (ガンガンコミックスpixivより引用)


お隣のヤンキーショタに怯えるオタクおねえさんと、そんなオタクおねえさんを恋い慕うヤンキーショタのお話。龍桜くんに振り回されるお姉さんに大爆笑!この2人、とにかく微笑ましくてニヤニヤしながら読めますよ。果たして彼の恋が成就する日は来るのかな?

7位 久世岳「トリマニア」(23,754P)

ようこそ、トリマニア共和国へ。 トリマニア共和国──。世界で唯一、背中に翼を持つ人々が住まう国。そんな謎めいた国に留学を決めた少女・あかり。彼女はトリマニア共和国で何と出会い、何を見つけるのか?(ガンガンコミックスONLINEより引用)


主人公あかりは失恋の傷を癒すため適当に選んだ「トリマニア共和国」に留学する事に。背中に翼があるだけでそれ以外は普通の人間なトリマニア人。そこに留学生のあかりを加えて彼らの恋や日常が描かれています。シュールで面白いスルメ漫画、謎な低いテンションで、一言ひとことがツボに嵌りますよ。

8位 りべるむ「そうしそうあい」(17,078P)

金髪ガチヤンキーそうしと、黒髪真面目女子のめぐみの、かわいすぎる両想いをお送りします☆ 付き合い始めたふたりのキレッキレな愛情表現に、誰もが表情ゆるっゆるになるほんわか教室ラブデイズ♪(ジーンピクシブシリーズより引用)


金髪ヤンキー×黒髪ツインテール優等生。もともとは学校の課題から生まれた作品だそう。見かけによらず純粋なそうしと、見かけによらず積極的な相馬ちゃん、お互いにもっていないものに惹かれ合う2人とも超可愛い!お互いに堂々と好きを貫いていてタイトル通りの相思相愛漫画です。ニマニマしながら読みましょう。

9位 iko「テラモリ」(15,375P)

スーツ屋でお仕事はじめました。ヲタク女子大生・高宮 陽(20)。バイト未経験の彼女は時給にひかれてスーツ屋“テーラー森”で働くことに!ネクタイ、シャツ、紳士靴 etc. 呪文のようなスーツ用語を覚えつつ、楽しくも必死で働くアパレルコメディー、開店です♪(小学館より引用)


スーツに関する雑学を楽しみつつ、登場人物の日常を楽しむ漫画。コミュ力が低いけれど、時給に目がくらんでスーツ屋で接客のバイトをする事にした陽のラブコメかな?みんな良い人達ばかりで環境が恵まれていて読んでいて楽しいです!

10位 北大路みみ「On the way to Living Dead」(13,731P)

東京湾に浮かぶ人工島「富士島」では、“世紀の薬品”と言われる新薬が開発されていた。ある日、島は死者がうごめく地獄へと姿を変える。島に残された者達の運命は――!?(一迅社より引用)


全編オールカラーでゾンビがいっぱいでてくるひたすら格好良い漫画。ある孤島で突如ゾンビが大量発生!対ゾンビ用訓練を受けていたクォーターの安藤竜太郎の前に現れた少女・吉祥寺まひる。2人の出会いによって物語はさらに…。絵柄は可愛いめなんですが、どこか狂気とか不安が漂っています。

あとがき

納得の良作ばかりでしたね。読みたい時にすぐ読み始められるWEB漫画、もちろんpixivコミックでいつでも読めますので気になる作品があれば是非読んでみてはいかがでしょう?本当に面白い漫画ばかりですよ!

後味の悪さを楽しみたい!おすすめのイヤミス小説 10選!

最近話題の小説ジャンル『イヤミス』。イヤミスとは、読んで嫌な気持ちになったり、後味の悪さを楽しむミステリーのことです。中には途中で本を閉じたくなってしまうような場面もありますが、それでも読まずにはいられない…そんな魅力あるおすすめの作品をご紹介していきたいと思います。

おすすめのイヤミス小説


表記はタイトル、筆者、書評、あらすじの順になっています。本当に面白いイヤミス作品ばかりですよ!それでは後味の悪さを思う存分堪能してくださいね!

十一月に死んだ悪魔/愛川 晶

売れない小説家『蒼井聖』は11年前の交通事故で記憶を失くしてしまいます。あるきっかけで舞華という美しい女性と同居することになるのですが、舞華の正体を探るうち徐々に記憶が戻っていき…。


最初は物語の合間の不可解なストーリーが謎で、どう繋がるの?と頭を悩ませると思います。こちらの作品、決して読み易くはないかもしれませんが意味が解った瞬間から一気に面白くなります。


最後に明らかになる事実は意外性があってお見事!なんですが、読後の気分の悪さときたら…。もう一度読み返したくなるような、もう読みたくないような。

イヤミスここに極まる。まさに唾棄すべき傑作!鳴かず飛ばずの作家・柏原が十一年前の交通事故で失った一週間の記憶。謎の美女・舞華と出会ったことで封印されていた魔物が甦る!(文藝春秋より引用)


女王はかえらない/降田 天

2015年度『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作品。針山小の3年1組はマキが仕切っていて、そこには階級制度が出来上がります。


4年生になってもクラスは持ち上がり、そのままマキが女王として君臨するのかと思われたのですが、東京からの転校生エリカがやって来て、マキとエリカの戦いが始まります。その結果ある事件が起きるのですが…。


小学生のカーストが、叙述トリックを用い幾重にも伏線を散りばめながら描かれていて単純に読んでいてすごく面白い!容赦なくえぐい感じがリアルで、小学生でここまでするのかと嫌な感情を抑えつつも、先が気になりラストまで驚きと恐さにゾクゾクしっぱなしです!さすがこのミス大賞作品と思えるおすすめの一冊。

小学三年生のぼくのクラスでは、マキが女王として君臨し、スクール・カーストの頂点に立っていた。しかし、東京からやってきた美しい転校生・エリカの出現で、教室内のパワーバランスは崩れ、クラスメイトたちを巻き込んだ激しい権力闘争が始まった。そして夏祭りの日、ぼくたちにとって忘れられないような事件が起こる―。伏線が張りめぐらされた、少女たちの残酷で切ない学園ミステリー。(宝島社より引用)


告白/湊 かなえ

けっこうなエグさなのに意外と冷静に読み進められるのは、明らかに救いがなさそうなのがわかるから。お次は、イヤミスの女王『湊かなえ』さんのデビュー作、良い意味で救いようのない小説『告白』です。


中学校教師の娘が不慮の死を遂げるという出だしからそれを取り巻く教師と教え子とその家庭環境がそれぞれの当事者目線で描かれ、そこに渦巻く思惑が入り乱れながらもパズルのように組み合わされていきます。


語り手の視点がバラバラと入れ替わってひとつの事件を語っていく構成で、章ごとに事件の見え方や登場人物の印象がガラッと変わります。映画化や漫画化、本屋大賞に新人賞を総なめにした鳥肌に次ぐ鳥肌の一冊です。

我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。(双葉文庫より引用)


愚行録/貫井 徳郎

人間の嫌な部分が全て詰まった一冊。裕福で恵まれた生活を送る幸せを絵に書いたような4人家族の滅多刺し惨殺事件が起こります。


事件を追う記者によって、隣人、会社の同僚、学生時代の友人、元恋人らによる事件と被害者夫妻についてのインタビュー形式で話が進んでいきます。関係者の証言のみで構成されている異色の小説でそれはまさに『愚行』の記録。


普段はなるべく見ないように、気づかないようにしている人間の愚かさを、まざまざと見せつけられるような気がして、薄気味悪くていやーな感覚が残ります。

ええ、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家四人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。(創元推理文庫より引用)


リライト/法条 遥

未来から来た初恋の少年を助ける為に10年後にタイムリープしたはずの自分が10年後に現れない…そんな冒頭から始まる時間物SFです。


てっきり主人公が真相解明に奔走する爽やかな展開かと思いきや、次章から思い切り裏切られ、どんどん混乱の渦に巻き込まれていきます、そして後味の悪い衝撃のラスト。


文体は分かり易くてとても読みやすいのですが、複雑な構造なのでほとんどの人はきっと頭がこんがります。ですが、難しいながらも予想外の展開に鳥肌が立ちっぱなしになること間違いなし。クライマックスは、ジェットコースターで奈落の底に落ちる感じが楽しめますよ!

過去は変わらないはずだった―1992年夏、未来から来たという保彦と出会った中学2年の美雪は、旧校舎崩壊事故から彼を救うため10年後へ跳んだ。2002年夏、作家となった美雪はその経験を元に小説を上梓する。彼と過ごした夏、時を超える薬、突然の別れ…しかしタイムリープ当日になっても10年前の自分は現れない。不審に思い調べるなかで、美雪は記憶と現実の違いに気づき…。(ハヤカワ文庫より引用)


祝言島/真梨幸子

映画『祝言島』に映った殺人が実際の殺人ではないか。そんな謎を提示されつつ、現在から過去へ飛んで…。 ストーリーの中から情報を集めて、自分で真相を完成させるミステリー。


文章のテンポがよくて、あっさりと変な世界観に引き込まれるのですが、リライト同様こちらも時間軸がわからなくなりますし、登場人物がとにかく多い!相関図と時系列を整理しないと理解不能のひねりにひねったイヤミス作品。


どうしてこんなに色々な人物が入れ替わり登場するのか、最後でようやく納得できます。蓋を開ければ単純なんですが、それを狂気に満ちた世界に仕上げたのはさすが真梨さん。

2006年12月1日、東京で3人の人物が殺され、未解決となっている「12月1日連続殺人事件」。大学生のメイは、この事件を追うテレビ番組の制作会社でアルバイトをすることになる。無関係にみえる3人の被害者の共通点が“祝言島”だった。東京オリンピック前夜の1964年、小笠原諸島にある「祝言島」の火山が噴火し、生き残った島民は青山のアパートに避難した。しかし後年、祝言島は“なかったこと”にされ、ネット上でも都市伝説に。一方で、祝言島を撮ったドキュメンタリー映画が存在し、ノーカット版には恐ろしい映像が含まれていた。(小学館より引用)


だからあなたは殺される/水生 大海

母を亡くした女子高生・優羽は10年ぶりに刑事の兄 正義と暮らし始めます。時を同じくして近所で読モ女子高生が惨殺され、正義は捜査に乗り出すのですが…想定外なイヤミスオチ。


この主人公あまり好きになれないなと思いながら読み進めるも途中まではあまり山場もなく、最後は普通に犯人が見つかるだけかと思いきや、結構な驚きが!!読後は、タイトルとカバーの不気味さに震えます。確かにイヤミスなのですが、何かスッキリもする一冊。

東京・立川で発生した女子高生モデル殺人事件。昇進を懸け、一心不乱に捜査する刑事の兄と、独自の情報網と行動力で解決しようとする高校生の妹。だが、ふたりを待ち受けていたのは驚愕の結末だった―。(光文社より引用)


ユリゴコロ/水生 大海

人の死を生きる拠り所とする女とその手記に翻弄される男のお話。主人公の亮介が、末期がんで余命わずかな父の家の押入れで見つけた『ユリゴコロ』と題された4冊のノート。そこには、人を殺しても何の痛痒も感じない女性の半生と殺人記録が綴られていました。


手記の中盤あたり、暗くて気持ち悪くて、もう本当に読むのが嫌になったのですが、真実が明かされていくうちに…。


ホラーサスペンスですが、愛の話でもある不思議な物語。読み終わった後のスッキリ感が病み付きになりそうな、暖かいものも残るおすすめの一冊。あれ?確かに面白いんですがよく考えると後味が良いイヤミスですね。

亮介が実家で偶然見つけた「ユリゴコロ」と名付けられたノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。創作なのか、あるいは事実に基づく手記なのか。そして書いたのは誰なのか。謎のノートは亮介の人生を一変させる驚愕の事実を孕んでいた。圧倒的な筆力に身も心も絡めとられてしまう究極の恋愛ミステリー!(双葉社より引用)


209号室には知らない子供がいる/櫛木 理宇

209号室に住む少年・葵という得体の知れない子供。高級マンションに暮らすそれぞれの家族のほんの少しの隙間に潜り込み支配する…。


気味が悪くて後味も悪いとゆうイヤミスホラー。家族が葵に絡めとられ少しずつ常軌を逸していく過程がコワいんですが不愉快なキャラのオンパレードによる憤りが恐怖を余裕で凌駕します。そして最後まで読むと…イライラが怖さに変わります。

東京・立川で発生した女子高生モデル殺人事件。昇進を懸け、一心不乱に捜査する刑事の兄と、独自の情報網と行動力で解決しようとする高校生の妹。だが、ふたりを待ち受けていたのは驚愕の結末だった―。(光文社より引用)


いちばん悲しい/まさき としか

背後から執拗に刺し殺された男には妻子があり若い恋人がいた。表紙の感じからは絶対に予想つかない極端なイヤミス。


深夜の路上で刺殺された中年男性。男性の愛人、妻、関係者の女性、とにかくどの人も自分勝手で皆が口にする『私がいちばん悲しい』という言葉、それぞれの視点から怒りを爆発させていきます。


自分が一番悲しい筈だと陶酔しているかのような女性が複数出てきて、ジットリとした不快感、最後の真相がわかってもモヤモヤと後味が悪いですが、読後感の嫌さが絶妙ですごくいい感じの一冊。イヤミスを堪能できますよ!

東京・立川で発生した女子高生モデル殺人事件。昇進を懸け、一心不乱に捜査する刑事の兄と、独自の情報網と行動力で解決しようとする高校生の妹。だが、ふたりを待ち受けていたのは驚愕の結末だった―。(光文社より引用)


あとがき

後味の悪さを楽しむ、おすすめのイヤミスをご紹介してきました。どの作品も嫌な気分になりつつもページを捲る手のとまらないとても面白い作品ばかりですよ!気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。

おすすめのミステリー小説 50選!


ワクワクが止まらない!最高に好奇心をくすぐる本 厳選10作!

表紙やタイトルを見ただけで妙にそそられる本、たまに見かけますよね。今回は、そんな好奇心をくすぐる本の中でも特におすすめのワクワクできる作品をご紹介していきたいと思います。あなたを知的興奮のるつぼにつきおとすことうけあいの良書をお楽しみ下さい!

ワクワクが止まらない、最高に好奇心をくすぐる知識・教養本

表記はタイトル、あらすじ、書評の順になっています。それでは思う存分ワクワクを堪能してくださいね!

極上の世界旅行

これぞ“世界旅行の王道"という旅先400カ所以上を、宝石のように美しく迫力のある写真で紹介。ワンランク上の新しい旅へと誘います。 見逃せない最新ベストスポットやテーマ別世界のベスト10、旅の達人が感動したエピソードなどをふんだんに織り交ぜ、今まで知らなかった憧れの旅先の発見や、訪れたことのある旅先の魅力の再発見をお手伝い! いずれの旅先でも、一番堪能できる方法を、自信を持ってお薦めします。 読みやすいB5サイズで、ページが左右に大きく開くので写真を存分に味わうことができる、大人のための上質な旅ガイドです。
(日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


ソファの近くに置いて、ときどき開いて拾い読みするのに最適な本。都会から田舎まで素敵な場所ばかり、写真も迫力のあるものばかりで目の保養になる一冊。旅のヒントとしてHPも記載されているのでタブレットと一緒にどうぞ。

100年前の世界一周

一九〇五年(明治三八年)、ドイツ人青年が旅に出た。アメリカ、カナダ、日本、朝鮮、中国、インドネシア、インド、スリランカなどを周遊。まだ世界が広かった時代、豊かな地域性を残した社会を旅した貴重な記録。(日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


100年以上前、裕福なドイツ人青年が、当時の高級品であるカメラを抱えて自分探しの世界周遊へ。日本を中心とした世界を、当時貴重なカラー写真で収めた写真集と回想録です。宿の和室にベッドらしきものが有ったり、リアルな花魁道中の写真など色々と興味深い一冊。

自然界における左と右

鏡像、回文、利き手、洗面器の底にできる水の渦、つるの巻き方、立体異性体、原子構造、反粒子と息もつかせずおどろく程広範囲にわたって繰り広げられる、左右の話。 (紀伊國屋書店より引用)


『鏡はなぜ左右を反転させるが上下を反転させないのか?』凝り固まった常識に揺さぶりをかける一冊。右と左に関する考察から、最先端の物理学研究ではどんなことが考えられて来たのか解説されています。目に見えない世界をあれやこれやと想像するのは面白いですね。

フラットランド

ここはフラットランド。二次元の国。主人公の「正方形」はある日、夢で一次元に行く。しかし線の世界で正方形は、「点」でしかなかった。平面世界に戻った彼の前に、奇妙な訪問者が現れる。空間世界から来た「球」だった―。異なる次元は、いかにして捉えられるのか?三次元の住人たるわれわれは、どうすれば四次元を想像できるのか?子供から物理学者まで、世界中を虜にした不思議な物語。(講談社選書メチエより引用)


私達が四次元を理解するのが難しいように、フラットランドの住人はスペースランドを理解するのが難しいと言う話。簡単に言えば、二次元人が一次元へ行って「こんな狭いとこに住んでるとか」って言っていたら三次元人が来て「お前もやろ」って言う話。別次元に想像を働かせたくなる、知的興奮に満ちたおすすめの一冊。

この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた

ゼロからどうすれば文明を再建できるのか?穀物の栽培や鉄の製錬、印刷、発電、輸送機器、医薬品など、現代生活の基礎となる科学技術をどのように復活させるのか?(河出書房新社より引用)


何てワクワクするタイトル!でもファンタジーなタイトルとはかけ離れたリアルな実用書です。なんらかの大破壊によって今の文明が滅んでインフラも全て失われた後の世界でどうやって文明を再考していくかのマニュアル本。

絶対に行けない世界の非公開区域99

英国女王の寝室/沈没したソ連の潜水艦/グーグル・データセンター/エリア51/死体農場/コカ・コーラのレシピ保管庫/CIA本部/エアフォースワン/ホワイトホールの秘密トンネル/ロンドン塔宝物庫/バチカン機密文書館/ウィキリークスの地下データセンター/ガザ地区の密輸トンネル/海賊の町、ホビョ/トラボラの洞窟/ビンラディンが潜伏していた家/カシミール紛争地域/パドマナーバスワーミ寺院の財宝/ゴビ砂漠の不明建造物/朝鮮労働党39号室/伊勢神宮…など、多数収録!(日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


非公開の理由を見ていくだけでも感慨深いものがある本。中には『何でこんな理由で非公開にするの?』と思わせる場所もありますが、それが理由で思わぬ憶測を呼んでいるのも事実。知的好奇心をそそられる記事がたくさん!

漂着物事典 海からのメッセージ

玄界灘沿岸に流れ着く様々な寄り物、漂着に関わる民族・歴史、さらに調査・収集・研究の方法まで、219項目を収録した事典。索引付き。(海鳥社より引用)


福岡市東部〜宗像市辺りの海辺を歩いて収集した品々とそれにまつわるエピソードを紹介した本。海岸を散歩するのが趣味の方、ちょっとこの本を読むだけで、漂着物を見るのが楽しくなりますよ!

LIFE 人間が知らない生き方

この本は、「生き物」をテーマにしたビジネス書です。私たち人間は高い知能を持っていますが、その生き方は極めて不安定。他の動物たちと比べ、「定まっていません」。では、他の生き物たちは、どのような戦略で生き残ってきたのか?人間の知らない生き方から、「より人間らしい生き残り戦略」を学ぼう!という作品です。(文響社より引用)


動物の生態を人間の生き方に当てはめた本。例えば『猫が人間をどう思っているのか?』や『こちらを見てくる理由』など知らなかった生態ばかり。まさかそんな風に思われていたなんて!雑学だけじゃなく、少し気楽に生きていくための指南書みたいな素敵な一冊。

世界史を変えた50の動物

ミツバチ、カイコ、ネコ、ヒツジ、ライオン…世界の発展に大きく貢献し、生活様式に大きな影響をあたえてきた50の動物の興味深い物語を、美しい写真とともに紹介。(原書房より引用)


人と深く関わってきた生物たちが、その生態から人への影響まで解説されています。ミミズやノミなどの小さな動物が歴史を動かしていたという史実を示しているところが特に新鮮。50番目の生き物はお馴染みのアレですよ!

本当にあった奇跡のサバイバル

映画『大脱走』『キャプテン・フィリップス』の実話は、もっとすごい。誘拐・航空事故・内戦・遭難・災害など、いつわが身に降りかかるかもわからない、絶対絶命からの生還。脱出ルートをたどる地図・図解当時の報道写真・資料を多数収録。(タイムズ 日経ナショナルジオグラフィック社より引用)


生き残れないと確信できる過酷なサバイバルの数々。戦争、災害、事故のあらゆる極限の場面を地図や写真を含めながらドキュメンタリーを見ているような本です。浅く広くなので軽く読めますよ。

脳は美をいかに感じるか

モネやピカソの芸術を鑑賞しながら、最新の脳研究による解説を楽しんでいくユニークな本。脳のいろいろな領域と絵画要素の研究からミケランジェロ、フェルメール芸術の真髄まで、従来の美術論にない新鮮な切り口で語る。 (日本経済新聞社より引用)


脳や視覚に関する研究から、美術に関連して指摘出来そうなものを少しずつ載せた本です。ただ、タイトルに対して答えはありません。優れた美術作品を生み出す人って、やっぱり脳の機能のある部分が突出してるんだろうな…。

もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門

もしあの道具が実現したら…を発想のベースに、投資のプロが経済と世の中の“ひみつ”を解き明かす。のび太でもわかる!?まったく新しい経済入門。(CCCメディアハウスより引用)


秘密道具が商品化されたら経済学的に社会はどのように対応し、変わっていくかを考察した本。超真剣にドラえもんの道具が発明された後の経済状況や販売会社、利益、増大、縮小する企業を考えています。具体的な社名などが出てきてる点も面白いです。

あとがき

最高に好奇心をくすぐるおすすめの本をご紹介してきました。どの作品もとても面白いワクワクする作品ばかり、読み始めると手が止まらなくなるはずですよ!気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。