とにかく面白いおすすめのミステリー小説 45選【随時更新】


【更新情報】2017.06.22 作品追加

今回は、ハラハラドキドキ『おすすめのミステリー小説』をご紹介していきます。

はじめに

謎解きからどんでん返しまで小説のジャンルの中でもミステリー小説はやっぱり面白い!探偵、恋愛、ホラー、ファンタジー、ハードボイルドなどテイストも豊富。名作から最新作品まで、最高に面白いミステリー小説を厳選して、あらすじや感想と合わせてご紹介していきたいと思います。



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おすすめの『ミステリー小説』

  • 掲載の順番はランキング形式ではありません、また作品は随時追加予定。
  • 表記はタイトル・出版・作者・あらすじ・感想の順です。

  • 一部軽いネタバレが含まれます。


絶叫

光文社
葉真中 顕

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。平凡な人生を送るはずが、無縁社会、ブラック企業、そしてより深い闇の世界へ…。辿り着いた先に待ち受ける予測不能の真実とは!?ミステリー、社会派サスペンス、エンタテインメント。(光文社文庫より引用)


保険金殺人や貧困ビジネスなど、様々な社会の暗部と、絵に書いたような一人の女性の転落劇を気持ちいいほどに絡ませた壮絶なストーリー。ラストは題名通りの『絶叫』したくなる衝撃!!壮絶なのに爽快という複雑な読後感の一冊です。


ジェリーフィッシュは凍らない

東京創元社
市川憂人

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船“ジェリーフィッシュ”。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー六人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が…。(東京創元社より引用)


くらげの形の飛行船が舞台、断崖絶壁雪山に不時着し、全乗組員6人全てが他殺体で発見されます。なんとなく犯人が予想できるものの、それを裏切られ、最後の方でまた裏切られました。そして、理系苦手なマリア警部のコミカルなキャラクターがとてもいい味を出しています。楽しめる要素が沢山有りましたよ!


かがみの孤城

ポプラ社
辻村深月

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 (ポプラ社より引用)


些細なことで、学校での居場所を無くし、行けなくなってしまった少女こころが主人公。部屋の鏡の中に引き込まれ、出会った6人の同じように学校に行けない少年少女たち…あっという間に物語の世界に入り込んでしまって、最後の100ページくらいからは鳥肌がたちっぱなし。特別でない普通の子をこんなに素敵な物語にする力のある辻村さんはやっぱり凄い!色々な世代の人に読んでもらいたい作品です。

王とサーカス

東京創元社
米澤穂信

二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいは―」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。(東京創元社より引用)


かつてネパールで起こった王族殺人事件を題材に、偶然ネパールに居合わせたジャーナリスト太刀洗万智を主人公に描かれたミステリー。事件の真相も伏線の回収も見事、全然気にしないで読み飛ばしていた小さな変化がことごとく謎の解決に繋がります。そして単なるミステリーに留まらず、ジャーナリズムについても考えさせられる作品、王とサーカスという題名の意味がわかったときはすこしぞっとしました。

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マリアビートル

角川文庫
伊坂幸太郎

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。 (角川文庫より引用)


凄腕の殺し屋、復讐者、運び屋やサイコパスな中学生…物騒な人間がわんさか出てきて一個のトランクを巡って新幹線の中で駆け引きを繰り広げる物語。殺人事件が起こるのにすごく楽しくて面白い作品です!これだけでももちろん楽しめますが、前作の『グラスホッパー』読んでいると更に面白いですよ。


槐(エンジュ)

光文社
月村 了衛

弓原公一が部長を務める水楢中学校野外活動部は、夏休み恒例のキャンプに出かけた。しかしその夜、キャンプ場は武装した半グレ集団・関帝連合に占拠されてしまう。彼らの狙いは場内のどこかに隠された四十億円―振り込め詐欺で騙し取ったものだ。関帝連合内部の派閥争いもあり、現金回収を急ぐリーダー・溝淵はキャンプ場の宿泊客を皆殺しにし、公一たちは囚われの身に…。そのとき、何者かが関帝連合に逆襲を始めた!圧倒的不利な状況で、罪なき少年少女は生き残ることができるのか!?(光文社文庫より引用)


バイオレンスサスペンス?振り込め詐欺集団をチートな戦闘力を持った主人公が一方的に虐殺してゆくスリリングで痛快爽快な作品。漫画かな?絶対にあり得ないのに無茶苦茶面白いです。


青の炎

角川文庫
貴志祐介

櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。(角川文庫より引用)


大切な家族を守るために完全犯罪について色々と考えて実行する…犯人の強い意志や殺した後の恐怖などの心理描写が凄い倒叙ミステリ、最後まで救いがなくとても切なくなる作品です。江ノ島に行くとこの本を思い出しそう。


折れた竜骨

東京創元社
米澤穂信

ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。(東京創元社より引用)


魔法が使える世界が舞台のミステリー、孤島での殺人、謎の密室、個性的な容疑者たち…そこにワクワクするようなファンタジー要素が見事に絡まっていて面白い!RPG好きにはたまらない作品だと思います。


ナオミとカナコ

幻冬舎
奥田 英朗

ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択…。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」復讐か、サバイバルか、自己実現か―。前代未聞の殺人劇が、今、動き始める。(幻冬舎より引用)


DV夫を計画的に殺害する妻と友人、何とか二人逃げ切ってと思わず応援してしまうようなストーリー。心理描写もジェットコースターのようなスピード感!追い詰められていくシーンにはたまらなくハラハラします。それにしても奥田さんの文章はいつも綺麗で洗練されていて読みやすいですね。


殺人鬼フジコの衝動

徳間文庫
真梨幸子

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた11歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?最後の1ページがもたらす衝撃に話題騒然。(徳間文庫より引用)


幸せを求め続ける女、フジコの悲惨な半生を描いたお話。全体的に絶望感が漂っています。 終盤で見事に序盤のストーリーと繋がり一気に読んでしまいました。騙されまいと身構えて読んだのに、まんまと騙されてしまいました。

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向日葵の咲かない夏

新潮文庫
道尾秀介

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。(新潮文庫より引用)


好き嫌いが別れると思いますがファンタジーとミステリーとちょっとグロな作品、清々しいまでに異常な人しか出てきません。前情報無しに読むのがおすすめで、最後まで驚きの連続でした!ちなみに私は好きです。


テミスの剣

幻冬舎
奥田 英朗

豪雨の夜の不動産業者殺し。強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身の驚愕ミステリ。(文春文庫より引用)


冤罪問題を正面から扱った社会派ミステリー。強引な取り調べで生まれてしまった冤罪事件の始まりから終わりまでが『渡瀬警部』の目線で表現されてます重いテーマを扱っていますが、テンポも良くて読みやすく、どんでん返しもあってかなり面白い作品です!


さよなら神様

文藝春秋
麻耶雄嵩

隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うかもしれないが、鈴木の情報は絶対に正しい。鈴木は神様なのだから―(「少年探偵団と神様」)。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させた神様探偵が帰ってきた。(文春文庫より引用)


冒頭で毎回犯人が『神様』によって名指しされるところから始まる異色のミステリーで、いかに犯行が可能だったかと小学生の探偵団が推理していくお話。短編集ですけど全て苦味の残るものばかりです。それから小学生のくせに恋愛がドロドロしすぎ!


僕の光輝く世界

講談社文庫
山本弘

気弱なオタク男子、光輝は進学先の高校でもいじめられ、あげくに橋から突き落とされる。搬送先の病院で絶世の美少女と運命の出会いを遂げた、と思いきや、実は既に失明してしまっていた。美少女は果たして妄想なのか実在なのか…視覚を失った少年が、想像力を駆使して奇妙な謎と格闘する不思議ミステリー。(講談社文庫より引用)


主人公がSFチックな障害を持っている特殊設定ですがサクッと読めるミステリー。ほんとは相当胸糞の登場人物達も、文体がライトなので許せる感じになっています。いじめや障害を扱いながらも前向きな物語が好印象な作品。


黒龍荘の惨劇

光文社
岡田秀文

山縣有朋の別邸・黒龍荘に、山縣の影の金庫番・漆原安之丞に対して恨みを晴らす、という脅迫文が届き、数日後、漆原は謎の死をとげた。調査依頼を受けた「月輪萬相談所」の探偵・月輪は、かつて伊藤博文邸でともに書生として過ごした杉山を連れて黒龍荘に住み込むことに。広大なお邸には四人の妾を含む住人七人と使用人たちが暮らしていたが、警察と月輪たちの監視をあざ笑うかのごとく、彼らは次々と遺体となって発見されていく―史上屈指の残虐事件の裏には、国家をも揺るがしかねないおそるべき謀略があった!!(光文社文庫より引用)


明治期のある良家で発生した不気味なわらべ唄に見立てられた連続殺人事件のお話。物語全体の90%まで差し掛かっても、まだ連続殺人の続く大盤振る舞い、最終章で一気に怒涛の伏線回収はお見事の一言です。


冷たい太陽

光文社
鯨統一郎

「子供を預かった」高村家に突如もたらされた誘拐犯からの凶報。身代金は五千万。父親の謙二は、倒産の危機に瀕する自社の専務や、前妻にも頼むなど金策に奔走。警察も介入し、事態はさらなる混乱の渦に呑み込まれていく。捜査線上に浮かぶ無数の容疑者の中で、人々を翻弄するのは誰だ!?(光文社文庫より引用)


誘拐事件を扱った作品集。ある一つの『騙し』のために全体が組み立てられてるのがいい。展開もスピーディなので、あっさり読めてあっさり騙されるといった感じで楽しい!


死と砂時計

東京創元社
鳥飼否宇

死刑執行前夜に密室で殺された囚人、満月の夜を選んで脱獄を決行した囚人、自ら埋めた死体を掘り返して解体する囚人―世界各国から集められた死刑囚を収容する特殊な監獄で次々に起きる不可思議な犯罪。外界から隔絶された監獄内の事件を、老囚シュルツと助手の青年アランが解き明かす。(東京創元社より引用)


終末監獄という囲われた世界の中で起こる事件を解くミステリー、それぞれは独立した短編ですが、最後は繋がった物語になっています。舞台が監獄ということもあり、なかなか事件が気持ち悪いです。最後の一文には思わず『そっちかいっ!』


模倣の殺意

創元推理文庫
中町信

七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。(東京創元社より引用)


ある男が自殺をしてその真相を別々の男女が調べていくお話。驚くことに書かれたのは昭和46年、今でこそトリック作品が数多くありますが、その先駆けでしかもこの完成度となると傑作としか言いようがありません!真犯人が判明したときには背筋がスッと冷たくなるような感覚がありました。


儚い羊たちの祝宴

新潮文庫
米澤穂信

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。(新潮文庫より引用)


米澤穂信さんの作品をもう一つ、ゾクッとする上流階級のお屋敷が舞台の短編集、怖いのが好きな方にはお薦めの一冊です。知性的な語り口で、残酷で悲しく背筋が凍る結末が導かれるのがゾッとしましたが、あまりに華麗で癖になります。


放課後に死者は戻る

双葉社
秋吉理香子

病院で目が覚めると、冴えないオタクだった僕の見た目は、イケメンの姿に変わっていた。そうだ、教室の机に入れられた手紙で呼び出され、僕は誰かに崖から突き落とされたのだった…… 助けに入ったイケメンと一緒に。 退院した僕は、元いたクラスに転校生として潜入した。
一体、誰が僕を殺したのか? 僕は、僕を殺したクラスメイト探しを始める――。切なさと驚きに満ちたラストが待ち受ける、傑作長編ミステリー。(双葉社より引用)


他人と体が入れ替わった少年が主人公の物語。ストーリーはとても読みやすくて分かりやすい上に、設定もとても面白かったです。ある程度オチは予想できると思ったけどちょっと予想外な終わりでした。若干ファンタジーで楽しく読めましたよ!


スノーホワイト

講談社文庫
森川智喜

「真実を映し出す鏡」をもつ反則の名探偵・襟音ママエは、舞い込む事件の真相は分かるが、推理は大の苦手。ある事件が縁で顔を合わせた探偵・三途川理が、窮地に陥れようと策を練っていることも知らず―。(講談社文庫より引用)


極悪非道でゲスすぎる、でも憎めない探偵『三途川 理』、真実を映し出す鏡を持つお付きの小人とともに異世界からやってきた中学生探偵『ママエ』を窮地に陥れようとする三途川との攻防戦が楽しすぎます!鏡が最強すぎた感はありますが…。


教場

小学館文庫
長岡弘樹

希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨まれれば最後、即日退校という結果が待っている。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。(小学館文庫より引用)


警察学校の生徒達が挫折を乗り越えて精神的に強くなって行く過程を描く短編もの、緊張感溢れるストーリーです。種明かしの後の嫌ーな後味を楽しむタイプの小説でこういうミステリーもいいなと思いました。


神の値段

宝島社文庫
一色さゆり

マスコミはおろか関係者すら姿を知らない現代芸術家、川田無名。ある日、唯一無名の正体を知り、世界中で評価される彼の作品を発表してきた画廊経営者の唯子が何者かに殺されてしまう。犯人もわからず、無名の居所も知らない唯子のアシスタントの佐和子は、六億円を超えるとされる無名の傑作を守れるのか―。(宝島社より引用)


川田無名という画家の作品をめぐるミステリー、美術アートと殺人事件。無名の作品の描写は迫力があって絵の放つオーラが伝わってきました。かなり濃厚で面白い作品です!


がん消滅の罠

宝島社
岩木一麻

治るはずのないがんは、なぜ消滅したのか―余命半年の宣告を受けたがん患者が、生命保険の生前給付金を受け取ると、その直後、病巣がきれいに消え去ってしまう。連続して起きるがん消失事件は奇跡か、陰謀か。医師・夏目とがん研究者・羽島が謎に挑む医療本格ミステリー!(宝島社より引用)


2017年『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作、余命6ヶ月のガン患者が保険金をもらった後にガンが消えてしまった…その謎を解くため医師と保険会社の社員とが奮闘するお話。ラストの急な展開には驚くばかりでした。

【参考:anpo39さんのレビュー】

占星術殺人事件

講談社
島田荘司

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。その後、彼の六人の娘たちが行方不明となり、一部を切り取られた惨殺遺体となって発見された。事件から四十数年、迷宮入りした猟奇殺人のトリックとは!?(講談社文庫より引用)


言わずと知れた名作、事件のトリック・真相はわかってみれば、とてもシンプルなのにそれらを恐ろしく複雑怪奇な物語に仕立て上げる手腕はさすがとしか言いようがありません。


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天使のナイフ

講談社文庫
薬丸岳

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、江戸川乱歩賞受賞作。(講談社文庫より引用)


少年犯罪加害者と被害者のお話で、どちらからの立場からもその視点に立って深く考えさせられる作品です。読み進めるにつれて単純な事件が全く別の容貌にどんどん変わっていく様が気になって一気読みでした!


生ける屍の死

創元推理文庫
山口雅也

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った。この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか。自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか。 (東京創元社より引用)


タイトルから受けるイメージと違って実はコミカルミステリー、死者が蘇るという世界観ながら、ファンタジーではなくガチガチの本格物、なぜ殺す意味があるのか?が重要なテーマになっています。次々に起こる殺人事件と次々に生き返る被害者たち!中々お目にかかれない推理小説です。


火車

新潮文庫
宮部みゆき

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。(新潮文庫より引用)


20年近く前の作品なので時代背景はちょっと古いのですが、本当に面白かったです。クレジットカード社会の闇をミステリーによってうまく浮き彫りにしている重厚なミステリー作品。全ての辻褄が合ってスッキリする感じで素晴らしいです。


スマホを落としただけなのに

宝島社
志駕晃

麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。(宝島社より引用)


個人情報の詰まったスマホを落とすということがいかに恐ろしい事なのかわかるお話。あの手この手で迫ってくる犯人、現実味があるだけにホラーより怖い…背筋が寒くなりました。


私が殺した少女

ハヤカワ文庫
原りょう

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…。(早川書房より引用)


傑作と評されていることに納得のハードボイルド小説、昭和の香りが漂う大都会でやられたらやり返すハードボイルドを素で行く探偵の姿や、続々登場する強面の人たち、誘拐事件の謎、好き嫌いは出ると思いますが、ハマる人には堪らない作品だと思います!あと、タバコをどこでも吸いすぎ!


涙香迷宮

講談社
竹本健治

明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのはIQ208の天才囲碁棋士・牧場智久!いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作る日本語の技巧と遊戯性を極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。(講談社文庫より引用)


このミスやら本ミス大賞などの賞をかっさらっていった『涙香迷宮』、トリックの解明はほぼ蚊帳の外になっていますが、50首もの『いろは歌』が凄いし、いろは歌に隠された暗号も面白い、暗号ミステリ物がこんなに面白いとは!そして日本語の美しさも味わうことが出来ますよ!


罪の声

講談社文庫
塩田武士

京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった―。(講談社文庫より引用)


昔あったグリコ森永事件の史実に基づいてのフィクション、キツネ目の男の真相や警察の内部の事、本当にこうだったのでは?と思わせる内容で、読み応え抜群!とても面白かったです。


おやすみ人面瘡

角川書店
白井智之

全身に“脳瘤”と呼ばれる“顔”が発症する奇病“人瘤病”が蔓延した日本。人瘤病患者は「間引かれる人」を意味する「人間」という蔑称で呼ばれ、その処遇は日本全土で大きな問題となっていた。そんな中、かつて人瘤病の感染爆発があった海晴市で殺人事件が起きる。墓地の管理施設で人瘤病患者の顔が潰され、地下室では少女が全身を殴打され殺されていたのだ。容疑者は4人の中学生。さらに、事件の真相を見抜いた男は、逆上した容疑者のひとりに突き飛ばされ、机の角で頭を打って死亡してしまった……かと思いきや、死んだはずの探偵の身体に発症した、いくつもの“顔”が喋り始め――。(角川書店より引用)


2017『このミス』『本ミス』ともにベストテンに入っている作品、読む度ドン引き白井さん。体中に『顔』が発症する奇病が蔓延しているという特殊な世界観のグロミステリー。万人にはおすすめ出来ないかも…。


黒祠の島

新潮社
小野不由美

「そう―ここは黒祠なのですよ」近代国家が存在を許さなかった“邪教”が伝わる、夜叉島。式部剛は失踪した作家・葛木志保の姿を追い求め、その地に足を踏み入れた。だが余所者を忌み嫌う住民は口を閉ざし、調査を妨害するのだった。惨事の名残を留める廃屋。神域で磔にされていた女。島は、死の匂いに満ちていた。闇を統べるのは何者なのか?式部が最後に辿り着いた真実とは。(新潮文庫より引用)


因習が残る閉ざされた島×民俗学×ミステリ×ホラー作品でお好きな方にはたまらないと思います。登場人物が多くて混乱しかけますが、とにかく続きが気になってずんずん読んでしまいます。ドンヨリじめっとした印象の作品です(褒めてます)。


オイディプス症候群

光文社文庫
笠井潔

中央アフリカで発見された奇病。その奇病に冒されたウイルス学者である友人に頼まれ、ナディア・モガールと矢吹駆は、アテネに向かう。目的は、ある資料を友人の師・マドック博士に届けるためだったが、博士は、なぜかアテネを離れ、クレタ島南岸に浮かぶ孤島「牛首島」に渡っていた…。(光文社文庫より引用)


孤島にある豪奢な館が舞台のクローズドサークル作品、全編に散りばめられたギリシャ神話や哲学的な内容が多くを占めていて読みづらさもありましたが、ミステリーとしては魅力的な作品です。


葉桜の季節に君を想うということ

文藝春秋
歌野晶午

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。(文春文庫より引用)


世の中に横行する悪徳商法がテーマの作品、冒頭の表現によるイメージの植え付けが見事などんでん返しミステリー、180度印象の変わる逆転の鮮やかさはトップクラスだと思います。


幻冬舎
麻耶雄嵩

オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。そんな中での四日間の合宿。ふざけ合う仲間たち。嵐の山荘での第一の殺人は、すぐに起こった。(幻冬舎より引用)


過去に一人の音楽家が発狂、八重奏団のメンバーを惨殺したいわく付きの館『ファイアフライ館』に集まったオカルト研究のサークルメンバー内で起こった殺人。広大な敷地の暗鬱な館、そこに閉じ込められた学生たち…王道的なクローズドサークルもの、作者による大きな仕掛けでダブルパンチをうける作品です。


扉は閉ざされたまま

祥伝社
石持浅海

大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。(祥伝社より引用)


石持浅海さんの倒叙ミステリー3部作の第1弾です。大学の同窓会で成城の館に集まった7人の旧友たち、そこで起こった密室殺人。頭脳明晰かつ冷静な『碓氷優佳』と犯人との息詰まる頭脳戦が繰り広げられます。犯人視点で進むのでどうしても犯人側の気持ちで読んでしまいます。鋭い感覚で人から見聞きした情報のみでじりじり迫ってくる優佳が怖い。


シャドウ

創元推理文庫
道尾秀介

人は、死んだらどうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?(東京創元社より引用)


大学病院の職員とその家族にまつわる事件の話。どんでん返しを食らうミステリーとしても勿論ですが、それ以上に2つの家族の物語に引き込まれて一気に読み終えてしまいました。全体としては爽やかな印象が残る作品です。


密室キングダム

光文社
柄刀一

昭和最後の夏に、札幌で起きた密室連続殺人事件。それは、伝説的な奇術師・吝一郎の復帰公演が発端だった。吝家を覆う殺意の霧の中に浮かぶ忌まわしき宿縁―。妖艶にして華麗、絢爛という言葉さえ似合う不可能犯罪の連鎖に、若き推理の天才・南美希風が挑む。(光文社文庫より引用)


マジシャンの屋敷を舞台に5つの密室が次々と襲いかかります。タイトル通りこれでもかと言わんばかりの密室殺人。密室モノ好きさんには全力でオススメ!1240ページの長編ですが人物紹介などが本編前についていないので、時間を置かずに読み切らないと誰が誰だかわからなくなりますよ。


インシテミル

文藝春秋
米澤穂信

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。(文春文庫より引用)


高額バイトに惹かれた者同士が集められて行われる密室での殺人ミステリー。一人二人と惨たらしい被害者が発生するなかで冷静でいられなくなっていく様子がリアルで怖い、人の本性が表れていくので面白いですよ!


完全恋愛

小学館
牧薩次

第二次大戦末期の福島県の温泉地、東京からやってきた少年・本庄究は、同じく戦火を逃れてこの地に暮らしていた画家の娘・小仏朋音に強い恋心を抱く。やがて終戦となり、この地方で進駐軍のアメリカ兵が殺されるという事件が起こる。しかし現場からは凶器が忽然と消えてしまう。昭和四十三年、福島の山村にあるはずのナイフが、時空を超え、瞬時にして西表島にいる少女の胸に突き刺さる。昭和六十二年、東京にいるはずの犯人が福島にも現れる。三つの謎の事件を結ぶのは、画壇の巨匠である男の秘められた恋であった。(小学館文庫より引用)


内容は一途な男性の恋を軸に、殺人事件が起こって…彼が亡くなる頃、解明というお話。激動の時代を生きた主人公たちの家族愛・恋愛で心温まる物語です。ミステリーであると同時に静かで濃い恋愛小説です。


Another

角川文庫
綾辻行人

奇妙な「二人だけの孤独と自由」を過ごす中で、恒一と鳴、二人の距離は徐々に縮まっていく。第二図書室の司書・千曳の協力を得つつ、“現象”の謎を探りはじめるが、核心に迫ることができないままに残酷な“死”の連鎖はつづく…。夏休みに入ったある日、発見させる一本の古いカセットテープ。そこに記録されていた恐ろしき事実とは!?(角川文庫より引用)


主人公が転校してきた学校で起こる、ある怪奇現象を解決するまでのお話。 ヒロインのキャラクターが魅力的で大分不思議な女の子『三崎鳴』。物語は主人公『恒一』と彼女の2人を中心に進んでいきます。ミステリーとホラーの二重構造で行ったり来たりする感覚のとても面白い作品です!


夏の王国で目覚めない

早川書房
彩坂美月

父が再婚し、新しい家族になじめない高校生の美咲。だから、幻想的なミステリ作家、三島加深のファンサイトで加深が好きな仲間を知ったことは大きな喜びだった。だが“ジョーカー”という人物から【架空遊戯】に誘われ、すべてが一変した。役を演じながらミステリツアーに参加し、劇中の謎を解けば、加深の未発表作がもらえる。集まったのは7人の参加者。しかし架空のはずの推理劇で次々と人が消え…。(早川書房より引用)


ミステリーツアー参加中に実際の事件に巻き込まれていくお話。登場人物みんなが特定の作家にのめり込んでいるという設定にちょっと狂気さえ感じてしまいましたが、予想以上に爽やかで青春的な最後になるのは驚きました。


密室蒐集家

文春文庫
大山誠一郎

鍵のかかった教室から消え失せた射殺犯、警察監視下の家で発見された男女の死体、誰もいない部屋から落下する女。名探偵・密室蒐集家の鮮やかな論理が密室の扉を開く。これぞ本格ミステリの醍醐味!物理トリック、心理トリック、二度読み必至の大技…あの手この手で読者をだます本格ミステリ!(文春文庫より引用)


5つの短編集です。密室殺人が発生し、密室蒐集家と名のる探偵役が現れて密室の謎を解いていく流れはどれも同じですが、密室の種類から事件の内容まで様々でどれも面白い!蒐集家のキャラは弱く、シンプルな謎解きミステリーに徹しています。


衣更月家の一族

講談社文庫
深木章子

別居している妻の潜伏先を察知した男が、応対に出た姉のほうを撲殺―一一〇番通報の時点では単純な事件と思われた。だが犯行が直接目撃されていないうえ、被害者の夫には別の家庭があった。強欲と憤怒に目がくらんだ人間たちが堕ちていく凄まじい罪の地獄。因業に満ちた世界を描ききった傑作ミステリー。(講談社文庫より引用)


3つの一見関係なさそうに思える事件が実は繋がっていたというお話。どんな形で一つの物語として結実するのか楽しみながら読み進めることが出来ます。ただ家系図が出てきて整理してくれるからなんとか理解できますけど、人間関係がなかなかややこしい…。


水族館の殺人

東京創元社
青崎有吾

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。館内を館長の案内で取材していると、サメの巨大水槽の前で、驚愕のシーンを目撃。な、なんとサメが飼育員に喰いついている!駆けつけた神奈川県警の仙堂と袴田が関係者に事情聴取していくと、すべての容疑者に強固なアリバイが…。仙堂と袴田は、仕方なく柚乃へと連絡を取った。あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。(東京創元社より引用)


新聞部『向坂香織』らが取材に訪れた水族館で飼育員がサメに喰われるというショッキングな殺人が発生し…『裏染天馬』が超絶推理とオタクな検証で事件の真相に迫るというお話。シリーズものですので前作の『体育館の殺人』を読んでおくとより楽しめます。もちろん謎の解明はびっくりするものですよ!


あとがき

いかがでしたか?おすすめのミステリー小説をご紹介してきました。


どの作品もドキドキハラハラの展開が楽しめるミステリー小説ばかりとなっていますので気になる作品が見つかれば是非一度手に取ってみて下さいね。